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1. 君たちはどう生きるか(2023)
《ネタバレ》 鑑賞直後、腹が減ったのでワッパーを食いながら久しぶりに感想を。
とても、よかった。
見る前は宮﨑駿がやりたい放題で意味不明なイメージ垂れ流しの走馬灯ムービーだったらどうしようと思っていたが、全然そんなことはなかった。
冒険と生死と出会いと別れと成長、世界へのテーマが描かれた、ハヤオまだやれるやん!と思える力いっぱいの作品。
時空も生死も姿も曖昧で、崩壊しつつある異世界。何のためにこの世界が必要なのか、大叔父様が世界を作る前は死んだ人はどこにいってたのか、どう生まれ変わってたのか?とかよくわからんところはあるし、理解もできない。理解できる気もしない。
ただ、奪い合い火を放つ悪意の世界をどう生きるかと問われた真人は、友達を作ると言った。悪意に満ちた邪悪な存在に見えたアオサギも友だちになれたからね。単純で幼稚かもしれないけど、めちゃくちゃいい答えやんと思った。
お母さんとの別れのシーンもよかったよ。死ぬことはわかってるけど、母親になるために元の世界に戻る。いい子だから。泣ける。
世界観よくわからんとか設定よくわからんとか、何か深すぎてわからんとかまああるだろうけど、面白かった。ハヤオは小さい頃から見てきたハヤオだった。ちなみにナウシカ、ラピュタ、ハウル、トトロ、魔女宅は好き、もののけ、千尋はいまいち、風立ちぬは嫌いです。[映画館(邦画)] 8点(2023-07-30 15:16:45)《改行有》
2. 桐島、部活やめるってよ
《ネタバレ》 ほどよくリアリティのある、それでいてわかりやすい、普遍的なスクールカーストを表現した作品だと思う。うまくいかない青春、恋愛の苦さがうまく表現されていた。
しかし、自分を当てはめて昔を懐かしむほど達観できるわけでもなく、痛みとともにそれを味わうには、群像劇ゆえにそれぞれの人物についてエピソードが薄すぎ。結果「今更こんなもの見せられても……」と思うしかなかった。
結局青春時代にどうすればよかったかなんて答えは存在せず、この世界で、それぞれの立場で、それぞれがあがいて戦って生き続けるしかない、という当たり前のことしか言ってくれない。悩める者が、この先生き続けるために、人生を鼓舞するために何かを与えてくれるものではない。だからこの映画には未来のふりをしたノスタルジーだけが溢れていて、それ故に無意味で、とても嫌いだ。[DVD(邦画)] 3点(2013-08-24 03:23:02)《改行有》
3. 嫌われ松子の一生
《ネタバレ》 何度も何度も見た、奇跡とも言えるくらい出来がよすぎる映画。映像・演出のテンポ、見せ方がうまく、のめりこむように松子の人生に引き込まれる。しかしそれ以上に、愛されたいと願い続けた松子の一生に、ラストでは号泣せざるを得ない。[DVD(邦画)] 10点(2011-01-09 12:56:23)(良:1票)
4. ギャラクシー・クエスト
《ネタバレ》 非の打ちどころのない、完璧なエンターテイメント。最も好きな映画のひとつ。オタク少年の夢が現実となって現れるところに、制作者の優しさを感じる。[DVD(字幕)] 10点(2011-01-09 12:44:58)
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2 | 6 | 12.50% |
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3 | 8 | 16.67% |
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5 | 4 | 8.33% |
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6 | 1 | 2.08% |
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7 | 6 | 12.50% |
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8 | 7 | 14.58% |
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9 | 1 | 2.08% |
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10 | 11 | 22.92% |
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