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プロフィール
コメント数 886
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自己紹介 ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。
「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。
映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。
目指せ1000本!

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21.  グリーン・デスティニー 身勝手なヒロインに付き合えるか否かで評価が変わる。良く言えば古い慣習から抜け出して自由になりたいわけであるが、当然その代償を支払わなければならない。にしては印象に残らないシーンばかり。ハリウッドの中国ブームを決定づけた武侠もの、そしてオリエンタルでエキゾチックな世界観が欧米には目を引くものがあるだろう。ただ、同じ東洋人からすれば、それを打ち破る新鮮味が欲しいもの。テーマに普遍性はあれど、これは凄いと思えるものに出会えなかったのが正直な感想。[DVD(字幕)] 5点(2018-05-03 23:29:52)

22.  クラウド アトラス 《ネタバレ》 あらゆる意味で規格外。3人の監督に、時空を超えた世界レベルの6つの物語に、俳優陣が複数役を演じる(MVPはペ・ドゥナ)。複雑で実験的な映画だが、中身はエンタメに徹しており、同時進行で展開するため3時間の長尺を感じさせない。一度見ただけでは理解できない箇所があり不親切とも言えるが、何度も見れば新しい発見のある面白さがある。大事なことを全て台詞で語ってしまうのはマイナスだろう。ただでさえ複雑なので仕方ないかもしれないが・・・。人々が輪廻転生を繰り返すように、この世界もループしている。いつの世も悲惨に満ち溢れ、過ちが繰り返されていくことに暗澹としてしまう。それでも正しくあろうと闘った人間たちがいた。雫はやがて大海になる。因果が廻りに廻って、希望にも絶望にもなるが、信念は次の世代に引き継がれていく。その未来をどう描くかは自分たちなのだ。[映画館(字幕)] 8点(2018-02-05 20:23:39)

23.  ぐるりのこと。 《ネタバレ》 韓国映画『シークレット・サンシャイン』に匹敵する映画は現れないと思っていたが、すぐ目の前にあった。同じく喪失のテーマを扱いながらも、宗教を強調しないあたり見易い。監督の鬱病体験を元にしているだけあって、描かれている夫婦が身近に感じる。同時に周囲の他者に対する無知も無理解さも。法廷画家として携わる夫が見た重大事件の裁判の数々は、奪った者、奪われた者の負の感情が凝縮されている。全て人・人・人が生み出した側面に対して達観しているからこそ、長い時間をかけて妻を癒せたのかもしれない。物語は911直前で終わる。歴史も日常も先の見えない暗澹さはあれど、明けない夜はきっとない。そうやって世界はぐるりと廻っている。[DVD(邦画)] 8点(2017-12-11 20:46:16)

24.  クイルズ 《ネタバレ》 倒錯もののエロスと背中合わせの血生臭さが漂う。表現の自由のため権力に抗うサド侯爵によって、彼自身も周りの人々も狂わされて破滅に向かっていく。これは現在でも通じるテーマで、感化されて凶悪犯罪に至るきっかけを作った創作物ですら、醜悪な現実に影響されたかもしれないのに。サド侯爵は妄想と願望から醜悪な人間の真実を描いただけに過ぎない。しかし、見せる相手があまりにも悪すぎた。最後は当人の自己責任に集約されるのではないか。犠牲の代償として突っ切ったものだけが歴史を動かしていく。従来のイメージ、プライドをかなぐり捨てた役者陣の演技合戦に酔う。[DVD(字幕)] 7点(2017-10-06 18:45:36)

25.  グエムル/漢江の怪物 《ネタバレ》 ただのモンスター映画と侮るなかれ。ポン・ジュノらしい一筋縄ではいかない、まるで人を喰ったような寓話だ。序盤の意表を突いた襲撃シーンから期待を膨らませてくれる。悲壮感あふれる葬式のはずが、ドロップキックに、過剰に嘆き悲しむ光景によって不謹慎な滑稽さを生む。喜劇と悲劇は常に隣り合わせなのだろう。ところが、以降の展開からトーンが萎んでいってしまう。躍動感のある見せ場が多いのに、序盤を超えるような高揚感がなかった。グエムルを総叩きするシーンですら冗長に思えるくらいに。だが、この映画で一番描きたかったのは、どん底で逞しく生きる市井の人たちなのだろう。良い大学を卒業しても兵役を満了しても将来が保障されるわけがない熾烈な競争社会で多くの人々がこぼれ落ち、自営業を厭わざるを得ないという。本当の怪物はその歪んだ社会構造で、ソン・ガンホが足でニュース番組が流れるテレビを消す食卓シーンに、"政治や社会に無頓着な大衆"として象徴されてるような気がした。[映画館(字幕)] 6点(2017-05-29 19:35:28)

