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プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

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1.  奇跡の人(1962) 《ネタバレ》 実在したヘレン・ケラーが三重苦を乗り越え“軌跡”を起こすまでを描いた作品。 もう本当に魂を揺さぶられるというか、心と体のダイナミックなぶつかりあいが舞台劇という狭苦しさを感じさせない。 ベッドで愛する我が子を突然襲う“異変”、愛するが故に悲痛な叫びをあげる母親。 物心付いた時から聞こえない、見えない、喋れないという“闇”の中をもがき続けるヘレン。唯一残された“触感”だけがヘレンを支える。 へレンが闇の中でもがくようなオープニング、常人にはヘレンの行動が奇異に見え、事情を知る家族ですら家庭崩壊寸前まで追い詰められる。 何もしてやれない悔しさ、もどかしさ。どんなに避けんでも娘には届かない…そんなヘレンの心を開こうと列車に揺られてやってくるサリヴァン先生ことアン・サリヴァン。 彼女もまた眼の病気を乗り越え“奇跡”を起こした人だった。彼女は不安と恐怖で闇に閉ざされたヘレンにかつての自分を見る。彼女は唯一彼女に残された“触感”を信じ、それにぶつかってぶつかってぶつかりまくりヘレンを救おうと尽力する。サリヴァンは真っ先に「あなたは言葉を喋れる」と信じてくれた。 水をぶっかけられたら水をぶっかけ返して“教え”、殴られたら殴り返し“教える”。 家を破壊せんばかりに野獣の如く、癇癪を起こした子供のように暴れまわるヘレン、それをねじ伏せるサリヴァンの闘い。そこまでするのもヘレンを信じているから。互いに髪や服を乱し、料理まみれになって。 ヘレンも徐々に不安からサリヴァンへの怒り、憎悪、哀しみを打ち明けサリヴァンを“信じる”ようになる。ヘレンにとって今までここまでしてくれる人はいなかっただろう。真正面から自分とぶつかってくれたサリヴァンに心を開き始める。 ヘレンに幾度と無く刻まれる“手話”、そして感触。その積み重ねがヘレレン「W...A...T...E...R...!」と叫ばせ三重苦を打ち破る。 ポンプを動かし、水に触れ、大地を踏みしめ、樹を掴み、段差を叩き、ベルを鳴らし、母、父、そして“先生”たちとギュッと抱きしめ合う瞬間の震えるような感動。 ああ、人と解り合えるって、こんなにも素晴らしい事だったんだなあって。人を愛する事、自分を愛していてくれた事に気づく事の大切さ。こんなにも良いもんなんだな。それを魂で理解する瞬間。ヘレンにはとてつもない喜びだったと思う。[DVD(字幕)] 9点(2017-03-27 07:52:59)(良:1票) 《改行有》

2.  96時間 《ネタバレ》 この映画は、孤独な男が娘を見守り続ける平穏から始まる。 誕生日、ビデオ、母と娘を映す誰かの視点・暗い部屋で見つめる写真。 プレゼント、パーティー、抱擁、繰り返される撮影、馬、プレゼントの差。 扉を開けたら押しかける仲間たちの慰め、護衛仲間とトランプ 電話。 激しい戦いが起こるだろうと期待を抱かせるのは、10分を過ぎた辺り。 優しき父親は危機を察知すると仕事人の顔つきになり、キャメラも微かに揺れ出し不安を煽るようになり、押し寄せるファン、影に潜む刺客を取り押さえ守り抜くボディーガードの身のこなし。 一息、カフェで家族団欒…できない渡される紙とペン。 地図、別れの撮影、「電話してね」とお父さんは心配なのです。 ナンパ、観客に予告してしまうもの、「裏窓」さながらに窓の向こうで目撃するもの、嘆きを聞いて即座に行動に移るプロフェッショナリズム、アドバイス、ベッドからの視点・叫びだけが伝えるもの。 繰り返し聞いて得ようとする手掛かり、募らせる憎悪。 手掛かりを得るためなら壁を這いガラスをブチ破る! 残されたもの、推理、想像、情報収集、“鏡”に映っていたもの。 初対面に鉄拳浴びせまくる捜索者、巻き込みまくる大迷惑、狩人は車の中でとっ捕まえて殴りながら尋問、車を盗みまくる追跡、犯人も橋から飛び降りてまで必死、空回り。 女に執拗に絡むのは獲物を吊り上げ“信号”をつけるため。 腕に刺されたもの、布に覆われたもの。巻き込まれた女、女、女たちの顔、顔、顔。 斜面を敵の車ごとブッ転がしながら駆け下りるチェイス、窓に落ちるもの、壁だろうが建物ごとブチ破る。中指を立てる報告。 配線イジッてまた盗車。 ハンガーを折り曲げて吊るす治療、電話の行方。 手に刻まれた印、取り引き、声の“一致”。 机をひっくり返し、敵の得物で大暴れっ!!容赦なく拷問、膝にブッ刺す電気椅子、唾には電流でお返事、放置プレイ。 洗面所に隠していたもの、手から顔面に浴びせるもの、容赦なく引き金を引く覚悟、平手打ち。 オークション、窓の向こうで見たもの。 買い物、お約束…あるいは娘を救いたいがために信じられないパワーを発揮したのか、蒸気。 橋の上から船に飛び乗り、武器を手に入れ、扉の窓、扉越し、閉鎖空間における一騎打ち。 敏を割りまくり、足を引きずってでも迎えに行く! 締められる扉とともに終わる物語。 制作はあのリュック・ベッソンだ。 「レオン」で「リバティ・バランスを射った男」のクイズをジャン・レノに出題させたあのベッソンである。 ベッソンと監督のピエール・モレルはジョン・フォードの傑作「捜索者」も見ているに違いない。[DVD(字幕)] 9点(2016-12-15 04:18:44)《改行有》

