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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 524
性別 女性
ブログのURL //www.jtnews.jp/blog/22089/
年齢 52歳
自己紹介 点数表記にむちゃくちゃムラが・・・。

9点以上 特別
7~8点 面白かった(人に基本的におススメできる)
5~7点 面白かった(人様におススメするのはちょっと・・・)
3~5点 そこそこ(なんとか)面白かった(でも難あり)
1~3点 むぅ・・・
↑上記例外あり(見直すのも面倒なのでこのまま)

3点とか5点、7点が重なっているのはご愛嬌。
細かな点数の上下は、そのときの気分ってことで。
こう見ると、なにげに3段階で点数つけてるよーな気が。

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評価順1
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1.  イルマーレ(2006) 《ネタバレ》 くたびれた感じのキアヌがよい。最近、キアヌの好青年ぶりが好きになりました。どーでもいいことですが、アメリカ人ってホント、建築家好きですねぇー。そんなにいいか?っていうくらい建築家崇拝されているよーな。妙ちきりんな家を好きになる、へんてこな趣味の人同士で惹かれあうってのは、わかるよーな気がしますが、「私のことをわかってくれる人」と思って、一緒に生活をするのは危険な気もします。その後、「極限状態で出合った二人は続かない」(by『スピード2』サンドラ)とならないといいのですが…[映画館(字幕)] 5点(2007-01-27 22:42:22)

2.  怒りの河 「追跡モノ」というジャンルがあるとすれば、私が今までに見た映画の中で最も素晴らしいのは『明日に向かって撃て!』ですが、この『怒りの河』もなかなかです。前者が、徐々に追い詰められる緊張感とどこか抜けた雰囲気が味わえる微妙なバランスが見事なのに対し、ゴールドラッシュでべらぼうに高くなった食糧を無事、山奥の開拓地に届けられるか?そもそもこれを運んでいるジミーは善玉なのかそれとも裏切ってしまうのか…そして一緒にいるやつは?という緊張感が味わえます。普通に考えて、ジミーが悪者のはずはないように思うでしょう。彼が信じられないのは、人としてどうよ?的な見方もあるかもしれませんが、そんな常識を疑ってしまうわけのわからなさがあります。またこれまでの話とは全然違いますが、ロック・ハドソンのいいかげんさも好きだったりして。[DVD(字幕)] 7点(2006-07-16 03:40:53)

3.  イースター・パレード カエサルの「来た、見た、勝った!」同様、DVDがウチに「来た」→帰宅後すぐに「観た」→そして素晴らしかった「やったぁ@×○△!」ってな映画。この映画を映画館で観られた方々に、ジェラシーを感じます。なのに、あんまり覚えてないですとーー?(笑)。これは是非ともどこかの映画館でやってくれなければ。観る前より観た後のほうが、より観たい欲求が出てくる、麻薬的映画ですね。この映画のどこが素晴らしいか、それは、観た人にしか伝えられないという“映画をレビューする”ことの意味をまったくなくしてしまうところにあります。劇場で観ていないので、何ともいえませんが、きっとその空間をみんなと共有できたこと、そして映画を観る幸せや喜びがつまった映画だと思うのですね。スローモーションで踊るアステアを観て、ジュディの目を通したアステアの姿だと感じたとき、これはジュディのための映画なんだって、よーーくわかりました。彼女は本当に愛されているんだなぁ。タメて、タメて、タメて……うわぁ、爆笑!とか、ナンバーごとに盛り上がる歌と踊り……いやぁ、映画館で観たいなぁ。[DVD(字幕)] 9点(2005-07-02 09:10:22)(良:2票)

4.  インソムニア く、くらい……くらすぎる……。陽の落ちない白夜の世界で、おりなされるアル・パチーノの苦悩……。うーーーっ、観ているのがしんどかったよぉ(涙)。結局、相棒を射殺したのは事故だったのか故意だったのか……そんなの自分が一番よくわかっているじゃん!! 悩むんだったら故意なんだよ!!と言いたいけれど、精神的におかしくなると加害者妄想も強くなるしなぁ~なんて、どーしようもないことを考えていたため、故意なの?事故なの?とどうどうめぐりの出口のない解答探しにつきあわされてしまったって感じ。最初から犯人はわかっているので、サスペンスというよりは、アル・パチーノの光と陰を観るドラマというような雰囲気です。とにかく辛気くさかったのがマイナス。4点(2004-07-10 21:46:20)

