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プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 2018/01.03更新:自分の気持ちに素直になって10点に変更します。なんとなくこういうあざとい映画に10点あげちゃいけない気がしてスカしてたんですが、素直に点をつければこの映画は間違いなく自分にとって10点です。 以下初見のときのレビュー 今年の邦画ナンバーワンはシンゴジラで決まりだという流れの中、突然やってきたダークホース。 あれだけ話題のシンゴジラはいつのまにか置き去りで今や話題になる映画は「君の名は。」ばかり。 (モーニング娘。と同じで「。」がポイント) 新海誠というと「雰囲気の良さが売りで煮え切らない恋愛物の小品を取る監督」というイメージしかなく、この映画にしても予告を見る限り定番の男女入れ替わり物で全然目新しさを感じられなかったので観るつもりはなっかたのですが、しかしこれだけ話題になる(しかも口コミで観客が増え続けている)となるとこれはもう観るしかないという事で劇場に足を運んだわけです。 いやーよかった。 これほんと素直にいい映画でした。 予備知識を全く入れずに観たのもプラスで、予想外の展開に驚きながら映画を観る事ができたのでストレートに映画のよさを味わう事ができました。 新海誠、ダイナミックなエンターテイメント映画撮れるんじゃん! 確かに劇中に細かい突っ込みポイントが多すぎるんですが(あの年齢で3歳違えば高校→中学の年齢なわけで実際に電車で瀧を見た時に外見でおかしいって気づくだろ、とか)、映画的ご都合主義って事で個人的には許せます。 また内容的に確かにいまさら感のあるセカイ系SF(FはファンタジーのF)ですし甘ったるい恋愛物。ダメな人はダメなんだろうな、と思います。(まぁ恋愛物なのは明らかなんで苦手な人はそもそも観に行かないでしょうが、厨二セカイ系だとは予想しませんよね…) でも50年以上生きてて思いますが、何十年たとうが恋愛っていうのは甘酸っぱいものだし切ないものだしそこが素敵なものなんです。 さて、この映画の内容について詳しく書いていくと軽くブログ一本分くらいの内容になるので、あえて今回一つとりあげるなら、声の演者さんのすばらしさ。 10年以上前から、なぜか日本の劇場アニメでは、ジブリにしろ細田守ものなどでも、それがおしゃれだと勘違いでもしてるのか実写映画へのコンプレックスなのか、謎の下手くそが声を当てるケースが多く見受けられ、正直言ってそれだけで観る価値がなくなっているアニメ映画がいくつも製作されてきました。 実写映画で棒演技の素人が主役を張るなどドキュメント映画や企画物でもない限りありえないわけですが、なぜか一部の大作劇場アニメではそういう事が普通に行われているのです。 海外のアニメ、例えばピクサーなどの日本語吹き替えは厳しいオーディションで選ばれているためどの映画も実に素晴らしいのに、なぜ海外物ですらちゃんとやってる事を日本の大作劇場アニメで出来ないのか?と幻滅する事が多かったのですが、この映画ではそんな事は全くなく声のキャストは自然で本当に素晴らしかったと思います。 主演の神木隆之介にしろ上白石萌音にしろ、共に本職の声優ではないわけですが、難しい男女入れ替わりの演技を上手くこなしていて観客を映画に引き込むだけの力がありましたし、長澤まさみや谷花音、それにテッシー役の成田凌など、声優を本職としない人が自然で素晴らしい芝居をしていたのは本当に観ていて心地よかったです。 この映画のヒットを機に「不自然なくらいへたくそな人にわざと声を演じさせる」日本の一部劇場アニメに見受けられる悪癖がなくなる事を切に願います。 それからごく個人的な事ですが、私は新宿の東宝で観たのですが、新宿でこの映画を観ると鑑賞後に道を普通に歩いているだけで話題の聖地巡礼ができるのです。 シンゴジラもそうですが、映画に「よく見知った街並」が出てくるとやっぱり観ているときの気分が違うんですよね。 この映画のヒロインのように「田舎はいやだ東京に行くんだ」と高校卒業後すぐに東京に出てきた自分的には、こういうとき東京に出てきてよかったと何十年たった今でも心の底からそう思います。 何より大事な人と出会えたのも東京での事ですしお寿司。 ビバ東京![映画館(邦画)] 10点(2016-09-26 20:15:34)(良:1票) 《改行有》

