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プロフィール
コメント数 551
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

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1.  コマンドー 《ネタバレ》 筋肉と銃声で溢れる最高の世界にようこそおいで下さいました!!! モリモリデカい筋肉と、ニクい語り口の吹き替えを添えて、ただただ無敵なシュワルツネッガー!!!丸太を抱えて堂々たるその姿! 愛する娘を誘拐する、悪い連中全員皆殺しっ!警察でもなんでも邪魔する奴には容赦無し!途中で拾った姉ちゃんには、悪いが協力してもらいます! 脇を飾るワルな連中、一人一人詰め寄って、効くぜ娘の居所をっ!後は死んでもらましょう! 武器はダンプで店を壊し、ちょっとの時間お借りします!ラスト敵の本拠地に単身派手に乗り込むアイツの姿、俺たちなんの心配しましょうか!!! 名シーン、名台詞、名アクション、名バトルの!!俺たちの中の『筋肉』が、『魂』が、『男』が呼応し叫びだす事間違い無しっ!! シュワの魅力が詰まりに詰まったマスターピース!!是非吹き替えでご覧ください!!! (レンタル版は吹替が無いのでご注意を)[DVD(吹替)] 9点(2016-03-21 13:35:38)《改行有》

2.  ゴジラ×コング 新たなる帝国 《ネタバレ》 こういうのが見たかったんだよ!ああ脳が溶ける! 前作でもうひと段落ついたというのに、さらに何を続ける必要があるんだという感じですが、出てしまった新しいゴジラとコングの戦い。といっても今回の主役は我らがコングさん。故郷を見つけたけれど、孤独と虫歯に悩まされる毎日とはまぁ悠長な。 そんなゆる〜い抜歯から始まってる時点で「あ、この映画ヤバいな」とは思いましたが、その後次々と出てくるアホみたいな絵に爆笑。そこまでしろとは言ってない! 好きなシーンはやはりゴリラ軍団を引き連れスカーキングがシーモに乗って進軍するシーン。いや、こんなものが超予算で出来上がるなんてなんて良い時代なのでしょうか。あとパワーアーム装着シーンも燃えますね。モナークのテクノロジーやばすぎだろ! あとゴジラの尻尾を担ぐコングさんも最高でしたね。 しかしまぁゴジラはというと、今回は喧嘩仲間というポジションなので出番が少ないのがちょっと寂しいですが、なんだかんだ一緒に戦ってくれるので嬉しいですし、コロッセオで丸くなって寝るシーンは最高に可愛いですね。猫か。 そんなこんなで最後はシーモをとチビゴリラを引き連れて新たなる帝国の覇者の凱旋で幕を閉じるというキングオブゴリラーズな映画でした。もう終始笑顔で笑って、最後は涙が出ていました。大変満足です。[映画館(吹替)] 8点(2024-05-02 22:42:40)《改行有》

3.  恋はデジャ・ブ 《ネタバレ》 神の試練か、ウッドチャックの呪いか。フィルに突然訪れた無限の1日はまさに地獄。 そんなこんなが面白おかしく描かれる映画だけれどやっぱり怖い。 ループもの映画でも「俺がループしてるならこんなことしちゃうね」ということを本作は全部するし ギャルゲーのごとくリタを攻略するために何度もループするのも笑えます、しかし終盤は雰囲気が一変 今までの自分を見つめ直し、善行を積み、リタのために努力し自分を磨く姿にちょっと泣けてきます。 そんなわけで最後の展開は実は知っていましたが、まぁこの親父がここまでくるまで何十年、いや何百年かかったか知りませんが。それでも最後はこの町を愛し、人々を愛する主人公の姿に泣けました。素晴らしい映画です。[DVD(吹替)] 8点(2022-10-04 00:14:47)《改行有》