3.  騎手物語 《ネタバレ》 ジョン・フォード「香も高きケンタッキー」に匹敵する唯一の競馬…いや馬を撮った作品かも知れないボリス・バルネット「騎手物語(オールド・ジョッキー)」。とにかく愉快な映画だ。 フォード作品がジョージ・シュナイダーマンたちなら、バルネットはコンスタンチン・クズネツォフ(Константин Кузнецов)たちがあの素晴らしい撮影を手掛けたのである。 クズネツォフはレフ・クレショフ等と組んで「掟によって」や「偉大な慰め手」「ゴリゾント」「ドフンダ」「四十の心」「視力の奪取」を撮ったが、その実力はバルネットとの仕事でも存分に発揮された。 冒頭から馬、馬、馬が猛烈な速度で走って走って走る様をキャメラが喰らい付き追い続ける場面から始まる。サイレント映画のような早回しが凄まじい速度を引き出す。 古代の戦車のように巨大な車輪が付いた椅子に坐す繋駕(けいが)、それを引っ張り駆け続ける馬、吹き付ける風、なびくたてがみ、疾走を見守る競馬場の群衆。馬がゴールに近づこうというところで歓声が入り、1位の者に賞賛を、最下位には罵声を容赦なく浴びせる賭博者たち。てめえで賭けといて文句しか言えない連中に目の前で罵られるのだ。たまったもんじゃない。 回転扉は幾度も出入りする人々によって回されていく。主人公の老騎手、それのライバル的存在である黒いゴーグルをかけた老練騎手がカッコイイ。 勝負は競馬だけじゃない。腕相撲、祖父を思う孫娘がスカートのままパラシュートを付けて降下する時も群衆が取り囲んで見守る。このマリヤが元気で可愛い。 自転車乗りの少年はパンクしたタイヤの交換を手伝い(その直後に発進してまた事故るオバサンに爆笑)、床屋はバリカンで髪を刈り上げる(正面を捉えたキャメラがそのまま後退し鏡のように理髪師と客を画面に収める)。 列車に揺られて向かう街、子供だけが知っている落書きだらけの“抜け穴”、回転扉から飛び出した先で抱き留める再会、挨拶代わりに交わされる頬への口づけ、ミルク缶の一杯。 マリヤが興味あるのはお爺ちゃんのレースだけ、それまではレースにありったけのモンタージュを叩き込み素早く終わらせ、結果だけを映し賭博者たちを一喜一憂させる。 何も知らず美味しそうなスープとパンをムシャムシャ食べ、気づけば机の上は高そうな料理と酒瓶だらけ、相席になった女性に全部押し付けてトンズラする食い逃げ、注文を受けせっせと料理を運んできたウエイターはタオルを鞭のように叩き少女に迫る。それで食事代のために券を買って賭けてしまうのが面白い。 彼女の視点だからレースの始まりから終わりまでの過程をたっぷり見せつける。競走馬たちが一斉に振り返り、振り下ろされる旗とともに速度をあげてスタート。追い付き、抜かれ、また追い付きと横移動でひたすら捉え続ける手に汗握る瞬間。 思わず一緒になって拳を振り上げ、体を震わせ、ハラハラし、嬉しそうに向き合ってしまうウエイター。下げようとする酒を全部ミルク缶に入れて持って帰ろうとする彼女を手伝ってしまいサービス精神旺盛な良いオッチャンです。 ビリヤード場での休息と温度差、サングラスと手をあげて行方を教えてくれる紳士振り、哀しいパーティー、決意を覆す“出会い”。 馬が草をむしり家の中に朝日が差し込む湖水の夜明けの静けさ、起き上がり慌てて盗んだ馬車で走り出す激しさ。追う方も壁を乗り越え鶏を飼っている囲いの中に落ちながら塀を薙ぎ倒し川の中まで走って横断してしまう。 群を一斉に水辺へ走らせ、水を浴び、体を洗い、窓辺で馬を撫で、たてがみをとかし、ブラシをかける馬の世話ののどかさ。何度もやらかしたオバサンまで水をかけて餌を食べさせる世話をしてくれる微笑ましさよ。あまりにやらかすのでキャメラにすら呆れられたのか事故を映してもらえなくなる。トコトコ大きな馬の跡を付いていこうとして引き返す仔馬が可愛い。 へし折られる鞭と木の枝、乾杯。 馬車に揺られながら談笑し、馬が泥だらけのボロボロになる珍騒動、世代交代。 指を握り、蹄の音が轟き、影、暴走、卒倒、声援に応えるように猛然と追い上げるラストスパート! 花束を貰うのは勝利を祝うのではなく愛する人に捧げるため、扉が回転し続けるのは恋人たちを一緒にするため、サングラスを外すのは視線と言葉を交え握手をし健闘を称え合うために。[映画館(字幕)] 10点(2016-11-24 22:56:13)《改行有》

