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プロフィール
コメント数 615
性別 男性
自己紹介  洋画は字幕版も吹き替え版も両方観た上で感想を書くようにしています。
 ネタバレが多い為、未見映画の情報集めには役立てないかも知れませんが……
 自分と好みが合う人がいたら、点数などを基準に映画選びの参考にしてもらえたら嬉しいです。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
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1.  クロコダイル2 《ネタバレ》  冒頭、銀行強盗のシーンが中々スピーディーで良い感じになっており(これは1より面白くなったパターンか)と期待させられた訳ですが……  結果的には、そんな期待を裏切らぬ仕上がりとなっており、嬉しかったですね。  低予算な作りなのは前作と同じだけど、血の嘘っぽさも緩和されているし、稚拙な特撮ながらも(頑張って本物っぽく見せよう)っていう、作り手側の熱意が伝わってきました。  前作で豊富だった「お色気サービスシーン」も殆ど無くなっているし、硬派で真面目に仕上げてきたって印象です。  「サメ映画かと思いきや、ワニ映画」っていう前作の構成を踏まえ「ハイジャック映画かと思いきや、ワニ映画」ってストーリー展開にしているのも、上手かったと思います。  前作はサメを全面に出す予算が無かったせいか「サメ映画と思わせるミスリード」が徹底しておらず、折角の仕掛けがイマイチ機能していなかったんですが、今作の場合は人間が演じる形で「ハイジャック映画と思わせるミスリード」が、キチンと行われていますからね。  同じ「○○かと思わせて××」展開でも、今作の方が、ずっと賢いやり方だったんじゃないかと。  ワニが本格的に出てくる前の「無力な主人公達と、銃を持ったハイジャック犯の戦い」も中々面白く仕上がっているし、ワニ映画として考えても「巨大ワニが空飛ぶヘリに食らいつく」なんて見せ場があったりして、明らかに前作よりパワーアップしてる。  「中々火が付かないライター」「沼地に充満するメタンガス」が伏線になっており、ワニを火葬にしちゃう倒し方も、派手で良かったです。  そんな訳で、前作と比較すると大幅に改善されている本作なのですが……  コレ単品で評価すると、欠点も色々目立っちゃうというのが、ちょっと困りもの。  例えば、ヘリを操縦するローランドが主人公カップルを裏切ったと見せかけて、犯人側のボスを撃つ展開は痛快で良いんですけど、その後すぐローランドがワニに襲われて死んじゃうっていうのが、ちょっとチグハグなんですよね。  これじゃあ主人公達は「ローランドは俺達を裏切った」「卑劣な男だ」って認識のままだろうし、ボスを倒した後に二人を助けに戻ろうとしてたローランドが、凄く可哀想。  こういう展開で、観客をスッキリさせてくれない脚本っていうのは、如何なものかと思います。  最後の「夢オチ」も、それ必要だったかなって思えちゃうし……  これならワニを倒した後、沼地で救援を待ちながら、キスする二人で終わらせた方が良かった気がしますね。  1→2という流れで観た為「前作より良くなってる!」という興奮を味わえたけど、単体で評価する限りでは「まぁ、それなりに面白い映画」くらいに落ち着きそうな……  そんな一品でありました。[DVD(吹替)] 5点(2021-12-17 00:06:22)《改行有》

2.  クロコダイル 《ネタバレ》  冒頭、ワニに襲われる場面の血が如何にも嘘っぽくて(大丈夫かな?)と思ったんですが……  結論から言うと、大丈夫じゃなかったです。  こういうモンスターパニック物が好きな自分から観ても、とても退屈な仕上がりとなっており、褒めるのが難しい品でしたね。  というより、冒頭で襲われるシーンを挟んだのって「ワニが出てくるまでは時間かかるけど、最初に襲われる場面やって盛り上げておいたから、我慢して観てね」的な意味合いだと思うんですけど、これだと逆効果というか……  どんなに我慢して観ても、その後に待ってるのは「あの嘘っぽい血が流れる場面」って分かっちゃう訳で、最初からテンション低いまま、希望を抱けないままで映画を観る形になるんですよね。  