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プロフィール
コメント数 301
性別 女性
ホームページ https://kawamari7.hatenadiary.com/entry/2021/09/03/221816
自己紹介 取り締まる法律が必要な(1)XX中毒。生まれた場所のせいで3歳で兆候が現れ、13歳で表彰状物の重症に、今ではより強い刺激を求め(2)X屋の中だけではなくこのサイトに出没、ネットで(3)XXXXXXがないかと探し回るのに誰も助けてくれません。 (Xの数に文字数が一致する言葉を入れてください。)

空欄の答え:(1)XX=「言語」、「活字」も可、(2)X=「本」、(3)XXXXXX=「読める外国語」、キリスト教国際病院で生まれ、宗教は仏教。

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1.  教皇選挙 《ネタバレ》 映画館を出る前から点数は5点でモノクロかと思うほど画面が暗くて最後まで登場人物の顔と名前が一致しないことを批判しようと思っていたらわたしの前の投稿者の方が既に指摘されているので帰宅してから知ったこの作品の制作国がアメリカとイギリスだというカトリックではない国だという点を考慮に入れて違った角度から見ると作品の背後にあるのは両国の政治の背後にある左右のせめぎ合いなのではないかという気がするのです。つまり多様性と伝統的価値観とかそういったもののせめぎ合いなのです。そう考えると作品の最後に「あっシスティナ礼拝堂が!!! 」、「えっ彼が!!!」という誰しもが感じることが「伝統の牙城であるバチカンだって多様性の圧力から無縁ではありえないんだぜ!」という英米、特に近代にプロテスタントの各宗派を創設した英語国民の矜持、もっと言うと驕りのようなものが嫌でも目につき、新教皇に選ばれた人物の個性を際立たせるためにわざと画面を暗くして個々の登場人物を没個性的にしたのもそのせいかと納得できるのです。なおわたしはこの作品の結末、あるいはオチが嫌味っぽくて嫌いです。あまり露骨にネタバレしないようにするという条件付きでの皆さんの意見を聞いてみたいです。その理由をわたしなりにあまり激しくネタバレしないように説明すると、現代の世界には多様性や違った価値観尊重以外に宗教家を含む指導者がやらないといけないことが山ほどあると思うのです。それは何を主張するにしても最低限尊重されないといけないことはどんなことを主張するにしても他者の生命や財産を脅かすことによって自分の主張を押し付けてははならないという原則を死守することです。ましてや無差別殺人や破壊は聖職者は阻止に全力を尽くさなければならないのです。 ローマ教皇自身の民族的地域的多様性は1978年に就任したポーランド出身のヨハネ=パウロ2世から始まってプロテスタント発祥の地の一つであるドイツ出身で少年時代にヒトラーユーゲントに所属したベネディクト16世から亡くなったばかりで初のヨーロッパ以外の出身者だったフランシスコと続き、この映画レビューサイトではキーワード「教皇」で呈示される作品は本作を含めて現時点では2作です。もうひとつは生前退位したベネディクト16世からフランシスコへの継承を描いた「二人の教皇」ですがこちらの作品の方をわたしは絶対に高く評価します。なぜかというと「二人の教皇」ではアルゼンチンの軍事独裁下で軍隊による善良な市民と聖職者の虐殺を止められなかった自分を責め、それを理由に教皇への就任を拒むフランシスコ(俗名: ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ)を「だからこそ君に教皇になって欲しいんだ。」と言うベネディクト16世の2人が様々な経緯を経て「人間なんだから弱くて当たり前。でも最善を尽くそう!」と自分たちの使命を確かめ合い、友情を育む物語で多様性ではなく人類が決して譲ることの出来ない普遍性とそれに奉仕する聖職者の意志を明るく軽いタッチで浮き彫りにしているからです。 なお、鑑賞中に「バチカンは省エネやりすぎ! 会議室も私室も照明が暗すぎ!」という感想を持たれる方が多いと思います。わたしはガイドツアーに参加してシスティナ礼拝堂に入ったことがありますが同礼拝堂はミケランジェロが描いた天井画を細部まで鑑賞できるよう充分に明るいし彫刻などがふんだんに公開されているバチカン内部の他の場所も明るかったです。[映画館(字幕)] 5点(2025-05-14 19:16:40)《改行有》

