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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2594
性別 男性
ホームページ https://tkl21.com
年齢 43歳
メールアドレス tkl1121@gj8.so-net.ne.jp
自己紹介 「自分が好きな映画が、良い映画」だと思います。
映画の評価はあくまで主観的なもので、それ以上でもそれ以下でもないと思います。

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61.  ゴースト・ドッグ 黒人の殺し屋に武士道を語らせるという設定は実に鮮烈でインパクトの強いものだったけど、そのインパクトを生かせるだけの盛り上がりが映画自体に欠けたように感じた。ジム・ジャームッシュの作風的にエンターテイメント性に足らない部分は仕方ないのかもしれないが、設定自体は相当にエンターテイメント性に溢れるものだけに、ローテンションに終始してしまったことは残念だ。6点(2004-01-13 15:37:50)

62.  GHOST SOUP 一風変わった天使(?)に扮した鈴木蘭々とデーブ・スペクターのコンビが可笑しい。テレビ作品なので、フィルム作品における岩井俊二の映像美はないが、彼らしいと言えるファンタジーに溢れている。ユニークで温かい年の瀬にふさわしい作品。6点(2003-12-08 16:47:32)

63.  コールド・フィーバー 自分の心に問いかけるように淡々と氷の国を旅する青年を演じた永瀬正敏のたたずまいが印象的。叙情的なストーリーは起伏には欠けるが、絶対的な寒さを描き連ねた映像美が引きつける。[ビデオ(字幕)] 6点(2003-11-25 23:50:14)

64.  交渉人(1998) 白熱の演技合戦を売りにして、その通りに白熱させてくれたサミュエル・L・ジャクソンとケビン・スペイシーは流石だ。ストーリー的にはも少しひねったものが欲しい気はするが、映画のクオリティは高かった。あと今作がJ・T・ウォルシュの遺作となった。惜しい悪役を無くしたものだ。[映画館(字幕)] 6点(2003-11-25 14:44:52)

65.  コンタクト 斬新な宇宙人との接触方法は興味深かった。ゼメキス作品にしては、全体的に色のトーンが低く、寒々しい感じは主人公の心理が反映されているようで良かったと思う。思わず笑うしかない日本の描写がなければ、もっと崇高なイメージの映画になっていただけに残念。[映画館(字幕)] 6点(2003-10-25 13:21:16)

66.  ゴーストバスターズ(2016) 1984年の「ゴーストバスターズ」は、世代的に、少年時代にハリウッド映画に触れ始めたタイミングの作品でもあり、非常に馴染み深い。 個人的には、アメリカの娯楽映画とはこういうものと無意識レベルで植え付けられた映画とも言え、ある意味娯楽映画の“基準”となった作品だった。 「もの凄く素晴らしい映画!」ということでは決してないけれど、特に僕らの世代以上の映画ファンにとっては、“愛着”のある映画であったことは間違いないだろう。 そういう意味では、オリジナルキャスト達のカメオ出演や、あの愛すべきアイコン、そしてテーマ曲等の踏襲は、往年のファンとして少なからず“アガる”ポイントであったことは言わずもがななところ。 時代と、主人公たちのキャラ設定は変わっているけれど、NYを舞台にして、お決まりのテーマ曲、お決まりのロゴマーク、お決まりのコスチュームで、“ゴーストバスターズ”の面々が出揃った瞬間、「帰ってきた!」と高揚した。 しかし、だからこそ殊更に残念なことだが、今作には、そういった高揚感を映画作品として保ち続けるための魅力が備わっていない。 言うなれば、“リメイク”として、オリジナル作品にあった魅力を再現できておらず、無論それ以上の付加価値を見出だせていないということだ。 バスターズの面々の性別を変えて、現代版として焼き直すからには、何かしらの新しい価値観や、テーマ性を示してほしかった。 今作の監督+主演コンビで、結婚式にまつわる女性の親友同士の「本音」をドぎついコメディと下ネタで繰り広げてみせた「ブライズメイズ」は最高のコメディ映画だっただけに、その部分が期待はずれだったことはとても残念だ。 オリジナル版のビル・マーレイやダン・エイクロイドは、勿論コメディ俳優という領域を超えた「名優」だが、今作のクリステン・ウィグやメリッサ・マッカーシーも、今後同等以上の存在感を放つ可能性を持った女優だけに、彼女たちが弾けきれていないことが殊更に口惜しい。 “ソー”こと、クリス・ヘムズワース演じる“逆・紅一点”の秘書ケビンの常軌を逸した“脳筋”ぶりは可笑しかったけれど。[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-04-30 00:54:58)(良:1票) 《改行有》

