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プロフィール
コメント数 1199
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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1.  クローバーフィールド/HAKAISHA 《ネタバレ》 このレビューを書いてる時点で個人的に怪獣映画の頂点だと思っている映画がこれ。 そして映画を一種の没入型アトラクションとして捉えた場合、やはりその頂点にあたるのがこの映画。 以前「宇宙戦争」のレビューに「視点を完全に主人公一家に固定する事で観客も周囲の状況がわからないまま終始逃げ惑う事になるその臨場感を絶賛(要約)」なんて事を書いたわけだけど、それをさらに進めれば、当然この主観視点方式である「手持ち型カメラ(POV」になるわけで、この映画は「宇宙戦争」のよさをさらに推し進めた究極の進化形没入エンターテイメント映画だと言えると思う。 この方向性でさらに進めるとなると、最近流行りのVR技術を使ったものになると思うし、数年以内に多分そういうものも出てくるとは思うけれど、現状ではこの映画がその頂点ではなかろうか。 ブレアウイッチに端を発するPOV映画の多くは、低予算をアイディアで補うタイプのものがほとんどで、たとえばRECなどのように「予算がついたら普通にカメラ回し始めちゃったよ」というどこにこだわりがあったのかわからない映画もある中で、この映画のように潤沢な予算を使いながら、演出上の理由であえてPOVを使うという贅沢な映画は本当に素晴らしいと思う。 しかし一見無駄に見える潤沢な予算は、カメラにちらちら映る細部のリアリティに見事に反映されていて、この映画のリアリティをさらに高めている。 安い予算のPOVだと、ここ一番のシーンで(ちゃんと映すとアラが見えるので)手ぶれさせたり暗くなったりして胡麻化していてイライラするわけだけれど、この映画にはそれはない。 ぶれるシーンは必然性があってブレているし、暗いシーンは必然性があって暗くなっている。非常に自然なのだ。 このリアリティは一見無駄に見える潤沢にかけた予算がなければ生み出されなかっただろう。 それから、カメラがめちゃくちゃ丈夫な点については映画の都合上って事でいいとして、テープの上書きミスが何度もあるのはメーカーとしてどうなんだろうw しかし、これもあと数年がたち、カメラの映像記録に完全にテープが使われなくなると「何で複数の映像が映るのかよくわからない」という若い人が出てくる…いや、もうすでに今の若い人が観るとそうなのかもしれない。技術の進歩おそるべしである。 とテープに触れたところで大事な事を。市販されているDVC(miniDV)テープで最長のものは80分のテープ。 そしてこの映画の本編部分の上映時間は80分弱。 映画の最後のシーン「ほらテープなくなるよ」という会話が行われているけど、映画自体の長さをちゃんと市販のDVテープの長さにそろえているわけ。そういうこだわり。だからこその傑作。[ブルーレイ(字幕)] 10点(2016-11-04 14:48:32)(良:2票) 《改行有》

2.  グラン・トリノ 個人的には地味で暗めのヒューマンドラマは嫌いです。 実際、ここでもそのタイプの映画には低い点数をつける事が多いのですが、しかしこの映画レベルになるともはや嫌いだなんだと言うのがアホらしくなってきます。 ストーリー自体は地味でなんのひねりもないものですが、しかし観終わった後に染みる余韻は相当なものです。 それは一見地味ながらもそこに複数のテーマが重層的に描かれているからこそなわけですが、残念ながら生粋の日本人である自分には、この映画に含まれた複数のテーマにあまりなじみがなく、肌感覚で直感的にテーマを感じる事ができません。(頭の中で分析的には理解できるのですが) それでもこれだけしっかりした重厚な感動を与えてくれるわけだから、ほんとたいした映画だと思います。 あと「グラントリノ」、かつてダーティハリーの中で乗ってるシーンがあるんだとか。[インターネット(字幕)] 8点(2018-01-17 00:22:11)《改行有》

