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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. カセットテープ・ダイアリーズ 《ネタバレ》 移民排斥の理不尽な差別をうけているムスリムの父親がユダヤ人を嫌悪… 外見や宗教、性差や所得格差からだけではないようにも思える偏見や差別、人類進化の過程で生き残りをかけて染みついてしまった本能? そんなことを考えながら、流れる曲の歌詞に共感しつつロックと青春と家族愛にほっこり。 母親が生活費のために手放した金のブレスレットを買い戻すシーンにも思わずウルウル。[インターネット(字幕)] 7点(2022-04-24 13:05:07)《改行有》 2. 怪物はささやく 脚本(原作?)の「気取り」がちょっと気になりますが、意外性のない回りくどい展開にしては少年の演技にすんなり感情移入できます。[地上波(字幕)] 6点(2020-11-13 22:01:37) 3. KANO 1931海の向こうの甲子園 台湾の人が日本的と感じる雰囲気みたいなのは伝わってきますが、言葉だけでなくシナリオや演出にも粗さが目立つのでイマイチ現実感が希薄です。もっと感情移入できる物語だと思いますのでちょっと残念。[地上波(字幕)] 4点(2019-01-29 00:02:20) 4. カメラを止めるな! 前半をこらえにこらえて耐え忍んだだけに、観終わった後のこの作品自体のあまりにも高過ぎるコストパフォーマンスが実に爽快でした。監督、次もあまり当たりを気にしないで力まずにお願いします。[映画館(邦画)] 8点(2018-10-16 00:03:07) 5. 帰ってきたヒトラー もう少し華奢な俳優さんだったらリアルだったのに、ちょっと残念。アレクサンドロス、カエサル、チンギス・ハン、ナポレオン・・・生まれた国で彼らが英雄であるように、ヒトラーもドイツで偉人となる日がくるのでしょうか?たっぷりと皮肉が込められたコメディですが、喉元過ぎて歴史を繰り返すみたいな人間のサガにちょっと背筋が寒くなります。[CS・衛星(吹替)] 7点(2018-10-10 21:06:08) 6. 家族はつらいよ2 可笑しさの中にも全編漂う偽善とデリカシーのなさ。世の中こんな人たちでいっぱいといわれればそうかもしれませんが・・・[地上波(邦画)] 6点(2018-06-03 08:51:29) 7. 紙の月 顧客の孫とラブホに行く流れが唐突で物語りにすんなり入り込めない。世間が忘れたころに繰り返される銀行員の横領事件を、少女時代の善意の施しに絡めるのにも違和感あり。「八日目の蝉」のように自己中犯罪者に心を動かされることもあるけど、このヒロインは動機が不純でイマイチ響かない。宮沢りえの演技はナイスでした。[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-12-24 00:14:19) 8. ガンズ・アンド・ストレンジャー 麻薬密売が蔓延る町でドゥテルテばりの主人公が悪党どもをバタバタ撃ち殺していく痛快さを伝えたかったのか、ガンアクションだけは見応えがある。ストーリーはいたってシンプルだけどデフォルメされているのか歪んで見える。「犯罪者の人権」などと綺麗事を言っていられるような環境にない人たちの気持ちも分からないでもないが。[地上波(吹替)] 6点(2016-09-29 17:40:41) 9. カラスの親指 出だしの競馬場での馬券詐欺で期待感も膨らみますが、その後の現実感の乏しい展開と子供だましの詐欺のしょぼさにあ然とします。村上ショージの不自然なセリフも酷かったし、意外というよりも説得力のない最後の種明かしも蛇足としか思えません。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2015-03-29 19:32:17)《改行有》 10. 顔のないスパイ CIAやFBIを絡めた描写に現実感が乏しいため緊迫感が削がれます。オチもちゃんとあって面白いストーリーなので、表現の仕方が効果的ならもっと盛り上がると思います。 [地上波(吹替)] 6点(2015-03-19 23:16:39)《改行有》 11. 風立ちぬ(2013) 主人公と菜穂子のロマンスの思わずウルっとくるシーンと陳腐でお寒いシーンのアンバランス感が印象的です。実在の人物がモデルということですが、マニアックで純粋で行動的で熱い主人公のキャラクターの現実感の希薄さに、ファンタジーではないのに宮崎駿っぽさを感じます。 [地上波(邦画)] 7点(2015-02-22 09:32:21)《改行有》 12. かぐや姫の物語 原作のストーリーは変えずに印象が全く違う作品にしたいという高畑監督の思いは伝わってきますが、誰もが知っている話なので現代風の価値観で脚色されてはいますがあまり意外性が感じられませんでした。絵については竹の子が同じカットでいつの間にか成長している場面や人物のスケッチが背景と一体化したような映像は良かったですが、申し訳ないですが素人には莫大な製作費がかかっているようには見えませんでした。 [映画館(邦画)] 7点(2014-09-19 20:01:43)《改行有》 13. 鍵泥棒のメソッド 現実にはあり得ない物語ですが、細かい所にまで気を配った脚本の面白さと、堺、香川、広末のさり気なくコミカルな演技にラストまで引き込まれてしまいました。サスペンス感、コメディ調、ドラマ性、意外性と全てにバランスのとれた楽しくて面白い作品だと思います。[CS・衛星(邦画)] 9点(2014-08-20 22:28:14)
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