4.  キートンの大列車追跡 《ネタバレ》 再見。 やはり何度見ても・いつ見てもアクション映画としてまったく色あせない面白さだ。 「将軍」または「大列車追跡」「大列車強盗」の名でも知られる、「トイストーリー」や「怒りのデスロード」をはじめ様々なアクション映画に影響を与え続けるキートンの傑作の一つ。 個人的には冒頭から濃密に展開される「カメラマン」が一番好きだが、南北戦争を描いた作品はコレが一番だろうな。 キートンの映画にしてはかなりゆったりしているが、走りはじめ徐々に加速していき最高潮に盛り上がる展開は「セブン・チャンス」や「蒸気船」に並ぶ後半大爆発型の面白さ。 それに第一次大戦を生き残ったキートンの南北戦争時代の服装や武器へのこだわりも徹底している。 のどかな風景の中を列車が疾走し、キャメラは機関士と列車に刻まれた“General(将軍)”の文字を捉える。キャメラはひたすら横に移動し続け、キートンや列車たちの運動(アクション)をフィルムに刻んでいく。 列車から降りていく人々の賑わいと活気、愛する女性の写真をしまい家へと向かう。 愛しの人が外にいるとも知らずに、家のドアの前まで子供を連れて進み続けるとこからして微笑ましい。 2人っきりになるために子供たちを外に追い出し、自慢の機関車の写真を見せる。 ドアを開けた瞬間に鉢合わせする男たちは、握手を交わして何処かへ消えていく。キートンもまた足元がお留守になるくらい恋人との別れを惜しむ。 街に響き渡るであろう戦争と志願する男たちの足音、狭い室内で軽々と机に飛び乗り、列の前まで飛んでいってしまう身のこなし。 理由もわからず腕っぷしや身長を見比べたり、帽子を被りなおしたり職業を偽ったり再挑戦したり、一生懸命な姿がコミカルだけど物悲しい。 しょんぼりして機関車の連結棒に座り込んでいると、誰かが乗り込んで列車を突き動かしてしまう追い打ち。戦争にしょんぼりしている時間なんて無いのだ。 野営地、スパイ活動の作戦、地図。 物語が大きく動き出すのは列車が駅に停車する瞬間から。 車両に乗り込む者、引き抜かれる鉄棒、杖の一振りとともに列車に雪崩れ込む部隊、置いていかれたら、奪われたら全力で走って走って走りまくり奪い返しに戻って来る! 家族同然の愛する列車のため、愛する人のために命懸けの追跡劇へ。 断ち切れらる電線、破壊工作、ポイントの切り替え、一人手漕ぎトロッコ、盗んだ自転車ですってんころりん、列車だけ頂戴して追跡続行。こういうジリジリとしたチェイスは最高だね。 休憩する間なんて与えるものか、列車砲を拾い、列車の上を駆けずり回りあの手この手で駆け引きを続ける闘い、タンクの水がかかろうが、砲弾かついで込めて発射準備、勝手にピンチになって材木ブン投げたってどうしようもない、徐々に距離を詰めたり引き離されたりを繰り返し、吹き上げ続ける煙、線路に落とされるもの、線路から弾き出すもの、自力で担ぎ上げ乗り上げる材木との格闘、自らを切り離し破壊され燃料にされていく列車、トンネルだって燃やし、空回りするなら砂利をかけてまた追いかけ、襲い掛かる蒸気と煙、いつの間にか南北戦争の戦場に迷い込んでしまう、無我夢中で気づかず我武者羅に動き続ける、慌てて軍服を脱いで隠したり、橋の上と下、降り注ぐもの、密林への疾走と降り注ぐ雨。 敵地でうっかり情報を掴んでしまうスリル、変装、罠との格闘、雷雨の中で抱き合う恋人たち。 袋に隠すもの、担ぎ上げるもの、引き抜かれるもの、めまいがしそうなほど重いものが詰め込まれ、板切れで殴りつける大列車強盗! ロープをくくりつけ薙ぎ倒し叩っ切り、踏んだり蹴ったり水責めされて散々、垣根は解体され燃料となり、ロープは一直線に張られ木を根こそぎ引っこ抜き、積み荷は線路にばら撒かれ蹴散らされ、材木は脳天を直撃する。 鎖でくくりつけ、斜面を滑って登って、ランプは火種になって橋を焼き尽くし、撃たれた理由、運ばれてきた情報と出撃、群衆の中を轢かれかけながら突きっきる再会、人馬が駆けだす出陣、狙撃、死に様はブラックユーモアも混ざり、砲弾の行方、押し流すように畳みかけ、引き継がれるものは消耗品としての兵士が描かれる。 敵として・仲間として闘った者への粋な計らい、サーベルをめぐるやり取り、機関銃のように繰り返される敬礼。[DVD(字幕)] 9点(2016-09-28 05:15:17)《改行有》

