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プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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1.  CUBE ZERO<OV> 《ネタバレ》 政府の要員のような一味が出てきたときはさすがに、 (出たっ!) 出すか普通?とも思ったのですが、 逆にあの漫画っぽいいかにもな役人は悪くはない。 「SAW」のような鍵を飲んだ男を掻っ切るというシーンがあったり、 もう全体的には「SAW」のそれも2に近いものがある。 「SAW2」を観たときに「CUBE」に似た感じだと思ったのですが、 あれは犯人のSAWと刑事の場面と地下のトラップ(CUBEみたいなの)の、 場面の組み合わせがうまいこと最後に組み合って面白かった。 たぶんCUBEの製作者もそれならSAW2をやろうか(爆)と、 そう思ってしまうくらいよく似た作りになっています。 そんな風に見ていくと意外と面白いのですよ。 いつもどおりのCUBEのワンパターンの中に、 どこかクラシックな感じの演出に内部の職員。 このふたりのうちひとりつまり主人公が監視カメラで気になった被害者の女性に興味。 予想通りにトラップ内部に入り助けようとするんですが・・ さらに上層部がかけつけるからCUBEの本当のファンはそこまで見せなくてもとは思いますよね。 この監視カメラのあるコンピューター室の場面と、 トラップでもがく被害者たちの場面が「SAW2」とよく似た構成。 どちらがえぐいか? いやぁ・・私はホラーはわりと平気なのですが、 SAWシリーズは大丈夫でしたしCUBEも2も大丈夫。 しかしどれと比べてもこのZEROが一番気持ち悪かったなぁ・・ 塩酸みたいな気化液体に溶けてゆく人体は気持ち悪いこと! 何か食べながらは観賞しないほうがいいです。 [DVD(字幕)] 6点(2006-09-21 07:17:25)《改行有》

2.  疑惑(1982) 《ネタバレ》 コレは面白い! やはり松本清張のサスペンスはわかっていても面白い。 昔観た「鬼畜」「天城越え」もまた観てみよう。 そして最近見直した「砂の器」といい、 同じパターンだった・・ このあざとい演出は野村監督の技なのか原作からくるものなのかは不明。 今作はコメディかとも思わせるくらいの法廷劇が見事に笑える。 計画的な殺人容疑者桃井かおりの無計画さも見事だが、 弁護士役の岩下志麻の事務的なそっけなさは、 かっこいい~と見ほれてしまった。 保険金目当ての殺人容疑事件を当事者発見者、 報道側裁判側そしてお得意の容疑者の過去に至るまでの描写、 どれをとっても見事で飽きることがない。 桃井の親友であるチンピラ役の鹿賀もはまりすぎ。 エンディングは黒澤明の「悪いやつほどよく眠る」のような感じで、 真実は一体どこにあるのかないのか・・ その後味は不気味なものでも嫌悪感を覚えるものでも爽快なものでもなく、 なんともいえないしたたかさがある。 大人のサスペンス娯楽といっていいだろう。 私は邦画はあまり観ない方だが清張に代表されるサスペンスは、 洋画より地域の細やかな描写が親近感を感じるしテンポも悪くはない。 法廷モノでこれだけ笑えるドラマは珍しいだろう。 ワインを岩下にかける桃井のシーンも見世物。 そしてクライマックスの松本清張のお決まりシーンの、 それは言えない・・シーン。 またかと思いつつこれが楽しみ。 今作では泣きを誘うまでには至らなかったが、 感動作というのではないので仕方がないかも・・ しかしそれでもその真実が明かされたとき、 脚本のうまさや演出の見事さに深いよなぁと感心してしまう。 [DVD(字幕)] 7点(2006-09-21 07:09:51)《改行有》

