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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 荒野はつらいよ~アリゾナより愛をこめて~ 《ネタバレ》 ○寅さんシリーズと007シリーズからもじったであろうタイトルには、往年の映画ファンを呼び込む意図があったのか、いやそんなことはないだろう。原題となる言葉はちょくちょく出てきたが、映画自体がパロディの嵐なので、それをもじったタイトルなのかもしれないが、配給会社もタイトル付けに困ったんだろうな。○「テッド」の監督として宣伝したようだったし、もし「テッド」が好きで観た人ならむしろがっかりした人が多かったであろう。○まぁこれでもかっていうほど簡単に人が良く死ぬ。しかも結構グロい。無理な人には本当に無理だろう。○そんなハードな映画の中に、セス・マクファーレンの緩さと、西部の世界にしては明らかな現代顔??のシャーリーズ・セロンというアンバランスさ。○パロディとしては、分かりやすい場面もあるが、ほんの一瞬しか出演しない俳優もいる。どうせなら後からわかるよりもはっきりさせた方が良かった。[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-08-18 22:22:07) 2. コンテイジョン 《ネタバレ》 ○パンデミックものでどこかで見たことのあるような小ネタをまとめたような映画だった。○様々な観点から描いているためか、どうも一つ一つの要素が弱い。キャストの豪華さだけではカバーしきれなかったようだ。[CS・衛星(字幕)] 4点(2015-08-10 01:07:24) 3. ゴーン・ガール 《ネタバレ》 ○フィンチャーらしいサスペンスが堪能できると同時に、夫婦である2人のドラマも堪能できた。○ダメ男がしっくりくるベン・アフレックと徐々に株を上げてきたロザムンド・パイクの熱演も光る。○ラストの落としどころに行くまでがじれったく感じたが、全体的にはテンポよく見られた。[映画館(字幕)] 8点(2015-01-04 15:02:15) 4. 告白(2010) 《ネタバレ》 ○原作未読○世間ではかなり絶賛されているようだが、そこまで斬新さなど感じはしなかった。○中島監督作品は初めて観たが、視聴者を映画の中へ引き込む力が感じられた。冗長な感もそれほどなく、テンポの良い2時間弱であった。○自分としてはあくまで人の言うことを信じすぎるなというのが一番のメッセージに感じたのだが、そう観てしまうといったいどの人物のどの発言を信じたらよいのかという、若干本末転倒的な現象が頭の中で起こってしまった。でも、この手の映画なら仕方ないか。○展開としては、ミステリーとは称しているものの、効果的は伏線はなく、その人物から見える、製作者として都合の良い部分だけ見せている印象だった。また、あまりにも現実から離れているシーンが散見された。○思春期の子供たちをなかなか上手に描いているなと感じた。○映像としての斬新さはなかったが、緩急の付け方が非常にうまかった。ただ、予想以上にグロかった。○映画を鑑賞してから予告編(30秒ver.)を見てみたが、ちょいと面白そうな学園ミステリー。軽い気分で観に来たカップルなどには残酷な結果だったかもしれない。[映画館(邦画)] 4点(2010-06-27 21:50:45)
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