4.  コン・エアー 《ネタバレ》 やっと会える!愛しの娘に!愛しの妻に! だけども釈放されたその日に乗った護送飛行機に乗り合わせたのは超凶悪犯罪者御一行!ダニー・トレホもいるよ! 手際良くハイジャックされた飛行機の中で清き心を持った肉体凶器ニコラス・ケイジが立ち向かう! 設定もメチャクチャなら出てくるキャラクターも浮世離れしすぎています。一人一人犯罪者の極悪経歴が高らかに語られるんだからワクワクしちゃいますね。しかも途中で追加キャラまで用意してくれるんだから嬉しいですよね。スティーブ・ブシェミと特に何もしてないけど雰囲気だけでヤバさを出してくれる所もたまりません。 スタートした最悪の空の旅はダイハード並のタンクトップでテンポ良くグイグイ、途中途中でギャグと爆発を絡めて上手に進行して行くので飽きずに進行してくれるので面白いのなんの。普通の映画なら予算がかかりすぎてやりたくない絵を率先してやってくれます。 もちろん空飛ぶコルベットとかマジで意味ないけれどやってくれます。楽しー。 しかも普通の映画なら砂漠の飛行場がラストになりそうな所ですが、だめ押しの如くラスベガスを用意する所に本作の気前の良さが際立ちます。嗚呼ニコラス・ケイジとラスベガス。因縁を感じずにはいられない!そんな訳でその縁に爆笑しちゃいました。わざわざやるかよ! もちろん「こんな事になるなら砂漠で撃ち落としといた方が良かったな」と僕でも思う、怪獣映画並の大惨事に爆笑&唖然。 べガスのチェイスも楽しく、絵になるシーンばかりで最後まで楽しかったです。 にしてもこの映画、刑務所の廊下のシーンやら、バーのシーン、コルベットの疾走やら、やたらシーンが絵になるようにカッコつけて撮っているおかげで90年代な雰囲気がたまらなく面白いんですよね。ここも見所です。 そんなこんなで最後の最後まで十分楽しむ事が出来た贅沢すぎる映画でした。ありがとう。[インターネット(吹替)] 8点(2022-05-01 18:07:16)《改行有》

5.  工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男 《ネタバレ》 ようこそ北朝鮮! 南北の諜報戦にそこそこ期待しましたが、予想以上の展開の連続と緊張感で驚きの一本でした。 重々しくヒリヒリした緊張感の中続くスパイ劇はとにかく怖い。一挙手一投足のお互いの腹の探り合いがとにかく怖い。 主人公の巧みな交渉術とスパイテクニックがとにかく面白いけれど、進めば進むほど後戻りの出来ない闇に引き込まれて行く過程が面白くも恐ろしい。北朝鮮という異空間のヤバい雰囲気は「ボーダーライン」に似たヤバい所に来ちゃった感がハンパじゃない。もう一目散に帰りたい!!! そして堂々とお目見えする将軍様の存在感は茶の間のワイドショーで見てきたモノとは違うヤバさに溢れておりあの空間にいるだけで、気を失いそうです。そして北朝鮮の現実に直面するあのシーンはあまりにも突然現れてショッキングすぎました。 更に後半はまさかの展開に。そんな事で南北が結託するの!? 意外すぎる展開に主人公の正義感が揺れて、己の信じる正義の為にスパイが金正日に直談判するシーンは見てるだけで緊張で吐きそうでした。そして察しながらも、自らの国の未来の為にリ所長との奇妙な友情がまた良いんですよね。 ただ終盤はいつのまにか国家を揺るがす大事件を題材にした、二人の友情を越えた謎のロマンスのような気がしなくもない展開には感動しながらもドラマチックすぎて笑っちゃいました。 そんな訳で終始ドキドキして驚いて、最後には感動しちゃうなんとも凄まじい映画でした。傑作です。[インターネット(字幕)] 8点(2022-02-05 00:58:19)《改行有》