5.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 新海誠の映画で最もわかりやすく、血が騒ぐ傑作。 誰もが、何かしらの夢を見たことがあるのではないだろうか。まだ大人じゃない人も、大人になった人も。見て、抱いて、憧れて。 え?夢なんてもう見なくなった?抱く夢も憧れる夢も無くなってしまったって? だったら夢を叶えて現実(本物)にしちまえばいい。ダメで元々、でも本気で叶えたくなったら…とにかく走ってしまえばいい! この映画の少年少女は、流れ星を見てイチイチ願い事なんてしない。 手をつなぐだの、抱き合うだの、キスするだのそんなまだるっこしいことなんてしない。 なんせ目覚めた瞬間におっぱいを揉みまくるんだからな。 え?何を言っているか解らないって?俺だって最初ワケがわからなかったが、面白いんだからしょうがない。 冒頭、少年少女の語り、夜空から糸…いや光の線が水面に落ちるように雲を突き破り降り注ぐ。 夜空を奔る星を下から眺め想いを馳せる…そんな人々が“線”で突然結ばれてしまう。 結んでほどいてを繰り返す紐、地図に引かれる線、頬を流れ落ちる涙、襖が奔りまくる敷居、移動と出会いを繰り返す列車、指に嵌められた輪。 胸を揉みしだくのは、服を脱いで裸になるのは、股間に触れるのは、肉体にメッセージを残すのは自分の状況を確認するために。 がんじがらめの学生生活、嫌々の口噛み酒、たっきー「言い値で買おう」、早く大人になりたい、憧れの町に行きたい、自分を変えたい、男らしいイケメンになりたい…そんな少女に何処の誰だか知らねえが素敵な夢と変態生活がプレゼントされる。 大林宣彦「転校生」から受け継がれる奇妙だけど王道まっしぐらな物語。 何が何だかわからない、でも謎を解き明かすために行動していくしかないという強靭な意思。 スカートが切られたら素敵な刺繍をしてやればいい、カフェが無いなら作ってしまえばいい、好きになっちまった女の陰口には机を蹴飛ばして返答・見返してやりゃあいい。 頬の傷の理由が何となく解き明かされていく感じが良いな。アイツはそいう奴なのだ。 だがおっぱいは毎朝揉む。アイツに悪いかな(妹の眼前で揉み続ける) 日記を手紙のように託し合う日々、距離は縮まらなくても深まる気持ち、好きなクセに譲り合っちゃう女心、優しい先輩と親友(おホモだち)、絵や日記を書くのは忘れられないから・忘れないために、会いたくなったら会いに行っちまえばいい。 ルンルン気分の観客を石で殴りつけるような穴、穴、穴の出現、煙草でも吸わなきゃやってらんねえ。 内ヶ島氏「クソッたれがあっ!」 消えていく記録と記憶…いや、たとえ何もかも消え去ろうとも受け継がれるものは受け継がれ、届くものは届く。それを見つけ引き継いでいける人間の可能性は刻だって超えられる、運命だって変えられる! 無我夢中で斜面を登るのは、自転車をこぐのは、とにかく走って走って走りまくるのはただただ会いたいがために。 幾度も響く魂の叫び、共犯するのは友達を助けるため、穴の数が語る過去と未来、すれ違う想いをめぐり会わせる光と影。新海作品名物の風景描写も最高潮! コケまみれだろうがおまえのだったらいくらでも飲んでやる! いくらでも揉んでやる!! いくらでも髪を結んでやる!!! 変態呼ばわりされたっていい、だから忘れないで、忘れてもいつか思い出してくれればいい…。 野郎オオオォォォ名前を言えっつってんだろうがアアアァァァッ!!!!!変なこと書きやがって…立ち上がってまた走り出してやんぞオラアアアッ 少女は、雄々しく走り続ける。最愛の人たちを救いたいから、何よりもう一度会いたい人がいるのだから。[映画館(邦画)] 9点(2016-09-26 21:57:01)(良:2票) 《改行有》

6.  霧につつまれたハリネズミ 《ネタバレ》 霧につつまれたハリネズミ(霧の中のハリネズミ)。ノルシュテインによる摩訶不思議な短編だ。 夜空を背にした黒いシルエット、野を歩いてくるハリネズミ。彼は時折上を見たり、辺りを見回したりしながら野を歩き続ける。 黒く染まった木々、ハリネズミが出会う蝶の群、巨大なフクロウ、水面に映る体躯、井戸?の底への挨拶、草木をかきわけるように進み、小高い丘の上で遭遇する白い馬、霧が拡がる空間に吸い込まれていく。 霧の中を手探りで進む好奇心と恐怖、恐怖を煽るヴァイオリンの旋律、不意に落ちてくる木の葉、遭遇するカタツムリ、象、馬、コウモリ、蝶、フクロウ、犬。 木の枝で探る正体、繰り返される叫び、荷物の行方、飛び回る光、迫り来るものが渡す贈り物、飛び込んだ先で拡がる波紋、川に運ばれながら眺める夜空、怖いけど頼もしい「背」との出会い。 待っていたもの、夢だったのか幻だったのかわからないものへの想いで頭がいっぱい、夜空を眺める二人の背中。[DVD(字幕)] 9点(2016-09-04 05:37:18)《改行有》