5.  陰謀のセオリー これを観た後しばらく、映画だけでなく通常のニュースでも「心臓発作で死亡」という文面を見ると「陰謀だ!!」と言ってしまう自分がいました。ちょっとばかし、マイブームになること請け合いです! それから、この映画のいちばんの見どころは、おどおどした小動物のメルちゃん。とてもいい感じです。私的にはメルちゃんって強い男より、怯えているほうが好きかも。ほら、『サイン』だってけっこうおどおどしているのが似合っていたし。目が怯えている俳優といえば、『白い恐怖』のグレゴリー・ペックなんかも凄かったな。あっ、どっちも記憶喪失だ。やっぱり自分の記憶がなくなるっていうのは、頼るモノがなくて怖いことなんでしょうね。7点(2004-07-06 08:25:33)(良:1票)

6.  いつも心に太陽を なーーんだ、みんないい子じゃん。大人の対応ひとつで、子どもっていろんな風になるんだなぁ。ひとつひとつのエピソードはちっちゃなことなんだけれど、それでもじんわりと温かくなれる映画ですね。オープニングの、バスの中でおばちゃん(なんでも笑いにしてしまう、大阪のおばちゃんっていうイメージ)に囲まれたポワチエの姿がちょこっと笑えた。だって大柄な彼がなんか、ちょこんと小さくなっていたんだもの。7点(2004-07-04 22:10:17)(良:1票)

7.  錨を上げて 《ネタバレ》 【あまみ】さんの完璧登録、完璧レビューの後にお邪魔するのが、ちょっとばかり気恥ずかしいみかんです。たいていのことは↓で語られています(笑)。薄っぺらいストーリーに、おきまり展開。なんだかよくわからないままハッピーエンドを迎える強引さ。これぞミュージカルの醍醐味でございます。私はこういった映画を観ると、ほっとしてしまいます。私がこの映画で一番好きなシーンは、子どもを寝かしつけるために唄うシナトラの子守歌で、ジーン・ケリーまで眠り込んでしまうところ。彼女に会うために急いでいたはずなのに、クーカークーカー寝ています。こんなところにグッとやられてしいまう私は、本当におめでたい人間なのかもしれません。そしてラスト。なんで艦船にシナトラの彼女まで来ているのか謎ですが、そんなことを深く考えてはいけない作品でしょう。頭をからっぽにして楽しむこと、これってもしかしたら相当な修行が必要なのかもしれない……と、【あまみ】さんのレビューを読んで、はっと気付いてしまいました。こんなおバカな作品を楽しむことのできるってことに乾杯!8点(2004-04-05 22:00:11)(良:1票)

8.  妹の恋人 ストーリーをまったくリサーチせずに観た私が悪いんだけれど、もっと楽しいお話かと思っていました……。身構え体勢ができていなかったため、妹が精神病だってところでひょえぇぇぇぇって感じ。えっと、精神病患者が出てくる映画って、なんかあんまり好きじゃないんですよねぇ。ごめんなさい。だからはじまって30分くらいは辛かったです。妹が手でぐちゃぐちゃの絵を描いているあたり、ちょっと怖かった。これから、どうなってしまうんだろう? 暗い方向には進まないでおくれよぉってね、祈るような気持ちでしたよ。で、不安に思っているところにジョニデ登場!おおお、これで話が楽しくなるかなぁって思ったら、これまたジョニデも妙ちきりんなキャラクター。やっぱりしゃべらないのか……。シザーハンズよりはしゃべっているけれど、なんか変だ。もしかして……二人も精神病患者を抱えるのか……と思わせといて、ちゃんと明るい方向に話を導いてくれる、天使役でしたぁ。良かった良かった。あとは比較的安心して観られましたよ。ありがとうジョニデプ! ただ、パンダンスをオーディションで見せようとするのは、どうかなぁ。ジョニデプの芸はなかなかでしたが、それでもやっぱり『黄金狂時代』のチャップリンのパンダンスのほうがとっても素晴らしいのです。同じものをやらせるなんて、ちょっと酷だったかな。6点(2004-04-05 00:08:54)