2.  キック・アス 《ネタバレ》 映画中に主人公のモノローグでも語られますが、「大いなる力には大いなる責任が伴う」というスパイダーマンのセリフへのアンチテーゼが本映画の最大のテーマだと思います。 「大きな力には大きな責任が伴う…じゃぁ力のない者には何の責任も伴わないのか?」 もちろん実際にはそんな事はないわけで、力があろうとなかろうと、人間が生きている限り何かの責任は常にとらなくてはいけないわけです。 そうは言っても力はないわけですから、責任とか言われてもかなり困るわけですが…人生ってほんとに大変ですよね。 [地上波(字幕)] 9点(2013-10-14 01:27:20)《改行有》

3.  THE GUILTY ギルティ(2018) 《ネタバレ》 緊急通報の電話を受けて…というシチュエーションだけで言えば「ザ・コール 緊急通報指令室」と似たシチュエーションの映画ですし、電話だけでしか相手の状況がわからない、という点では「セルラー」なんかも近いと言えますが、この映画がそれらと異なるのは終始「電話を受けてる側だけの映像で話が進む」という点です。 限定された空間での会話だけで映画が進むという点ではむしろ「12人の怒れる男」あたりに近い映画かもしれません。 いずれにせよここまでシチュエーションを限定した映画は他にあまりないわけですが、この映画ではその状況を上手く利用して終始観客を上手にミスリードし最後まで緊張感を持たせる事に成功しています。 伏線として観客が気になる「翌日の裁判」ですが、最終的に説得するための懺悔として使われるわけですが、正直これはなくても映画としては成立するわけで、もうちょっとうまく映画に絡められなかったのかな…とは思います。 ただ、この伏線があまり上手に話に絡まってくると「お話として創り過ぎ」感が出てシラケる可能性もあるわけで、この程度の処理がいいのかもしれないとも思います。 細かく観ればいろいろ気になる点があるのは他にご指摘してる方の書かれてる通りで、私も観ている途中いろいろ気になったんですが、でも、親権だの勤務体制だの諸事情についてはそもそもあちらの国のお国柄がわからないですし、この事件と並行して赤ん坊の殺人について警察が動いても(少なくともこの時点では)ただの緊急通報オペレーターである主人公は捜査の蚊帳の外に置かれていてるんだろうな、と思ったりしたので、致命的な問題には感じませんでした。 いずれにせよ、90分の短い尺をほぼワンアイディアで見せ切ったのは見事であり、素直に「面白かった」と思います。[インターネット(字幕)] 8点(2021-08-14 02:28:14)《改行有》

4.  キングコング: 髑髏島の巨神 《ネタバレ》 キングコングというと古典的なアレのリメイクなんだろうなぁ…と思い込んでいて全く観る気ははなかったんですが、いや全然別物じゃないですか! 際立つ特徴は監督の演出。 洋画邦画にかかわらずあまり映画では見かけないような映像&演出で妙にかっこよくギャグの演出もキレてるなぁ…と観ている途中ずっと思っていたわけですが、なるほど、最近多い「日本のアニメゲーム大好きです」系の監督さんだったんですね。 そのあたりにインスパイアされたと思しき映像だったからこそ同じものを観て育った日本人の自分的にドンピシャだったんだと思います。 とはいえガスマスクして日本刀を振り回すシーンなんかは完全にやりすぎで「どうなの?」と思ったりするんですが、最近のアメリカ娯楽映画には似たシーンがちょいちょいあるので(例えばゴーストバスターズ2016でのホルツマンのバトルシーン)多分あちらでの流行りなのかな?と思ったり。 怪獣映画として十分に及第点の出来で、端的に面白い!と思いました、はい。[地上波(吹替)] 8点(2019-06-10 19:45:49)《改行有》