7.  キャリー(1976) 《ネタバレ》 スティーヴン・キングの原作を忠実にやりやがったホラー映画。 キングが大絶賛、本編は大惨事。 ブライアン・デ・パルマ監督がホラー&サスペンス時代に撮った怪作。 オープニングは「これポルノ映画?」とDVDケースに18禁マークがあったかどうか慌てて確認したほど思い切った映像で始まる。 前半のヒロインのいじめ問題やそれに向き合う過程のドラマはとても良かった。 ヒロインの「あの能力」も日常の中に奇をねじ込むスティーヴン・キングらしい話だと軽く受け止めていた。 ところが終盤はヒロインがとうとうブチ切れ、周辺を大惨事にしてスタコラ後を去る。 信じた人間に裏切られた絶望、自分を陥れて嘲笑う人間への怒り・・・それがキャリーのリミッターを破壊した。 キャリーの壮絶な最期も「えーっ!!?」という感じで凄まじ過ぎて受け止めきれない。 キャリーの事を最後まで思っていた友達も悪夢にうなされるし、「リング」の貞子とどっちが怖いか対決させたいくらいの映画だった。 マジで酷い映画だった(大賛辞)。 「スカーフェイス」や「アンタッチャブル」が可愛くみえるくらいのな。[DVD(字幕)] 8点(2016-09-04 03:15:00)(良:1票) 《改行有》

8.  キッズキャッスル 《ネタバレ》 効果音が全部セルフというユニークな作品。 上空から撮られた一部屋、赤ん坊が文字の書かれた積み木を手に取り、次々と服を着せられては少しずつ成長していく。 王冠をかぶって子供は王様気分、おもちゃの兵隊、猫のぬいぐるみ、おもちゃのトラック、トラックに乗って走ったり、机からこぼれた水は池となってそこには船が浮かび。子供もその池に沈んで泳いだり、でんでん虫は首がコンセントとなって刺さり、掃除機になって猫のぬいぐるみを吸い込む。 時計は針だけが残り飛び去り本になる、子供もソファを発射台にロケットになって飛んでいく。 夢のようなひと時、見えない親は子供に「あるもの」をかけて去っていく。 おもちゃが積みあがり、そこに君臨する子供の姿。[DVD(邦画)] 8点(2016-08-29 21:37:48)《改行有》

9.  キートンのコニー・アイランド 《ネタバレ》 ロスコー・アーバックルの下で研鑽を積んでいた頃のキートンが出た作品の一つ。 夜の遊園地、パレード、群衆、キートンが柱をよじ登る、拍手するとずり落ちる。 一方アーバックルは砂場で彼女と過ごす、帽子を砂場に投げる、ゴロゴロと転がって取りにいく、犬、ここ掘れワンワン、デブもここ掘れデビデビ、砂が女にかかり横をむくと砂風呂、潜望鏡、波間、海岸、ひものブランコ、受付を叩きのめして入場。 キートンが泣っ面、樽に侵入して入場、変なサーキット、激突、正面衝突、首絞め、水辺に被せているのだろうか、イス、電話?を横から押して横にスライド、ハンマーに振り回されるキートン、腹を殴ったら水が噴き出る、キートンも蹴り飛ばされる、キートンがキレる、警官に捕まる、頭をぶっ叩いてハンマーのご褒美、ジェットスキー、水面に浮く帽子とケツ、キートンケツからダイブ、救出、デブに引きずり込まれる、恩を仇で返す、傘でサイズを測る、おまえの着替えシーンなんぞいらん、カメラさーん。 警察、婦人の髪をおろしたシーンで一瞬ドキッとする、気絶するキートン、似合ってる?アーバックル、ば、ばけもんだー!! 女子更衣室に回される、脚、鏡に映るもの、仮装?、ペンダント、再会、海岸、水着、サラッとバク宙するキートン、真実を知って襲い掛かる、キートンは逃亡、ド突き合い、女を連れて逃亡、銃の合図とともに警官隊出動、泳げるデブ、水しぶき、警官隊が入り揉みくちゃに、刑務所でも戦いは続く、一人一人ご丁寧に殴られるバカ連中、嫌な女は檻にぶち込む。そして新しい女探し。[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2016-08-28 03:39:30)《改行有》