9.  いちごブロンド 《ネタバレ》 動いて喋るリタ・ヘイワースをはじめて観ました。なんてキレイなんでしょ。ゴージャスな衣装がとても似合っていて、高級レストランの食事や男性からの口笛ピューをもらうために男たちの前を歩いていたなんて告白する彼女はとてもかわいらしい。結局、金と地位に目がくらんで結婚した彼女は自分の姿を恥じるようになっていますが、それでも相変わらず綺麗なんです。結婚前の姿よりも結婚後、自分が欲しいものが富や名声をもつだけの男ではなかったと気付いた時点から、すごく輝きはじめます。シャンデリアや電気、絵画やスパゲティ(当時は最先端の舶来モノメニューだった 笑)を自慢しても、停電になったり、スパゲティが上手く食べられなかったりする。そういうところにクスリと笑いながらも、停電の暗闇に紛れて、リタ・ヘイワースはギャグニーにキスをする……。さりげなく市長との会食を自慢するあたりは相変わらずなんですが、彼女は彼女なりに悩み苦しんできたんだろうと思うわけです。もちろんオリビア・デ・ハビランドの可憐な美しさ、女性人権を唱えてみたり、タバコをくわえたりしながらも本当は好きな男に尽くしたいタバコなんて吸わない女性だってところに彼女の強さと弱さを感じます。好きな男が友達を好きで、結婚したとわかるやすぐに自分になびく男に「失礼よ」と言う彼女の誇りを感じるとともに、男の面目を立たせるために虚言に話を合わせてあげるオリビア・デ・ハビランドは素晴らしい女性だなぁ〜と感じました。一方、男共のほうはなんかまぁ情けない感じでねぇ……。喧嘩早くて、気遣いを知らないアホなギャグニーには終始イライラされっぱなしでしたが、ラストの道のど真ん中であっさりとオリビア・デ・ハビランドにキスをして「自分の妻にキスをするんだからどこでもいいじゃないか」と言うあたり、むっちゃステキでした。8点(2004-03-01 15:45:03)(良:2票)

10.  いつも2人で 現在、関係の冷え切った夫婦が、昔話(回想なのか実際に過去に ストーリーが動いているのかは謎)をすることで、いつの間にやら初心を取り戻していく映画……のように思えました。要するに、若い頃はお金がなくても幸せだったけれど、今お金ができて何か失ったものはない?という提言だったのかもしれません。これを観る側の心境として、「現在お金を持っているが、愛を感じられない夫婦」「お金を持っていても愛情いっぱいの夫婦」「お金はないが愛情いっぱいの夫婦」「お金はなくて愛も冷めた夫婦」「あんまり関係ないじゃない夫婦」といったパターンが考えられますが、第3の生活を送っている私にとっては、なんちゃ魅力的には感じられませんでした。あっ、でももしかしたら私たちは「お金がなくて友情いっぱいの夫婦」という特殊な例だったから、あんまり身近に感じられなかっただけかもしれませんが……。あしからず。3点(2004-01-25 07:30:53)《改行有》

11.  5つの銅貨 音楽家の伝記映画っていいね。音楽にはドラマがある、夢がある、エンターテイメントがあり、感動があり、愛があり、涙があり……もう、なんでもありの映画ですよ。コルネットを捨てて何年も経ったレッド・ニコルズは、再びコルネットを吹こうと思ってもかつてのように吹きこなす、一流のワザはなくなってしまった。でも、そのときの娘さんの励ましが……胸を打つんですね。音楽に囲まれた生活って幸せそうに見えるけれど、辛いことや哀しいことを笑顔で乗り越えながら生きているんだなぁーーと感動してしまいました。8点(2004-01-17 21:00:34)(良:2票)

