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自己紹介 ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。
「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。
映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。
目指せ1000本!

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ガッジョ・ディーロ 欧州に旅行した者にとってロマはあまり良いイメージはなく、倫理観で相容れない部分が根底にある。もちろん本作はそれを問う内容ではない。母方にロマのルーツを持つ監督なだけに、排他的なコミュニティで暮らす彼らがどんな文化と歴史を持ち、どんな生活をしているかを知るには打ってつけである。ユダヤ人みたいに豊潤な資金も権威もなく、差別と迫害の歴史を感情豊かに音楽に織り込み、笑顔で今を生きていく力強さを感じる。主人公とヒロインを除くロマは本物で、喜怒哀楽を全身で表現するイジドールは演技の域を超えており、アカデミー賞レベルだった。[インターネット(字幕)] 7点(2021-07-14 09:18:49)

2.  ガタカ 《ネタバレ》 特殊効果を抑え、レトロフューチャーな雰囲気が却って味わいがある。努力しても遺伝子の優劣で人生を決められ、不適正者というだけで容疑者にされてしまう社会に対する痛烈な皮肉。それでもいつ正体が明らかにされるかという緊迫感、一つ一つの困難に立ち向かおうとする主人公のドラマが地味ながらも話に引き込まれる。この世界観、如何にもアメリカらしいと思う反面、適正者でありながら銀メダリストで終わり、事故で下半身不随の挫折を味わった依頼者が自殺する対比に、外見・身体能力・経済状況におけるマウントが陰湿で、失敗の許されない不寛容に満ちた某国とダブった。その某国とは言うまでもなかろう。[地上波(字幕)] 7点(2018-06-23 14:53:52)(良:1票)

3.  カラー・オブ・ハート 《ネタバレ》 『天国と地獄』と『シンドラーのリスト』の演出を一本の映画にした印象にも取れるが、 無機質から有機質に移り変わっていく作品の情感を丁寧に掬い取る。 作りものの世界であることを逆に利用して、モノクロとカラーを混在させた映像が美しい。 劇中劇のホームドラマには有色人種が一人も登場せず、"色"が付いた人間を差別するとかなかなか皮肉が効いている。 恐れていた予定調和から外れ、生まれ変わった町は新しい世界を広げていくが、同時に負の要素も持ち込まれるだろう。 それが現実の世界そのものだが、過酷だからこそ、ささやかなものですら美しいと感じられるのだ。[DVD(字幕)] 7点(2018-01-19 20:24:14)《改行有》

4.  カフカの「城」 《ネタバレ》 ◆テレビ映画という制約もあるかもしれないが、今作はハネケらしさを封印し、フランツ・カフカの世界観を忠実に映像化しようとする姿勢が感じられる。非常にクセが強く、読みやすいとは言い難いカフカの小説は、当然、映画も多くの人に受け入れられる代物ではない。活字で読むよりはマシだろう。◆簡単に言えば、測量士Kが仕事で城を訪ねるが、一行に入れる気配もなく、右往左往に冬の城下町を彷徨うだけ。周りの対応にイライラするが、主人公の優柔不断さにもイライラする。ネガティヴな性格のカフカの人生を反映させているようである。そして滑稽。◆未完の小説を映画では如何してに完結させるか? 普通ならオリジナルの結末を付け加えるが、ハネケはそれを拒む。いきなり黒画面を背景に「草稿は途切れている」とテロップを叩きつけて、観客をそのまま放り出すのだ。それを含めての不条理劇として受け止めるか、何を描きたいのか分からない映画として唾棄するか。自分からすれば、その世界観に酔えるほどの感性はなかったということだ。[DVD(字幕)] 4点(2015-06-02 19:25:48)

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