みんなのシネマレビュー |
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21. 1941 三船敏郎と観覧車が笑えます。あまり何かの意味を考える映画ではないと思います。単純に馬鹿馬鹿しいだけなのかな。7点(2003-11-16 17:52:39) 22. イヤー・オブ・ザ・ドラゴン 猫パンチ野郎のミッキー・ロークが大嫌いです。演技ではなく、人格のにじみ出たイヤらしさが嫌いです。わがままな男が嫌いです。この映画はジョン・ローンの映画です。格好良かったなあ。6点(2003-08-07 08:22:04) 23. 生きる 手放しで名作とは言えない気もします。ただ味わい深い作品であることは確かでしょう。志村喬演じる主人公と小田切みきとの、やや不倫っぽい関係も面白かったけど、やはりストーリーの展開として、いい人に祭り上げられる悲劇がラストにじんわりと効いてきますね。有名なブランコのシーンを、葬式の場面で想起します。ただ、肩すかしを食った気分になるのも事実です。7点(2003-08-07 08:18:47) 24. イウォーク・アドベンチャー<TVM> ええ?けっこう可愛いよ(笑)。仕草とか気に入ってます。そこそこ楽しめたけどなぁ。私も充分ひねた大人だけど(笑)。7点(2003-08-07 08:11:27) 25. インソムニア 一種の勧善懲悪ものですか。因果応報ということばが象徴すると思います。悪を摘発することは好いとしても、証拠のねつ造は許されるものではないということをテーマのひとつにしているのでしょうか。老刑事がその人生のすべてを賭けるにしては、犯罪者としてのロビン・ウィリアムズが物足りなさを感じさせます。あれでは単なる性犯罪者であり、最後には意味もなく凶暴になってしまいます。その変貌する過程が不鮮明のため、最後まで彼の犯罪者としての凶悪化を納得することができませんでした。アル・パチーノ演ずる刑事にしても、彼の意図する目的・方向性というものがハッキリとはつかめず、最後まで何をしようとしているのかが曖昧でした。ラストで女性警官に「道を見失うな」と告げる辺り、急に説教臭くなってしまったなという唐突感を受けました。どうせだったら、ロビン・ウィリアムズの犯人にもっと不気味さや凶暴さを出したら面白かったかもしれません。6点(2003-04-10 23:25:53)(良:1票) 26. イル・ポスティーノ いいですねえ。とても素敵な作品です。後半で、マリオがパブロのために、"蓄音機"でいろいろな音を録音して回るシーンが印象的です。こういう出会いっていいですよね。寂れた漁村が素敵に見えてくるから不思議です。なんとなく「ニュー・シネマ・パラダイス」を連想させるような作品です。ときにはこういう作品でホッとするのもいいのではないでしょうか。とにかくじんわりと感動が押し寄せてくる作品でした。何度も見返したいなあ。8点(2002-11-11 22:21:51) 27. 愛しのローズマリー グウィネス・パルトロウがどんな風に"化ける"のかが興味の対象でした。まあ頑張ってコメディしてましたね。笑顔が可愛かった(笑)。でも、アメリカ人の「非デブ信仰」が垣間見られて、ちょっと虚しかったかな。催眠状態で外見が格好良く見えた人達の三人に一人は太っているという演出でしょ。私自身はまったく太ってはいませんが、あまり気分いいものではないですね。それから、身障者や不可抗力の病人・怪我人をネタに挙げるのもちょっと抵抗がありました。「アナライズ・ミー」でデ・ニーロの片腕だったジョー・ヴィッテレリが、グウィネスのお父さんだったのは迫力がありましたね。6点(2002-10-23 05:23:04) 28. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 シリーズの中で評判悪いですが、わたし的にはこれがベストです。ショーン・コネリーが場面を引き締めていると思います。後半山場の遺跡の中で、息子に語りかける父親のシーンは感動してしまいました。「夢を持って生きましょう」と思いませんか。この作品を見た後は、希望がわいてきます。もう20回くらいは観たなあ。9点(2002-04-28 20:46:57) 29. イルカの日 《ネタバレ》 私のベスト映画にしてもいい作品です。ジョージ・C・スコットは大好きな役者です。イルカの音声はコンピュータ合成ですが、とてもよくできています。動物ものといったら、必ずそれを悪用する人間が出てきますね。暗殺計画と、それを知らず無邪気に泳ぐイルカ。青い海が印象的です。音楽が泣かせます。 <2003年12月5日追記>アメリカという国は、国家の政策として動物を兵器に使うことをしている国です。今年のイラク戦争でも、アシカ、イルカなどがペルシャ湾に停泊中のアメリカ軍の艦艇を守るために利用されました。もちろんこの映画のように爆弾を背負って船に突っ込むということはしていないようですが、その逆に、自爆テロを仕掛ける船に対して目印を付けるという作業をしていたようです。人間の命令に対してなんの疑問も持たずに盲目に従う彼らのことを考えると悲しい気持ちになってしまいます。第二次世界大戦中に旧ソ連では犬に地雷を背負わせてドイツ軍戦車の下に突っ込ませることを実戦で行っていました。いつの世にも、人間のエゴで罪のない動物たちの命が危険にさらされているのは悲しいことだと思います。本作のイルカたちは、心優しい博士の悲しい判断で、海に追い出され、人間の言いなりになることを避けられました。それがこの映画の救いになったのかも知れません。 <2004年3月31日追記>原作者のロベール・メルル氏がお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。それにしても(←口癖(笑))95歳とは長生きしたねえ!10点(2002-04-28 20:42:28)(良:4票) 30. いまを生きる どうしても「グッドウィルハンティング」と比べてしまうのは私だけでしょうか?(笑)寄宿舎に入ったことがないのでわからないのですが、ああやって自殺衝動に駆られるものなのでしょうかね。でも、まあ映画自体はいい映画でした。しかしねえ、ロビン・ウィリアムス、好きな役者なんですが、最初がハチャメチャでだんだんしんみりっていうのが彼の映画のパターンなんですかね?(笑)7点(2002-04-28 20:39:04) 31. 異人たちとの夏 寄席での、鶴ちゃんの登場シーンよかったですねえ。なんかああいう昔の下町のオヤジって最近少なくなりましたね。マザコンっぽい風間杜夫さんもよかったです。ところで、秋吉久美子さんって、映画の中ではどうしてああいう優しい女性の役が多いんでしょうね。7点(2002-04-28 20:33:29)
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