12.  イルカの日 《ネタバレ》 イルカに英語を教える姿を見たとき、なぜ、こんなむごいことをするのだ!と思いながら観ておりました。講演を終えて研究所に帰ってきた研究者を、その奥さんは不安そうな目でみています。もちろん彼女はイルカ研究のパートナー。イルカを愛しているし、ご主人も愛している。研究者の尋常ならざるイルカへの愛情(執着)を応援しながらも、なにか整理しかねるとまどいを持っているのではないかと想像しました。無邪気に片言の英語を話すイルカ。その声がかわいらしいだけに、より切なくなってしまいます。中盤で、イルカの秘密が外部にもれたとき、奥さんが「あなたのせいじゃない」と言いました。その言葉に対して、研究者がなんと答えるのか。それは「私が間違っていた」という言葉。その時、私のもやもやした気持ちが、少し和らいだように思います。「私がイルカ語を話せばよかったんだ」。そうだ、その通りだよ。それからどうなってしまうのかは、こちらには書きませんが、私にとってこの夫婦のやりとりが、この作品の一番の山場だったのですよ。この作品は、人間があまりにもバカで嘘つきなので、ただしんどく、切なく、心が痛くなってしまいました。実はですね、これを観た印象っていうのが『シザーハンズ』と同じなんです。私にとって。あちらは、ステレオタイプのどうしようもない人間が、シザーハンズを追いつめていく。なんだか同じような胸の痛みを感じてしまったのですね。両者とも何度も観たいとは思いません。だって心が痛いんですもの。私は、なるべくしんどいこととか辛いことから逃れようと思っている、心の弱い人間なので、あまり人間の嫌な部分を見ていたくないのです。それを痛感した映画でした。それにしてもラスト、イルカたちが無事でなによりです。これで、悲劇だったら本当に救いがありませんからね。[ビデオ(字幕)] 6点(2003-12-26 13:40:10)(良:1票)

13.  イル・ポスティーノ 《ネタバレ》 海の町にはいつも惹かれる。特に島には。私が生まれ育った瀬戸内海は、あそこまで美しい海ではないし、建物もオシャレじゃない。けれど、同じような匂いの中で生活してきたように思う。とかいいながらも、実際は島育ちじゃないんですがね。よくフェリーで島に遊びに行っておりました。クワガタなんかを探して、100円でフェリーに乗って(笑)。砲台跡なんかで隠れんぼうをしたりもしました。もし、大人になってあの街から島に移り住んだら、彼のような人生を送ったのかもしれません。まっ、詩人にはなれませんがね。ちょっとたらたらと日々の足跡みたいな日記ともつかない散文を書いたりしながらね。今、ふるさとを離れて思うこと。すごく素晴らしい環境の中で生活をしていたんだってこと。だから詩人が、この島の素晴らしいところはという問に、好きな女性の名前しか挙げられなかった心がよ~くわかります。太陽も、海も、空気も、音も、時間の流れも、何もかもが素晴らしいものであるのに、すぐそこに転がっている、いつもそこにあるから気付くことができないもの。詩人は、尊敬していた大詩人がいなくなったことと、天性の感受性のよさで、島を包んでいるものがどんなにステキなものなのかを感じとったのでしょう。やはり、録音機に島のあれやこれやの音を録音していった時の心情というのには涙が出てきます。あの島を離れていない人間が、身の回りのものの素晴らしさに本能的に気付く。私は本当にその感受性がうらやましい。詩の内容については、どれだけ理解できているのか、怪しい部分は多々ありますが(笑)。 8点(2003-12-20 10:31:02)(良:3票)

14.  イシュタール 売れないお笑いソングライター(『サボテン・ブラザーズ』のスリー・アミーゴーズと比べてはいけない)役の二大スターがニューヨークを捨て、新天地を求めて“イシュタール”という厳戒令が出ている政治不安のある国に迷い込む話。今ならさしずめイラクといったところだろうが、国情報がまったくないので、なんとも不利な状況だ。だいたい母国で売れない奴等がリサーチもなく乗り込んで、いきなりブレイクするなんてことは、よほど運がよくない限り無理だろう(映画だから運なんて後から付いてくるという話もあるが)。台湾で大スターになったK勢T周も、ちゃんとリサーチしたはずだし、日本でバリバリだった時代のある人は強いのかもしれない。ところで……観た当時、純真な心を持っていた私は、これら寒~いギャグについていくことができませんでした。きっとまだ純白のハートを維持しているとは思っておりますが、もしかしたら笑えるようになっているかもしれません。↓【エスねこ】様、しばしお時間を与えてくださいませm(_ _)m でも、なかなかビデオに手が伸びないというのも事実……。 3点(2003-12-04 08:17:04)

