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1. かくかくしかじか
《ネタバレ》 幽霊のような仲居、やはり斉藤由貴だった。
チンパン子のくだりはバナナが出てくることが分かっていても笑ってしまいました。
それにしても先生は真っ直ぐだ。
若い頃は分からない。先生の言うことがしつこく感じられて反発して離れていき、
ふと気づいたとき、先生はもういない。あの時、会いに行っていれば、感謝を伝えてい
ればと思っても、すべては後悔。
最後、海岸で先生がお前はもう大丈夫だと去って行く心象風景?はアキコのそうあっ
て欲しいという願望ですね。映画だからキレイにまとめたのでしょう。
先生だったら、最後まで、「毎日描いているか~」「展覧会、一緒にやるぞ~」と言
っているでしょう。
そして、やはり、大泉洋、カブが似合います。[映画館(邦画)] 6点(2025-05-18 22:03:59)(良:1票) 《改行有》
2. 怪物(2023)
《ネタバレ》 自分の理解を超えたモノは「怪物」。だから何とかしないといけない。
母親にとって事件と向き合わずにいる学校。教師にとってこんなものだと思っている子ども。男の子にとって妙に女の子とつるんでいる男子。
それぞれに現実の結末とそうでないものを見せる。
観客も怪物と思う側に引き寄せるための演出がちょっと過剰気味。[映画館(邦画)] 6点(2023-06-04 16:41:43)《改行有》
3. 風立ちぬ(2013)
《ネタバレ》 本作は、飛行機設計に邁進する堀越二郎と堀辰雄の「風たちぬ」を融合させたものとのことでしたが、単に2つの話を合わせたものという印象が残りました。
菜穂子が結核であると分かっても、主人公は生活の軸足を飛行機設計から菜穂子へと移すか移すまいかと葛藤するようなことは全然なく、それぞれ独立したストーリのようでした。いくら昔のこととはいえ、やはり、結核患者のすぐ脇で煙草は吸わないでしょう。ここの違和感は強く残りました。
そんな主人公よりも、高原のサナトリウムで大人しく我慢して一寸長く生きるよりも、多少命は短くなるけれども一番居たい所にいる決意をする菜穂子とそれを理解して応援する周りの人々に共感しました。
この菜穂子は、意志の強さから、同じ堀辰雄の作品でも「風たちぬ」の節子でなく「菜穂子」の菜穂子でしょう。
エンドロールで流れる荒井由美の「ひこうき雲」は秀逸。この映画にベストマッチですね。まるで、タイアップ曲のようです。[映画館(邦画)] 6点(2013-07-25 22:17:00)《改行有》
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