6.  ゴジラvsコング 《ネタバレ》 そりゃコングさんが勝つに決まってんだろ! 根拠はないけどあのコングさんだぞ! ついに来てしまったモンスターバースの四部作目。 この頂上決戦の前では今までの映画は全て本作のためのお膳立てな気がしてくるくらいだ。 でもそんな本作は相変わらず人間サイドのお話がやっぱり退屈…。 そんな長〜い伴奏からのゴジラ対コングの初戦はまさかのTVエヴァの「アスカ、来日」(絵コンテ:樋口真嗣)チックな船上での豪快バトル!かっけー!船から船に飛び乗っての熱いバトルは熱く熱いです!(あー勿体ない〜) しかし怪獣バトルがないと前作もそうだけど退屈なのが本シリーズのアレなところ。 地下空洞のへ向かうあたりはコングさんのはしゃぎっぷりに癒され、斧を持ち勇者コングとなる下りには興奮しますがやっぱり人間サイドの話が面白くないっ!ピンチもなければドラマもない! 見所の小栗旬の出番もコックピットに居たのに、次のシーンでは突然会長の側にいたりと不自然にカットされちゃってますね。 まぁそんなどこまでも不甲斐なき人間達の分までコングさんはこの映画をゴジラと共に盛り上げてくれます。 ラストは二人の神聖なるバトルに水を差すヒールかの如く登場するメカゴジラ乱入!これがまた強い!ゴジラをボコボコにしまくって強いのなんの!そして悪い!技の一つ一つが全て悪役に徹した喧嘩殺法的闘い方が最高!!!絶対中に人入ってるよ! 残念ながらゴジラ氏に負けちゃったコングさんも東宝キンゴジよろしく電気の力で蘇るのもそのリスペクトに涙ですし、最後は協力して姫路城…ではなくメカゴジラをやっつけるラストもナイスです。 若干決着のついてしまった終わり方でコング派としては若干残念ではありますが、コングさん的には故郷(髑髏島ではないね。)に帰れて、出番もゴジラの倍はあったし、めでたしめでたしという事で僕的に本映画は大満足です。 映画が終わった後ちびっこもコング!コング!と胸を叩きながらはしゃいでいたので主役はやっぱり勇者コングさんですね!!![映画館(吹替)] 8点(2021-07-13 18:25:43)(良:1票) 《改行有》

7.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 ​一番その世界から離れていそうな人がふとした瞬間から世の中の不条理や理不尽に嫌でも向き合わなきゃいけなくなる。 前半まるでなにか明るいバリアに守られているような気がするが、そんなものは無い。ただただ「ふとした瞬間」どうしようもない理不尽がやってくるのだ。 その残酷さが、その後に残った間がとにかく心に刺さる。 それでも毎日は続く。泣いてばかりもいけないし、落ち込んでもいられない。 とにかく笑って生きていかなきゃいけない。生きていかなきゃいけないのだ。[映画館(字幕)] 8点(2017-01-20 18:17:00)《改行有》

8.  殺し屋ハリー/華麗なる挑戦 《ネタバレ》 奴はハリー、殺し屋ハリー。その髪型と眼鏡が目印、クールな殺し屋さ。 彼に舞い込んだ殺しの依頼。ニューヨークでのギャングの抗争。しかし一筋縄では行かない、なんてったって宿敵、爪のマーヴィンが敵方にはいるそうじゃないか。 どうするハリー。やれるかハリー。ここにハリーの華麗なる挑戦が始まる。 リキテンスタイン風の洒落たオープニングから始まり、川底の愉快な墓場。そしてウィットでヌルいナレーション。口笛にのせてのカーチェイス。 70年代の雰囲気たっぷりな007カジノロワイヤル(クレイグじゃない方)を彷彿とさせるポップでユルい雰囲気に飲まれ「これは俺好みだ!」と叫んでしまった。 もちろん美女に宿敵、そしてクールなハリー。007の殺し屋版といったらそれまでだけど、そこは英国に仕えるスパイと、アウトローな殺し屋とじゃちょっと戦う相手が違う。こっちは単なる雇われの身。どこかボンドに無い危険なオーラがハリーの魅力。眼鏡を外した眼光は正真正銘「殺しの目」って奴さ。 後半の展開はテンションの高い前半に比べるとだいぶシリアスになっちゃったのが残念な所。爆弾解除シーンは凄いドキドキしますけどね。 爪のマーヴィンがまったく義手のガジェットを活用しないのはちょい残念。アッサリやられちゃうのもちょい残念。 敵ギャングのボスも意外な結末、裏切りの女は許されない。そりゃココは極道の世界。当たり前。 エピローグの刺客を目で追い払うハリーには痺れちゃいますね。 求めていた殺し屋がココにいた!って感じで嬉しかったです。ありがとうハリー。[DVD(吹替)] 8点(2016-04-01 23:53:41)《改行有》