3.  クラウド アトラス 《ネタバレ》 「リンダリンダリンダ」のあの娘がねぇ…、というのが一番の感想。複数の物語が全体として一つの話を…というのはときどきあるタイプなわけですが、この映画は、6つの物語の温度差というか毛色がまるで違う上に個々のストーリーの関連性も薄い(というかほとんどない)…そのくせ全体として一つのテーマを語っているというものすごく難しいタイプの映画になっています。ある物語の中で別の物語を比喩する形で「ソイレントグリーン」ネタを口走らせたり、ほとんど関係ないようで微妙に話をからませるという付かず離れず感が絶妙で、個々の話をとりあげるとありがちで平凡なストーリーばかりなんですが、その6つが組み合わさる事で無類の面白さを発揮させています。 しかもこの映画はスターシステムを採用していて6つの物語に出演する役者は基本的に共通なのですが、その配役がすごい。あえてやってるんでしょうけど、人種差なんかおかまいなし韓国人→白人役、黒人→ユダヤ人役とか普通。性差の壁すら越えて男性に女性役させちゃうとか、ある物語の主役を別の物語の劇中劇で別の人に演じさせるとか。この映画の魅力はこのスターシステムのおもしろさをおいては語れないでしょう。 とにかく「よくこんなの撮ったよねぇ」というその心意気に8点です。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-01-18 16:38:44)《改行有》

4.  クリムゾン・タイド 《ネタバレ》 とにかく映画の最後までずっと緊張感を持って映画に引き込まれてしまうストーリーがお見事。 頑固でたたき上げの艦長とエリートでインテリの副長のキャラクターがあまりに類型的すぎて鼻につくレベルなのがちょっとアレなんですが。 最後に副長にだけ事情聴取してないのは、彼のキャリアに傷をつけないように…という配慮からだと思うんでけど、違うんでしょうか? まさか本当に「彼は30年間付き合いがあってうそをつかない男だから」という理由で反対側の意見を聞いてないんだったら、そんな裁判怖すぎるわ…[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-11-08 00:29:49)《改行有》

5.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 《ネタバレ》 キリ番(100番)もいいけど99番目レビューもいいかなと思いレビューを.. (あれ、さっき書いたとき99番目だったんだけど..) 前作(オトナ帝国)に引き続き、たいへん良い映画でございます。   ただ、そうとうアクが強く破天荒な出来の前作と違い、 普遍的な良作と言った趣の映画で、このあたり監督の間口の広さを感じさせます。  この映画、実に手堅くまとまった佳作といいますか、一本の映画として見たときに 最後の、個人的には出色の出来だと思うラスト 「おい青空侍」までふくめて、完璧で非のうちどころのない出来なんですが ちょっとこじんまりまとまりすぎって印象....なんですよね。    あらゆる意味でよく出来すぎていて、突出したものを感じなかったというか、 自信をもって誰にでもお奨めできる映画だけど、マイフェバリットワンにはなれない..って感じの映画です。はい。      じゃぁどうすればよかったのか、と聞かれても正直わからんのですが。.... 廉ちゃんの「もう2度と誰かをこんなに好きになることはないと思う」と「おい青空侍」は淡々としてる分だけツボ。 8点(2004-03-16 17:48:18)《改行有》

6.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 そう、たしかにそう。子供の頃の絵本や雑誌で描かれた21世紀の未来都市、 「道路にはエアカー、街を走るチューブ列車、テレビ電話でルンルン」は どこへ行ってしまったんだろうか?確かにそうなんだよねぇ。 実際の21世紀になってみると、子供の頃(高度成長期)に夢見た未来がなんだか失われてしまってるんだよ。 未来へ向けての「ドキドキワクワク」「センスオブワンダー」はどこへいってしまったのか。 日本の子供の理系離れが著しいってのも、そういうのが原因なんだろう。     でもさ、でもでも思うんだけど、そういうのひっくるめてみんな自分の人生じゃん。 いま自分といっしょにいる人とこれからもずっと一緒に前に歩いていく、 それは確かに絵本に描かれるような大きなドキドキワクワクじゃないけれど、 等身大の一人一人の本当に大事なドキドキワクワク。それを捨てちゃう回顧主義なんて 燃えないゴミの日にでも捨てちまえ。(燃えないかどうか知りませんが) .......と、そういう映画。高原の小枝を大切に。 8点(2004-02-16 16:21:17)(良:1票) 《改行有》

