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プロフィール |
コメント数 |
1395 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
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21. ゲッタウェイ(1994)
ビンタはられたら倍返しとオンナが勇ましいリメイク版。へたれ過ぎて泣けるゼ、アレック・ボールドウィン!監督がロジャー「カクテル」ドナルドソンだから、ペキンパーの強烈パンチのヴァイオレンス描写と比較するだけ無駄と言うモノ。犬も食わない何とやら…ってか?5点(2003-01-21 03:49:27)
22. 現金に体を張れ
原作はライオネル・ホワイトの推理小説「見事な結末」。競馬場の売上金強奪に絡む人間模様の克明な描写は原作以上の迫力であり、若きキューブリックの気合い充分。個人的に特に好きなシーンは、イライシャ・クック・Jr扮するジョージの浮気な妻が、ヴィンセント・エドワーズ扮する間男に金を横取りさせようとして、一味の待機する部屋を襲うも派手な撃ち合いの末に間男らは死亡、ジョージは重傷を負いながらも自宅へ戻り妻を殺して息絶える、という何とも凄惨極まる一連の場面である。とにかく、無駄を一切省いた簡潔な演出で一気に85分を見せるキューブリックのパワーは圧巻。後年の晦渋な作風も殆ど無くテンポ良く楽しめる逸品なので、キューブリック作品はチョット…と敬遠せず一見するコトを是非オススメする。8点(2003-01-05 10:37:33)
23. 月世界旅行
単なる映像記録が”シネマ”へと飛躍した瞬間を写し取った永遠のマイルストーン(記念碑)。ヴェルヌ&ウェルズ原作なんて豪華で贅沢なSF作品は正に空前絶後!天才ジョルジュ・メリエスの八面六臂の大活躍(監督・脚本・美術デザイン・製作・特殊効果・主演)を存分に御覧あれ。短い(とはいえ当時では最長)上映時間(9分)が唯一の不満なので…洒落で9点!9点(2003-01-05 01:24:43)
24. ケープ・フィアー
オリジナルである1962年のJ・リー・トンプソン監督作「恐怖の岬」も、それほど凄い映画ではなかったが、ロバート・ミッチャムの悪役っていうのが新鮮で結構見応えはあった。ペックの弁護士役も品があったし。そこへ行くとリメイク版の本作は…まず、ニック・ノルティがゴツ過ぎて弁護士というインテリジェンスを全然感じさせないのが致命的。そこいらの肉体労働者みたいな風情でちーっとも説得力がない。デ・ニーロは相変わらずのカメレオン・アクターぶりの見事さは評価するが、今回は暴走気味で感心しない。旧作はミッチャムのようなベビーフェイスがヒールを演じる意外性が一つの魅力となっていたが、このデ・ニーロは最初からアブノーマル丸出しで明らかにイッちまっている。よって意外性も皆無。まあ、ヒロインは旧作のポリー・バーゲンもリメイク版のジェシカ・ラングも大差ないけど。「タクシー・ドライバ-」どころか旧作にも遠く及ばず、スコセッシにゃ可成り幻滅。余談だが、旧作の主演だったペックとミッチャムもチョイ役で特別出演。6点(2003-01-02 15:36:16)
25. 激突!<TVM>
リチャード・マシスンの珍しくナイスな原作(サスペンス物ばっかり書いてるがハズレ多し)を得て、TVムービーで作り上げた若きスピルバ-グの処女作にして(多分)生涯の最高傑作!以後幾多の作品を発表しているが、個人的にコレを越える傑作にはお目に掛かっていないのが現状。「金を掛けりゃあ、良いってもんじゃあないだろ?」とハリウッドのお偉方に大見得切ったようなチープなシチュエーションとダイナミックな演出はもう拝めないのかナァ…。原題は「Duel」。決闘、ですか。確かに。余談ですが、私もラジエーターホースが破裂してオーバーヒート!ボンネットからモウモウと白い煙が立ち上った経験有り。それもよりによって一番交通量の多い交差点のド真ん中で!デニス・ウィーヴァー扮するセールスマンの気持ち(オーMYガッ!)がイタイほど理解できた瞬間でした…。 9点(2002-12-22 02:55:38)(良:1票)
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4 | 122 | 8.75% |
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5 | 331 | 23.73% |
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6 | 259 | 18.57% |
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7 | 222 | 15.91% |
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8 | 194 | 13.91% |
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9 | 85 | 6.09% |
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10 | 45 | 3.23% |
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