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1. 風の谷のナウシカ
《ネタバレ》 当時中学生で、テレビで金曜ロードショーなどのテレビ番組で観ました。
未来少年コナンや、ルパンのカリオストロの城やラピュタなどの要素をふんだんに含んだアクションシーン、セリフ回しが大好きでした。
宮崎駿先生のアクション演出が大好きなんです。
飛行艇の空中戦はもちろん、一対一の対人戦、戦車などの動きなど数え上げたらきりがないほどです。
そしてテーマもはっきりしていて、娯楽も要素もあり、感動もして、飽きさせず、起承転結で見事に終わる。
音楽もいいし、途中の「ララララララ」のハミング曲も神曲です。あれほど泣かせるハミング曲はさだまさしの北の国からの曲しか知らない。
そんな私も50も半ばです。夜中にふとナウシカを観たくて観て感想言いたくなって書きました。
今でも通用するんですよね。もう芸術なんですよ。芸術は普遍的だと思う。世界中の人が、時代を超えていいと思えるものだと思う。
最後に宮崎駿先生独特の会話シーン「合言葉は」「急いでるのに」「風」「谷!!」という子供二人の掛け合いがクスっとさせるんですよね。世界に誇る日本アニメの先駆け的な映画でした。[地上波(邦画)] 9点(2023-07-12 04:37:19)《改行有》
2. 紙の月
《ネタバレ》 銀行での横領事件ものと知って興味深く鑑賞した。
よく地元の銀行でも年に2,3回このようなことがあるからだ。
たいがい、転勤した後にばれるが・・
いつも思うことなんだが、ばれる前に補填するということは額にもよるだろうが難しいんだろうな。
しかし、ブスで独身の女だったらこういうこともあるかもしれないが、宮沢りえくらいの女性で
立派なだんなさんがいる場合にこうなるのかなと疑問に思う。
最初の女学校の募金のシーンが動機の伏線といいたいのだろうが、どうも弱い。
あの若い男に惚れたからなのか?弱い人(苦学生)に金を与えたかったからなのか?じぶんも豪遊したかったのか?
監督はこの主人公を最後に少しだけ美化させようとしているようにみえた。
でもその監督の思惑こそタイトルのような紙の月みたいになって失敗している。
結局、いつもありがちな、そこらへんの地方銀行でよくある遊興費ほしさの類のとるに足らない事件なんだ。
しかし、銀行での宮沢や小林の緊迫したシーンなど、ハラハラドキドキさせられる場面があって面白かったです。
最後に、小林聡美の存在感がすごかった。彼女が宮沢を見つめているシーンの時、観ている自分が横領した犯人のようになり
ドキッとしたものでした。悪いことはできないものですね。[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2015-08-21 12:01:43)《改行有》
3. かもめ食堂
《ネタバレ》 今までにありそうでなかなかない映画でした。こういう映画を観ると日本映画もすてたものでないと思われる。
ゆっくりと流れる日常になぜか目を奪われる。こんな風に毎日コーヒーやおにぎりを食べてみたい。多分、舞台が北欧ということも目を奪われる一つの大きな要因だろう。
この舞台が日本だと成功しなかったのではと思う。
いちど北欧に行ってみたいな。[DVD(字幕)] 9点(2008-04-09 13:15:14)《改行有》
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