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1. かもめ食堂
《ネタバレ》 ゆるくてよかった。のんびりしててね。このゆるゆる感が受けたんだろうね。でも、最後の最後に大繁盛のサクセスストーリーになってしまって、そこは、ちょっと違和感。繁盛しないまま終わった方がよかったんじゃないかなって。[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-10-01 23:45:52)
2. かあちゃん
高評価に水を差すようだけど、ギリギリのところであざとさの方が勝ってしまっている感じだった。もう少し抑えてくれれば素直に感動できるのに。もったいない。全体的に「感動しろ」と押し付けられている感じがしてしまって、かえってしらけてしまうんだ。そのあたり、同じ山本周五郎でも、黒澤明の『赤ひげ』のもっていき方はうまいと思う。[CS・衛星(邦画)] 6点(2007-01-30 23:04:57)
3. carmen.カルメン
ビゼーのカルメンではなく原作者のメリメのカルメン。オペラじゃないから、何のけれんもないし、スペクタクルもない。むしろ暗い。(お色気はあるけど。)確かにはるか昔に読んだ原作は、こんな感じだったような記憶がある。人類学的民俗学的風土的関心からスペインに切り込んでいくんだね。その範囲で、忠実に原作を再現している良作だと思う。[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-01-18 23:38:58)
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