5.  キャプテン・フィリップス あらすじだけをしゃべるとほんの数行しかないようなシンプルな話なのに、これだけの緊張感で2時間以上見せてくれる、これぞ映画って感じですね。 ソマリアの海賊はニュースでしか見聞きしなかったわけですが、こうして実話ベースの映画を見ると本当にこの海域を運行する船員さんは大変だったんだなぁ、と改めて実感しました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-10-26 10:58:25)《改行有》

6.  鬼滅の刃 兄妹の絆 なるほど、フジで土曜に放送していた「兄妹の絆」はバルト9で公開されてたもの、そのままなんですね。 テレビ放送版にはない新録音(主に設定を説明してくれる)があちこちにあって再編集にしちゃ力入ってるな、と思ってはいたんですが…納得です。 さてこの兄妹の絆にというよりき鬼滅全般に関してですが、個人的にはなぜあんなにブームになったのか全然わかりません。 確かにufotableの製作だけあってクオリティは高いんですが、この程度のクオリティのテレビアニメは昨今クール毎に1つや2つは必ずあり(つまり年に7,8本はある)、特筆すべきほどのものではありません。 (あくまでもクオリティの話で「面白いかどうか」とは別の話です。要は手間がかかってるかどうか) ストーリーにしてもジャンプで連載される他の漫画と比べても特別に優れている要素はあまりなく「いや他にも面白い漫画(アニメ)沢山あるよね?」と、正直思ってしまうわけです。 (一例をあげれば、鬼滅の前年に放送された深夜テレビアニメ「宇宙よりも遠い場所」は、ローカル局枠の深夜テレビアニメにも関わらず、その年のニューヨークタイムズが選ぶ「世界で最もすぐれたドラマトップ10」に選出されています。まぁ日本のマスコミで報道される事もありませんでしたが、海外ではそういう評価がされていたわけです。) もちろん、鬼滅のアニメとしての出来は優秀だと思いますが、純粋にテレビアニメとして評価したときに「その年放送されたアニメの3,4番手くらい」という評価が妥当かなという作品ですから(実際、ブームになる前、つまり評価がアニメ好き内にとどまってる時期にはアニメ関係の賞をとりまくるなんてことはなかったわけで)特にアニメや漫画関係者やフアンからすれば「なぜここまでヒットしたかわからん」というのが正直なところじゃないでしょうか。 ガンダムやエヴァのような歴史を作った作品とは違い、「よくわからないまま記録に残る大ヒット作になった」稀有な作品だと言えるでしょう。[地上波(邦画)] 7点(2021-09-15 12:47:45)《改行有》

7.  君の膵臓をたべたい(2018) 《ネタバレ》 公開時期としては実写版の後になるのですが、実際の製作開始はこのアニメ版の方がずっと先で、しかもこちらは原作者が脚本に関わっている…という事で、いろんなしがらみのある(無理やりの大人パート挿入で小栗旬あたりを起用したりの)実写版とくらべれば、圧倒的に原作準拠というか原作の空気感を再現した映画となっています。 一方で、結果的に典型的な「ラノベ作品のアニメ化」的な空気を纏うものにもなっていて、オタク向けテレビアニメの劇場版のようなこの作品の空気が嫌いな層には全く受け入れられないような映画になっちゃってるような気がします。 そういう意味では、ぶち壊しの大人パートで大幅減点の実写版にも評価すべき点はあるわけで、トータルとしては「どっちもどっち」な評価になるのかなぁと。 そんな違いのある実写版とアニメ版ですが、両方に共通してるのはヒロインの造り物のようなウザイキャラ造形。 これ、原作でもこんな感じなので、そういう意味ではよく再現してるんですが…でもちょっと…特に序盤はヒキますよね。[地上波(邦画)] 7点(2021-08-15 02:35:51)《改行有》

8.  キック・オーバー 《ネタバレ》 こじゃれ系クライムアクション映画。なんとなくテイストは西部劇風。 気軽に観られる映画のふりして構成や伏線は結構複雑で、たとえば妻の浮気相手の名前を偽名として主人公がずっと使ってたから、最後に造船会社の社長が誤ってそいつを射殺するシーン(現実か妄想か不明だけど)とか流して映画観てたら、意味がわからないんじゃないだろうか? あと、私が見落としてるのかもしれないんですが、結局のところ主人公は何者なの?ただの犯罪者? 一番驚いたのはあの映画用に創作された風刑務所、あれ2002年まで実際にメキシコにあったんですね。 ビバメヒカ![インターネット(吹替)] 7点(2020-07-02 13:35:13)《改行有》

