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プロフィール
コメント数 31
性別 男性
自己紹介 基本的に(よほど確証のある時以外は)「酷評」はしません。
(というより、できません)

多くの方が了解されていると思いますが、単なる誤解や無知に基づく「酷評」には、冷笑や憫笑以外の価値はないからです。
 
自らの無知や無能を棚に上げ、貧困なスキーマ(人生経験によって形成される思考の枠組み)を振り回して「これは駄作だ!」などと得意がるようなミットモナイことだけは決してしないように、自戒しております。

せめて「この作品の良さは、私には理解できないないけれど…」くらいの謙虚さは忘れずにおきたいものです。

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評価順1
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1.  群衆(1941) 《ネタバレ》 実に簡潔かつ要領を得た邦題です。特段何らかの信念に基づくわけでもなく、その時々の世論やムードに流されて衝動的に行動する人々。マスコミによって捏造された偶像(=G・クーパー)を求めて、全国各地から大した思慮もないままに勢いだけで集まってくる様は、まさに「群衆」です。抽象的イメージに容易に扇動されてしまう「群衆」。クーパーに心酔する彼らの合言葉は「隣人愛」であり、一見具体的な活動目標にみえるものの、その言葉に酔いしれるだけでは単なる抽象的なお題目にすぎない。クーパーを貶めるようなちょっとした揺さぶりによって、いとも簡単に愛から憎悪へと態度を豹変させる「隣人愛」。「群衆」的行動の底の浅さが、悲しくも滑稽に描かれます。現代においても、一部の市民運動のごとく、こうした皮相な「群衆」は掃いて捨てるほど存在するでしょう。「群衆」は極めて現代的な概念であり、近代以前には存在しえなかった。「群衆」を巧みに利用した上で成立するのが「独裁」であることは、もはや常識以前のこと。では、そんな「群衆」に救いはないのでしょうか。決してそうではありません。本作のラストで、スタンウィックがクーパーに愛をうちあける行為に象徴されるように、また、最後までクーパーを信頼してくれたのが隣人愛を現実に実行した人たちであったように、抽象的題目や想像上の人間関係ではない、地に足のついた具体的な人間関係こそが、信頼や愛情・友情を育むということでしょう。そこにこそ、現代にまで続く「群衆」的世の中に対する答えがあると思います。8点(2004-03-07 00:47:21)

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