これなら冒頭で襲撃シーンを見せたりせず、途中までは(ワニが出てきたら面白くなるはず)って希望を抱かせてくれる作りの方が、ずっとマシだったんじゃないかと。   サーファーのヴォックとジョン船長、どちらが主人公なのか分かり難い構成になってるのも気になるし(ダブル主人公って訳でもなく、場面によって適当に主人公が変わるだけっていう印象です)ワニとの一騎打ちに挑んだジョン船長は呆気なく死んじゃって、驚くというよりガッカリしちゃうしで、登場人物にも魅力を感じられないんですよね。  「獲物を追って飛び降り、尖った岩に刺さって死亡」とか、ワニの退場の仕方も間抜け過ぎるもんだから、最後まで盛り上がる事無く終わっちゃいました。  それでも、何とか良かった箇所を探すとしたら……  「サメを求めて撮影にやってきたら、ワニに襲われた」って展開は中々捻りが効いており、気が利いてるなって思えた事。  大まかな流れは「アナコンダ」シリーズを参考にしているようで、王道の魅力もそれなりに味わえた事とか、そのくらいになりそうですね。  あと、途中でヌードを披露した金髪美女さんがペタンコな胸をしていて(あれ、もしかして男の子?)かと思ったんですが、特に説明も無かったし、結局あれは貧乳の女性だったって事で良いんでしょうか。  あそこまでペタンコな胸の人は珍しいと思うし、妙に印象に残ってます。  でも、あのくらい貧乳だと巨乳に負けないくらい不思議な魅力あったなぁとか、そんな事が一番気になっちゃうような……まぁ、そういう映画でした。[DVD(吹替)] 4点(2021-12-17 00:01:06)《改行有》

3.  グラスハウス 《ネタバレ》  舞台となる「グラスハウス」は雰囲気満点。  ジムにホームシアターまで揃っているし(良いなぁ……住んでみたいな)って思えましたね。  海に面したレストランや、海辺の道路など、美しい場面が多い点も良い。  ヒロインのルビーが夜中にプールで泳ぐ場面なんかは、神秘的でエロティックな魅力がありましたし、ラストのカーアクションも中々迫力あったしで、ビジュアル面の満足度は高かったです。  では、シナリオ面についてはどうかと考えてみると……ちょっと微妙でした。  上述の通り、ビジュアル面には拘りが感じられたんだけど、それが裏目に出てる部分もあるんですよね。  夜のグラスハウス内での場面はともかく、まだ昼間のはずの校舎ですら薄暗い場面ばかりとか、流石に「やり過ぎだよ」って呆れちゃいます。  どうしても薄暗い場面ばかりにしたかったのであれば、そこは脚本でフォローして、不自然さを消すべきだったんじゃないかと。  主人公姉弟にはジャック叔父さんがいるはずなのに「グラス夫妻と一緒に暮らすのが嫌なら、施設に入るしかない」って言われるのも不思議だったし(その後、ジャック叔父さんに引き取られて幸せに暮らしてるとしか思えないエンディングとも矛盾してる)脚本の詰めが甘かった気がします。  それと、主人公姉弟があんまり「良い子」とは思えなくて、応援する気持ちになれなかったのも残念ですね。  例えば、麻薬中毒のエリンがルビーに寄り添うように死んでしまう場面なんかでも、観客は事前に「幼いルビーと仲良しだった頃のビデオを観て、感傷に浸る場面」を知ってる訳だから、ついエリンに同情しちゃう展開なんだけど、ルビーはエリンの死体を気味悪がってるだけなんです。  ルビーは観客と違ってエリンの悲しい一面なんか知らないから当然の反応ではあるんだけど、こういう描き方は、どうしても「感情移入出来ないヒロイン」って印象になっちゃいます。  この映画では最も重要だろう「良い人かと思われたグラス夫妻が、実は悪人だったと判明する場面」あるいは「主犯であるテリーに止めを刺す場面」にカタルシスが欠けているのも、如何なものかと。  特に後者に関しては、テリーが発砲する前に轢き殺してるので正当防衛って感じもしなかったし、もうちょい上手くやって欲しかったです。  「絵を描くのが趣味なヒロインが、防犯装置のパスワードをスケッチブックにメモする」とか、良い場面も色々あっただけに勿体無い。  何より悲しかったのは、せっかくグラスハウスが素敵だったのに、結局そこから飛び出して普通の道路でクライマックスを迎えちゃう事ですね。  せめて最後はタイトル通り「グラスハウス」で決着を付けてくれてたら、もっと良い形に仕上がったんじゃないかなって思います。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2021-08-12 18:25:16)《改行有》

