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1. インセプション
《ネタバレ》 僕のトンデモ解釈ではこの映画、実際に起こったのは妻の死のみ。妻の死は重要なキーワードでノーランは別の作品でも扱っている。しかしあの作品では人間の外側を描いていたのに対し、インセプションは内側のみを描いている。
重要なのは誰がインセプションされているかってこと。見方は色々できるが、コブとしたほうが一番筋が通る。つまりこの映画は全編がコブのもの。けど、それは他者によってインセプションされているということではなく、自ら行っているということ。
(死因は分からない、といか重要でない)妻の死を自分の中で昇華しようとしてる、人格の防衛本能みたいなものかな(これまたノーラン作品に付きものの、贖罪)。
エンドロールの途中、唐突にあの歌(テンポを落とした)が流れるのもそんな理由なんじゃなかろうか。
ところでインセプションて映画によく似てますよね。見ているとまるで自分の考えのように植えつけられたり、集中し見てんのに強烈な座席キックもらうと意識が戻るあたりが 笑
久しぶりに「映画」ってやつを見ました!細かい突っ込みは不要。一歩先に進んだ、映画世界を体感しましょう。[映画館(字幕)] 8点(2010-08-07 17:17:30)(良:1票) 《改行有》
2. イゴールの約束
主人公は十代の若者であるが、この映画は決してそこに執着はしていない。
何が人を育て、何が人を動かし、何が人を変えていくのかを、切々と描いている。
つまり彼らは、人間の性善説を強く信じているのだろう。
[DVD(字幕)] 7点(2009-08-17 22:57:22)《改行有》
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