|
1. カーズ
キャラクターの存在感やCGのクォリティーは圧倒的なんだけども。
レースの部分を除けば、田舎町の人情ドラマのようなストーリーが
意外と地味に感じた。
もっとアドベンチャーぽいものが見たかったな。[地上波(吹替)] 8点(2009-12-04 23:36:11)《改行有》
2. 河童のクゥと夏休み
アニメに汗ジトは必要なのか?
やたら多用されているので気になってしょうがない。
いくらなんでもブサイク過ぎるキャラクターデザインに、
前半は一家と河童のユルイ日常が描かれるかなり眠い展開。
しかし後半は様々な社会問題をとりあげたシリアスな展開となり、
いじめ問題など、子供へ向けたメッセージが含まれている。
しかしその分、素直に面白かったと思える内容にはなっていない。
ストーリーはよいが、絵的なアピールは並外れて貧弱な作品。
せっかくの子供の河童も絵柄のせいか、あまり可愛らしいとか思えない。
妹は幼いとはいえ、身勝手な部分が強調されていて、見ていて鬱陶しい。
犬って思ってることとまったく違う演技をしてみたり、意外に腹黒いのだな。
尺はもう少し短ければと思った。[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-06-20 12:12:27)《改行有》
3. 害虫
途中に意味不明なシーンがいくつもあり、最後のシーンまで意味不明、
最後まで見ても、結局何が見せたい、伝えたいのかわからなくて、参った。
まるで好きなように想像してくれと言っているかのようだ。
一貫したテーマのようなものが感じられない。
タイトルも内容と無関係なようで、意味不明。
ある女子中学生の並ならぬ異性関係をのぞき見する映画?
とはいってもいつ行為に及んだとか、直接的な描写は一切ないんだけど。
きっかけを与えるから想像しろというのか。
金が掛かっている所がまったくなく、低予算の極みみたいな映画。
セリフは最小限、音楽は基本的になしという、静寂感はなかなか悪くないが、
ストーリーをセリフを使わず絵だけで説明しようとしているのが、不親切に思える。
ストーリーがほとんどないようなものなので、結局宮崎あおい観賞用映画としか思えない。
それでいいと思えるかどうかで決まりそうな映画。
しかし宮崎あおいと蒼井優は似過ぎていて、なかなか見分けられなくて参った。
もしこの物語が描きたかったのが、家庭環境に恵まれず、やたらと男を惹き付け、
衝動的に行動する少女、だったのだとしたら、ミスキャストではないかと思う。
スタッフの間の意向の対立がこの物語を骨抜きにしたのではないかと勘繰りたくなる。[地上波(邦画)] 5点(2009-03-01 04:08:39)《改行有》
|