67.  ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 ゴジラシリーズのファンなので、この作品のタイトルは勿論知っていたが、シリーズ中もっとも興味が薄い作品だったと思う。 その最たる要因は、やはり、「エビラってなんだよ!」というところ。 今さらエビの怪物が登場したところで、娯楽性が生まれるとは到底思わなかった。 そして、予想通り、“エビラ”に関しては、ゴジラに対峙する相手としてのインパクトはほぼ無い。 ただし、映画としてのつくりは、意外な程に真っ当だったと思う。 主人公たちが偶然流れ着いた孤島で繰り広げるアドベンチャーには、思ったよりもちゃんとした娯楽性があったように思う。 エビラはもとより、作品の顔である筈のゴジラや、ゲスト出演感が強いモスラを、敢えてストーリーの脇に据え、主人公チームと謎の秘密結社との攻防に主軸を置いた展開が、功を奏していた。 「南海の大決闘」と銘打ちながらファーストシーンでは恐山のイタコが登場したり、シュール極まりない「耐久ラリーダンス大会」など、善し悪しは別にして変わった味わいがある作品に仕上がっていることは間違いない。 一方で、雷で復活するゴジラの描写や、意外に悪くはないエビラの造形など、怪獣映画としても決して見応えがないわけではない。 またシリーズ第一作「ゴジラ」で芹沢博士を演じた平田昭彦が、同役を彷彿とさせる眼帯姿で悪役を演じるなど、配役にも面白さがあった。 ハードルをグッと下げて観たからという前提は取り除けないし、出来のいい作品ではないが、ゴジラシリーズファンならば決して観ておいて損はない作品であるとは思う。[インターネット(字幕)] 5点(2014-05-07 23:06:59)(良:1票) 《改行有》

68.  コンフィデンス 「結果」だけ見れば、この手の犯罪サスペンス映画としては、常套手段のオンパレードであり、“どんでん返し”に伴うカタルシスは極めて薄いと言わざるを得ない。 しかも、主人公のキャラクターが“詐欺師”でこの“真相”では、名作「スティング」をなぞっていることは明らかで、顛末が容易に読めてしまうのは大きなマイナス点だと思う。 ただし、それでも一定の見応えは備えている映画だとも思う。 何と言ってもキャストが豪華だ。それほどの大作でもなかろうによく揃えられたものだと思う。 ほぼ映画の事前情報を入れずにふらっと見始めたので、アンディ・ガルシアの登場で「お!」、ダスティン・ホフマンの登場で「おお!」と素直に驚けた。 ポール・ジアマッティやルイス・ガスマンら地味ながらも味のある俳優が脇を固めているのも嬉しい。 特筆すべきはやはり、レイチェル・ワイズの美しさに尽きる。 この映画の娯楽性を保ち、結構良い映画なんじゃないかと錯覚でも感じさせるのは、ヒロインの魅惑的な存在感があるからだ。 実際、映画の価値においては、そういう部分も重要な要素の一つだと思う。 ネタは数多の詐欺師映画の模倣だし、諸々の人物描写に整合性が無い部分も多い。 褒められた出来ではなく、人にも勧めづらいが、それでも楽しむべき要素は備えている。 少なくともレイチェル・ワイズのファンにとっては。[インターネット(字幕)] 5点(2013-05-06 12:25:08)《改行有》

