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1. コン・エアー
《ネタバレ》 悩める男を演じさせたらハリウッドでナンバーワン、ニコラス・ケイジ。今回の悩みっぷりは“漢(おとこ)”を魅せるカッコイイ役柄。最初から最後まで痛々しいハラハラ感満載。自由を求める男たちと、自由を手に入れたはずの男が命を削りあう、無茶で壮絶なストーリー。スティーブ・ブシェーミと密室の影響があってか、レザボア・ドッグスをふと感じさせる一瞬もまた良し。娘との対面は、マジで、泣く。ジョン・マルコビッチの演技は最高、ジョン・キューザックの名脇役に高評価。ニコラス・ケイジは、長髪でわざじゃないかと思うくらい三枚目演出だが、それを補う、哀愁漂う雰囲気と実直さ溢れる主人公の役作り、ホント、カッコイイ。9点(2004-01-24 04:40:35)
2. コレリ大尉のマンドリン
ハリウッドで甘い中年イタリア人男を演じたらピカイチのニコラス・ケイジ。この映画でも相当甘い。戦争のさなか恋に落ちていく二人。美しいマンドリンの音がより雰囲気を高めている。ペネレペ・クルスの演技には深みが無く、よく言えば無垢な、悪く言えばアホな、そんな印象。6点(2004-01-11 20:01:44)
3. ゴッドファーザー
ファミリーに対する無償の愛情と裏切りに対する冷酷な仕打ち。そのファミリーを形成するキャラクターの印象深い個性の描かれ方が秀逸。それぞれの強い個性を十分把握して感情移入でき、ストーリーにのめり込んでいく。ギラギラした頃のアル・パチーノの目で訴えかけるような演技やマーロン・ブランドの余裕ある重鎮ぶりがより一層作品に深みを持たせている。三部作をワンセットで見て、その世界観を楽しみたい映画。10点(2004-01-11 18:33:55)
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