7.  クライム&ダイヤモンド この映画のラストシーン、毒舌ジム(殺し屋)が街を歩きだし、電柱の傍でふと動きをとめたときに 、僕はピン!ときました。「この映像、この動き、これは間違いなくあれだ!あれに違いない!」 そして流れてきたのは当然あの名曲。ビンゴ!ビンゴだ俺! 「あぁ僕もこの映画に参加できた気がする....」とめっちゃ嬉しかった瞬間でした。そんな映画。 ところで、この映画の中で毒舌ジムが、「名作と呼べる映画は昔のものばかりだ」と語っていますが、このサイトでのランキング上位の映画の製作年代を見てると「なるほどそうなのかなぁ..」と思っちゃいますね。 8点(2004-01-12 11:25:11)(良:2票) 《改行有》

8.  グリッドマン ユニバース 《ネタバレ》 映画として純粋にストーリーを観れば、実は最初の5分と最後の5分をくっつければそれで話は終わってしまう。 六花に告白。青春だね!! じゃそれ以外の1時間40分は何をやってるかというとただのお祭りです。 フアン向けのお祭りムービーです。 死んだキャラもリタイアしたキャラも全部出るし、それはお祭りだからオッケーてかむしろ出せよって感じだし、なんなら初代グリッドマンもバイクの兄ちゃんとして今回はストーリーにかかわります。 なによりインパーフェクト→UNIONとおなじみの主題歌がかかってなんか派手に合体してればそれだけでテンションマックスです。 なんか設定を埋めたりするために小難しい事を言ったりしてますが、実質意味がないので気にしなくてオッケーです。 そんな映画なのでテレビでグリッドマンとダイナゼノンを観た人ならおそらく楽しめますし、そうじゃなければ面白いわけがありません。僕はUNIONもインパーフェクトも鼻歌でそらで歌える人なので、もちろん楽しめました。 てかそういう人しか観ませんよね?こういう映画って。だから無問題なのです。 そしてこの映画、うまいのはラストの〆方。水ダウのみんなの説くらいスパっといいところで終わらせてくれます。 エンドクレジットの前は二人がもにょもにょするところでバシっと切ってくれるし、そしてエンドクレジット後ですよ ふつー うん、フツーですよね、わかります笑[インターネット(邦画)] 7点(2023-11-17 18:03:03)《改行有》

9.  クロール -凶暴領域- 《ネタバレ》 昨秋に劇場公開されていたバリバリの新作映画ですが、もうアマゾンプライムで無料配信されててびっくり。 そうですよね、アメリカでは普通に散歩中の人がワニに襲われて死んだりしてますもんね…という事を改めて思い出させてくれる映画です。 というかそういう事をニュースで知ってる日本人からすれば、なぜ途中で出てくる人があんなに無警戒で食われるのか不思議です。 (実際、映画中にも「ワニ危険」の看板が出てるっていうのに) さてこの映画、系で言えばロストバケーションと同ジャンル。孤立した女子がモンスター戦う系映画です。 サメ→ワニ、孤島→売れ残りの家、ブレイクライブリー→カヤスコデラリオ、カモメ→お父さんでだいたい同じになります。 (いやカモメは犬じゃないか?) わりと序盤に戦って足を怪我するとかそういうとこも同じ。 腕を怪我しちゃうと後の展開が困るし無傷なのも不自然だし…とりあえず脚でもやっとく?…という作劇上の都合感バリバリです。 救助の期待をもたせてくれる人が餌食になっちゃう流れとか、もはやテンプレか?と。 あちらと違うのは父子の絆的な奴で、中にはそこを評価する向きもあるようですが、僕としては父の存在はロストバケーションのカモメと同程度にしか思えません。 ちょっと気持ちを通じ合わせて怪我を治してあげる…という意味ではバリエーションの域を出ないと思うんですが… タイトルからしてどっかでクロールでワニと競争するんだろうな…というのは誰でもわかるわけですがしかしそこがクライマックスでもなくカタルシスもないってのはちょっとダメかな、と。 わりとあっさりボートにたどりついて…そしてすぐ、それ無駄骨だったん?となるっていうのは予想外。 とはいえ、そこからの展開はなかなか緊張感あふれていて観ていて飽きさせませんでした。 そのあたりは結構真面目にちゃんとした映画を撮る監督の手腕でしょう。 ピラニア3Dなんかあんな映画なのにわりとちゃんとしてたし。 ま、あの映画みたいなエロっぽいシーンを期待して観ると全然そんな事はなくてそこは残念なんですが… 総合すると「基本をきっちり押さえて丁寧に撮られたモンスター映画。ただしそれ以上ではない」といったところでしょうか。[インターネット(吹替)] 7点(2020-07-01 02:11:00)《改行有》

10.  グラスハウス サスペンス映画としてそれほど高い評価をされていない本作ですが、こういっちゃなんですが、この手のサスペンス映画は(一部の傑作駄作を除けば)ぶっちゃけ五十歩百歩です。 だいたいこうなってああなるだろうな、という想定内の範囲で物語は進行するわけで一部の映画を除けば「暇つぶしには最適」程度のレベルに収まるわけで、そういう点で見るとこの映画が取り立てて悪い映画だとも思えません。 そしてそんな大同小異でどれがどれなんだかすぐにわからなくなるような映画達の中にあって、本作には際立って優秀なポイントが一つあります。 それはヒロインを演じるリーリーの際立ったエロさです。 年齢的な事もありリーリー史上もっとも肉感的な時期(デブとも言う)だからか、とにかく「いい感じに」エロいのです。 パジャマの上だけ脱いじゃうシーンだけでもたまらんものがありますが、何よりいいのがあのビキニのシーン。 そりゃあのおじさんがエロい目で舐めまわすように見てしまうのは、これはもう物理的にしょうがないのです。 あのおじさんは悪くありません! このシーンに限らず、おそらく監督にはりーりーをエロく見せる事に相当のこだわりがあったと思われ、その一端が現れているのがリーリーが普段着てる室内着。 生地が柔らかいので後ろを向いたシーンでいい感じにお尻に張り付いてプリンプリンなのです。 着衣エロの基本ここにあり!と思えるそのすばらしさは凡百のサスペンス映画の中でこの映画を見事に輝かせています。 そんなわけで、サスペンス映画としては他の映画と大差ないながらリーリーのおかげでプラス1点(あるいは2点)をあげる事に僕はやぶさかではないのです。[地上波(吹替)] 7点(2018-06-28 00:00:30)(良:1票) 《改行有》

11.  クイック&デッド 《ネタバレ》 まだサミライミがサムライミだったころに撮ったB級娯楽西部劇 出演陣の豪華さからは想像もつかないB級感だけど、これがなかなか悪くない 敵と戦うためにトーナメントで勝ち上がって…という基本設定は、格闘技系の映画なんかではめずらしくないんですが、西部劇ではオンリーワンじゃないかしら。 なにしろ西部劇で早撃ち勝負となると参加者が死んじゃうからね 参加者が優勝者以外ほとんど死んじゃうんじゃ、次回開催もあやういわけでそんな大会行われるわけがない。 しかしそれが行われるのがこの映画。なんてこったい。 みんな気軽に参加しすぎだろ! そしてそのゲスなストーリーにはサムライミの大仰で漫画チックな演出がぴったり。 サムライミはやっぱこうじゃないと!って感じでなかなか楽しめる娯楽映画です、はい。[地上波(吹替)] 7点(2017-09-22 23:51:04)《改行有》

12.  暗闇にベルが鳴る 《ネタバレ》 これもコメント1番ゲット! 今となってはありがちなサイコホラーだと思いますが、なにしろ1970年代(しかも前半)の映画。 当時はあんまりこの手のサイコなホラーは少なく、時代を先取りした映画だったかと思います。 「結局誰が犯人やねん」「わ、まだ事件終わってないのか?」「誰も電話とらないやん」「ヒロイン結局殺されたんじゃ?」と 微妙に後味の悪いオチにしても、これも今見るとむしろオーソドックスと言えるほどありふれたオチだと思いますが、 当時はこの後味の悪さというか薄気味悪さは十分怖い..というか後をひくオチでした。 それからこの映画、原題を観てもわかる通りクリスマスの映画です。クリスマスに是非見てくださいね。(って、うわ1年先か!) クリスマスの女子寮という舞台設定を考えると今ならもうちょっとお色気シーンがほしいかな..と思うくらいで 十分今でも鑑賞に耐える映画かと思います。って20年くらい観てないから本当に鑑賞に堪えるかわかりませんが。 (でも20年くらい見てないのにラストを鮮明に覚えてるあたり逆に面白かった証かと) 7点(2003-12-26 11:53:09)《改行有》

13.  紅の豚 ぬるくてくさーい男性向けロマン映画。一部男性の好むファンタジー.幻想だけで構成されていて、女性の描かれ方など含めて、宮崎の趣味が全開。 公開当時、宮崎アニメの最新作登場みたいに大々的な宣伝で公開されたため そういう期待で出かけたかなりの観客にとっては、正直肩透かし..だったんでしょうけど、 そもそもオタクな男がぬるーいぬるーい心地よさを味わうためだけの映画なんで、そういう緩い気持ちで見れば 結構楽しめる映画であります。 7点(2003-12-02 00:02:27)《改行有》

14.  クレイジーズ 42日後 《ネタバレ》 まず「この邦題はどうなんだ?」というのは配給サイドに強く言っておくとして… 感染症が発生しマンションの部屋に閉じ込められ…という一種のソリッドシチュエーション系のゾンビ映画。 まぁゾンビ系でどこかに閉じこもって暮らすというのはほぼ必須のシチュエーション。状況を考えれば生存者はどこかに隠れ住むしかないわけで、そういう意味では王道のシチュエーション(のバリエーション)だと言えます。 ゾンビではない異星人系ではスカイラインなんかもマンション閉じこもり系ですが、いずれにせよ戸建てよりはマンションの方が確実にこういう事態への防御力は高く、非常事態を考えるなら絶対にマンション住みしかない!と不動産購入時の参考にもなる映画です…多分。 さて本映画、ストーリー展開は非常にオーソドックス、起承転結の転に当たるドナルドサザーランド事件のときにてっきり彼女が助けにくるかと思ったら、独力で助かったのは予想外でしたが、それを除けば非常に予定調和の展開のままラストを迎えます。というか、もう一展開あるかと思いきや、あ、そこで終わっちゃうの…って感じはありますが。 手堅くまとまっている分ハズレではないのですが、一方で特別に褒める要素もあまりないため誰が点をつけても大半が5~7点に収まるそんな映画ではないでしょうか? 同脚本で同時期並行製作されたらしい韓国版の方は観てないのでなんとも言いようがありません。 ところで冒頭、主人公とベッドを共にしていた女性、そのあと感染してこっそり出てきたりしたんですかね…動向について劇中で全然語られない気がしますが彼女は何?ワンナイトラブ?あまりにも扱い悪くないですか? 実はちょいちょい話題に出てくる妹とかいうオチだと笑えるんですが…[インターネット(字幕)] 6点(2022-06-26 22:18:15)《改行有》

15.  クロッシング(2009) 《ネタバレ》 よく出来た映画だとは思いますが、とにかく映画を観ている途中からラストまで全く楽しくありません。 シリアスすぎるというかダウナーすぎるというか…こんな鬱な話を観たかったわけじゃないんだよ、と。 「あぁこの3人の話が交わっていくからクロッシングなんだろうな」と思いながら観ていたわけですが、いや全然クロッシングしないじゃないですか。 たまたま最後に向かった場所が同じってだけで、クロッシング具合も非常に微妙。 イーサンホークを撃ち殺したのはリチャードギアエピソードに出てた少年だよな、とかせいぜいそれくらいで、あまりにもクロッシング具合が微妙です。 でもその微妙さも原題を見て納得。 原題がそもそもクロッシングじゃありません。そりゃクロッシングしないわけです。 こんな原題っぽい紛らわしい邦題つけるのはいかがなものか、と思う今日この頃です。 つかよく考えてみれば、全然別の3つのストーリーを一本にまとめるために無理やり最後を同じ場所にしてみました!的な安直な感じを製作サイドからも感じるわけで、そう考えれば製作サイドもどうかと思うわけです。 考えれば考えるほどそんなにいい映画じゃない気がしてきました。このままだと0点にしかねないのでもうこの映画について考えるのはやめときます。[地上波(吹替)] 6点(2021-04-11 14:46:30)《改行有》

16.  クライムダウン 《ネタバレ》 男3人女2人が山に行き危ない目にあうというシチエーションはこの映画の2年前にお隣フランスで作られたデッドクリフと同じなわけですが、映画の面白さで言えばこちらの方が断然上。 とはいえシナリオはこちらもかなり残念で、冷静に考えればかなりお粗末です。 まず(これは最後近くまで観ないとわからない事なんですが)そもそも主人公達が女の子を助けたのは間違いだったという事。 主人公達が女の子を助けなくても、あのお父さんですから十中八九女の子は助かっていたでしょうし、最悪の場合でも犠牲者は女の子1人で済んだはずで、そう考えると女の子を助けた事自体が間違い。 なにしろ女の子を助けた事で、主人公達一行に加え罪のない村人が大量に犠牲になっているわけですからバランスシートは大幅赤字です。 「少女を助ける」というお話の根本的な行動がそもそも間違ってるわけですから…そう考えると実にむなしい映画です。 細かく観ても問題は多く、例えば序盤ロープが足りないだの議論したあげく崖を降りるチームと二手に分かれるわけですが、山に慣れてない人が女の子つれてくのは危ないしそもそもロープ足りないならみんな一緒に山を下りろよ、と。 ここ明らかに作劇上の都合で二手に分かれたとしか思えないわけでさすがにどうかと思います。 それに何より後半です。後半でテイストが変わる事自体は必ずしも悪い事ではないと思います。 山で全部終わらせろよ、という意見もわかりますが、しかし後半でテイストが変わるのもうまくやるのであれば全然ありだと思うのです。 問題はそれがうまくいってない事で…そもそも交渉人用心棒チームが出てくるならそれが主人公達と共闘する…くらいでないとストーリー的に意味がないですよね。 あの用心棒とか最後まで主人公達と一切かかわらず、何のために出てきたのかわかりません。キャラとして出す意味がないのです。 というか「イギリスの傭兵は失敗しない」とかイキってた彼、視界の悪そうな豚の面かぶった犯人に瞬殺されてましたが…もうなんなのよ… あの豚お面も、途中で雑に村人ばんばん殺すし、あんたもはや目的忘れてますよ、と。 最後にしても犯人の処分は中途半端で描かれないし(いや殺されたんでしょうけど)、用心棒は微妙な顔でただ去っていくだけだし…で、あまりにもすっきりしない終わり方。 …とシナリオは穴だらけで特に後半は??って感じではあるのですが、でもまぁ最後までそれなりに緊張感をもって観る事ができたので前述のデッドクリフよりははるかにマシだと言えるでしょう。[インターネット(字幕)] 6点(2020-09-03 05:28:44)《改行有》

17.  クーデター この手のファミリーアドベンチャーでは、子供はピンチの元になったりトラブルの元になったりと作劇上便利に使われるわけなんですが、この映画は特にそれが顕著でさすがにちょっとイライラします。空気読まないのが子供…とはいえ、さすがにちょっとこれはってレベル。 ファミリー物にしてはかなり緊迫感があり殺伐としてるんですが、おそらくそれは監督がホラー畑の人だからでしょう。 ホラーの作風でファミリーアドベンチャーを撮るとこうなる、という事でしょうか。 いやそもそもファミリーアドベンチャーじゃないという可能性もありますが…でも家から離れた山や川でいろんなトラブルに見舞われてそれを家族で乗り越えていくってのが多い中、この映画ではそれが海外の街中になってるだけですからきっとファミリーアドベンチャーです、うん。 あとピアースブロスナンのキャスティングはネタですよね。[地上波(吹替)] 6点(2020-06-18 14:36:09)《改行有》