9.  コラテラル 《ネタバレ》 真面目な殺し屋の一夜 奴はヴィンセント。物腰柔らかで一見、真面目な商社マンに見えなくもない。でもホントは殺し屋。でも彼はとにかく真面目。己の仕事に誇りとプライドを持っているのかは定かでは無いが、それでも真面目に仕事をするんだから手に負えない。 巷では雇い主を殺す同業者がいるようだが彼を見習ってほしい。これぞプロだ。 しかしプロな彼でも乗るタクシーを間違えた。 でも殺し屋とバレても言うことを聞いてくれるいい奴…まぁ銃をこめかみに突きつければ誰だっていい奴さ。 そんなマイケル・マンとトム・クルーズがタッグを組んだコラテラルは美しすぎるロスの夜景をバックに奏でられる殺し屋クライムサスペンス。 正義の味方役が多いトムがこれでもかと的確にターゲットを殺していく。彼が主観の主人公ならジョン・ウィック的なアクション映画にもなったかもしれんが、視点は常にジェイミー・フォックス演じる誰が見ても善良な男マックスなので終始サスペンスだ。気の毒である。 そんな善良な男マックスのタクシーも終盤はあらぬ方向へ急降下。なんともベタな展開であるが対峙する相手が相手なのでハラハラしない訳が無い。 なんとか切り抜けた善良なマックス。彼はこれからどうなってしまうのだろう。この終わり方はどちらかというとホラー映画の後味だ。[インターネット(吹替)] 7点(2020-02-21 00:13:02)《改行有》

10.  ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 《ネタバレ》 よーしゴジラKOMの絵作りどうする? Ω『ラドンが回転して戦闘機を落として緊急脱出する奴をそのまま食うというのは?』いいね!採用! Ω『キングギドラの電撃攻撃で戦闘機がボトボト落ちていくってのはどうでしょう?』カッコいいね採用! Ω『臨界ギリギリのゴジラが歩くと建物が燃えてく絵とかどーです?』最高じゃん! Ω『芹沢博士に潜水服着せて初代ゴジラみたいな感じで劇的に殺しましょうよ!』やろうやろう!絶対やろう! よーしカッコ良さそうな絵になるものは全部採用!やるぞ!俺たちのゴジラだ!!! …そんな会議が頭に浮かぶバカで最高な絵の連発大会。それが今回のゴジラだ。 ついにラドン、モスラ、キングギドラといった東宝怪獣達勢ぞろいで地球の神として人間達が築き上げてきたものをこれでもかと破壊しまくる。それに巻き込まれる親子と、暗躍する環境テロリストといろいろアリな本作。しかも親子を主人公に据えながらも母の環境過激派な思想により狂気に堕ちており最後には死んでしまうという冷静に考えたら凄いことをしでかしている。 …まぁ正直人間側の話は面白くない。眠い。くだらない。作ってる側のやる気もなさそうだ。 しかし怪獣パートになると別のまるで別の映画を見てるかのような雰囲気に早変わり。いやいや、落差が激しすぎるでしょ!キングコング髑髏島の巨神もテンションのかなり高い映画だったが、こちらも負けじと高い。高すぎる。バカだ。 まぁ言っちゃえばシン・ゴジラの最後の部分しか無いような映画なんですよ。 色んなところで人目も気にせず暴れ回る怪獣達。キングギドラの首ひとつひとつに性格がある設定は笑いました。モスラの神々しさも非常に素晴らしかったです。そして次から次に出てくる制作者達が思いつくまでのカッコいい構図、偽りの王から怪獣王の王座を取り戻すというチビれるほどカッコいいシチュエーション、どうしようもなくカッコいい動きの連続。果ては「火力をキングギドラの頭部に集中し、ゴジラを援護せよ!」と言わんばかりの人間とゴジラの共同戦線(あそこはゴジラというより平成ガメラだ)。そして伊福部昭の超音楽!そーれっ!はっ!!! 負けじと人間側のモナーク(Gフォースみたいな奴)もなかなかの科学力でオキシジェンデストロイアを使ったり、オスプレイまで収容出来る空中空母を持っていたりと次回作あたりメカゴジラをシレッと作りそうな勢いがたまりません。個人的にはスーパーXをお願いしたいです。 ラストバトルのあまりにテンション高いシーンの連続にはもう笑うしかありません。声を出していいなら出してました。オチはキングギドラの首を加えて放射熱線…なんだこの映画…。 人間のドラマシーンはともかく怪獣の出てくるシーンは己の脳内で眠る小学生男子が叩き起こされまくる凄い映画でした。正直ドラマ部分の退屈さと怪獣シーンの面白さの落差が激しく凄いアンバランスな映画でちょっとオススメしにくいですが、間違いなく大画面の劇場で見ておくべき映画ですよ。 あとラドン!お前!お前はなんなんだ!!!![映画館(吹替)] 7点(2019-06-07 14:07:58)(良:1票) 《改行有》