4.  グレイテスト・ゲーム 《ネタバレ》  好みが近しいレビュワーさんが高評価されていたので、気になって観賞。  ゴルフを題材にした映画というと「バガー・ヴァンスの伝説」が好きだったのですが、本作もそれと並ぶか、あるいはそれ以上の傑作であるように思えましたね。  「ゴルフは紳士のスポーツ」という現代では好意的に解釈される言葉を「ゴルフは特権階級の独占物なので、貧民はお呼びではない」という意味で用いる導入部から、もう面白い。  こんな短いやり取りだけでも、当時のゴルフがどんなものだったかが端的に窺えるようになっており、ストーリー運びが上手いなと感心させられました。  「大会で英国人以外が優勝する事が如何に困難か」「アマチュアがプロに勝つ事が如何に有り得ないか」を存分に理解させた上で、金持ちの紳士でも英国人でもプロ選手でもない主人公が、まさかの快進撃を繰り広げる様を見せてくれるのだから、こちらとしても大いに興奮。  そんな主人公を支えるキャディーさんが幼い男の子であった点なども「事実は小説より奇なり」を地で行っており、面白かったですね。  試合中のカメラワークも非常に凝っており、ドライバーで飛ばされたボールとカメラが一体化したり、ロングパットの際には思いっきり俯瞰にしてみたり、パットを外した事をギャラリーのどよめきで事前に分からせてから改めてボールを映し出したりと、観客を飽きさせない作りになっています。  その他、細かい道具やルールなどが現代と異なっている事を、自然な形で分からせる辺りも上手い。  例えばティーショット(当時は呼び名が違ったかも?)の際に、キャディーであるエディーがミスをしてしまい、ボールの下に置く土の塊を零してしまうのですが、ここで「やはりまだ幼いので経験が浅い」という情報を伝えると同時に(へぇ、当時はこうやって土の上にボールを置いてから打っていたのか……)と観客に理解させる事にも成功しているのですよね。  こういったバランス感覚の巧みさには、本当に感心させられました。  史実を題材としているせいか、最後のパットが凄く簡単な距離であった事。  そしてヒロインの存在意義が薄い点などは、ちょっと物足りなくて残念。  ただ、そんなヒロインの代わりとばかりに、キャディーの少年や頑固者の父親との交流が描かれており、そちらの方はもう、大満足です。  プレーオフ当日、お偉いさんから「全米オープンなのだから、もっとベテランのキャディーを付けてやる」と言われても、その提案を拒否してエディーと一緒に戦う事を選ぶ主人公には「そうこなくっちゃ!」と喝采を送らされたし、ゴルフをやる事に反対していた親父さんに、最後の最後で認めてもらうシーンも、本当に素晴らしい。  全ては観客の予想通り、期待通りに進んでいきます。  主人公は奇跡を起こして優勝するし、世間体なんかより友情を選ぶし、父親とも和解する事が出来たという、素晴らしき予定調和。  素晴らしき王道の映画でありました。[DVD(吹替)] 8点(2017-03-30 21:01:13)(良:2票) 《改行有》

5.  クライムチアーズ 《ネタバレ》  どうやら自分は「チアリーダー」という存在が好きみたいだなと、遅まきながら自覚させてくれた一品。  何せ、劇中の四分の一くらいはチアリーダー衣装の女の子達が登場し、その魅力を振りまいてくれる内容なのだから、もう参ってしまいます。  と言っても、実際にチアリーディングのダンスを披露しているシーンは、極僅か。  その分、お金を盗む時もチア姿、留置場の檻の中でもチア姿と「そこまでやるか……」と思えるくらいに衣装に拘っており、殆どコスプレ映画といった趣がありましたね。  そんな品であるのだから、真面目にツッコミを入れる方が野暮かも知れませんが、一応は不満点なども。  同情出来る動機があると言えども、主人公達は犯罪行為を行っているのに、それに対して一切罰を受けない結末であった事には、驚かされました。  てっきり「無罪にはなるけど、証拠品のお金は燃やす破目になる」とか、そんなオチだろうなと予測していただけに、この完全無欠なハッピーエンド(?)っぷりには、唯々吃驚。  