2.  宮廷画家ゴヤは見た 原題「ゴヤの幽霊」とは一体何なのか、悲喜こもごもの80年の人生を全うした天才画家がなんで「うらめしや・・・。」と化けて出たのか(笑)と不思議に思いつつ手にしたDVDで実は幽霊とは・・・。ネタばれにチェックしたくないのでかって勝手な決めつけ書きませんが、「ゴヤは見た」という邦題が期せずして原題よりも内容をよく語っているかもしれません。(こういうケースはまれです。)DVDのケースの裏の説明が褒めちぎっていたハビエル・バルデムの役柄はタイトル・ロールではなくロレンツォ神父でした。僧衣をまとったいやらしいおじさんからフランス革命かぶれでフランスのファッションをまとってナポレオン傀儡政権の手先となるまで迫真の演技でした。ゴヤもよかったけれども、こちらはあくまでも「見る人」に徹していました。職人(=商人)の息子ゴヤは芸術家といっても結構計算高くて肖像画を描きまくって金儲けでも成功したことで有名ですが、一方で真実を描こうとする芸術的欲求も強くて、生活の糧としての活動と芸術的活動をうまく組み合わせていたようです。私たちはこういう生活態度をロレンツォのような偽善者といっしょにはしません。でも、そのロレンツォに「おまえは金のためなら何でも描く。」ととっちめられたりして・・・。ゴヤが(確か)5人の子持ちでありながら次々と子供をなくし、一人しか成人させることができなかったというのも(確か「黒い服を着た女」のモデルにもなっていたはずの)イネスとゴヤとの関係を解き明かす鍵かもしれません。「確か」を二つも並べてすみません。これからご覧になる方、以上のような内容に疑問符をつけてエンドロールの最後の最後までしっかり鑑賞してください。 なお、スペイン語のタイトル「時代の肖像画(Retrato de epoca)」が何となく一番作品に合った題だと思います。[DVD(字幕)] 8点(2009-02-03 15:33:15)

3.  キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 追われる立場の詐欺師と追う立場のFBI捜査官がまるで本当の父子のようで中堅トム・ハンクスと新鋭レオは撮影期間を通じてずっとこんな感じだったんじゃないかな、なんて思わせるいい雰囲気でした。レオが演じた詐欺師はすごい巨額の金を騙し取ったりプロフェッショナルに化けたりですが金融機関に迷惑をかけても個人を困らせたりはしないところがいい。このくらいの金額は貸し倒れでもあれば金融機関の財務記録から簡単にふっ飛ぶのです(念のため言っておきますがだからやってもいいというわけではありません。)。娯楽系作品へ私がつけることにしている最高点の8点を献上。[DVD(字幕)] 8点(2006-03-14 02:42:50)

4.  銀河ヒッチハイク・ガイド(2005) やった!一番乗りのレビューですね!!!真面目な映画に一番乗りした時(「サヨナラ」「オフィシャル・ストーリー」)には後が続かなかったのですが、今回はうまくいくかな??? みなさん、よっく聞いてください。エンターテインメント大作ど真面目爆笑スペクタクル・ギャグSF宇宙もののこの手の映画は本当にいいですよ。大画面一杯に溢れる地球と宇宙の映像と音響だけで十分、見た甲斐を感じましたねえ。私は普通は字幕無しでも英語の台詞はほとんどわかるのですが、今回ばかりは英語の台詞の各単語の意味がわかっても言っている意味がナンセンスでチンプンカンプン・・・それでいて腹を抱えて笑っていたりして、何が何だか自分でもよくわかりません。随所に入る学校の授業や企業の説明会でOHPを使ってやるようなクソ真面目な説明も、大昔に友達がビデオに取って送ってくれた「カノッサの屈辱」なる大真面目爆笑教育ものを思わせてGood!日本で字幕を読んで理解するみなさんはどう笑うのか気にはなりますが・・・。見るなら断然、劇場がお勧め・・・私は中身を完全に理解したいのでDVDを(中古が出回るまで待って)購入するつもりですが・・・劇場に見に行こうかどうか迷っているみなさん、ラスト・シーンで画面一ぱいに展開されるわれらのなつかしい地球の美しい映像の数々・・・これだけで入場料の元は取れると思うので騙されたつもりで見に行ってください。なに?褒めるわりには点数があまり高くないって?私は個人的にはエンターテインメント系作品には最高で8点しかつけないのでこれでも奮発しているんですよ。[映画館(字幕)] 7点(2005-07-04 06:00:20)