3.  キリング・フィールド 《ネタバレ》 このエンディングはどうでしょうか? 後半にはアメリカへの批判的な演出がされていて、 このままゆけば問題作としてもしかしたら賞も取れなかったかもしれない。 けれども私は感動よりも突き放したままの社会派を選びます。 イマジンの曲と再会の抱擁・・ その手前で終わってもよかったのではと思うのです。 テロや戦争のたびにイマジンは流れますが、 そのような目的のためにイマジンは作られたのでしょうか? ただの理想主義の正直な独り言のイマジン。 マルクスとレーニンが違うように、 夢の国は現実ではないことはできないからわかる。 そうとれば戦争のたびに国の利益を奪い合い、 それが何にもならない理想郷というイマジンが流れるのがわかるような・・ 前半にポール・マッカートニーの曲も少し流れますが、 アレはもう少し長くした方がいい(爆) 「フルメタル・ジャケット」を思い出しました。 戦争映画は結局はアクション娯楽も入っているからみんなが観るのです。 そして時代が安定してくるとまた逆にメロウな展開もほしくなる。 S・ジャンバーグの授賞式も後半に演出されますが、 主役であろう彼を演じる俳優がイマイチ弱い。 「ミュンヘン」のエリック・バナより地味(苦笑) 役としてもマルコビッチのほうがよい。 だからラストの抱擁に違和感があったのがマイナスなんです。 もっと原作者役の彼への演出がうまくされていれば・・ アメリカの懺悔ともとれるこの作品はイギリス映画というのも面白い。 作品の感じは「地雷を踏んだらさようなら」「ミュンヘン」 といったところでしょうか。 周りが敵だらけで自国もしっかりしていない。 だから狙われる弱い国・・ 日本はよいなぁ。 日本で言えば昔の戦国時代のような不安定な国が、 まだ近年に存在していたのですね。 そしてそれは戦争でもあるしテロでもあるしまだ続いています。 大きな国に負けたことで日本は平和という権利を手に入れたのです。 [DVD(字幕)] 7点(2006-04-23 13:30:42)《改行有》

4.  ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 どことなく自分勝手に「リバーランズ・スルーイット」みたいな兄弟愛ドラマを期待していたので、 いやコレは違うこれは家族団結のドラマで朴訥であり暗い現実と裏腹にコミカルな作品だ。 そういえば「サイダー・ハウス・ルール」もそんな感じでした。 あともうひとつグッときたのがあの人が死んじゃうとき。 前触れもありましたがその場に居合わせたのがデカプリオだというのも・・ この子供はふたりの死を見てしまうんですよね。 弟がああなってしまったのもそのトラウマからかもしれない。 わめいたり大笑いしたりという演技が印象的なのですが、 実はデカプリオの演技の中ではデップとルイスがいい仲で、 それを見守るときの自分のことのような嬉しそうな表情。 そういうちょっとした演出がいいんです。 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドクの恋人も出てたし、 そして同じ映画でマーティのパパ役をやっていた葬儀屋、 あのパパに似てるんだけれども・・ 最後が放火という演出では「母の贈り物」を思い出しました。 ここらはちょっとやりすぎかなぁ・・ 全体的には暗い題材ではあるのに淡々とした素朴な映画になっている。 そこが物足りないし逆に言えばいい作品なのかもしれません。 [DVD(字幕)] 7点(2006-04-02 13:01:18)《改行有》

5.  CUBE2 《ネタバレ》  現時点では同じような筋でしかも予想通りのCUBE2は、 普通に娯楽サスペンスとしてはこの普通な採点です。 CUBEとの大きな違いをあげておきます。 立体感がないことですね。 CUBEのときの立方体の高さが表現できていないので、 全く平面的でした。 ここは大きなマイナスですからこのCUBE2はもう観ないでしょう。 意外にも面白かったけどそれだけ。 もしかしたら全くの平面になっちゃうほうが怖いかも。 1次元とか2次元とか怖くはないですか? この4次元はある意味では全く怖くはなくコメディです。 バック・トゥ・ザ・フューチャー2でドクが黒板に説明してた図を思い出しますよ。 時間のねじれはCGで作っちゃつまらないでしょう。 わかりやすいんだけれども難解にさせてるだけの確信犯みえみえ。 セイコーの時計をいくつも集めては自分の存在を確認する男が面白い。 あの数字の解き方はただの偶然だからみんな1のように計算なんか不得手。 1でもややこしい計算をやろうとしてそれがただのあがきでしかなかったこと、 そこがまた難解な面白さと単純なオチだったんですが、 2ではそのややこしいことすらわかっていても兵器のような危険性。 こっちのほうが惨殺度は高いのに全然怖くはないのはなぜだろうか。 ジャンルでいえばサスペンスでもあるしホラーの要素も入れなければつまらないのに、 怖くはないダンジョンというのも致命的であります。 でもコメディとしてみたからまあまあでした。 無差別に墓場に放り込まれた1はもしかしたら失敗作です。 映画では大成功ですがダンジョンの製作者はこれを教訓に2を作った。 まあこれのほうがラストはひどいよね。 (閣下)という言葉がでてきたところでやはり、 政府が作った公共墓場なのでしょうが、 2のラストが1のあの白い景色の向こうかどうかはわからない。 もしそうだとすればあの1の生還者はまず生きてはいない。 もし未開発の旧式のままのダンジョンならば外も未開発だから逃げられたかも。 私は予想通りのラストなんかよりもあの1の結末の男がどうなったかのほうが気になる(苦笑) あいつにとんでもない冒険をやらせるのも外伝みたいな感じで面白いと・・ [DVD(字幕)] 5点(2006-03-05 10:33:25)《改行有》

