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プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

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21.  激突!<TVM> 《ネタバレ》 これは現代の「西部劇」とも言える。 西部劇が馬なら現代は鉄の馬同士の一騎打ち! 物語はどこまでも単純、どこまでもシンプル。 アメリカのだだっ広いハイウェイに車が一台。 そこに突然現れた巨大なトラック。 ノロノロで追い越させ、追い越させたと思ったら猛スピードで突進して来る。 借金の取立てが命の取立てになってしまった。 ブザーを鳴らす愉快犯かと思いきや、故障したバスを押してやったりと実は優しいのか? いや、やっぱり主人公の車を付け狙う愉快犯か。 カフェの外で不気味にたたずむあのトラック。 主人公の心も恐怖と怒りでピークだ。 ともかくトラックの運転手は正体不明のまま。声も顔も出ない、不気味な二の腕だけが主人公を挑発する。 フロントバンパーに貼られた無数のナンバーは何を語ろうとしているのか。 トラック野郎にあるのは狂気だけなのか。 正体が解らないという恐怖。 スピードが出すぎ車が止まらないとう恐怖。 日常に溢れた恐怖を最高潮に引き立てるスピルバーグの妙技。 後の「ジョーズ」はかなりヒロイックな展開がされたが、この「激突!」はひたすら追いかけっこ。 だがそんな主人公も我慢の限界。 上等だテメエ!“決闘”だよバカヤロウ! 壮絶な二台の追走劇。 「車のエンジンが中々かからない」の始祖だが、これは衝突でエンジン部分がひしゃげたからこそ起こるだろうという現象であり、普通の車がそんな欠陥品なら会社なんか潰れてる。後の奴らは何か勘違いしてんだよな。 ラストのトラックと向き合い、車で迎え撃とうという様子はバスター・キートンの「セブン・チャンス」を思い出す。 迫る岩の大群、逃げるのをやめて「あえて」正面から避ける事にしたキートンの勇気と発想。 もしスピルバーグがこのキートンの傑作を見ていたとしたら、俺はもっと尊敬するぜ。 少くともカフェでのやり取りは黒澤明の「野良犬」が元らしい。 つうか主人公は何回車上で振り返るんだよ。 主人公がいつ余所見で事故るかそっちの方がよっぽどハラハラするわ。 バックミラー涙目。 教習所涙目。 ラストの夕陽のシーンがキレイだった・・・。[DVD(字幕)] 9点(2014-01-31 11:05:00)(良:2票) 《改行有》

22.  拳銃王 《ネタバレ》 ガンファイターの孤独を描ききった名作。 私が西部劇を見直すキッカケとなった思い出深い作品です。 ヘンリー・キングというと「頭上の敵機」のような戦争アクション、「慕情」のようなドラマが素晴らしい作品がありますが、本作は人間ドラマを軸にした西部劇。 後にフレッド・ジンネマンが「真昼の決闘」という似たようなテーマの作品を撮りましたが、やはり「拳銃王」のドラマには及びません。 本作はアウトローとして名を挙げ無敵となった男の孤独をテーマにしています。 賞金首として保安官、仲間内からも命を狙われ続ける主人公のリンゴオ。 どんな敵も早撃ちで葬ってきたこの男ですが、ある日「別れた妻とよりを戻そう、もう人を殺すのはやめよう」と無性に故郷に戻りたくなりました。 死と隣り合わせの毎日、いくら人を殺めても満たされない心・・・リンゴオは故郷に癒しを求めます。 グレゴリー・ペックの人間臭い演技がたまりません。 「白昼の決闘」における悪童といい、西部劇におけるペックは野性的な魅力を感じられます。 そんなリンゴオですが、街に戻っても既に賞金首として知れるリンゴオは「危険な人物」か「賞金」にしか見えません。 何処に行っても命を狙われる宿命・・・それでもリンゴオは昔の仲間や街の人々との交流を経て「普通の人間に戻りたい」と努力を続けます。 リンゴオが時折見つめる時計。秒針を観客に見せないのが良いですね。リンゴオにしか解らない焦りと苦悩を感じられます。 殺し合いからの解放、わだかまりがほどけていく夫婦・・・リンゴオの「殺し」が冒頭で終わっている部分も印象的です。 しかし運命はリンゴオの死がまっていました。 いくらリンゴオ自身が変わっても、彼を「賞金首」でしか知らない者は絶えず命を狙いにやって来る・・・残酷なものです。 それでもリンゴオは一瞬とはいえ、本当の人間として生をまっとうしたのかも知れません。 悲しい結末でしたが、その生き様は強く胸を打つ映画でした。[DVD(字幕)] 9点(2013-12-28 03:06:10)(良:1票) 《改行有》

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