5.  キングダム・オブ・ヘブン 大がかりなセット、砂漠ロケ、凝った音響や美術でこの点数ですみません。オーランド・ブルームを主演に起用した時点でこの作品は駄作に決定でした。4点はすべて音響・美術の評価です。ブルームと言えば「トロイ」で訪問先の王妃ヘレンをかっさらう王子パリスをボンボンぽく演じ、準神話の登場人物にしてはニヤケているのが気になったものの、所詮、兄王子ヘクター(エリック・バナ)の引き立て役だし、絶世の美女のはずのヘレンが普通のネエちゃんで妙につりあっていたので目をつむりました。本論に戻ります。つい最近、ローマ法王として史上初めて十字軍の非を認めたヨハネ・パウロ二世が亡くなりました。この映画の脚本作者/監督は同法王の言葉を受けて「そうです。十字軍はやはりならず者集団でした。贖罪のためといいながら罪もないアラブ人を殺し、参加者はエルサレム陥落の後でやっと安らぎを得ることができました。」と言いたいんじゃないでしょうか。伝わってくるものが何もなかったので、ブッシュ大統領が「われわれは十字軍。」と余計なことを口走り、ローマ法王が割ってはいるというこのご時世から作品のテーマを推測せざるを得ませんでした。監督はいったいブルームに「終始ポーカー・フェイスで台詞だけしゃべればいい。」とでも言ったのでしょうか?あるいは「『トロイ』の時のようにニヤケるな!」と監督が言い、ブルームはそれを金科玉条のように守って・・・。とにかく終始、「ブルームさん、そこではもっと眼が血走ってなければいけないの・・・あんた、もう村の鍛冶屋じゃないんだからもっと威厳出して・・・恋人が絶望して女性の命の髪切ってるんだから調子合わせて・・・そこはもっとリラックスして・・・等々」つぶやきながら鑑賞した疲れる二時間半でした。ハリウッド映画をこういうふうに見たのは久々です。エヴァ・グリーンがとても美しくて真に迫っていました。俳優志望の方はDVDを買って見ると勉強(自信?)になるかもしれません。それだけです。[映画館(字幕)] 4点(2005-06-25 09:42:17)

6.  黄色い大地(1984) 中華人民共和国建国直後から文革期に至るまで、中国では共産党を讃えるミュージカルやオペラが数多く作られました。そのほとんどは同じストーリーの焼き直しで何十年か先には忘れられる運命にあります。でもわりと最近に作られたこの映画は、その系列にありながら生き残る数少ない作品の一つになるでしょう。伴奏なしのソロで個人の感情を切々と歌い上げている民謡の一つ一つが歌っている人物と切っても切り離せない正に作品の中心と言えます。この時代、中国の農村にはテレビはもちろんラジオもなく、地方の人々がインターネットを利用して情報の発信まで行う現在とは異なり、農村の人々は共産主義を多角的に評価するどころか読み書きさえもできなかったのです。ですからこの作品を鑑賞する上で、私たちは共産党に関する固定観念や現在の私たちが持っている知識等を排除した上で、「どん底の生活をしていても人間には美しい音楽を作り出す能力があるんだな・・・。」とか「暗い生活をしているから、一筋の光が見えた時に必死になってそちらに手をさし伸べるんだな・・・。」といったピュアな見方でもってこの作品を鑑賞するべきでしょう。自分の運命を自分で切り開く決意をした時の主人公の少女が最高に美しかったです。作品の暗さのせいで点数はちょっと辛めです。8点(2004-01-25 08:47:55)

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