10.  キートンの空中結婚 《ネタバレ》 帽子を被ったキートン、息をふくと光が消える→マッチの火が消えるという演出、左の扉には骸骨、右には煙、真ん中は竜?の化物、穴があいてアトラクションから飛び出してくる。 そんなとこり立ってるから、次の人に激突、背広は車でグシャグシャ、遊園地、ボートに乗り込む、一体中で何をしたんだオマエ、飛び上がってしまう気球、気球の上で必死にしがみつく、紐を伝ってどうにか操縦席に。 後のキートンは「世界一周80日旅行」にも出演。 鳥を撃って獲ろうとして気球をドカーン、アレで生きてるキートン。たまに他の作品でアッサリ死んだりするのが不思議だ。 ボートをより合わせて制作、川で釣り、流されかける、深く入りすぎて、魚を手づかみで獲ろうと川を上る、せき止める、天然のダム、水位が下がって取り放題、でもカバンには、耐え切れずに決壊、川に呑まれていたキートンと激突ダイブ、今度はカヌーで川下り、ロープ、即席、欠陥品、再び釣り、そこで焚火をするな、ラケットは網にはならず、ウサギの親子、船底にあいた穴、そのまま足を出して狙撃しようとする。後のガウォークである。 滝にぶつかり転覆、ことあるごとに邪魔される女性涙目、またお前か、突然の牛、思ったより浅瀬、水鉄砲、ポンコツの銃、角を掴んで格闘、強え。 熊は「北極無宿」にも出てきたね。 後ろからトコトコついていく熊、リス、思わぬ収穫、船で脱出、滝、謎ギター、あああああああ?えー!? 船「パージします」[DVD(字幕)] 8点(2016-08-28 03:22:15)《改行有》

11.  キートンの北極無宿 《ネタバレ》 雪原 宿?、今回のキートンは悪党。 背中に背負ったもの、カジノ、カウボーイ?、ポスターを切り裂く、金を奪いまくる、すぐバレる、窓ごと叩き出される。 キートン「リア充死ね!」 やさぐれ亭主、警官は「踊って」ごまかす、神の供物で気絶、犬ソリ、花は蝋燭で燃える、人妻をナンパ、バラバラの犬種、やわい紐。 馬車のタクシー、雪上バイク、キートンの工作、凍った池にダイブ、馬車もひっくり返る(上だけ)、かまくらにギター、うっかりもたれかかれない、ギターで滑る、まるごと穴に落下、絡み合う糸、糸の引き合い、雪玉を打ち返す、熊 、セルフ閂、雪だるま、謎軍人、シュトロハイムみたい、NTR?、銃を撃つ女性、勘違い…という夢を見たのさ。[DVD(字幕)] 8点(2016-08-28 03:15:10)《改行有》

12.  キートンの電気館(電気屋敷) 《ネタバレ》 大学?、取り違い、文字が多い、お客さんをおもてなし、アイデアが豊富、エスカレーター 、自動で本を出す、風呂が走ってくる、ベッドがしまわれる、ボタン一つでドア、エスカレーターの勢いで窓ガラスごとプールにダイブ、カタパルトのように人を射出、プールの水位を自在に操る。 ビリヤード、自動で球を補充、たまつき棒をへし折る、交換しろ、台の上にのってゴルフ。そういうスポーツじゃねえ! 自動で椅子が来る、料理を運ぶ列車、猫、自動洗浄機 、簡単に壊れるレール、酷い事故だ、復讐 配線をズタズタに。 人が入った箱を持ち上げるキートン、エスカレーターに弄ばれるキートン、キートンの演技力、ブランコ 、幽霊のようにタオルをまとう、ベッドに飲み込まれる女性、襲い掛かる洗浄機から飛び出す皿、ビリヤード球、扉に首をはさまれる、パニック、鍋攻撃、スパーク 、巻き添え 、自殺、死にたくても死ねない、放流。[DVD(字幕)] 8点(2016-08-28 03:11:12)《改行有》

13.  キック・アス 《ネタバレ》 再見。 雲を突き抜けるようなオープニング、男の回想・赤いマントをまとい、ヘルメットを被り、地にダイブする。タクシー「解せぬ」。 ある男が叶えられなかった夢、誰もが抱えているかもしれない夢に挑戦したいという想い。 この「KICK-ASS」は、そんな夢に向かって拳を血に染めていく男たちの闘いを描いていく。とにかくぶっ飛ばせ! ご機嫌な音楽とは対照的な冴えない男子友達が二人いるだけでも充分やで、辛いことはオナッて忘れる、熟女でイケるとかレベる高すぎだろおまえ、ゴミ箱は息子を発射する捌け口に。 民族wwあるある。 あこがれの女性、僕は普通の人間さ。 スパイダーマン「おう」 第9地区「せやな」 突然すぎる死、車が横切るように変わるカット、物騒なオッサンがいるから話もできない、カツアゲ、見て見ぬフリ…そんな自分に腹が立つ!生まれ変わりたい! ネットで誰でもコスチュームを買え、ヒーローの「真似」はできる時代。彼はそんな時代にちょっとした冒険に出る決意をかためる。 そしていきなりマフィアが小指をペンチで潰されようとしている尋問、友達になりたくても親のせいでなれない。 凶暴なツインテール少女の逆襲。ダーティ・ロリー。 秘密兵器、マスクが幼い少女と青年に勇気をくれる。おっかない銃を構える強面のオッサン連中に殴り込める勇気を!好きなこと(銃殺)。 弾丸、拳銃、鉄拳、健脚、包丁をブチ込みまくる! 暗闇で炸裂する銃撃戦、死を乗り越えて受け継がれる復讐の意志、闘う決意。たった一人で二挺拳銃と鋼の拳で殴り込む大乱闘!高らかに鳴り響く「荒野の用心棒」の音楽! 「何も問題ありません(だからバズーカ貸して)」 「こんばんわー(バルカン砲)」 男女平等キック!男女平等首絞め!男女平等机に叩き付け!男女平等パンチ!男女平等バズーカシュートオオオォォォッ!!!汚ねえ花火だ。これ絶対入ってるよね。 絶体絶命の危機に駆けつける“戦士”の一撃。ジョン・フォード「捜索者」の如く命を抱きかかえ家に帰ろう。 初めての学校は鉄拳でご挨拶。 「俺の出番を待ってろよ!」[DVD(字幕)] 9点(2016-08-28 02:41:43)《改行有》

