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コメント数 791
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自己紹介 猫と一緒に映画を見ていると、ヤツらは私より先にコイツはクソ映画だというのを察知します。ストーリー展開や伏線回収が怪しくなってくると席を立ってしまうのです。だけどそんなおっちょこちょいな映画にだって良いところはいっぱいあるんですよ。
猫のヤツらは冷酷です。

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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  陽炎座 正直かなりおもしろくなかった。鈴木清順である、というだけで妄想的な画が続くんだろうなぁとか思っていたが、直球勝負だった。鈴木清順としての剛速球ど真ん中。要するに、ほぼ筋なしほぼ妄想だ。 話は70年代の実験映画を商業作品が取り入れたような感じの邦画そのものだが、それを意識させないというか、気にならなくなるというか、どうでもよくなるというか・・・。だけど、所々ドロリとした妙にきれいな映像が目を離させないなど、ものすごいバランスの悪さがこの映画の魅力なんだろう。 何となく、この映画というか鈴木清順が撮る悪夢的な世界観は、悪夢的なSF小説を読んでいるかのようであり、そこに巻き込まれてしまったかのような擬似的な記憶と、現実が現実で良かったような安心感もある。もうちょっとそこにいていやな気分を味わいたかったかったかのような、何とも不思議な感覚がたまらない。 私にとってつまらないものはどうしてもつまらないんだけど、だからといって嫌いかどうかというとそうとも限らない。筋が他愛もないからといって映像、動画としての興味を引かないということでもなさそうだ。[映画館(邦画)] 3点(2009-08-21 21:43:06)《改行有》

2.  ガン・ホー 《ネタバレ》 昔ゼミで観ました。 企業としてではなく、アメリカ人が日本人をこういう風にしか理解していない。このように思っている相手をどう受け入れるかという事での講義。 意外と面白かったんですが、これを観た日本人がどう思うかとかとか全く考慮されてませんね。そうでなければ教材にはならなかったでしょうけど。 日本人からこの意図的な勘違いにつっこみを入れることがいかに無意味かと言うことが分かりました。 なぜならこういう風に見える変な人種という風にとらえられているからです。 自分たちのイメージがこんなじゃないと、日本人の輪の中で相手をバカにしても何も理解してもらえない。 外で普通の人種として見てもらうためには、自分たちがもう少しおかしな部分を少しずつ削り取って、長い間を経て評価が固まっていくということを理解することが肝要と言うことでしょう。[映画館(字幕)] 6点(2008-10-12 00:09:50)《改行有》

3.  風の谷のナウシカ  昔見たときはいたく感動し、その感動が失せることはないと思った記憶が有るのですが、今観ると愛とか平和、文明の定義が現代のそれとものすごくずれている。2013年末に放送するにはその主義は間違った信仰のように人の心を毒す。  80年代的な「アニメ独特の愛」がカルト宗教的な思想を帯びてしまっており現代の認識では、そんなことで何か大きな諍いが解決するわけがないのになと一瞬で理解できてしまう。なぜそうなるのか登場人物達の心情理解に対してなんとなく拒絶感を感じないこともない。  巨大な恣意と暴力で、思い思いに人を蹂躙する。トルメキアの兵士は武装を間違った意識で使うし、それを殺害するテロリズムという最悪の方法で自己実現するサブキャラ達の存在もどうしようも無く不愉快だ。テロリストであるアスベルに至っては、ただ殺人を楽しむ理由を合理的な理由に落とし込めてすらいない。  風の谷の人間は政治や社会構築を見下しているようで、現代の基準の誠実な人間ではとても、ない。そして虫達は虫たちで有り、愛の象徴である理由などどこにも無い。悪意や怒りが原動力の蹂躙や殺戮をする人や虫の気持ちを害しないように、自分を殺害させておもてなしをする気持ちの悪さは七十年前から四半世紀前の日本に蔓延していた、ある種の 破滅願望では無いだろうか。  今の欧米や日本には存在しないこの信仰心は役割を終えた。  一方、非常に安価に手に入るマンガ版はこれよりもずっと洗練された話になっている。当時のアニメ映画に携わる人たちの、主義や教養の限界というものが見えないでもなく、後に主張や寓意を別の作品で昇華させずっと高い完成度に持って行くことが出来たことを見ると、必ずしも宮崎駿が本作のような宗教的諦観主義者ではないのであろうと言う事がわかり、映像メディア産業の病根のようなものが見て取れる。[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2008-07-20 22:45:42)《改行有》

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