|
1. キングスマン: ゴールデン・サークル
《ネタバレ》 前作同様、アクション面は非常に見やすく見ごたえがあったけれど、
ストーリーがイマイチ。
前作との比較で、敵の小物感が気になった。
ハリーの活躍は熱いのだけれど、はっきりしたきっかけなく急に本来の力を取り戻していたり、
カウボーイの裏切りに気づいたきっかけが分からなかったり(私の理解力不足?)、消化不良感が否めない。
あと、マーリンは別に死ななくても良かったのでは?と思う。
エルトン・ジョンがまさか本物とは驚いた。[インターネット(字幕)] 5点(2024-05-03 11:33:26)《改行有》
2. キングスマン
《ネタバレ》 ちょうどいい上品さと下品さを兼ね備えている、絶妙な映画。
ビシッとスーツをキメて、「紳士とは、正義とは」というのを語るシーンがありながら、
そのスーツで大量に殺戮をするという、このバランス。
特に、終盤の頭爆発花火大会は、笑っていいのかいけないのか、
何とも言えない感じがむしろいい。
アクションの動きが激しいのだけれど、非常に見やすく、
カメラワークと演出が非常に優秀なのだと思う。
話の展開も先が読めない感じで良かった。
良作。[インターネット(字幕)] 7点(2024-04-29 11:06:16)《改行有》
3. 君たちはどう生きるか(2023)
《ネタバレ》 予備知識なしで鑑賞。
まず、個人的ないい映画の前提条件は、面白いこと。
が、今作は第一にストーリーがまったく魅力的でなかったのがとても残念。
(自分の両隣の人は、1/3手前くらいで眠っていました。)
特に主人公の心情の変化が分かりにくく(例えば、アオサギへの異常な関心、継母への心境の変化など)、
見ていて「?」が何回も浮かんだ。
メッセージ性に振るなら、観た後に心に強く残る何かがあればいいと思うのだが、
家族愛?平和祈念?人生観?生命観?
思いついたのはこれくらいだけど、どれも中途半端。
意味がありそうで、なさそうで、やっぱりありそうなキャラクター(オブジェ?)が多すぎて、
消化不良感が否めない。
(「単にあなたの知識がないから」と言われれば、それまでなのだけれど・・・)
そして致命的だったのが、主人公の父親の声。
他の人の声は、割と作品に溶け込んでいたように思うが(アオサギはすごかった)、
父親の声だけは、出て来た瞬間に「ザ・キムタク」という声。
画と声がまるで合っていない。
決してキムタクが嫌いなわけではないのだけれど、良くも悪くもこれがスターのオーラなのか。
中・終盤に出番が減るまで、作品に入り込めなかったのは致命的。
ただ、作画、音響面での細やかな仕事はさすがの一言。
冒頭の空襲のシーンから、疎開後の登場人物の仕草、一挙手一投足の細かなところまで、抜かりなかった。
一点だけ気になったのが、トーストにチーズとジャムを塗って食べるシーン。
いかにもジブリって感じだけど、特に物語の流れの中で必要性を感じないものだったので、
逆に「ほら、こういうの好きでしょ?」と「制作側に見せつけられている」気がして、違和感。
総じて、今回”も”期待したようなものではなかった。
なぜジブリは観客を選ぶ映画を作るようになってしまったのか?
深く考えず、童心に帰ってワクワク・ドキドキできる作品はもう見られないのだろうか?
「千と千尋の神隠し」が評価されてしまったからかなあ。[映画館(邦画)] 3点(2023-08-21 18:40:48)(良:3票) 《改行有》
4. きっと、うまくいく
なかなか面白かった。
3時間で中だるみがほとんどなかったのはすごい。
ただ、主役の3人の悪事が目に余るところが多かった。
ピンチに陥るところも因果応報と感じることも・・・。
まあ、でも良かったです。[インターネット(字幕)] 8点(2018-01-14 00:17:48)《改行有》
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 5 | 3.11% |
|
2 | 10 | 6.21% |
|
3 | 11 | 6.83% |
|
4 | 23 | 14.29% |
|
5 | 34 | 21.12% |
|
6 | 34 | 21.12% |
|
7 | 23 | 14.29% |
|
8 | 14 | 8.70% |
|
9 | 3 | 1.86% |
|
10 | 4 | 2.48% |
|
|
|