6.  CUBE 《ネタバレ》 かなり前に話題になった作品ですね。 「CUBE」と「ソウ」とどちらが好きかという問題かも・・ それまでが難解なくせに終わったあとのオチに、 爆笑ものの疲労感を感じる「ソウ」は「ユージュアル・サスペクツ」と同系。 こういう系に腹がたつひとは「CUBE」のほうがいいかも。 「CUBE」はどちらかといえば「未来世紀ブラジル」の虚脱感です。 そしてラスト以外はわりと誰でも楽しめる「ポセイドン・アドベンチャー」です。 外はどうなっているのか? その問いかけは入れられた登場人物より観客の方がさらに大きくなります。 誰が作ったか何の目的で? そんなこともどうでもいいというならば、 その向こうは何なのか? あの人が生き残ったことに逆に恐怖を感じませんか? あの人が何を見たかもわからないですが、 絶望感と恍惚感の入り混じった顔を見れば、 それまでの彼の行動からしても一人でいられない。 要するに何も出来ない人を置き去りに生かしたのです。 それを考えると製作者側はかなり意地悪です(爆) 「ショーシャンクの空に」の社会に復帰できず死を選んだ老人。 「未来世紀ブラジル」の裁判にかけられるオチを思い出した・・ あの白い空白の風景がその向こうにもキューブが果てしなく続くようにも思えるし、 それともただ本当に何もない世界かもしれない・・ コメディに出来たらば孫悟空の釈迦の手だということでいいのですが(笑) そういう風な世界かもしれませんね。 だから神格化された作品なのかもしれません。 「未知との遭遇」の特別版のような神がかりな世界も思い出したし。 私としては中途半端な後味だったので、 あの白い世界よりももっと嫌な世界も見たかった。 彼の足元には上から落ちてきた彼女の死体とかが転がってたり、 その向こうはあの白い世界でもいいので・・ そうすれば(無駄だよ出られない)と何かが言ってるように見えるでしょう。 そうすればかなり絶望感のある救いようのない後味で、 はっきりしないラストよりもすっきりできたかもしれないなぁ・・ [DVD(字幕)] 6点(2006-02-28 09:46:06)《改行有》

7.  キッド(1921) 《ネタバレ》 チャップリン映画も観ないといけないなぁと初めて観ました。 人気の高い作品から選んだつもりなのですが、 こういった人情コメディは子供時代か年を取ってからのほうが、 純粋に観られるのかもしれません・・ 「オリバー・ツイスト」がカルピス子供劇場みたいだったのでどうかなと思いましたが、 こちらの作品の方がよかったことは確かです。 トーキーも苦にはならないし紙芝居に音楽がついた感じ。 なにより音楽がとてもよかったです。 でもそんなに心の琴線にはふれなかった・・ この作品の評価としたら人情もの感動作というよりも、 コメディのセンスがとてもいいなぁとほのぼのしました。 笑えて残るコメディがたくさんあり、 独特のかくかくした早い動きがまたよかった。 特に好きなシーンがチャップリンの夢のシーンです。 後半にファンタジーになる世界なのですが、 ああもしかしたらこの飛ぶシーンが世界初のワイヤーアクションなのかもと(笑) とにかくほのぼのとしていてかわいい映画で観やすいです。 チャップリン入門編にはよいかもしれません。 しかしどうも作品自体がいい話だけで都合よく終わってしまい、 感動して泣き笑いがおきるところまではいきませんでした。 [DVD(字幕)] 6点(2006-02-15 10:51:31)《改行有》