69.  今度は愛妻家 僕は、結婚をしてもうすぐ一年になる。特に問題はなく楽しい新婚生活を送れていると思う。 結婚をしてからというもの、「夫婦」の様を描いた映画に弱い。何気ない描写にすぐに涙腺が緩んでしまう。 なので、この映画もいつものように一人で観ようと決めていた。 タイトルと予告スポットを観ただけで、映画の大筋は読めてしまう映画だった。 だから、ストーリー展開に対する“驚き”については、端から期待はしていなかった。 ただ、もう少し巧く展開させていけたのではないかと感じ、その点は残念だった。 製作者側も”驚き”を見せたいわけではないらしく、結構映画の序盤で「真相」はほとんど明らかになる程に見え隠れする。 “驚き”に重点を置いていないのは分かるが、もう少し「真相」を隠した上で、主役となる夫婦の様を見せてくれた方が、後の感情の揺れは大きかったと思う。 更に言わせてもらうならば、“夫婦”以外の描写が多すぎる。周囲の人間模様をあまりに執拗に描き過ぎな印象を受けた。 被写体となる夫婦像に焦点が定まってきた時に、脇役のドラマがいやに細やかに描かれるため、ピントがぶれてぼやけてしまった。 ただし、“夫婦”の描写は素晴らしい。 たわいもない愚痴を言い合うシーンから、ただ手をつないで歩くシーンまで、愛おしさに溢れている。 それを成しているのは、薬師丸ひろ子の好演に他ならない。 年齢と単純な美貌を超越した“妻”の愛らしさを表現し尽くした彼女の存在が無ければ、この映画は成立していないと思う。 全体的に脚本が稚拙であることは否めず、あざとささえ感じる台詞と演技には正直なところ直視できない部分さえある。 が、薬師丸ひろ子が居て、豊川悦史との二人芝居に入った途端、目映い程の夫婦愛を描いた映画に様変わる。 完成度が高い映画とはとても言えないが、垣間見せる雰囲気には涙が溢れるという不思議な映画だった。[DVD(邦画)] 5点(2010-09-24 12:33:58)《改行有》

70.  ゴッドファーザー 名俳優たちの存在感たっぷりの演技や、監督の濃厚な演出には確かに目を見張ったが、ストーリー自体に世論ほどの物語性と感慨深さを感じなかった。長~い尺のせいもあるかもしれないが、盛り上がりのないストーリーには明らかに間延びの感があった。世間的にいやにこの映画における「愛」を評価するものが多いが、どこにそれほど特筆するほどの愛が描かれているのか理解できない。これならば、まだ日本のヤクザ映画の方が愛と気概に溢れているのではないか。まだこのパート1しか観ていないので、続編も含めて再度観たいとは思いますが…。5点(2003-12-03 13:00:56)

71.  ゴーストバスターズ2 1のノリの良さのまま作られた続編で、前作と同じようには楽しめる。が、少々遅めの二番煎じ感は否めない。[地上波(吹替)] 5点(2003-10-03 18:06:02)

72.  コクーン2/遥かなる地球 「ポリスアカデミー」は個人的に大好きなコメディー映画だったので、その主人公役のスティーヴ・グッテンバーグは思い入れの強い俳優であり、スターである。 ただし、彼の他の出演作は?聞かれても、僕は「コクーン」としか答えられない。 そういうわけで、「コクーン」という映画は、アカデミー賞監督の名匠ロン・ハワードの初期のSF作品というよりも、スティーヴ・グッテンバーグが準主役で出演している映画という印象の方が強い。 そして、その続編である今作は、スティーヴ・グッテンバーグの準主役映画パート2ということになる。 長々と作品自体には、概ね関係のない個人的印象を述べてしまったが、結論から言うと今作は「駄作」である。 前作がオリジナル性のあるSF映画の佳作に仕上がっていたのに対して、今作は、ダラダラと無駄の多い滑稽な映画であると言ってしまっても間違いではない。 前作で、異星人たちに連れられて遥か遠い不老不死の世界へ旅立っていった老人たちが、ひょこっと帰ってくる。前作のラストで、母なる地球との永遠の別れを覚悟して旅立っていったはずなので、その導入部だけで一気に萎える。 そして、異星での5年間の生活により、少しも老けてないことはもちろん、過剰なまでに若々しい老人たちのはしゃぎっぷりや、いちゃつきっぷりには、愉快さを超えて段々気色の悪さを感じてくる。 無駄に長々しい展開に対して、何度早送りをしてやろうかと思ったかわからない。 だが、この映画の質が悪い最たる点は、“時々、良いシーンがある”ということだ。 老人たちが、ふと現実に立ち返り、自分たちが選んだ道が正しかったのかと葛藤してみたり、長い年月を生きてきた故の人生観を垣間見せたりする。 そして、ラストではそれぞれの老人たちが、それぞれの思いを持って別々の道を歩んでいく。 「くだらない続編だなー」とずうっと思っていたのに、観賞後は意外に心地よい感情が残っている。 それは、前作において、実は暗に秘められていたハッピーエンドに対する“疑問符”を解消する役割を今作が担い、「駄作」なりにもそれを果たしてくれた証拠なのかもしれない。[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-08-19 23:59:19)《改行有》

