みんなのシネマレビュー
Sgt.Angelさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 109
性別 男性
自己紹介 2008 7/22みんなのシネマレビュー登録

ぼちぼち復活。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  イースタン・プロミス 《ネタバレ》 完璧に無駄を削ぎ落とし、物語も実にストレートで分かりやすい。しかしどのシーンをとってもクローネンバーグの異彩、力強さがある。銃は一度も使わず、全てナイフや素手でバイオレンスが展開する。銃を撃った時のような爽快感は微塵もなく、あくまで生身のピリピリとした痛みがある。このピリピリ感はバイオレンスシーンだけでなく全編に漂い、危険なのに魅力を感じてしまう世界観が確立されている。そしてこの作品のクライマックスは勿論サウナでの格闘シーン。丸腰の状態で襲われる恐怖、体を切られた時の痛み、全てが生々しく感じられる。本物の暴力、痛みを見せつけられた気がする。 ギャング映画としても画の美しさ、プロットの出来は素晴らしいものだが、それに加えてニコライ、キリルらの心の闇から生じるドラマも上手い。全ての登場人物が抱えている自己矛盾は今作の暴力描写なみにリアル。ニコライは正義と悪の間で揺れ、言葉の端々、さりげない仕草から優しさが垣間見える。キリルは威張り散らしながらも気弱で、子供への接し方からは十分な優しさが見える。ギャングのボスであるセミオンもまた身内と外部で穏やかさと残酷さが同居している。 皆残酷であり、優しくもある。犯罪映画でここまで強く“人間らしさ”を感じさせてくれるものはそうはないだろう。 バイオレンス映画としても、人間ドラマとしても最高峰の作品だと思う。[DVD(字幕)] 9点(2008-12-31 23:09:08)(良:1票) 《改行有》

2.  イーグル・アイ 《ネタバレ》 姿の見えない何者かに監視され、訳が分からないけれどとにかく行動しなければいけない、という状況は凄く好き。っていうか面白いに決まってる。多分2度目の鑑賞では完全に飽きてしまうだろうけれど、最初は結構楽しめる。監督が監督だけに、社会的なテーマは大して意識していないだろうし『イーグル・アイ』の正体も期待できるものではないと予測していたので、アクションシーンにだけ期待を寄せていました。 しかしその肝心なアクションに工夫がない。どっかで見たようなものばかり。それに加えて画面が暗い&手ブレが激しい、という最近のアクション映画の悪しき習慣を全面に押し出してしまったのは頂けない。全体を通してもこれと言って特筆すべき点が挙げづらい。 ただ俳優陣はやはり良く、シャイアはこれまでと似たような役柄ではあるものの、この手の小市民的な役は安心して観ていられる。 ラストもハリウッド的な甘さを捨て欲しかったけれど、ジェリーが撃たれるまでの流れは良かった。 もうちょっと社会性を加えてればいい作品に仕上がっていたはず。 可もなく不可もなく、何とも印象の薄い作品です。[映画館(字幕)] 5点(2008-11-16 14:37:04)《改行有》

3.  インファナル・アフェア 《ネタバレ》 香港の映画なんて全く気に留めることがなかった私ですが、この作品を観てそんな自分を猛省いたしました。近年これほど真正面から脚本で勝負をかけ、なおかつ大成功した作品はそうないでしょう。100分という最近では短いくらいの尺の中、ゾクゾクとした緊張感が途切れる事なく続く。少々突飛とも思える設定も、主役二人を中心に人物描写の上手さのおかげで全てリアルなものに仕上げています。演技も素晴らしい。アンディ・ラウやアンソニー・ウォンもさる事ながら、トニー・レオンには心から感服。これ以降、お三方の出演作をチェックするようになりました。やたらと手の込んだ演出など無くとも、スタイリッシュで渋くて切ないカッケー男のドラマは描けると言う事を再確認。久々の男くさい作品に痛く感動しました! 傑作![DVD(字幕)] 9点(2008-11-10 23:52:49)

4.  イントゥ・ザ・ワイルド 《ネタバレ》 60、70年代のアメリカン・ニューシネマのような雰囲気を持つ心地よいロードムービー。淡々とした展開で少々長く感じるところはありますが、手紙の文字から始まるオープニングのタイトルバックはオシャレで、旅で訪れる雄大な自然も美しい。一番はやはり雪の降り積もったアラスカですね。ヘラジカ(だったかな?)を見た時のクリスの潤んだ目と表情が凄くいいです。評価されながらもあまり賞には絡まなかった作品ですが、ハル・ホルブルックはもちろん、クリスを演じたエミール・ハーシュも聡明な顔つきで秀才・御曹子の雰囲気を壊さず、18kg減量しての熱演も素晴らしい。自由な旅の良さと共に自然界の強さ、恐ろしさも実感しますが、この作品ではなによりも「真の幸福」について考えさせられます。「幸福が現実となるのはそれを誰かと分かち合った時だ」安っぽく扱われそうなこのメッセージも、これだけの孤独と苦難を味わった彼ならこの上なく重みがあります。「僕の一生は幸せだった みんなに神のご加護を!」いい言葉だなぁ。主題歌「Guaranteed」明るくも寂しく、エディ・ヴェダーの声、ギターの音が心地よい曲でした。[映画館(字幕)] 7点(2008-09-07 16:57:43)

5.  インクレディブル・ハルク(2008) 《ネタバレ》 実にストレートで、余計なドラマは一切排除した潔い作品でした。秀才エドワード・ノートンが全て脚本を書き直したという本作は、最近ヒーロー物にありがちな主人公がヒーローになるまでの苦悩、それを冒頭2、3分で終わらせちゃうところがすっきりしていて良いですね。ヒクソン・グレイシー(本人)から呼吸法を学んだり貧民街をピョンピョン跳んだりで、ハルクが出なくとも、なかなか面白く見せていました。中盤からのハルク大暴れも、カメラをガチャガチャ動かしたりせず、殴る!投げる!吠える!でしっかり楽しませて頂きました。他の映画では絶対言わなそうな必殺技?も思いっきり叫ばれると清々しい! ティム・ロス演じるブロンスキーも男らしく、いい味を出しておりました。 [映画館(字幕)] 7点(2008-08-01 18:27:08)(良:3票) 《改行有》

000.00%
110.92%
232.75%
354.59%
487.34%
587.34%
61311.93%
72220.18%
82522.94%
91715.60%
1076.42%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS