|
1. 九龍の眼/クーロンズ・アイ
5点は得も損もしていないということですが、この場合は、得も損もしてるという意味での5点です。映画としての出来は、全く褒められません。シリアスだったり、妙におどけていたり、センチメンタルだったりと、統一性が全くありません。観客を惑わすためだけに、前作のキャラクターを大勢出すのも、感心しません。ですが、コミカルなシーンと戦闘シーンは最高に楽しめます。マギー・チャンの出番が大幅に増え、コミカルなシーンは彼女の独壇場です。戦闘シーンはジャッキー・チェンの技と演出が冴えています。凄くいいトコと悪いトコを持ち合わせた映画です。[DVD(字幕)] 5点(2010-07-26 23:47:25)(良:1票)
2. クロコダイル・ダンディー
カルチャーギャップ・コメディなんですが、それ以上でもそれ以下でもない。1つ1つのエピソードは練り上げられていて面白いのに、ストーリーがまるで出来ていない。100分掛けて映画を見るより、長い予告編を見た方がテンポが良くて面白いのかも、と思ってしまう。[DVD(字幕)] 5点(2009-05-03 23:38:24)
3. グロリア(1980)
八方ふさがりでピンチの連続を、2人がどう乗り切るのか、そこが最大の焦点であります。アクション映画に多いウルトラC級の必殺技を使わず、どの場面でもぎりぎりのラインで逃げ切る、そんなところにドキドキしました。2人の関係はゆっくりじんわりと氷が溶けるように1つになります。その課程がすごく真実味を帯びていました。G・ローランズの存在感はすごいです。[DVD(字幕)] 7点(2007-12-30 18:53:01)
|