9.  ギャングバスターズ 誰にでも楽しめる(そしてほろりとさせる)素晴らしい娯楽映画。傑作に近い佳作。 いい意味で「しょせんB級娯楽映画(最高)」 この監督について調べてもわからなかったんですが、タランティーノの弟子かなんかですかね? ゾーイベルも出てるし、タランティーノの映画にロドリゲス要素を入加えて、さらにコミック風にして今風にした感じの映画です(長いよ)。 悪党だけどとことん悪い奴じゃないって連中の人情風味を入れたアクション物ってわりとありますが、この映画はそれらの中でも最上級に位置づけできる映画になっていると思います。 おっかっけてくる連中のアホっぽさ、コミックっぽさといったらもうね。 娯楽作というのはこれくらい振り切れた方が面白いだろ、と言わんばかりです。[インターネット(字幕)] 7点(2020-05-22 17:09:25)《改行有》

10.  君の膵臓をたべたい(2017) 《ネタバレ》 原作既読です。 元々ラノベとして書かれた原作は「孤高を気取るただのコミュ障の僕」と「秘密を抱えたクラス一の人気物女子」が仲良くなるというラノベありがち定型フォーマットで書かれた凡庸な小説なんですが、「四月は君の嘘」あたりに通ずる(これもパターンの)「死んじゃうヒロインのお涙頂戴感」が一般にちょうどいいツボを突いた事で、予想外にヒットしたんだと思います。 という事でアニメ映画が先に進行していたところに、人気便乗で後から製作された実写版が先に完成し公開となったわけですが…この実写版は「大人パート」という原作に無い要素を入れた事が作劇的にかなり大きな影響を与えていて、原作を知っている身からすると「あぁこう処理したんだ」というある意味宝探しのような面白さがありました。 というところで主に原作との違いで気になったところを。 まず一番大きな違いは、こちらには大人パートがある事で「彼女は間違いなく死んでる」というのが観ている側にあからさまにわかってしまう点。 原作であれば「死ぬ死ぬ言いつつも実は違う展開もあるかも…」と読んでいる途中で先が読めない感があるんですが、この映画だと前半から死んでるのがあからさますぎますよね。 だからもう死んでるのを前提で映画を観るしかないっていう。 あと彼女が死ぬ直前の「今から全力で事故かなんかにあいますよ」的な撮り方もいかがなものかと…あそこはそれを匂わせないようにして撮らないとだめでしょ。 実際、ストーリーを全く知らない嫁があのシーンで「これ交通事故にあうの?」と言ってましたし。あれはあまりにもセンスがない撮り方だったと思います。 そもそも通り魔の伏線も原作より弱いので、あれそんな伏線あったっけ?くらいの感じになっちゃってますよね。 ラストのまとめ方も大人パートが存在しない原作とはだいぶかわってくるわけですが、映画オリジナルとしてわりとまとまってましたし、特に最後の「君の膵臓を食べたい」は綺麗にまとまっててよかったと思います。 総じてありがちなラノベ原作の雰囲気をそれほど壊さずよくまとまっていたと思います。 後追いのようでいて実は実写より先に製作に入っていて原作者がシナリオに参加しているというアニメ版がさてどうなるか…というところでしょう。[地上波(邦画)] 7点(2018-08-20 00:31:39)《改行有》