15.  家路(2001) 《ネタバレ》 歳をとることの辛さを描いたものなんでしょう。バリバリに働いていた俳優が、自分の思っていた演技ができなくなったときの絶望感というのでしょうか、きっと深い味わいがある作品だとは思いますよ。もっと年輪を重ねて観ると、心に染みるのかもしれませんね。劇中劇が多く、カメラもほとんど動かないのが退屈でした。じっと辛抱しながら観ていたというか……。ラストも「えっ!? これで終わり??」って感じだったし。よくわからないまま、突然終わっていました。主人公が毎日通っている、とあるカフェ。主人公が帰った時間にやってきて、同じ座席に座るおじさん(LE FIGAROという新聞を読んでいる)がいるのですが、主人公がちょっとカフェに来る時間が遅れたことで、いつもの席に座れないおじさんの不服そうな様子がなんとも。主人公が去ったことで席を移ろうするのに、ちょっとのスキに他の人にその席をとられてしまう。そのおじさん、一日のリズムが狂っちゃったでしょうね。でも、毎日のルーチンから外れてちょっといいことが起こるかも。それから主人公が毎回同じところで同じようにトチるところ。実際は笑えないんだけれど、くすりと笑ってしまいました。そういう小ネタは面白かったんだけれど、やっぱり退屈だったかなぁ~。↑【なるせたろう】様、ええ、“感じるもの”という意見は大きく頷きます。ジム・ジャームッシュの作品なんかは、何がどうっていうわけでなく、なんとなく心地良いって感じですもの。この作品、しばらくしてから再見してみますね。 4点(2003-11-21 10:11:12)

16.  偽りの花園 《ネタバレ》 お母さんが強烈。とっても怖いんですが、ラストでは可哀想になってしまいました。結局、彼女は何を求めていたのでしょう。ブドウ畑をめちゃくちゃにする“悪戯キツネ”一家の末娘として育った彼女は、本当は家族愛に飢えた淋しい子どもだったのかもしれません。きっと愛が欲しかったんだと思います。でも愛というものがどういうものなのかわからず、満たされない心を持て余してモノやカネに走り、結果として夫と娘を失ってしまった。心臓発作をおこした夫を見殺しにする場面はかなり怖いものがありますが、彼女が悪人であるとは、どうしても思えないんです。7点(2003-10-31 09:20:52)

17.  異人たちとの夏 《ネタバレ》 風間杜夫と名取裕子の絡みがヤバイ。そもそも風間杜夫って好みじゃないし。この映画だけかもしれないけれど、ちょいとカマっぽいイメージ。テレビ局のプロデューサーが「元奥さんに近づきたい」と言って去っていった後、ドラマのシナリオ形式で心情を表すところでは職業病だなって、少し不憫に感じました。それでも名取との約束をやぶって性懲りもなく浅草に向かっている彼は、かわいいなぁ~と思えるところも。しかも約束を破ったことを正直に名取に話しているし。両親と会うことで幼児化しているからか妙に素直。そりゃそうだよね、江戸っ子の気持ちよさを持ったお父さんと、キレイで優しいお母さん(きっと、誰もが心の奥底で思い描き、美化している両親像なんだろうけれど)に会えたんだから。ところで、浅草のアパートに入るなり「服を脱ぎなさい」と言われたシーンで、昔のことを思い出してしまった。やっぱり夏で、場所は東京。小学校のときに夏休みを利用して東京のおばちゃんちに遊びに行ったとき、外で遊んで戻ってくると「暑いから服を脱ぎなさい」ってムリヤリ服をはぎ取られました。もう忘れかけていたことなのに、妙な思い出が甦ってしまったものです。この映画を見て、多くの人が埋もれてしまっていた思い出を甦らせたことでしょう。でもね、ゾンビのような風間と宙に浮く名取、おまけに血がドバ~ッはないでしょう。充分に笑わせてもらいましたが……。 5点(2003-10-29 05:54:37)

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