14.  キートンの警官騒動 《ネタバレ》 再見。 キートンのアクションが思う存分炸裂する最初の作品の一つ。 刑務所?と思ったら屋敷の門、落とした財布を中身を確認して拾ってあげたのに「余計なことを!」、引き返して財布をとる、財布だけ、入れ替わりにキートンが車に。このスピーディーかつ流れるような展開。 それを見ていた男、引越し中の家族、男の一計、ちゃっかり半分貰う、馬車、なれゆきで家族の引越しの手伝いをすることに、中々入らないカバン、ビン割りやがった、手紙捨てんな、通りがかりに犬に噛まれる、グローブでガード、即席パンチマシーン、警官ぼっこぼこ、運転中に寝ないでください、馬に直接電話、馬に直接喋れよ、馬が中々進まないのでしまいにはみずから馬になって引っ張り出す。 獣医に診せたら馬が元気よく飛び出して来てさっきから笑いっぱなしだ。 ところ変わって夥しい警官、警官、警官たちが駆け抜ける大スペクタクルへ! 群れが無尽蔵に増殖して追いかけてくる恐怖と笑いはキートン映画の名物。 パレード、行進に迷い込んでしまう、爆弾テロリスト(最古のテロリストを描いた作品の一つ)、導火線で煙草に火を、爆弾と知らず投げ落としてしまう、ブチ切れた警官隊が猛然と迫りくる!水道管が破裂だ!荷馬車は置き去りにされグシャグシャに踏み荒らされる。 壮大なおにごっこ、のらりくらりと警官隊をかわす、明かされる真実、ネクタイ、髭、車に飛び乗る! 木の板でシーソー、彼女、扉を開けた途端…唐突に締めくくられる結末。墓石![DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2016-08-28 02:05:43)《改行有》

15.  キートンの白日夢(成功成功) 《ネタバレ》 花、花束、ドアを開け、婦人が投げ捨てた花をそのままキャッチし、自分の花を加えて再び渡す。粋だ。 車道で車が走る中も婦人に挨拶を続けられる強運振り、動物園、猫、穴のあいたバスケット、にらみ合う犬と猫が可愛い、スカンク、あまりの匂いのために服と首輪を埋める、回収車も穴だらけ、マンホール、パレード、飛び交うゴミの雨、ヤケになって燃やす、燃え移る、放水、水の入ったマンホールの中に生き埋め、手紙、劇場、舞台、演劇、エキストラ、衣装のまま、警官と全力で追いかけっこ、中国人街、服屋、スリ、すんなり溶け込むキートン、握手じゃない金だ、不幸中の幸い。 警備員、パレード、大量の警官に全力で追われる様は「警官騒動」を思い出す、市街列車に飛び乗る、梯子を使った飛び降り、穴に落とす、延々と続くおにごっこ、港、船に飛び乗る、船という密室、水車、まるでハムスターのように、郵便で人ごと送られる、ヤギさん、自殺用の拳銃、窓ごと叩き出す。[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2016-08-28 01:56:05)《改行有》

16.  キートンの船出(漂流) 《ネタバレ》 後の「蒸気船」や「海底王」といった海ものに繋がる作品の一つ。 揺れる船室、子供が揺らしているイタズラ、尻叩き、倉庫を開け、船を引っ張り出発、船が出ないので壁の破壊、ひもは車につながっており倉庫は木端微塵に。 小さなボート、港、車は海に落ちる、落とす、船出の儀式、マークがバキッととれる、ハンマーで修理(破壊)。 進水したら沈む船、船作り、子供が、グダグダ、セーラーを着込む奥さん可愛い。 船着き場を破壊して今度こそ出発、橋の下もマストとその他もろもろを畳んで回避。凄い。 足、操舵、脇見運転には御注意、思ったより浅瀬、釣り、川を遡る、下る、だからちゃんと運転しろよ、釘打ち付けたら穴があいて浸水、パンケーキで塞ぐ、揺れる揺れる、ボートが行き交い水面が揺れる、ピタッ スイー、何だあの動き、自動操縦じゃあるまいし、ベッドッもガタガタ、嵐の予感、窓から海水が入り叩き起こす、大嵐、一人嵐と格闘、ベロンベロンの望遠鏡、モールス信号、SOS、字幕も電信風、船も大回転 、服を布に打ち付けてまで救助信号を送ろうとする、穴増やしてどうすんだよ、キリ、飲むな、コップで水をかきだせない、パニック状態、救命具はつけようぜ 、船が小さい、蛇口みたいに、濾過機能つき?、まんま風呂のやつかよ、栓、得体の知れないところに流れ着く。[DVD(字幕)] 8点(2016-08-28 01:38:51)《改行有》

