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プロフィール
コメント数 615
性別 男性
自己紹介  洋画は字幕版も吹き替え版も両方観た上で感想を書くようにしています。
 ネタバレが多い為、未見映画の情報集めには役立てないかも知れませんが……
 自分と好みが合う人がいたら、点数などを基準に映画選びの参考にしてもらえたら嬉しいです。

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  激流(1994) 《ネタバレ》  シンプルな邦題の「激流」ってのが、凄く恰好良いですね。  内容に関しても、画面に広がる雄大な自然を眺めてるだけで楽しいし「崩壊の危機にあった家族が、試練を乗り越え強く結ばれる」という王道展開も備えているしで、満足度は高いです。  一応サスペンス色も強い作りなんですが、血生臭い場面は出て来ないし、主人公一家の中から死人が出たりもしないという、安心設計。  程好い緩さの、程好い緊張感を味わえました。  旦那の命令は全く聞かないけれど、妻に命令されたらすぐに聞き入れる飼い犬の存在も、良いアクセントになっていましたね。  上述の描写は「旦那さんは仕事で忙しく、家を留守にしがち」「だからこそ、犬も旦那さんを家族として認めていない」と、さりげなく伝える効果があり、それだけでも感心していたのですが、実は終盤に掛けての伏線になっていたというんだから、もう吃驚。  共に協力し、危機を乗り越え「初めて私の言いつけ通りにしてくれたな」と、旦那さんが犬を抱き締め、喜ぶ展開に繋がってたんですよね。  「父と息子」「夫と妻」の和解は描かれるだろうと予測済みでしたが、この「主人と飼い犬」の絆に関しては予想していなかっただけに、気持ち良いサプライズ感を味わえました。  川下りの途中、釣りをする描写があるのも嬉しいし「一家は手話が使える」という設定の使い方も上手い。  メリル・ストリープも、流石の目力と存在感。  如何にも頼りなさそうな、眼鏡着用の旦那さんが、家族の為に奮起して超人的な活躍を見せちゃうというのも、観客としては応援したくなるし、良い脚本だったと思います。  そんな本作の不満点としては……やはり、ケヴィン・ベーコン演じるウェイドの扱いが挙げられるでしょうか。  勿論、良い悪役だったと思うんですけど、ちょっと勿体無い気がしたんですよね。  主人公一家の幼い息子、ロークと心を通わせる序盤の展開が好みだっただけに「結局は単なる悪人でした」というオチな事が、凄く寂しい。  ロークに拳銃の秘密をバラされた時に、傷付いた表情を浮かべたりするのが良かっただけに「悪人だが、子供には優しい」というキャラで通して欲しかったなと、つい思っちゃいます。  例えば「十徳ナイフ」の存在にしても、犯人達がそれをロークから取り上げておかないのって、凄く不自然なんですよね。  でも自分としては(ウェイドはロークが好きだから、誕生日プレゼントのナイフを取り上げるような真似はしたくないんだろう)と解釈し(十徳ナイフで危機を脱する展開を、自然にしてみせたな)と感心してたくらいなんです。  でも、クライマックスにてウェイドの本性が暴かれ「ガキも捕まえて殺せ」とか平気で言い出すもんだから(……じゃあ、あれって単に迂闊なだけかよ!)と、大いに失望。  自分の読み違いに過ぎないんですけど、それにしたってコレは落胆しちゃいました。  終盤の難所「ガントレット」を乗り越えるシーンに関しても、迫力があって良かったんですが(いや、旦那さんは陸路で先回り出来たんだから、無理して水路を選ばなくても良いのでは?)と、そこが気になっちゃうんですよね。  多分「犯人二人は、ガントレットを越える以外のルートは無いと、元仲間のフランクに騙されていた」「ローク達もそれを察し、陸路の事は口にしなかった」って事だとは思うんですが、それならそうで、もっと分かり易く説明して欲しかったです。  そもそも、登場人物達は「ガントレット」を越えた際に凄く盛り上がっている訳だけど、前提として「ガントレットを無事に越えたとしても、その後に犯人二人をどうにかしなければいけない」って課題が残っている訳だから、観客目線だと一緒に喜べないんですよね。  「犯人達と協力して難所を越えた事により、絆が芽生えて分かり合うなんて有り得ない」「勧善懲悪な結末であるべき」という真っ当な作りゆえに、映画の一番の山場で、カタルシスを得られなかったように思えます。  全体的には好みな作風ですし、家族の絆が深まるハッピーエンドなので、後味も悪くない。  それでも(最後、もうちょっと上手く着地してくれたらなぁ……)と、欲張りな気持ちを抱いてしまう。  そんな一品でありました。[DVD(吹替)] 6点(2018-01-09 08:57:29)(良:2票) 《改行有》

2.  刑事ジョー/ママにお手あげ 《ネタバレ》  劇中にて、ママが見せる幼少期のジョーの写真が「ロッキー」で飾られていた写真と同じであるというだけでも、何だか憎めなくなってしまう映画。  実際、自分が大のスタローン贔屓である事を差し引いても、結構面白いと思うんですよね、この作品。  思っていた以上に「刑事物」としての要素が濃いし、母子によるバディムービーとして、きちんと成立している。  ちょっと年増なヒロインの警部補さんもキュートで、彼女と主人公との恋の行方についても、素直に応援する事が出来ました。  オムツ云々の件は(そこまでやらなくても……)と感じるし「母親を撃ったの」が最後のオチというのは弱いと思いますが、それも御愛嬌。  なんていうか(映画に点数を付けるなら、ここはマイナスポイントだな)と思う箇所ではあるんですが(ここの場面は苦手だ)(この映画のココが嫌いだ)とまでは思わないラインに留めているという、非常に自分好みな作りなんです。  だから安心して観られるし、短所は受け流して、長所だけを受け止めるような形で、楽しむ事が出来る。  真面目な熱血漢なのに、恋愛に不器用で、ママに対してはとことん弱いという主人公ジョーのキャラクターも、非常に魅力的。  普段は素っ気無くても「プレゼントがある」と聞かされると、子供っぽく喜ぶ辺りなど、ママが溺愛するのも納得な愛嬌があるんですよね。  「愛から逃げる事」が貴方の欠点だと諭されるシーンでの、寂し気にママを見つめる表情なんかも、凄く好き。  アクション部分でもなく、コメディ部分でもなく、ここの真面目な母子の対話シーンこそが、本作の白眉であったように思えます。  ちょっとボケ気味かと思われたママが、実は驚異的な記憶力の持ち主だったと判明する件も気持ち良いし「お大事に」という台詞の使い方も上手い。  序盤と終盤、銃を撃った後の仕草が母子でそっくりであった点なんかも好きですね。  上述の通り「(その犯人は)母親を撃ったの」というオチに関しては、少し弱いと思っているのですが、それでもジョーの「おや、まぁ……でも、気持ちは分からんでもないよ」と言わんばかりの、複雑な笑顔を見せられちゃうと、何だかそれだけで(まぁ、良いか)と納得し、満足してしまう。  ダメな子ほど可愛い、なんて言葉に倣い「ダメな映画かも知れないけど、自分は好き」と主張したくなるような、そんな一品でありました。[地上波(吹替)] 8点(2017-12-27 19:48:13)《改行有》

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