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1. グラスハウス
《ネタバレ》 とても不思議な作品。
物凄く大きな事件が起こるでもなく、物凄くショッキングな描写があるわけでもなく、敵がとんでもない力を持っているわけでもなく・・・
正直内容はテレビの2時間サスペンスドラマですが、何故か好きなんです。[DVD(吹替)] 7点(2020-06-01 18:44:05)《改行有》
2. クリード チャンプを継ぐ男
《ネタバレ》 私はシリーズモノの作品の中で、ロッキーシリーズが一番好きです。そんな自分が観た感想です。
本作、主役はアポロの息子・・・とは言えロッキー寄りの話になるだろうなと思い鑑賞。
この作品は完全のアドニスの話でした。ロッキーという映画史に残る名作のアナザーストーリー的な作品。ロッキーの世界観は残しつつ、新たな主人公の人生にスポットライトを当てている。作品の構成自体はとても面白かった。ファイトシーンは歴代最高の迫力だし、その他の出演者のキャラクターも良い。各ボクサーのキャリアが字幕で表示されたりする点など、ロッキーシリーズには似合わない演出だけど、これは新たな作品なんだと感じさせられた。フィラデルフィアライダーの若者の演出も同様。また、音楽面でもロッキーのテーマなど一切使用しなかった事もある意味評価できる。そう、これはロッキーシリーズではない新たな作品なのだ。
賛否両論あるが、ロッキーの描き方、悪くは無いと思う。どんな超人的なボクサーであっても、やはり人間だし、病気にもかかる。
本作ではリンパ節の癌に蝕まれてしまう。抗癌治療でベットに横たわり、副作用で嘔吐し、毛髪が抜け、精気も失せてしまう。
時代は過ぎるのだという事を表している。だから新たな登場人物も出てくる。そんな状況も上手くストーリーに絡めて表現出来ている。
以上、ロッキーシリーズの後を継ぐ作品としてとても良い作品だったと思う。唯一点を除いては。
それは、主人公アドニスのバックボーン・感情が描ききれていない点である。察することは出来る、ただそれでは不足であるし、非常に勿体無い。上記の通り作品自体は素晴らしいのに、今ひとつ作品に感情移入出来ないのである。アドニスのセリフ「自分の存在が過ちでなかったと証明したい」、そう、これをもっと描いて欲しかった。アドニス自体が飄々とした性格なのは良いが、恵まれた生活を捨てて、ボクサーとして生きていく決意をしたからには、もっと強烈な感情表現があったはずである。
本当に惜しい、勿体無い。[映画館(字幕)] 7点(2016-01-06 10:39:04)(良:1票) 《改行有》
3. グランド・イリュージョン
《ネタバレ》 とても面白かった。本格推理モノでなく、イリュージョンのステージを丸々映画として観ていると思えば凄く楽しめる内容だと思います。強引で無理はあるが、先が読めないストーリーも良かった。マイケル・ケインとモーガン・フリーマン演じるトレスラーとブラッドリーをダーティーな役どころをしたところも面白い。4人を集めた男の正体も、本格推理モノなら許されないかもしれないが、この作品ならOKかな。[DVD(吹替)] 8点(2014-09-01 09:50:00)
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