11.  キャビン 《ネタバレ》 全く前知識無くこの映画を観る、という幸運に恵まれたため最後までワクテカで観る事ができました。 これほどネタバレ無しで見るべき映画はそうそうないと思います。 過去のホラー映画の存在を踏まえてのメタフィクション映画というものは、本質的には王道ではなく邪道であるのは確かで、そういう意味で高得点をつけづらいタイプの映画ではあるのですが、ただただこの映画は「好き」です。 ラスト直前のシガニーウィーバーが出てきた時のデジャビュ感はすごくて、「あれ、なんだっけあれあれ…そう宇宙人ポール!」と数秒悩んでしまいました笑 あと、この映画のヒロインを演じるクリスティンコノリー、かわいいし体形もエロくてめちゃくちゃ好み! 登場のショーツシーンだけでなく中盤以降ももうちょっとエロいシーンがあれば最高だったんですが…それはこの映画の設定的にビッチ担当の仕事ですから望むべくもありません、残念! てかこの女優さん、全然知らなかったので調べたらこの映画の時点で30歳をとうにすぎててびっくりしました。 ナチュラルに女子大生役やってたのにそんな年齢だったとは! なんのかんの言って一番の魔物は女性なんですね、というお約束を書いといてこのレビューを終わりたいと思いますw[インターネット(字幕)] 7点(2017-12-30 00:24:54)(良:1票) 《改行有》

12.  キャリー(2013) 《ネタバレ》 あれ、意外と評判悪いですね。 一言で言えば、デパルマ版と比べると良くも悪くも普通の娯楽サスペンス映画になっていて、それをどう評価するか…ってとこでしょうか。 ぶっちゃけ「こりゃいじめられるわ…」という空気を全開で醸し出していた前作のキャリーと比べるとクロエのキャリーはかなり普通の子で、その違いがまさにこの2作の違いだと言えます。 原作小説を読んだのはもう20年は前なので小説との比較はできませんが、個人的には前作と比べて普通の人がとっつきやすいライトな本作はアリだと思います。 まぁラストのひび割れシーンはちょっとチープすぎるんじゃないかと思いますが… あと、あんなカラのバケツが落ちただけで死ぬかどうかはかなり疑問なんですが… [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-15 17:58:13)《改行有》

13.  9人の翻訳家 囚われたベストセラー ダンブラウンの「インフェルノ」出版時に内容流出を恐れた出版社が翻訳家を集めて地下室に監禁して翻訳させた…という「実話」が元になっているサスペンス映画なわけですが、この映画が「実話ベース」な事が一番のサプライズでした。 ダビンチコードくらい売れればそういう無茶も許されちゃうんだな、と。 まぁそこからアイディアを得てサスペンスを作るとすれば一番思いつきそうな展開になっていくわけですが、肝心なのは謎解き。 なかなか考えたオチだとは思いますが、うーん、逆に製作サイドがちょっと考えすぎたかな、とも思います。 プロットがまずありきで、登場人物はそのプロットのために設定された、みたいな匂いを感じてしまい個人的にはイマイチ?とも思いましたが、でもまぁなかなか考えられた謎解き?にはなってると思います。[インターネット(字幕)] 6点(2021-11-29 20:46:29)《改行有》

14.  キングダム(2019) 試写会にて鑑賞。 公開前なので今回はネタバレ無しで。 観た感想をひとことで言えば「キングダムを実写化したらまぁこんなもんだろうなぁ…」 それ以上でもなくそれ以下でもない極めて無難な出来です。 ストーリーは、原作を知っている人であれば「2時間の映画でまとめるならここまでだろう」と誰しもが思うまさにそこまでが描かれていますが、しかし2時間の尺ではどうしても駆け足気味の展開になるのを避けられません。 (ちなみにテレビアニメの方では同じ内容が15話つまり約300分でしたからそれを半分以下の時間でまとめてるわけです。そりゃ駆け足にもなります) 結局あらすじを追うだけの部分が多くなり、キャラの掘り下げも不足気味です。 たとえば河了貂はぶっちゃけいてもいなくてもいい程度の扱いですし(橋本環奈の貂はかなりよかっただけに残念です)、楊端和は太モモを晒しながらドヤ顔決めてるだけです(だがそれがいい。とてもいい。) これがやや脇のキャラとなるともはや存在すらよくわからず、たとえば壁あたりになると(劇中で何度も名前が出るにも関わらず)おそらく原作を知らない人は彼がどういう役割の人なのか映画を観てもほとんどわからないでしょう。 このあたり映画の尺的な限界を感じました。 ちなみに個人的に一番よかったのはムタでしょうか。なかなかのムタ感がありました(というかアダモステ感もあって世代的に妙にテンションあがったわけですが) さて映画としては手堅くまとまっていたとは思いますが、だがしかし、これはあの「あの」キングダムの映画化なのです。 マンガ→アニメ→実写映画ときている「キングダム」ですが、メディアが変わる都度に作品としての色がどんどん薄れてしまい、この実写映画に至ってはもはやありがちなごく普通の「大作歴史ファンタジー映画」と化しています。 原作を知らない人が観ても安心して鑑賞できるような無難な出来だとは思いますが、キングダムのストーリーとキャラクターの表面を上手になぞっただけの映画だとしか個人的に思えないのです。 ケレン味にあふれてこそのキングダムでしょ?と。 もっと言えば別にこれならキングダムじゃなくてもよくね?と思えてしまう、重要なキングダム的な何かが決定的に足りてない…僕にはどうにもそう思えてしまってしょうがない、そんな映画でした。[試写会(邦画)] 6点(2019-04-16 02:19:00)《改行有》