11.  高慢と偏見とゾンビ 《ネタバレ》 ​女はナイフと銃を武装し、日本や中国でカンフーや武術を学ぶのが当たり前。男はそりゃ日本刀を振り回すゾンビハンターが理想の姿。この外に出ればゾンビだらけなイギリスはそういう世界なのである。 …と、言われてしまったら納得するしかない。原作はよく知らないけど、とにかくイギリス貴族vsゾンビの変わり種ロマンス映画。 とにかく完全武装なドレス姿でゾンビを殺しまくる姉妹が良く動くし、アクションはとにかくカッコいい。そう、これが少林寺なのだ。痴話喧嘩すらカンフーを欠かさない、殺し合いに近い気がするが気にしちゃいけない。そう、これが貴族の生活なのだ。 どう考えたって変なのに、ドラマも美術も世界の作り込みもアクションもとにかく完成度が高いからで面白いし、小気味良く入るギャップのあるギャグもおかしくて笑ってしまう。とにかく雰囲気はよくある貴族ものなのに、一線を越えてしまうとゾンビなのがとにかく楽しい。 そんな愛すべき映画でした。 それとダーシーの声は聞き慣れていくと中毒性があって良いですね。[映画館(字幕)] 7点(2016-10-04 19:20:30)《改行有》

12.  ゴジラ対メカゴジラ 《ネタバレ》 岸田森見たさに見た訳ですが、もうヌルい!ユルい!大好き! まるで天災や神と恐れられたゴジラの見る影は無いとにかく可愛いゴジラ…と思ったらコイツはメカゴジラ!これ見よがしにポツンと建ったビルを破壊してご満悦。 操る宇宙人もまるで007の敵ボスの如き風格!そして基地!その正体は猿の惑星からやってきたと思われる風貌!牢屋兼処刑室はサウナ地獄!温度計付き! ニセモノを許さないゴジラも小規模なドラマに収まる様相で日本規模のパニックですら無い!ノリノリな音楽がさらに本作を盛り上げます! 宇宙人とメカゴジラの危機に対抗するべく現れたキングシーサーもこれまたお茶目!機敏!そして何よりキングシーサーのテーマ!歌謡! 複数人相手でも無限砲台と化すメカゴジラはとにかく強いですが、ゴジラも落雷で得た磁力で対抗!磁力!? まるで超能力者のようにメカゴジラをひっぱるゴジラは最高ですね! インターポールでいいとこ取りの岸田森の活躍も良いですね。漫画のようなコートです。 そんなツッコミ所満載でユルく楽しい僕向きのゴジラ映画でした。 初代にシンゴジやGMKに比べてドラマも特撮も劣っていますが独特のユルさが中毒になる愛すべき一本です![インターネット(字幕)] 7点(2016-08-07 23:30:49)(良:1票) 《改行有》

13.  コードネーム U.N.C.L.E. ようこそ古き良きスパイの時代へ。 ノリノリな音楽に、洒落た服、そして美しきローマを舞台に色男と堅物な二人のスパイがナチス残党の野望を阻止するべく、時にクールに時に熱く、時にユル〜く解決しちゃいます。 一長一短な米ソのコンビが初めは対立しながらもお互いを得意な分野を活かし、認め合い共に戦っていくバディモノのお約束も踏まえつつ、ギャグもアクションもセクシーも小気味良く、漫画的な映像で楽しい気持ちでドキドキできちゃう素晴らしい作品です。 どうやら本作はドラマシリーズの前日譚的な役割みたいですが、またこのコンビで続編を見てみたいモノです。[映画館(字幕)] 7点(2015-11-18 12:19:24)《改行有》