8.  キング・コング(2005) 《ネタバレ》 オリジナル初期作に一番忠実ということで、 白黒のオリジナルを3回も観たのでした。 しかも最終的には目頭が熱くなるほど感動していたのです・・ 期待はふくらみ近所で一番大きい複合型ではないホールに行きました。 しかも前から2列目です。両目に画面がいっぱいに広がります。 お話やセリフはまるっきりオリジナルのキング・コングとおんなじです。 もとは100分ないような短い作品なのですから、 いかに人間ドラマ(船員とか必要はないと思う)に時間を割いているか・・ 島に上陸してからも船員のいざこざは続き・・ 恐竜の場面も含めてなにか違和感を覚えました。 これって・・「ロスト・ワールド」ではないよね?? もちろんもとのキング・コングも恐竜は出てきますが・・ この出し方この作りは・・あちゃー!ロスト・ワールドだよ・・ 思い出せば「ロード・オブ・ザ・リング」あれをテレビで観て楽しかったでしょうか。 こういう種類の映画は大画面で観るのが前提なのです。 ではなぜあの白黒のキング・コングはテレビで感動できたのか・・ 白黒を見慣れていないからテレビ画面でも観られるのだと思います。 このカラーで劇場でしかも最前列で観たキング・コングは、 実は感動はできなかったのです。 ・・なんでだろうか? やはり時間が長すぎて島に上陸するまで疲れたのと、 ようやく上陸してから恐竜映画「ロスト・ワールド」になっちゃったところ。 あとは主役ふたりが私はイマイチだったこと。 コングの顔がまるでヨーダのような細かいCGだったこと・・ 恐竜のCGが色がまるわかりで景色から浮いていたこと・・ 最後の感動シーンがくどかったこと・・ といっぱい不満はあるのです。 でも最終的には観て損はなかった。 たぶんこの監督がめちゃくちゃこの作品のファンだったんです。 そういう愛があふれていてそれがちょっとくどかった。 いい意味ではそれが痛いほどわかってちょっとひいてしまった。 登場人物でも映画監督が出てきますが、 全役者の中でジャック・ブラックが一番よかったと思いました。 この人の表情を通してピーター・ジャクソンの愛が見えてしまった。 お金を映画で稼げれば自分が撮りたかった映画が撮れる・・ そのとうりの作品だと思いました。 [映画館(字幕)] 7点(2006-01-20 05:08:17)《改行有》

9.  キング・コング(1933) 《ネタバレ》 突っ込みどころ満載! 展開が速すぎておかしすぎる強引さ。 ストップモーションアニメーション。 レイ・ハリーハウゼンのカクカクした動き、 ヒトコマヒトコマを秒撮りする手法なんですが、 この動きが好きなのでシンドバッドシリーズは好きです。 そのハリーハウゼンが影響を受けたのが本作「キングコング」 まずはその愛らしい動き・・ 人間だと格闘になるのがいやなんですが(プロレス系は苦手) これを恐竜やキングコングがやったら、 もうおかしいというかかわいいというか愛らしいとなります。 まあ白黒なので細かい残虐性はわからずそれがよいのかも。 ただしコングのアップの顔は白黒だと不気味でした~! 次に評価できるのがカメラワークです。 こんな古い時代にうまいこと撮ってるなぁと感心。 合成の色違いはおいておいて、 高いところや広い場所を当たり前のように臨場感たっぷりに描いている。 そして最大に評価したいのは緩急の見事さ。 冒頭からテンポよくおかしいセリフ&場面で笑えて、 島に上陸してからのドタバタ劇が冒険映画のお手本のような楽しさ、 そして本土に上陸してから大袈裟なほどの面白さ、 ラスト付近最大の見ものがエンパイアステートビルの有名なシーン。 そこだけわずかにゆっくりと時間が流れているようで、 この映画って・・単純な冒険パニックだとバカにして見ていなかった、 そんな自分が恥ずかしくも感じたくらい感動しました。 ・・たぶんカラーで丁寧に作られた最新作を観たら泣くでしょう。 でもこの最初の作品を見てよかった。 この作品がなければ生まれていない正月映画ですから。 ピーター・ジャンクション監督はこの作品を観て監督業を志したらしいです。 もしまだこの最初の作品を見ていない人で最新作を見ようと思ってる方は、 このオリジナル版をぜひ見てほしいと思います。 100分ほどの短い作品ですが、 リメイク版はこの原作を忠実に再現しているらしいのですから。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-23 14:15:06)《改行有》