一応、無罪放免の代償としてチアリーダーのキャプテンの座を差し出した形にはなっているのですが、妊娠した以上は遠からず引退する事になっていたでしょうし、自己犠牲的な要素は希薄。  その能天気っぷりが意外性もあって良い……と言いたいところなのですが、正直、この「完全犯罪が成立しての大儲けエンド」には、後味の悪さ、若干の後ろめたさも感じてしまいました。  けれど、総じて考えると長所の方が多かった映画だと思いますね。   まず、キャスティングが良い。  「アメリカン・ビューティー」のミーナ・スヴァーリが、本作でもチアリーダー姿を披露しているだけで嬉しくなってしまうし、それよりも何よりも、ジェームズ・マースデン!  実写版サイクロップスなど、とかく不幸な役柄の印象が強い彼が、本作においては文句無しで幸せな結末を迎えているのだから、もうそれだけでも満足。  頭は軽いけど、底抜けに良い奴という旦那役を好演しており、その明るい魅力を見せ付けてくれていましたね。  「賢者の贈り物」めいたクリスマスのプレゼント交換の場面なんて、特にお気に入り。  結局、主人公のダイアンは罪を認めないままだし、強盗で得た金という秘密を抱えたまま生きていく事になる訳だけど、こんな旦那さんが一緒であれば、罪悪感に苛まれる事も無く、幸せな一生を送る事が出来そうです。  全編のあちこちに「銀行強盗映画」へのオマージュが散りばめられており、そのチョイスが「ハートブルー」「レザボア・ドックス」「ヒート」「狼たちの午後」と、自分好みなラインナップであったのも、嬉しかったですね。  映画を参考にして強盗を行うという、ちょっぴり際どいストーリーになるのかと思いきや、中盤にて 「映画は教材にはならない」 「映画から学べるのはセックスだけ」  と結論を出してしまう辺りも、皮肉なユーモアがあって素敵。  やはりコメディを楽しむ際には、道徳や倫理観に縛られていては駄目だなと再確認させてくれる。  良質な娯楽映画でありました。[DVD(字幕)] 6点(2016-08-17 00:16:37)《改行有》

6.  グリーン・デスティニー 《ネタバレ》  この作品が、後世の武侠映画に与えた影響は大きいのでしょうね。  ただ、それゆえに、現代の目からすると斬新どころか、陳腐にさえ見えてしまうのが残念なところ。  それだけ模倣されてきた画期的な作品という事ではないか、と頭の片隅では感じているのですが、観賞中「これは凄い!」と唸らされる場面には遭遇出来ませんでした。  とはいえ、終始退屈だったという訳では決してなく、壁走りや竹の上を走る場面、剣を使って敵の剣のギザギザ部分を一気に削ぎ落とす場面などは面白かったし、テンションも上がりましたね。  今時はこんなシンプルな、分かりやすい引っ張り上げ方のワイヤーアクションには中々お目に掛かれないという事もあり、何やらストップモーションで動く怪獣を見るような、時代が違うからこその目新しさもありました。  ではストーリーはどうかというと、残念ながら好みとは言い難い内容。  まず、主人公であろうイェンの立ち位置が「悪い事をしてしまって大人に追いかけられている子供」という印象なのです。  善人とは言い難いし、かといって格好良い悪党でもない。  作中の雰囲気からしても、いずれ彼女に罰が当たるという事は随所から感じ取る事が出来るので、彼女に感情移入して物語を追いかけると、酷く居心地の悪い感覚を味わう事になるのですよね。  じゃあ俯瞰で楽しもうと距離を置いて観賞すれば、何だか家出娘が引き返せずにどんどん深みに嵌っていくのを見守るだけのような気分になって、やっぱり楽しめない。  結末もハッピーエンドとは思えず、スッキリしない後味となってしまいました。  好みの映画ではない、と断言出来たら気持ちも楽なのですが、上述のアクションの数々など、面白かった部分も確かに存在しているのが、悩ましいところですね。  著名な竹林での攻防シーンも、非常に緑が印象的で、白い着物が幻想的で、美しさすら感じました。  とかく知名度が高く、エポックメイキング的な作品という事もあり、何とも判断が難しい。  この映画は面白いかと問われたら、素直に頷く事は出来ませんが、そういった諸々を含めて、観る価値はあった映画だと思います。[DVD(吹替)] 5点(2016-05-07 07:51:36)《改行有》

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