15.  キッズ・リベンジ 《ネタバレ》 弱そうな相手に絡んでみたら実はそいつがとんでもないチートで思わぬ逆襲を…系の映画だと思ってたんですが、主人公の彼、そんなにチートじゃありません。 わりかし苦戦します。つか姉があそこで後ろからこなかったら途中で死んでるでしょ。 せっかく「攻撃性向99.5%で治療の見込みのないヤバイ子供」設定なんだからもっとチートな設定でよかったと思うんですよね。 そもそも映画の展開が地味でわりとグダグダです。 たとえば途中で食品を届けにきて殺される女とか、あれはなくても何も困らない無駄なシーンで、映画中にそういうシーンが散見されます。 一方で必要と思われるシーンが不足していて説明が足りない部分も多く、要するに、監督が下手です。 この設定なら相当面白くできたと思うんですが…設定のよさを全く生かせてないっていう。 何より惜しいのが、美人でエロい短パンの義姉の存在です。 せっかく美人でエロいのにほとんどその魅力が発揮されていません。 もったいなさすぎます。 つか、いきなりあんな美人でエロいお姉さんができて同居する事になったら僕だったら確実に寝不足になります。 そっちの方がよほど面白い映画になりそうなんですが…(いやそういうテーマの映画とかも沢山あるけど!) とにかく絶対にもっと面白くなったはずの映画で、本当にただただ惜しい映画です。 6点に近い5点ってとこですね。[インターネット(吹替)] 5点(2020-04-19 18:26:12)《改行有》

16.  キラー・メイズ これどんな映画?と誰かに聞かれたら 「ジョーダンテがトワイライトゾーンの1エピソードとして悪ふざけで撮ったような映画」と答えます。 ビジュアル面ではすごいものがありますが、いかんせん内容が… トワイライトゾーンの1エピソードサイズ、つまり30分以下ならいいんでしょうが、こんな長尺で観るのはキツイですね。 ところで原題は「Dave made a maze」で(本編中にも似たような会話シーンあるけど)綺麗な韻を踏んでるのに、邦題はキラーメイズ。 この邦題はセンスないでしょう、と、そこは指摘しておきたいです、はい。[インターネット(字幕)] 5点(2020-04-11 17:10:49)《改行有》

17.  機動戦士ガンダムNT 色々な作品が乱立するガンダムシリーズの中で都合よくつかわれてきた「ニュータイプ」というあいまいなワードをあらためて福井が再構築するため作品…らしいです。 ガンダムUCの外伝的作品なので、少なくともガンダムUCがしっかり頭に入ってないと意味不明な作品なわけですが、それって公開時明確に語られてましたっけ? とりあえず「ガンダムだから」と気軽に観に行った人が愕然としたのは間違いないでしょう。 作画レベルにしても、OVA(&テレビ版)のガンダムUCと比べても明白に見劣りするわけで、これを劇場アニメとして映画館でかけるっていうのはクオリティ的にどうなんでしょう?? 個人的には「ここはレイズナーのV-MAXの効果音で」とか「ここはイデオンの効果音で」なんていうマニアックな指定は嫌いではないですが、一般的にはそういうこだわりはどうでもいいでしょうしね。 てかエンディングでLISAの歌がかかったときには聴きなれた声にびっくりしました。 あらこいつの主題歌もLISAだったのね…[インターネット(邦画)] 4点(2021-10-19 23:05:21)《改行有》