10.  気狂いピエロ 《ネタバレ》 逃亡するという緊迫感もないだらだらとただ旅を楽しむようなふたり、 そのやりとりについてゆきかねてイライラしちゃいました。 男が60代くらいの老紳士で女が少女という設定ならば違和感もなかったのですが・・ とにかく女性があまりにも幼稚です。 無垢とか純粋とかの種類ではありません。 言葉をかわしてゆくのも文学的なものは感じましたが、 共感できないから全然面白くはないのですよ・・ 有名な芸術作ですがとにかく合わない世界なので仕方ありません。 「俺たちに明日はない」のほうが全然良かった。 ゴダールはかなり後世の映画に影響を与えているはずなので、 もうひとつ有名な「勝手にしやがれ」に期待したいです。 フランス映画は苦手で数は観ていませんが、 トリュフォーはなんとかついてゆけるのです。 トリュフォーが観れてゴダールが観れないのもなんですし(種類は違うかもしれないけど) さて、この作品の良かったところをあげてみましょう。 ギャングの女が主人公の男(ピエロと呼ぶ)と逃亡の旅に出るのですが、 彼女の家から車で出てゆくまでが(ほんとに前半だけ) 演出からセリフ回しから全て良いです。 特に車のシーンなどは真っ暗の中に車と正面の男女が浮かび、 対向車のライトのような効果演出です。 最初のパーティ(と思う)のシーンも会話するカップルによって、 色使いを変えてみたりとこじゃれています。 そして一番面白いなと感じたのが、 ベッドで撃たれて倒れている男を背景に、 女はビール瓶を握り冷蔵庫の開けたドアの後ろに隠れます。 主役の男と組んで2人目のこれから部屋に入る男を殺すのです。 この展開が1カットで撮っている(と思う)ことが不思議な新鮮さでした。 舞台劇のような面白さはふたりが逃亡してからなくなりました。 会話していくうちに女性のほうにイライラしてきたのも確か。 前半のテンポと演出が続けばなぁと思いました。 [DVD(字幕)] 4点(2005-11-21 00:03:51)《改行有》

11.  キッド(2000) 《ネタバレ》 かわいい映画ですね! 最初は「そんなアホな」と映画の世界に入っていけなかったのですが、 ブルース・ウィリスが子役と息のあったコメディをするシーンが面白く、 たいくつもせずに観ていましたらば・・ ああこれは自分探しのトラウマ映画なんだなぁと真剣に見出しました。 音楽がバック・トゥ・ザ・フューチャーみたいな感じで、 しかも内容もよく似ているんですよ。 最期の方ではまた・・感動しちゃって泣けました。 ただしちょっと子供向けすぎな感がありました。 よくも悪くもディズニーだなぁと。 あともう少し押しがほしかったかな・・ でも全体的にライトでコミカルでさほど重くなくていいです。 特によかったエピソードが(ブルースの目の痙攣のワケ)ですね。 犬を飼わなくなったわけもいいです。 ラストのどんでん返しがなければこの映画はまた違ってきます。 おそらく私的にこのラストがないとただのファンタジーで終わります。 あのファミレスからのシーンはなかなか面白いですよ。 この映画だからできる発想にはついていけないんですが、 それでも許せますね~! バック・トゥ・ザ・フューチャー(特に後半)とE.T.(まあ子供の自転車のシーンですが)と、 合わせた現代版自分探しファンタジーです。 [DVD(字幕)] 7点(2005-09-23 12:39:06)《改行有》

12.  きのうの夜は・・・ 《ネタバレ》 恋愛映画・・見ないほうです。 でもこの作品は共感できるところが多くなかなか面白かったです。 なんと私はD・ムーアを作品で見るのは初めてで、 こんなに東洋人っぽかったんだとびっくり。 日本人で美人系にいそうな感じです。 あとR・ロウの作品も見たことがなくて初めてづくしでした。 憎めない顔ですねぇ。 ブラピにも似てるしアイマール(サッカー)入ってるしボバン(これもサッカー)入ってるし、 でもそんなに男前でもなくでもやっぱ、若かりし日のG・マイケル(Wham!ね)入ってる。 全編に青春恋愛ものっ!という感じの音楽がバシバシ流れて、 ちょっと安っぽい気もするんだけれども、 細かいところに共感できるものがちりばめてあり(ふたりでヘッドフォンをつけてるシーン) (デミが居候し棚に自分のものを入れようとしたら当たり前だがロブのものが入ってた) ほとんどの人は共感できるところがいくつかあるはず。 どちらかといえば男が神経質できれい好きで、女が大らかで大雑把。 このふたり逆ならもっとスムーズだったんじゃないかな? でもそれでは映画にはなりませんね・・ これは脚本がうまいんだなあと感心しました。 最近流行のキャピキャピしたラブコメでもないし、 嘘のように作ったラブファンタジーでもありません。 平気でエロいセリフもいっぱい出てくるしロマンチックには程遠い。 セリフもいやらしさとかさえ感じないリアルな等身大さがあります。 そして所帯じみたことをしてるのにままごとのようでおかしい。 そしてふたりの恋愛の他に同姓の友情もうまく描けてる。 女ふたりのうちひとりに男ができればこうなるなぁとうなづけます。 恋愛中の人にぜひ見てもらいたいですね。 ただし後半男のほうがちょっとうっとおしいかも(苦笑) ラストもほんの少し背伸びして爽やかな後味になっています。 私が想像した設定は男はA型気質で女はOかB型気質だなぁ・・ [DVD(字幕)] 6点(2005-07-17 06:38:30)《改行有》

