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1. 危険なプロット
《ネタバレ》 大好きなフランソワ・オゾン、大好きなファブリス・ルキーニ。この二人の映画なので点数が甘くなってしまいます。オゾンでなくてはここまで力で押し切れないだろうと思った作品。いろいろ無理があるけれど、押し切られてしまう。話はどんどん暴走していき、ついていけないと思いながらも最後まで観てしまうと、なにげにハッピーエンドのような気もして泣いてしまった。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-11-19 09:48:01)《改行有》
2. インソムニア
《ネタバレ》 「フォロウィング」「メメント」のあのクリストファー・ノーランが監督ということで期待値が大きすぎたのかもしれませんが、思いのほか評価が低いのにびっくりです。この映画を「メメント」を引きずって観ないでほしい。本当に素晴らしい映画だと思う。アル・パチーノの熱演、ウィリアムズの抑制された演技、ヒラリー・スワンクのみずみずしさ。映像の冷たい美しさ。そしてエンディングの素晴らしさ。「道をあやまるな」というドーマーの言葉に再び銃弾をしまいこむエリー。そのまま映像はフェイドアウトしてしまうけれども、彼女がそのあとどんな決断をしたのだろうかと思いをめぐらしてしまう。「俺達は似たもの同士」というフィンチの認識がまるで違っていることを私たちは思い知らされる。ただのサスペンス映画ではないと思います。[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-01-26 18:52:40)(良:1票)
3. イルマーレ(2000)
キスもなく思わせぶりなラヴシーンもなく、ひとを好きになることの切なさや怖さをちゃんと描いている。もちろんキーになるのは時間のずれなわけですが、韓国映画のこういうところにはまいりますね。終わり方にはいろいろ異議があるみたいだけれど、わたしはなんかわからんうちに終わってしまうのがいいような気もします。あれどうなるんだろう…みたいな。それにしてもチョン・ジヒョンさん、相変わらずチャーミング!服の着こなし方とかひとつひとつのしぐさが洗練されていて、わたしはすごくすきですね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-10-28 12:28:37)
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