17.  キートンの即席百人芸(一人百役) 《ネタバレ》 キートンがジョルジュ・メリエス「一人オーケストラ」にオマージュを捧げた作品。 ポスター、ゴリラが演奏、どういう財布だよ、指揮者?、いきなり分身して演奏をはじめるキートン。分身を始める過程がないんだね。 どんどん楽器や楽譜を破壊していくキートン楽団、舞台の上で横一列、面白黒人、白人が黒人の真似をするやつ、夫人にまでならんでいい。 キートン的「全部俺」。後の大嵐浩太郎こと内村光良である。5分にも及ぶキートンショー…という夢を見たんだ。 スタジオ、箒が刺さってしまう、汚れがとれない、あの女性は双子?それともキートンのようにトリック撮影なのか?、鏡、オランウータン、キートンも猿に扮する、大きさで気付け、猿の真似、海中(絵)にダイブ、綺麗に並んで回転 、大砲もロクに組み立てられない雑兵、何度も壊れる壁、組体操、壁をジャンプ、役者なんだからキップ買え、押さんでも、髭をつけて煙草を吸うのはやめましょう、斧で紐を剃る、危ねえ、水中ショー、ハプニング、半端ない水の量、背中に「×」。[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2016-08-28 01:32:48)《改行有》

18.  キートンの強盗騒動(悪太郎) 《ネタバレ》 窓口、服屋のマネキンの後ろに並んでしまう、気付け、警察、帽子でカメラを塞ぐ、馬蹄、財布、馬蹄を投げると幸運がくるかも・・・キートンに来たのは警官だったけど。 マネキンかと思ったら人だった、車の下に滑り込む、トラックに閉じ込める、下に潜り込んで見事な馬乗りへ、列車でのおいかけっこ、いつの間にか機関車の前に座るキートン。後の「将軍(大列車追跡/大列車強盗)」へ繋がる要素がかなりあった。 新聞、この写真「警官騒動」の使い回し?と思うくらい。 塗装屋の喧嘩、強盗団たち、ポスターに髭つけてもなあ、髭が萎える、、後ろのドアから発砲、タイヤではなく看板、馬に乗るキートン、馬も「生まれたて」なのでまだ足腰が弱かった。 荷台のトラップ、新聞の効果は絶大、犬、思わぬ再会、俺を踏み台にしたぁ!?、ドアの上の扉から脱出、手動でエレベーターを上へ、エレベーターアクション、磁石かよ、エレベーターが上に吐き出される…どんな発想だよ。 ストップ・モーション、残骸が上から降り注ぐ。[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2016-08-28 01:22:57)《改行有》

19.  キートンのハイ・サイン(ザ・ハイ・サイン) 《ネタバレ》 まさにアイデア勝負。 列車が横切りそこから吐き出されたキートン、メリーゴーランド、椅子、新聞がすごい折れる、叩かれてる、ちゃっかり銃を奪う、おい警官、試し撃ち、瓶、オッサンが物凄い速さで逃亡、どうやって鳥に当たったんだ。 射撃場、見事な入れ替わり、パチンコ、怪しい組織の匂い、暗殺計画、変な「サイン」、即席装置、犬がちょっと可哀想、黒猫、犬、慌てて乱射、ペンキで帽子掛けを創造、そんな馬鹿な、射撃屋が売り物で脅されちゃシャレにならん。 自分の銃を、威力が違う、惨状、そんなバナナ、皮で滑らないキートン、「サイン」に助けられる、家じゅうの仕掛け、コーヒーに映るもの、巧妙な芝居、壁をよじ登ったり、ベッドで犯人を射出…凄い構造だ。流石キートン。 裏切りの「サイン」。[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2016-08-28 01:17:08)《改行有》

20.  キートンの鍛冶屋 《ネタバレ》 木にもたれかかる、しかしデカい木だこと、服がふくれて筋肉があるように、針で「プス」っと、鍛冶屋、飯も作る、あーもったいない、熱々の馬蹄で足と尻を火傷、馬蹄は磁石になって吸い寄せる、消える工具たち、車輪も保安官バッヂも銃も、親父強えー、巨大な馬蹄で攻撃。 時計もダメになったら鞴、火の中に突っ込む、白馬に乗った貴婦人、色んな馬蹄、馬に直接言ってもしょうがない、足のサイズ、贅沢な馬、鏡、インクで真っ黒・馬も真っ黒になり模様のように、次々来るお客さん、鞍はどうした鞍は、梯子、それでいいのかアンタ。 車の修理、迷い込む子供、アイス、風船凄え、クソガキ、パチンコ、車がお釈迦に、だからインクが…あーあーーあーあー。 どんどん破壊されるスクラップと新車、エンジンは紐に吊るされ鉄槌に、逃げ支度の速さは異常、親方の帰還、帽子もビックリ、ブチギレ、親方!上から親方が!とどめの一撃、夫人の逆襲、四面楚歌、馬に引きずりまわされる、列車がー、馬に跳ねられる、ハンカチ、馬草、指輪、水、列車で脱出。 エンディングはキートンによるNG集?と思いきや…キートンみずから幕を下ろす。[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2016-08-28 01:12:50)《改行有》

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