18.  グレートウォール(2016) 本当に予備知識なく普通の中華歴史映画だと思って観始めたので「あ、こういう映画だったのか」と新鮮ではありました。 PC等の進歩によりここ10年くらいで日本でもプレイヤーが増えた中韓産MMORPGをまんま映画にしたような代物です。 甲冑等のデザインがゲームまんますぎ。 映画自体が映画というよりゲーム中のムービーを見ているよう。 そしてストーリーのレベルもゲームレベル 鶴なんとか隊のバカバカしさ等を含めてひっじょーに底の浅い映画です。 が、しかし、冷静に考えれば古今作られてきた西洋風のファンタジーだってその内容はこの映画と五十歩百歩。 そう考えれば、このジャンルの映画としては普通なんじゃないかと思います。 だからちょい甘めに6点ってとこです、はい。[インターネット(字幕)] 6点(2020-06-11 15:42:58)《改行有》

19.  グリーン・ゾーン 《ネタバレ》 実話ベースの映画なのでそれぞれモデルになる人間がいます。 で、映画の中で裏もとらずに記事を書きまくっているWSJの女記者がいますが、これ、モデルになっているのはニューヨークタイムズのベテラン記者ジュディスミラーです。 実際にイラクの大量破壊兵器について裏を取らずに記事を書きまくって後で米国内でものすごく批判されたわけですが、この映画で一番大事なポイントはここにあると思っていて、つまり「政府高官」とべったりの記者がいて、普段いいスクープも回してもらう代わりに、ときどきは政府の都合にあわせた記事も言いなりで書く。 そういう都合のいい記者が政府は必要で沢山存在してるという事です。 政府からすれば必要なときに大衆に対し都合のいい記事を書いてもらうために絶対に必要です。 記者の方も普段貴重なスクープを取れるので名声と出世が手に入りますし、お互いにWIN-WINの関係。 で、こういう政府関係筋と記者のズブズブの関係というのはこの映画の中に限りません。 日本でもあるわけです。 なぜかというと、この感想を書いてる時点でまだまだ新しい話題である、検事長と新聞記者の賭け麻雀問題、あれです。 これ世間では賭麻雀のレートがどうこうという枝葉末節の事が話題になっていますが、この事件の本質はそこではありません。 賭けのレートとかそれが犯罪かどうかとかはどうでもいい事なのです。 重要なのは(この映画のように)日本でも記者と政府関係者はズブズブの関係だという事がはっきりした事です。 これはある意味当たり前の話で、政治ジャーナリストがほとんどの政治家と敵対関係にあったら、記事の書きようがありません。 誰も何も教えてくれないからです。だからズブズブにならざるをえないのはある意味必要悪であるわけなんですが、大事なのはマスコミと政治家がそうなってる事を知っている事だと思います。 世の中のニュースには時に素晴らしいスプークもあるわけですが、一方で政府に都合のいい誘導のような記事もちょろちょろ混ざっている。 それを知る必要があります。 そんな中で真実を知り正誤を判断する事は普通の人には本当にとても難しいことだ、でもがんばれよ、と、それをこの映画は教えてくれている…んじゃないでしょうか…多分。[インターネット(吹替)] 6点(2020-06-06 02:26:32)《改行有》

20.  喰らう家 《ネタバレ》 原題は「We Are Still Here」なのに邦題は「喰らう家」 こんな邦題じゃ普通観る気になりません。パッケージデザインもセンスないし。なにがグゲゲゲだよ…日本の配給会社酷いよ。 さて、ストーリーや設定にツッコミどころが多く、例えばクライマックスで街の人がわざわざ危ない家の中に入ってきて自爆するのはどうなんだ?とか、呼ばれた友人一家(何も悪くない)の巻き込まれ感がひどいとか、ダグマー一家と悪霊とやらはどういう関係性なんだ?主体はどっちなんだ?とか、まぁとにかくツッコミはじめたらきりがなく、そして邦題は事故レベルの悲惨さではあるものの、しかし映画の出来はよくかなり面白いホラー映画でした。 映像が古く感じたのですが、これは1979年という舞台設定でその頃の雰囲気(その頃製作された映画の雰囲気含め)を意識したものだと思われ、そういうセンスはなかなかよかったと思います。 ホラー好きなら邦題にめげずに観ても損はないかと。 血しぶきはまぁまぁ飛びます。[インターネット(字幕)] 6点(2020-05-21 14:04:00)《改行有》

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