|
プロフィール |
コメント数 |
258 |
性別 |
男性 |
年齢 |
35歳 |
自己紹介 |
<尊敬するクリエイター> ヴィム・ヴェンダース、ニック・パーク、藤子・F・不二雄、冨樫義博 |
|
1. コリーナ、コリーナ
違う監督が撮っていればもう少しいい作品になったと思う。コリーナがモリーの心を開くまでの描写は良かったのだが、後半になるとタバコのエピソードなど大げさな演出が増え、それに釣られるようにティナ・マジョリーノのオーバーアクトが目立つ。せっかく、ウーピー・ゴールドバーグが抑えた演技で健闘しているのにこれは非常にもったいなかった。白人男性を愛した事で同じ黒人たちからも差別されてしまうなどの設定はリアルなのになぁ。そもそも、子どもがいるのに家でタバコを吸う親ってどーよ?初監督ということもあるが、「I am Sam アイ・アム・サム」の過剰演出はこのころから変わっていません。[ビデオ(字幕)] 5点(2006-04-25 15:38:31)
2. GODZILLA ゴジラ(1998)
和製ゴジラに全く思い入れが無いのでそれなりに楽しめた。単純に「巨大な恐竜、ニューヨークに現る」というプロットで見れば「ロスト・ワールド」より出来はずっといい。とくにマディソン・スクエア・ガーデンでの逃走劇は建物の構造をうまく利用しているし、随所のユーモアも利いている。核実験の責任をフランスに押し付けたり、ヒロインがずうずうしいのは問題だが、エメリッヒがアメリカの軍隊を馬鹿にしたのはある意味貴重だったと思う。それからゴジラファンに言いたいが、最近の東宝の作るゴジラよりもつまらないと断言できるのか?[地上波(吹替)] 7点(2005-08-22 20:30:23)(良:1票)
3. ゴッドファーザー PART Ⅱ
《ネタバレ》 若きドンであるビトーとマイケルの対比が彼らのキャラだけではなく、二人の生きた時代の差にもある事に注目したいです。ビトーがドンになれたのは彼が街の人々と信頼関係を築き上げたことにあるのでしょう。しかし、亡き父の後を継いだマイケルは逆にドンとしての地位を確立するうちに親類たちが自分から離れていってしまうのです。この違いは家庭をないがしろにする現代の社会人の様子を反映しているのではないでしょうか。マイケルは皮肉にも孤独な状況になる一方でドンとしての仕事は成功していったのですから。ラストで彼を待ち構えるのは逮捕でも死でもなく、社会人としての哀愁をたたえた姿でした。さすがに、娯楽映画としての見方では1作目より低くつけざるを得ませんが、一般的な続編映画とは違い、1作目と合わせてマフィア映画の最高峰といえる映画でしょう。[ビデオ(字幕)] 9点(2004-11-14 22:25:38)
4. ゴッドファーザー
《ネタバレ》 暗殺のシーンは洗練されていて魅力ですし、洗礼式のシーンもゴッドファーザー(名付け親)になった事を2つの意味で対比させていて素晴らしいのですが、やはりこの映画はただの娯楽映画、というより人間ドラマとして見たほうがいいでしょう。ソニーの軽率な一言からコルレオーネ一家に起こる悲劇と一家の愛憎劇と言う見方が出来ました。ソニーとビトーの死は悲劇的でしたが、とくにビトーの死はもうゆったりした生活を送れていたはずだったのですが、悲しみに満ちていました。マイケルの変化には目を見張りました。イタリアでの経験が彼に対抗組織に対する憎しみを抱かせたのだと思います。[ビデオ(字幕)] 10点(2004-06-20 18:30:42)
0 | 2 | 0.78% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 19 | 7.36% |
|
4 | 17 | 6.59% |
|
5 | 38 | 14.73% |
|
6 | 36 | 13.95% |
|
7 | 47 | 18.22% |
|
8 | 53 | 20.54% |
|
9 | 28 | 10.85% |
|
10 | 18 | 6.98% |
|
|
|