13.  キャプテン・スーパーマーケット 《ネタバレ》  本作ではいきなり奴隷のように繋がれています。 決闘の邪魔をしたんだっけ??アーサー王とヘンリー王の・・ (アッシュが邪魔をしたのかヘンリーかはて??) とにかくアッシュは誤解されて魔物のいる穴に落とされます。 預言者のような老人がアッシュのチェーンソーを井戸に投げると、 アッシュの前作でおなじみの切断された腕にチェーンソーがドッキング! この瞬間、(なんでB・キャンベルが人気あるのかがわかった)かっこよすぎ! まあシュワちゃんやスタローンのアクションが大好きなら見て損はありません。 アクション嫌いの私も本作の切れのいいコミカルなアクションはお気に入り。 決めポーズに決めセリフがかっこよすぎておかしい。 中世だから騎士の像で義手を作ってくれるんですが、 その銀の手を入れたアッシュ「いかすぜ!」とまた決めポーズ。 T2のシュワちゃんかい?? 未来から来て魔物を倒して使者あつかいなんですが、 死者の書を手に入れないと現代に帰れない。 そしてその書は国にとっても必要なのです。 これを・・とアッシュに聖衣(だろう?ライミ?うれしいよ)を渡す女性を断わる。 そこに怒りのビンタ・・アッシュまたまた突然「ほれたぜ」爆笑! いざゆかん死者の書を求めて冒険の旅へ・・ 謎のじいさん(預言者か賢者?)が呪文を何度も教えるので、 「何回も言うな、もう覚えた!」とアッシュ・・ この呪文を忘れて大変なことになるのが本作の見所。 風車小屋で鏡を割ると破片に映ったアッシュが小人になり、 これはガリバーのパロディでおおいに笑えます。 笑いどころを全部書くところでした、自粛! ライミ監督と私の見る映画の趣味が合いそうで(笑)うれしいです。 最近見始めたレイ・ハリーハウゼン特撮のSF映画へのオマージュは、 飛ぶ死霊怪鳥に始まりCGなしの骸骨軍団! この動き方がギクシャクしてほんとにいいんです。 ただし人間が入ってるものもあり(それは死体が新しいという解釈をします) 洞窟に車を隠すバックトゥザフューチャーネタはまた懐かしい。 タイムトラベルとホラーが合体した楽しい成功例。 [DVD(字幕)] 7点(2005-07-01 09:40:43)《改行有》

14.  キングダム・オブ・ヘブン 《ネタバレ》 見終わった後、3時間は越えているなと思いましたが、そんなに長くはなかったようです。 歴史モノは我慢して楽しめるのですが、これはきつかったです。 「トロイ」のほうが面白かった。たとえ理不尽であり結果がばからしくとも・・ この作品を娯楽大作と楽しめるでしょうか・・ 最後のほうでようやく、司祭が「この場だけイスラム教に」と言った瞬間、 面白いんだけれどこういうの遅いんだよと思いました。 ガチガチの真面目な映画だった・・ 風刺とかじゃなくストレートに作ってて、面白くないのです。 私もオーランドが出ていなければ見に行かなかったけれど、 アップの多すぎでこの点は唯一の娯楽なんでしょうか・・ 昔の史劇ばかり最近見てきたので、やはり役が物足りない。 昔の史劇ではあちこちの土ぼこりで馬や兵士が見えないのが難点ですが、 それが本当の臨場感というものだと納得しました。 あと、エルサレムに入るまでがあまりにもたいくつで、 アクション過多がよけいにそう思わせました。 よかった点を書きます。 史実に基づいているので、やはりサラーフッディーンはとても魅力的でした。 それと、エドワード・ノートン演じるエルサレム国王。 まあ平和が一番ですからこのふたりがよいのは当然ですが、 やはり国王たるものはこういう人格者でないと・・ 「トロイ」の王様も人間的に好きですが聖職者のようではなかったです。 こういう時代のあまり触れたくない(特にハリウッドは)十字軍のことを、 真面目に映画化したことは素晴らしいとは思いますが、 もう少し映画としての娯楽性を考慮してほしかったですね。 派手な戦闘シーン、豪華な建物、それもまた娯楽ですが、 私の思う娯楽とは脚本の娯楽がたりなかったんじゃないかと・・ 身を固くして見続けると結構くたびれますからね(笑) [映画館(字幕)] 5点(2005-05-20 04:22:20)《改行有》