73.  コマンドー シュワちゃん映画というジャンルを作るなら、その基本となるのはこの作品だと思う。監督の作風、映像センスなどは一切関係なく、シュワルツェネッガーの存在のみで押しまくるこのスタイルこそシュワちゃん映画の基本要素である。生身の人間でありながら、常軌を逸したその超人ぶりはもはや突っ込むことさえナンセンスに思わせる。[地上波(吹替)] 4点(2003-10-17 00:23:23)

74.  ゴジラ対ヘドラ 数あるゴジラ映画の中でも異色と言えるのが今作ではないかと思う。公害怪獣のヘドラの設定と造形美はなかなか見事なものだったけど、公害を強調するあまり部分的に教育映画っぽさを感じさせられたのは残念。半ば意味不明に当時の風俗描写が映し出されたりと異色の名にふさわしい仕上がりだった。4点(2003-10-14 11:10:05)

75.  ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃 待望の最新作「シン・ゴジラ」の鑑賞を控えて、過去のゴジラ映画シリーズの中で唯一観れていなかった今作をついに観ることが出来た。 正直なところ、過去のゴジラ映画全28作(ハリウッド版を含めれば全30作)の鑑賞実績をコンプリートして、満を持して最新作に臨めることの“ゴジラ映画ファン的”な満足感が先行し、今作自体に対する満足度など二の次になってしまったことは否めない。 東宝映画自体の斜陽期に製作された作品だけあって、ゴジラ映画としてのルック的にも、ストーリーテリング的にも、尺的にも、極めて低予算で、つくり手(本多猪四郎大先生)が力を入れようにもどうしようもなかった作品であることは一目瞭然であった。 ストーリー上のメイン舞台は、“ゴジラが存在しない現実世界”となっており、怪獣たちの登場シーンは、あくまで主人公である鍵っ子少年の「空想世界」に過ぎない。映し出される特撮シーンもその大半が、過去作映像の使い回しだった……。 この時代のゴジラ映画が「駄作」であること自体は何も珍しくないことなので、今作もきっぱりと「駄作」と言い切ってしまうことは簡単なことである。 しかしながら、今作の場合は、ゴジラ映画として「駄作」だとは言い切れない部分がある。 そもそものコンセプト自体がゴジラ映画としては「異質」である。 今作は、ゴジラ映画の要素を借りただけの全く別物の作品だと思う。 だから、ゴジラ映画として「珍妙」ではあるが、「駄作」ではないと思うのだ。 鍵っ子少年の悲哀と健気さ、児童誘拐などの治安問題、当時の世情を反映した社会的な問題意識こそが、この子供向け映画に込められた製作者たちの思いだったに違いない。 まあ、だからと言って、ちっとも面白くはないのだけれどね……。ガバラは糞ださいし、ミニラは喋って興ざめだし……。 P.S. 今作鑑賞の数時間後に「シン・ゴジラ」を観た。イロイロな意味で“振れ幅”が半端無かった。それはそれで、ゴジラ映画ファンとして貴重な映画体験だったと思う。[CS・衛星(邦画)] 3点(2016-07-31 23:22:25)《改行有》

