みんなのシネマレビュー |
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1. この世界の片隅に(2016) 日本人の戦争観のベースにある「被害者意識」 第二次大戦が末期になるまで、侵略や戦争に一抹の不安を抱いてた人はいたんだろうが、庶民の多くは戦争の成果を期待し、メディアや軍そのものを強力に後押ししていた それなのに戦争が敗れると、打って変わって、国民みんなが、こんなはずじゃなかった、騙された、こんな酷いことになったのは誰かのせいだ、自分たちは被害者だ、と醜悪にも豹変した そんな醜い姿を、繰り返し繰り返し正当化して美しく描いてきた各種メディア もうそろそろやめてほしいのに、相変わらず、まだこんなのが再生産している ほんとやめて欲しい 祖父母の時代には振り返れられなかったとしても、もう振り返るべき 隣国の人々に不当な嫌がらせや、嘘八百を捏造されるのも、こんな日本人の浅はかさがあるからじゃないのか[インターネット(邦画)] 0点(2025-04-13 06:48:08)《改行有》 2. ゴジラ(1954) 「好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧」で9.5点と高得点、うーん、1956年の特撮作品か~と思いながら視聴 もう1956年の特撮作品なので、全然だめでした 「特撮」のすべてが映画をしらけさせる そもそも設定がばかばかしい 1950年代の特撮映画を70年後も見るに値するはずないですよね しかしまあ70年前の映画にしては、見るに値するといえるかな・・・ 小説とか絵画とかと違って、映画って時代の波を超えていけないですからね[インターネット(邦画)] 0点(2025-04-06 23:25:47)《改行有》 3. コーダ あいのうた 大変ベタなストーリーで展開が読めすぎてしまうのだが、それでもなかなかよいお話で、心が洗われた気持ちになります 親の気持ちの変化がうまく描けていますね[インターネット(字幕)] 7点(2024-12-18 22:33:59)《改行有》 4. コレラの時代の愛 一生の貞節を誓いつつ600人を超える女と交わりそれを逐一記録し続けた男、50年前に突然気変わりして捨てた男を夫の死後受け入れる女、そして、その間に生まれる愛。ばかばかしいが、人生の真実であろう。[DVD(字幕)] 6点(2013-06-03 02:47:11) 5. コクリコ坂から どうでもよい韓国ドラマのアニメ化みたいな感じ。声優がさらにもりさげている。[DVD(邦画)] 5点(2013-05-03 16:01:46) 6. コンテイジョン 「アウトブレイク」よりはまだまともだが、相当変異する前提のウイルスのワクチンがこれだけあっさりできあがってしまうというのは、いくらなんでも、無茶苦茶。こういう映画こそが、人を非常識的な行動に駆り立てる。…とはいえ、ケイト・ウインスレットの迫真の演技に5点。[DVD(字幕)] 5点(2012-12-23 23:08:31) 7. 恋のマノン ほんと、馬鹿な男だ。マノンに同情する。この頃のウンガロは時代を創っていたんだな。[DVD(字幕)] 6点(2012-10-17 20:22:33) 8. 恋ひとすじに 少女時代のロミーシュナイダーが(眉の書き方のせいか)、とてもイマイチ。ストーリーや、「ほかの女のために死んだのね」というセリフや、いきなり「運命」だったりする音楽など、映画の作りが陳腐なのだが、それ以外は、古さを感じさせない。[DVD(字幕)] 6点(2012-10-06 21:32:14) 9. 恋人たちの場所 途中までは、ベネチアの豪邸やBelluno の風景とあいまって、見どころのある絵だったが、ジュリアの病をバレリオを知ってからは、ぐだぐだ。短い尺とも相まって、単なるtelenovela としてみれば、良いかもしれない。フェイ・ダナウェイのイタリア語がうますぎるのが、逆に、味を殺している。[DVD(字幕)] 7点(2011-12-19 12:10:29) 10. 好奇心 ガキの気持ち悪さを、よく描けている。「青春」なんて言葉はなくなったほうがよい。[DVD(字幕)] 7点(2011-06-08 07:18:29) 11. 黒衣の花嫁 ジャンヌ・モローがもう10歳若ければ。[DVD(字幕)] 7点(2011-05-20 10:25:48) 12. 小間使の日記(1963) ジャンヌ・モローのくたびれ加減、よくいえばアンニュイさが、時代背景あるいは中産階級の怠惰な反復を、よく表現している。楽しい映画、ではない。[DVD(字幕)] 6点(2010-09-19 18:56:00) 13. 心(1973) ここまで原作に依存しておきながら、無理に自分の「世界」を造ろうとしているのが辛い。他の俳優・女優はまだ無理やり頑張っているが、杏梨の御嬢さんには無理がある、というより、杏梨が一番良心的な演者なのかもしれぬ。[CS・衛星(邦画)] 3点(2010-08-17 09:49:10) 14. 恋人たち(1958) ジャンヌ・モローでないと、この映画は説得力がない。瞳で、唇で、眉で、背中で、そして、うなじに説得力がある。こういう女性は、後にも先にも、ジャンヌ・モローしかいない。[DVD(字幕)] 8点(2010-01-17 22:10:31) 15. 恍惚の人 なぜこの年に白黒映画なのか分からないが、カラーだと、相当いまいちの作品だっただろう。原作がリアリティの2割引きだとすると、本作は、半額8掛け2割引きで、現実の4分の1程度を描けているかどうか。ただ、まあ、この時代、多少弱れば、すぐ死ねた。40年前のおとぎ話の世界では、認知症の舅と嫁との間に、心の交流があったというのが、実はリアリティかもしれぬ。[DVD(邦画)] 5点(2010-01-03 01:07:49) 16. こころ(1955) あの原作に映画化しようとすると、行間やディテールを埋め、エピソードを改変せねばならないのはわかるし、それは、相当うまくいっている。また、市川らしさが、随所にある佳作である。しかし、原作の重要なエッセンスであるサスペンス性は失われたうえに、私の好きな原作の冒頭のエピソードが改変されていたのは、すこぶる残念であった。40歳を超える森雅之が20歳代を演じているのにも無理があった。脚本和田夏十、撮影宮川一夫であったら、原作とは違った境地に達したような心持もする。 [DVD(邦画)] 6点(2009-09-06 08:36:03)《改行有》 17. 告発 《ネタバレ》 ケビン・ベーコンの演技はさることながら、クリスチャン・スレーターやゲイリー・オールドマンのパーソナリティが変に前面に出てこないところに、かえって人間の内面を揺さぶる部分があるのかもしれない。ケビン・ベーコンも、これでもか、と演じすぎていないのがよい。それも、これも、監督の腕なのかもしれない。残酷な場面を冒頭にもってきて、見る側のスイッチを入れる演出も見事だと思う。[DVD(字幕)] 7点(2009-03-29 08:52:48) 18. 恋のエチュード 共感しようと思ってみると台無しになる。[DVD(字幕)] 6点(2008-07-15 13:51:20) 19. 恋人(1951) 終電後の小田急線の駅の情景のシュールさに、市川監督の真骨頂をみます。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-12-10 13:42:42) 20. 誤診 映画は良くできています。TVMとは思えない熱演。◆考証もきちんとされているのですが、相当誤解しやすい映画。てんかんという病気を誤解しやすいし、ケトン食療法は過度に期待をもたせすぎる内容であり、この映画の解説映画が必要なくらい。◆日本版は、邦題がひどいだけでなく、薬品名などの誤訳が目立つ。[DVD(字幕)] 6点(2004-12-20 16:47:24)
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