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プロフィール |
コメント数 |
27 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
映画において、音楽はとても重要な要素だと思ってます。 |
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1. GANTZ
《ネタバレ》 原作のファンです。GANTZの魅力って、人間の(日本人の、と言う方がより確かか?)心身の描写にこそあると思う。グロさ、エロさ、人の(世間的には)汚い欲求が見え隠れする日常。摘めば、目の前で誰かが地下鉄に落ちたら?そして轢かれた現場に居合わせたら?たぶん自分には助けに降りる勇気はないし、間違いなく「スゲーの見た!」って友達に即メールしてるだろう。でも、写メを撮る程鬼畜にはなれない、それだけはしちゃいけないって何かが囁く。でもその実は非日常を超見たいし求めている訳、要は偽善者。人は、大概の日本人は、手を差し伸べず携帯を離さないだろう。そうそう赤の他人に涙しないだろう。愛国心どころか、隣人愛すらありゃしない。「あぁ…これ分かるなー」って、主人公よりもその取り巻き(通行人に見られるエトセトラ)の言動に、駄目人間として共感してしまうのがGANTZだと思う。痛た痒い所を上手に突いてくるのがGANTZだと思う。日本が作るSF・アクション映画、そしてVFX技術には元より期待はしていない。でも今作は、思いの外、そんなにヒドイ出来ではないと思う。それはそれ、肝心なのは“人間”の心理描写。重きを置くポイントとして、十分に考えて作って欲しかった。「人には役目がある」のでしょう?あれは玄野自身だけのエゴじゃないでしょう?あのおばあちゃんと孫、メリーさんが演じた女性って、何のためにあそこに呼ばれて、そして死んでいったの?時間の、フィルムの無駄でしかなかった気がする。彼女らが生きようが死のうが主人公には関係ないんでしょう?まだ守りたいって意思が芽生えていないし自分のことで精一杯だったんでしょう?簡単に過ぎていく死に、見る人に何かを伝えることができない様な映画では、GANTZとしてはこれ失敗でしょうよ。次回のオリジナル性には期待して待ちたいと思う。[映画館(邦画)] 5点(2011-02-03 19:28:41)
2. カイジ 人生逆転ゲーム
《ネタバレ》 原作のファンとしてはやはり納得できる出来ではない。とにかく利根川の貫禄が至らない。香川照之であっても成し得ぬあの存在感である。(個人的には遠藤憲一が適役と思える)「勝たなくては…勝たなくては…勝たなくては…」かの名言を何故切ったか?地下に落ちる件は不要。全体的に詰め込みすぎで勝負のひとつずつが希薄になってしまった。限定ジャンケンは、あんな前哨戦のようなものではなかったはずだ。光ったのはやはりカイジ役藤原竜也だろう。勝負の最中はいわずもがな、冒頭で高級車を蹴るシーンから、クズっぷりを見事に演じ切った。続編は沼なのか?演者に期待します。[DVD(邦画)] 6点(2010-04-28 18:57:48)
3. がんばっていきまっしょい(1998)
《ネタバレ》 何年経っても色褪せない。学生時代に部活動でも何でも、仲間たちと何かに打ち込んだ青春時代のあった方には必ず響く作品と思う。当時(私の場合)バスケットボール一筋だった私にとっては特に、あの頃に帰れる2時間です。 主演の田中麗奈のごくごく自然な存在感、そこに集う仲間たち(真野きりながまたすばらしい)が微笑ましい。そして「船を降りたら彼女の島」「解夏」にも見た磯村監督の感性と、特筆すべきリーチェの音楽と水面(映像美)の流れに、思わず目を閉じ身を委ねてしまう。社会人となり仕事に追われただ疲弊している現在、色々な面倒に絡まってしまった心を、この映画は梳かしてくれます。[DVD(邦画)] 10点(2008-07-30 12:31:48)
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