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プロフィール |
コメント数 |
81 |
性別 |
男性 |
年齢 |
43歳 |
自己紹介 |
しがない理系の学生さん。映画・読書共にその趣味は無節操。TRPGとWWE、自転車コギコギな放浪が大好き。Deniroさんの(自称)敬虔な信者。今の望みはTHE SOPRANOS第2シーズン以降のDVDが日本で発売されること。 |
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1. 子供たちの王様
《ネタバレ》 個人的にチェン・カイコー監督作の中で最も好きな作品。黄色い大地とは趣が少し異なる寓話性の強いムードがツボ。子供達と主人公の間に横たわる戸惑いと好奇心、それが少しずつ自分や周囲を見つめ直すきっかけなって、押しつけ感の無いゆるやかな交流となる流れは、ほんと好きです。全編通して幽かに漂うような違和感は、最後のシーンで手品を観るように結びつき、それまでのシーンには強く描かれていないある種の空虚さと切なさを新たに提示してくれると思います。当時の国の背景と教育を軸にした様々な問題や矛盾・不安を、観念的ながらしっかりと表していると思いました。大好き。10点(2003-10-14 10:29:00)(良:1票)
2. 国姓爺合戦
戸惑いや不快感をほとんど感じさせないように、うまくまとめられた(端折られた?)大河ドラマのような作品だと思いました。当時のアジアと欧州などの入り組んだ政治的背景の複雑さからくる時代が要請する流れと、普通の人々の感情や事情との間には、多くの場合、やはり歪な乖離がつきまとうんだなぁと感じました。時がたてば尚更ですね。とは言え、僕は幸いにも戦争を実体験してはいないので、所詮は客観視してる気になってるだけっていう部分も少なからずあるでしょうし、ここは一つスペクタクル巨編として楽しんでしまうのが吉だと思いました。アクションシーンはそれなりの盛り上がりがあって、それなりにカッコよかったです。もうちょっとたくさん入れてほしかったけど。主人公のパパさん、渋かったです。そんなことより、島田陽子さんがでててオドロキ。6点(2003-10-14 09:35:08)
3. コーリャ 愛のプラハ
特に奇をてらった演出やエピソードを挟むでもないのに、徐々に和んでいく老人と子供の変化が、実に自然に描かれていました。最後のシーンでの演奏も、割り切って現実を受け入れた老人の、本音の部分での寂しさを表しているようで、とても印象的です。シンプルながら、しっとりとした余韻のある秀作と思いました。8点(2002-07-04 21:05:47)(良:1票)
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