14.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 《ネタバレ》 やっぱり絵はカッコいいし、メカはイカすし、みんなクールだ。 3回目の視聴でやっといろいろ考える余裕が僕にも出来て来た。 このやたらめったらジメジメした世界と、そこで自身のアイデンティティの不確実さに翻弄される人々の描写は素晴らしい。 静と動、ドラマとアクションとのバランスも良く、流れる風景と音楽も心地よい。最後の戦車戦は何度観ても手に汗握る。 ただやっぱり聞き取りにくいし、情報量の多さから一度観ただけで楽しめる作品ではない。何度も観て考えて、その度に新たな発見と面白さが深まる作品だ。 押井守作品の入門としては僕はちょっとハードルが高いと思う作品ですが、やっぱりこれがパトレイバー2に並ぶ押井守監督の代表作であることは間違いありませんね。[インターネット(字幕)] 7点(2015-08-15 14:19:31)《改行有》

15.  コンテイジョン 《ネタバレ》 本作は静かなディザスター映画。見えない怪獣映画。現実味が強く死ぬほど怖いパニック映画だ。 噂とデマが蔓延し食糧を奪い合う者、己の利益のためにデマを流す者、ここぞとばかりに暴動を起こす者、ゾンビ映画並に人間達の負が濁流のように迫るシーンはとにかく恐ろしい。 あのマット・デイモン自身も己の肉体は守れても、家族までは守れない。運命に翻弄される彼に出来ることは娘の命を守る事しかなかったのは本作では唯一映される一般人目線で非常に良かった。 しかしウイルスを防ぐ方法はあった。それは今我らもやっている手洗い。 本作ではこれでもかと物に触るシーンを見せてくる。それが取り返しのつかない事になっていくのがまたまた恐ろしく、手からの感染をこれでもかと見せて手洗いの重要性を教えてくれる。触れても顔は触るなよ! 本作は反面教師的な役割と手洗いと自衛の重要性、そして今僕らが置かれた状況を最悪の形で見せてくれる、ある意味で薬のような作品かもしれない。[インターネット(吹替)] 6点(2020-04-04 10:23:03)(良:2票) 《改行有》

16.  この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説 《ネタバレ》 さぁこのすばも劇場版だ。どうなる。どんな冒険があるんだ!?と思いきや、なんとただのめぐみんの里帰り回。 まぁ本作も深夜アニメ帯の類いによくある劇場版という名目のOVAです。特になにも凄い事もなにも起きない。作画も特に凄い訳じゃない。(制作会社変わったのにあんまり違和感が無いのは嬉しかった) まぁ本作に対して僕は相変わらずのノリで相変わらずアホな事をやる以上の事をなにも求めていないのでこれで満足です。[DVD(邦画)] 6点(2020-03-26 15:09:47)《改行有》

17.  ゴッホ 最期の手紙 《ネタバレ》 ​愛よりも深い狂気。 それはゴッホではなくこの映画が。 とにかく全手書きのゴッホ調なタッチで描かれる油絵アニメは圧巻。気持ち悪くなるくらい圧巻。しかもそれがロトスコープでヌルヌル動くのだから余計圧倒される。これ全部油絵なのかと思うと気が遠くなる。しかも平然と背景ごと動いたりパンしたりするからひと時も目が離せない。とにかく、とにかく凄い。 さて、ストーリーはというと主人公の男がゴッホが弟テオに渡すはずだった手紙を郵便屋の父親に代わり渡すため旅に出ると同時に、途中からゴッホの死の真相を探るミステリーになっている。ゴッホが描いた有名な肖像画の人々が登場し話を聞き主人公が推理する結構オーソドックスなお話。ただ最初は手紙を渡すことすら全然乗り気じゃなかった主人公がノリノリでゴッホについて町の人間に聞き込みをしまくってたり、町の住人もよそ者の主人公に対してゴッホについてペラペラと懇切丁寧に話してくれたりと登場人物の行動はどれも不自然な部分は多い。 しかしゴッホという不遇の天才画家の人生を垣間見るエピソードだったりはやはり胸が締め付けられるし、ゴッホの死因についても仮説ではあるが答えを見せてくれたのは興味深かったです。 本作はゴッホという画家を、そして彼の描いた絵画に対して更に深みを圧倒的なアニメーションで与えてくれる驚きの力作でした。[映画館(吹替)] 6点(2018-01-11 22:03:13)(良:1票) 《改行有》