18.  機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル リアルタイムでガチガチのガンダム世代です。 世代的にスターウォーズや松本零士ブームのリアルタイム真っただなかの世代なわけですが、当時から「ガンダムの方が面白い」と思ってたんですからほんとにガチ。 そんな世代にはドンピシャの当時(とその後出てきた)の裏設定をベースにコミカライズ、さらにそこからアニメ化した作品なわけですが… なんなんでしょうか、この面白くなさは。 たとえば(ファーストではハモンのラル仇討につきあった)タチ少尉とか、フアンが見たらくすりと笑える細かいキャラのオンパレードなわけですが、とにかくストーリー自体が面白くない。 だいじな「遊びの部分」がないんですよね。ただただなんかそれっぽいストーリーを描いてみただけ。 このTHE ORIGIN は富野ではなく安彦良和が(もともと)話をすべて書いてるわけですが、富野と安彦のストーリーテラーとしての資質の差が露骨にあらわれた感じになっていて、残念ながらガンダムではない別の凡庸な何かになってしまっています。 富野ガンダムの魅力は、富野特有のけれん味のある数々のシーン、セリフ、演出にあるわけですから、そういう富野要素がないだけで、ガンダムとは全然違うものになってしまうんだな、と実感してしまうわけです。 安彦は絵はいいんですが、アリオンなどを見ても残念ながらストーリー構築面ではイマイチですから、お話作りに関しては他の人に任せた方がいいんじゃないかなぁ…と個人的には思います。 てか、クラジョウ、アリオンなどこの人が監督したものを観て面白いと思った事がないので、単に僕がこの人の作風を嫌いなだけかもしれません、っていうかきっと単にそうなんでしょうね。[インターネット(邦画)] 4点(2017-12-27 15:44:14)《改行有》

19.  キャビン・イン・ザ・ウッズ 他の方も書いてるように、比較的有名な他の映画の「原題」と同じ「邦題」をつけるとはどういう事なんだ?と。 こっちの原題にはキャビンなんて単語まったくないわけで、便乗商法もここまでくると立派かも…と思わせるひどさです。 内容については点数が物語る通りの低予算雰囲気自己満足映画。 まぁアマチュアのインディーズ映画だと思って観れば腹もたたないかもしれません。 投げっぱなしジャーマン!という言葉の意味を考えさせてくれる本映画ですが、実はこのサイトにも登録のある2017年の「アルカディア」と同じシリーズの映画で同じテーマを扱っています。 当然監督も同じだし出演陣もかぶってます。 そっちと合わせて観ればまた評価が多少変わるかもしれません。 いや大差ないと思うけどな。[インターネット(字幕)] 3点(2020-10-27 16:58:27)《改行有》

20.  桐島、部活やめるってよ 《ネタバレ》 映画のキャラとしてはリアルすぎ、リアルな人物像としてはデフォルメされすぎた中途半端な登場人物がどうでもいい話をダラダラと見せる、見終わった後で「それで?」と思わず突っ込んでしまうつまらない映画。劇中、映画部顧問の先生が「自分の周囲5メートル(10?)の映画を撮れ」なんて言って映画部の子達が反感を持つわけなんですが、この映画はまさにその自分の周囲のみで描かれたドラマも何もないエンターテイメントのかけらもない代物で、そりゃ映画部の子も「君吹く(なぜかラノベ風にタイトルが省略されてるのが笑える」に反感持ちますよね。面白くないもの。おそらく、その映画部の部員の気持ちを証明するためにあえてつまらなく撮った映画なんでしょうね。いっちゃなんですが、自分が普通に暮らしていても周囲にもっとドラマはあります。映画の中で描かれるドラマが、リアルな自分の暮らし以下のダイナミックさしかないってエンターテイメントとしてダメでしょ。[CS・衛星(邦画)] 3点(2013-12-30 21:32:41)(良:1票)

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