26.  クリムゾン・リバー 《ネタバレ》 ハリウッドとは違う、ヨーロッパらしい色彩感覚と映像美が雄大なアルプスを捉え、陰惨な猟奇殺人をも際立たせる。題材としては良いチョイスだろう。しかし、中盤の不要な格闘シーンからおかしな方向に変わっていき、荒唐無稽なアクションがサイコスリラーと溶け合わない闇鍋状態。次第には手垢付きまくった双子ネタを出してしまったときの脱力感といったら・・・せっかくだからのノリで、雪崩のスペクタクルもやらかし、平凡なサスペンスで終わった印象。まさに竜頭蛇尾。[DVD(字幕)] 4点(2015-09-06 15:42:27)

27.  雲のむこう、約束の場所 《ネタバレ》 「新海誠は長編に向いてないな」とよく分かった。心理描写を繊細なナレーションで済ませるのは長編ではクドいとしか言いようがない。ストーリーは散漫であり、全てを放棄したラストを映像美と主題歌で誤魔化すのは無責任としか。他の方が仰っているように、同人誌の延長&セカイ系なのは仕方ないけどさ、もう少し工夫しましょうよ。確かに美術は文句なしで素晴らしいが、私が見たいのはアニメであって、動きに精彩がなければイラスト集で事足りてしまう。[DVD(邦画)] 4点(2015-07-09 19:10:50)

28.  グランド・ブダペスト・ホテル 《ネタバレ》 ペルシャ猫の運命が象徴するように、人生はあまりに理不尽で過酷だ。冤罪と遺産相続に巻き込まれたコンシェルジュは結果的に遺産を手に入れ、ベルボーイも家庭が持ててめでたしめでたし……ではない。物語が終わっても彼らの人生は続き、コンシェルジュはすれ違いで銃殺刑になり、ベルボーイの妻子も流行り病で亡くなる皮肉さよ。それでもベルボーイは自分達が存在した証を残すために、国営化したホテルを遺産で買い戻し、彼の話を聞いた作家が本を書き、物語として第三者の記憶の中に残っていく。如何なる結末であれ、歴史に名を残さないコンシェルジュとベルボーイを知り、老婦人を知り、殺し屋を知り、ペルシャ猫を知った。彼らが存在した証は『グランド・ブダペスト・ホテル』という物語の中で生き続ける。ウェズ・アンダーソン監督の映画を初めて見た。クラシックなミステリー・コメディ風を装いながらもアドベンチャー要素が強く、ガーリーな美術と雰囲気の中にブラックな毒を仕込ませるえげつなさがあるため、好き嫌いが分かれそう。しかも、ミステリーとは言え、3つの時代が大きく関わることがないため、どんでん返しを期待した自分には物足りなさが残る。エンドロールのパラパラアニメは世界観を象徴して良きアクセント。[映画館(字幕)] 7点(2015-01-17 20:23:37)(良:1票)

29.  グッドナイト&グッドラック ハリウッドがこれほどなまでに民主党支持者が多いのは、この黒歴史の反動が大きいのだろう。ただ、赤狩りの知識がないとかなり厳しい映画で、全編室内のみで展開するならまだしも、淡々どころか大きな変化もないまま終わるため、マッカーシズムに対抗する記者たちの奮闘と功績を実感できなかった。インテリが好みそうなまさにアカデミー賞受けの作品だと思うが、ここまで来ると独り善がりの感じが否めない。 [DVD(字幕)] 3点(2015-01-17 10:53:36)《改行有》

30.  グリーンマイル 《ネタバレ》 現代とは程遠い、30年代というノスタルジックな時代設定と同時に人種差別が色残るアラバマに深い闇が覆っている。そこで起きた奇跡と悲劇。3時間の長尺であるが飽きることはないし、モダンホラーの帝王のスティーブン・キングだけあり、ホラーなシーンがちらほら。そして心を動かされる情感と人間模様が包み込む。ただ、後に見た前作の『ショーシャンクの空に』が素晴らしすぎたことと、悲劇と感動を履き違えているところに違和感。泣きそうになっている自分自身に後ろめたさを感じてしまった。後の作品を見ても、きっとダラボンは前作で精根付き果てたのだろう。54歳の若さで亡くなってしまったマイケル・クラーク・ダンカン演じるコーフィーの人懐っこさと優しさが今でも忘れられない。[DVD(字幕)] 6点(2014-12-20 22:26:44)

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