18.  荒野の用心棒 《ネタバレ》 ​あの流れ者は油断出来ない。頭はキレるし早撃ちの腕じゃ右に出るものはいないだろう。 そんな彼がやってきたヤクザだらけの無法な街のゴタゴタ。何故助けようとしたのかはわからない。彼の過去がそうさせるのか。 シンプルなお話ながらも初っぱなから子供に銃を撃つシーンにビックリ!敵の連中は非道そのもの! そこからの流れも早撃ちと知恵だけのギリギリの中で上手にやろうとする流れ者にハラハラ。ちょっと上手く行き過ぎですが。 にしてもイーストウッドはカッコイイ。そして音楽もカッコイイ。所々流れるSEも謎だが良い。 自分は初めてのマカロニウエスタンでしたが面白かったです。[DVD(字幕)] 6点(2017-11-01 10:38:40)《改行有》

19.  言の葉の庭 《ネタバレ》 雨の日はあの人にあえるぜ!学校もサボってヒャッホー! な、具合に雨の日に決まって公園のベンチでサボリをキメる二人は社会不適合者同士。 そんな彼らが男と女なら当然なにかあるわけです。いや!そのチョコの量はヤバい! これでもかと極まったアニメーションで映し出される雨の東京はとても美しく、公園はまるで二人だけの庭のようです。 そんな恋物語はお互い面倒くさい自分ルールと、身勝手な過信と、連絡先もつけないせいでこじれにこじれる。まぁ人間そんなもんですよね。 少年より先生の方が不器用で、子供っぽく描かれているのもなんとなく今は心に刺さる描写です。15歳が思う27歳と、本人が感じる27歳はとても違うって事は今だからわかります。 ただ結末はハッピーエンドでもなく、これから二人東京と四国で遠距離してどうするんだろうと…思っちゃったりもします。なにか上手くお茶を濁されたような気がしちゃいますね。雨が上がったようにカラっとはなりませんね。 見せ場は勿論、大好きな先生をいじめた先輩連中にカチコミを入れて返り討ちに会うシーンです。消化器を使った方がよかったと思います。 美しいアニメーションと不器用ながらも純粋な二人の織りなす大都会東京で起きたであろう、ひとつの物語はなにか優しい気分にさせてくれる作品でした。[インターネット(邦画)] 6点(2017-08-31 02:24:05)《改行有》

20.  ゴースト・イン・ザ・シェル 《ネタバレ》 ​監督さんよ!押井守好きすぎだろ! ミラ・キリアン少佐?誰!?何!?コイツがバトー?!目あるよ!! コイツも例の如く実写化でダメなパターンか…と思いきなや、なんとこれらは伏線であり、映画オリジナルの設定かと思わせておいて徐々に原作の色を出していくというニクい演出に。なぜスカーレット・ヨハンソンなのかもふたを開ければ腑に落ちるアレンジだ。 そしてストーリーは世界観と雰囲気を崩さないよう上手に押井色からエンタメ色を強くし、少佐の過去を掘り出す内容に。自己の実存の話というよりかはわかりやすく記憶探しに近い印象ですね。敵役もわかりやすく、人形使いから同じ境遇のサイボーグだったり巨大資本の悪社長という設定の変更もなかなかわかりやすく良いのではないでしょうか。 それでいて押井版の各シーンの再現や小ネタをとにかくぶち込んでいくスタイルもたまりません、あのカットもこのカットもまんま押井守じゃないですか!しかも上手く実写化出来ているから凄いです。ビルの間から見える空にヘリが飛ぶシーンなど、もうそのまんますぎてたまりませんね。予告であった水上バトルや、少佐が海に潜るシーン(なぜか自力で浮上出来る)、怒涛の戦車シーン、他にもイノセンスに出てきた目が擬体の博士や顔がパカーンな芸者ロボットなど色んなところから持ってしていますね。あと犬。バセットハウンド。 しかも「続きも作れまっせ!」という姿勢も最近の映画らしくていいですね。しかもエンドロールは川井憲次! まぁ小言を言えばギラギラしすぎな街並みが若干目に痛いのと、トグサがマテバを使ってないくらいで実写化ものとしては上手く万人ウケなアレンジを加え、押井守への愛が溢れる作品になっていると思います。 いや〜良かった良かった。[映画館(吹替)] 6点(2017-04-07 17:41:20)《改行有》

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