15.  君がいた夏 《ネタバレ》 こういう自分探しの旅みたいなストーリー好きですね。 ジョディ・フォスターが主人公の男の子の初恋の人だったのね。 彼女はどんな役(汚れ役でさえ)でさえ、理知的で清いイメージがあるのですが・・ 男の子から見た初恋の年上の人、ぴったりです。 主人公の青年がスランプに陥り立ち直るきっかけとなったのが、 初恋の年上の女性の存在なんですが、彼女はもういない。 彼に最期の希望をたくして。 あの夏の思い出をたよりに過去に心の旅に出ます。 彼女の秘密と共に、自分の心の鍵がそこに見つかった。 でも時は流れてしまった。 そこにあったものは・・ まるでこのくだりは、「ニューシネマパラダイス」のようでもあり、 比べるのはまた違うけれど「マディソン郡の橋」のよう。 男って勝手だなあと次にまた見たときに思いましたが、 何回見ても感動できる場所があるのです。 邦題が「君がいた夏」ということで、ミスチルファンの私はにやり。 自分探しの好きな、センチな少年から抜け切れない大人の男。 そういうのもよいなぁ。男の人なら共感できる人も多いと思う。 ちょっとかわいらしいストーリーですが、冒険ものっぽいしファンタジーだし、 なにより大好きなジョディ・フォスターがいいのでDVD持ってます。 [DVD(字幕)] 8点(2005-05-07 07:54:21)《改行有》

16.  危険な情事 マイケル・ダグラスは結構いろんなジャンルに出ているのですが、 もうこの作品からエロおやじの称号を欲しいままに・・? 不思議な魅力があります。根は悪くはないんだろうけど、 絶対仲良く出来ない嫌な金持ち役をやらせたら右に出るものがない。 そして不倫おやじ・・日本では役所さんか? この不倫ミステリーは、はっきり言ってホラーですよ。 特に怖いのが、後半の鍋にうさぎが入ってるかも??の場面に浴室。 そしてエロチックで衝撃的な、エレベーターのシーン。 この監督って・・私が感動の涙を流した「ジェイコブズラダー」も 撮ってるんでしたよね。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-03 02:10:55)《改行有》

17.  キル・ビル Vol.1(日本版) ちょっとは期待してたんですが・・・ まるで日本映画の任侠ものに外人が手を加えたような感じで、 私はタランティーノの作品はそんなには見てないながら好きなのに、 これはだめでしたねぇ・・・ あと、「スナッチ」(のほうがタランティーノのぱくりですが) タランティーノの真似した映画をまた真似するんだ~とも。 移動の仕方や随所に見られる他のタランティーノ作品パクリ映画を、 ぱくってコメディにしたようなの。 ビルを遣ることへの復讐心は伝わってきましたが、 どうも後半あたりに日本映画を意識しすぎて眠くなった。 洋画を見ていて睡魔に襲われたのは、これと「ジュラシックパーク2」のみ。 後半の殺陣が長すぎる。ルーシー・リューが出てなかったら、 この映画どうなっていたでしょう。 新撰組の階段落ちも彷彿とさせるし、「あずみ」のような感じでした。 ストーリーは漫画的で面白いと思うのだけれど、 なんかたいくつでしたね。 終わり方がこういうつなげ方してるから、 2も見ないといけないのかなぁ・・ [DVD(字幕)] 3点(2005-04-03 00:35:25)《改行有》