76.  ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 予告編を観ただけで、否が応でも鼻につく“駄作臭”から逃れるようにこれまでスルーし続けてきた今作。 ただゴジラファンとして、シリーズ中観ていない作品があることも口惜しいので、ついに初鑑賞。 ハードルを下げきっていた分、思ったよりは“観られた”感覚はあるが、やはり駄作は駄作だと思う。 予告編の段階から明らかだったことではあるが、今作における最たるマイナス要因は“キャスティング”だと思う。 田中美里には大変申し訳無いけれど、主人公の特殊部隊隊長に彼女を起用したことは、完全なるミスキャストだ。どこからどう見てもまるっきり戦闘員に見えないことは、主演女優の演技力どうこうではなく、配役の失敗以外の何物でもない。 今作で監督デビューを果たした手塚昌明は、この後の「ゴジラ×メカゴジラ」でも釈由美子を女性戦士役で主人公に配しており、完全に彼の“趣味趣向”なのだろうが、今作のこのキャスティングミスは致命的だった。 もちろん“駄作”と言い切る以上、主演女優一人にその原因を押し付けることは出来ない。 その他のキャラクターの軽薄さ、ストーリーそのもののお粗末さも、当然褒められたものではない。 そして、個人的に最も我慢ならなかったのは、ゴジラの造形である。 不必要に仰々しい背びれは厨二病丸出しのデザインで不自然でダサい。 ゴジラと対峙するメガギラスなる新怪獣も下品な毒々しさが空回りしており、これまたダサい。 とまあ振り返ってみれば、オープニングタイトルから、ラストカット、エンドクレジット後の“蛇足”シーンに至るまで、ことごとく「ダサい」の一言に尽きる。 しかし、ゴジラシリーズは実のところ7割以上が“駄作”であることは、ファンであれば周知の事実。 それを踏まえれば、今作の駄作ぶりなどそれほど目くじらを立てることではないとも思える。 そして、今作での長編デビュー後に、手塚昌明監督が再度挑んだ「ゴジラ×メカゴジラ」と「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」は、シリーズの中でも屈指の良作だと思っているので、この「失敗」は許せる。[CS・衛星(邦画)] 3点(2015-05-05 22:12:46)《改行有》

77.  コール 《ネタバレ》 なんだか観終わった後にじわじわと映画的な粗があふれ出てくる感じ…。被害者家族の強引な強さや、ケビン・ベーコンが完璧と豪語する誘拐計画の穴だらけ感など掘り起こせばきりが無くなってくるが、もっとも致命的なのは、やはり犯人達の心情描写のチグハグさと曖昧さだろう。おおよそそれらしいことは臭わすが、結局のところ犯人たちはどうしたかったのかが良く分からない。前半部分の犯人達の含みを持たした思惑には引き込まれたが、用意された結末はあまりにお粗末だ。クライマックスはナンセンスにアクション映画よろしくのカーアクションと対決…どさくさの中でセロンがベーコンを射殺してTHE END…。う~ん、そりゃないぜ…と落胆するしかない。俳優演出に定評のある監督のもとに芸達者な俳優たちが揃っただけに、個々の演技は良いが、サスペンス映画である以上この顛末では低評価は免れない。3点(2004-09-06 00:26:50)(良:1票)

78.  コンフェッション(2002) ジョージ・クルーニーの初監督作品というよりは、チャーリー・カウフマンの脚本作品という期待を膨らませて観に行ったのだけれど、どうにもバランスの悪い愚鈍な展開に面白味を感じることはなかった。サスペンスなのか、コメディなのかあまりに中途半端だったと思う。逆に映像センスや個々のキャラクターの演出などには興味を引くものがあり、ジョージ・クルーニーの非凡な監督センスだけは見受けられる結果となった。3点(2004-02-05 19:04:24)

79.  ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 まずこのセンスのないタイトルを何とかしてほしい。どうも昨今の特撮映画には製作者の映画に対するセンスがことごとく欠如しているように思う。平成ガメラシリーズの金子修介監督作だけに期待はしたが、近年のゴジラ映画の駄作ぶりの例に漏れない出来栄えに落胆は隠せなかった。製作者の意図が明らかにそうであるように、ゴジラシリーズはもう子供向け映画として割り切るしかないのだろうか。3点(2004-01-18 02:01:12)

80.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 ただ趣味に合わないというだけかもしれないが、この映画のどこにそれほどまでに世界的に評価される要因があるのか理解できなかった。この手の話に対する衝撃が薄れているのは、時の流れによるものだろうが、それにしても特筆するほどのインパクトと普遍性はないと思わざるをえない。この手の話はもう、白けますよ。3点(2003-12-21 18:03:22)

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