18.  ギフト(2000) 《ネタバレ》 恥ずかしながらラストのどんでん返しのある場所で、 感動して涙ぐみながら次の瞬間、恐怖で怖くて泣きながらわめいていた・・ この映画はオチがわかると、なんだしょうもないと思われる人もいるが、 後半がつまらないという人が大半の中、私にはそれまでがたいくつだった。 これ、サスペンス?だってホラーのところにあったし、 サム・ライミだし・・両方ですが・・ 最終的にはホラーとします。ホラー落ちなもので。 ケイト・ブランシェットのうまい演技が見たくて見たのだけれど、 張り合うほどのすごい演技を見せたのが、ジョヴァンニ・リビシ。 「プライベートライアン」に出ていたそうなんで、今度見直そうっと。 もうひとつの借りる理由が、私がサム・ライミのファンだということ。 でもカメラワークはどうということもなく、 ただ夜景(特に木や池)の撮り方がファンタジーホラーでした。 どことなくティム・バートン風で、んん~ライミ手ぬるいと。 サスペンスの前半は特に怖くもなく、 ライミ好きの私には物足りず時折見せる悪趣味な偶像も、 フィンチャーの方が秀悦でした。 が、前出したケイトとリビシの演技にリアルささえ感じて、 その問題の後半で「ああ、いい話じゃないか」と涙。 それが恐怖の知らせとわかると怖くてもう泣いてしまう・・ 自分の中にまだ子供が住んでいた・・ んなオチで泣くなんて。しかも前に同じようなのにやられたじゃないか。 ライミがこんなホラー作るなんて、反則ですよね。 ついに大衆の支持は愛で得たくなってきたか・・? 「スパイダーマン」もそうだしね。 まあこの時期大ブレイク後のキアヌ・リーブスが悪役で出演と、 話題にはなりましたがキアヌは悪役きびしいものが・・ よーく見ているとわかりやすく先も読みやすいドラマです。 でも今回の私のように何も考えず見ると面白い。 サスペンスと見ててふいをつかれたのです。 「ギフト」という題は、深いです。 彼女は人の人生を占い、善意のお金をもらい生活しているけれど、 最後にもらったのはお金ではないんですよね。 [DVD(字幕)] 7点(2005-04-03 00:32:59)《改行有》

19.  君のいた永遠(とき) 《ネタバレ》 よい作品とは思いますが、実話をもとにしたといっても、 このてのストーリーは特に目新しいものではない。 恋愛物が苦手な私は(連ドラはいい)淡々と流れていく感じでした。 ただ、やぼったいと感じていた最初の方の10代の恋愛。 それが、日にちがたつとそっちの方が記憶に残るのです。 金城やぼったいなぁと思い、20代の洗練された方がいいなと思っていたのに、 なんでだろう・・・ジジもです。みんな今見たらかっこ悪いのに、 大人のときのがきれいでセリフも多いのに・・ そう、トレンディドラマみたいに、作ったって感じのかっこよさ。 あのやぼったいダサイ若さはおかしいんだけど、なにか感じました。 それが戻らないものということで、最後に重なって描かれる愛しさ。 確かに役所浩二?似の中年版金城は違和感ありですが、 ジジの中年版が言わせた「長髪の中年はみっともないわよ」 これはリアルです。そこまで映画で表現しなくてもと思う。 いい表現なんだけど切なくてリアルすぎて、やぼったい19の頃の 金城がビルの上から写真を撮るのがよけいに切ない。 ちょっと狙いすぎでしょう。いや、ここまで狙うんなら、 もっとドラマチックに演出してくれた方がよかった。 日本の連ドラがそういうの得意ですし。そうすれば、暗さも目立たなかった。 いい映画なんだけどどこか暗くて地味なんですよね。 女性監督は、映画の中でもきれいだった。・・と思うんだけど、 たぶん最後のジジ役は監督です。6点(2004-10-17 05:02:40)《改行有》

20.  恐怖の館(1972)<TVM> 《ネタバレ》 別に高評価つけるのもなんだけど、この話は悪くはない。 映像演出も、おや?と思わせるものがある。 うまくリメイクすればよいホラー作品になったかも。 まずカメラワーク、好きだな・・ 1シーンで、ガラスに映る去っていく男と見る女を撮るの。 何回かその手法は出てきたし、光の使い方もまばゆいくらい 使う使う(笑)車のガラスの使い方や階段や・・きりがない。 さすが若くても演出はうまいですよ。ホラーなのに品もあるし。 子供が壁にボールをぶつける音と、母親がきれて物を 壊す音との重ね方とか、赤ちゃんの鳴き声の使い方・・ 正統派のホラーです。ただし、あの変なモノ(悪魔?) は一回だけでいい。二回目は怖くないから笑うくらい 大げさなものに変えたほうがいい。 キューブリックのシャイニングを思い出したくらい、 惜しいところがある。 子役がかわいくないのは欠点。というか、うまくない。 母親はうまくて、目立っていた。 演出は大人なのにエンディングが子供じみてる! これはわかりやすくしたのか、時間都合か現場の意見か・・? 物語は、ポルターガイストみたいなんだけど、 わりと見せる映像も多く不思議な映画だった。 この監督はホラーに向いてるとは思うけど、 ラストに親子の愛を入れたがるのね。 せっかくよいものを持ってるのに感動作にしちゃう・・ 感動作にするには脚本も練り直さないと。7点(2004-04-01 07:48:08)《改行有》

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