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評価順1
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1.  犬神家の一族(1976) 《ネタバレ》 佐兵衛の遺言書は作品に事件と混乱のきっかけを提供する効果的なアイテムにはなっていたと思いますが、彼が最も寵愛する珠世に有利に働くようにした為に逆に彼女自身の身の危険を招いてしまう結果になり、そしてそうなってしまう事は観ている側にも火を見るよりも明らかだったのではないかと考えると、佐兵衛が一代で財を成した優秀な大経営者という人物像の前提が崩れてしまうという制作者の都合にシフトした詰めの甘い設定になってしまっていた印象が残りました。 また、映像の後処理や編集等頑張っていた印象は有りましたがそれらに余り魅力を感じられなかった反面、カメラワークでの奥行きを強調した構図の作り方は美しく特にトップカットの外から旧家の室内を捉えたものと、それに続く長い廊下のカット等は、しっとりとじっとりの間くらいの色や明るさのトーンで絵画と見紛う程素晴らしく良い意味で少なからずゾワッとしてしまいましたし、ラストカットも奥行きを効果的に使い主人公の為人を無理なく上手にフレームの中に溶け込ませる事が出来ていましたし、他にも多数そのようなカットはあったと思います。 しかし、個人的には舞台のような大袈裟な俳優さん達の演技やメイク、演出や音楽等は見ていて少々負担になってしまいましたが、そのようなゴテゴテとそしてドロドロとした人間関係の中を石坂さん扮する金田一耕助が力まずに自然体で振る舞う事により絶妙なバランスの世界観が出来ていたと思います。 本作においての金田一は推理する事によって、石坂さんは肩肘張らない演技をする事によって犬神家の人々と私の間の橋渡し的な役割を完璧にして貰ったように感じました。 個人的な好みで言うと余り高評価は出来ませんが一本の作品として客観的に見ると映画的な手法や俳優さん達の演技もきちんとした方向性を持った質の高い作品だという印象を受けました。[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-01-07 12:57:20)《改行有》

2.  インサイド・マン 《ネタバレ》 作品の核となる最大のギミックは壁の後ろにラッセルが隠れていた事と犯人達が人質に紛れ込んでしまうという2つだと思います。 ラッセルが冒頭に計画に自信があると言っていましたが冷静に考えてもギャンブル的な要素が大き過ぎます。 357マグナムが本物であったとしても他がモデルガンだったら初動の段階で警備員に撃たれていたかもしれませんし、肌と髪の色、体格、性別、壊れる前の防犯カメラの映像、顔見知りの行員は内通者の可能性はあっても押し入ってきた4人から除外できればかなり絞り込めるはずですし、身元は全員はっきりしているので事件後の追跡調査を地道にやっていれば犯人に辿り着ける可能性は有ると思います。 何も盗られていなくても警察が一番重要としている面子を守る為でしたらその位の事はやっても普通だと思います。 切り札となるナチの秘密書類もケイスとの取引材料に過ぎず、警察から逃れるものでは有りません。 ラッセルに接触した人物が2人いますがホワイトはナチの書類を表沙汰にはしたくないので積極的に協力はしないと思いますが、刑事のフレイジャーがあれだけラッセルと話したり取っ組み合ったりしているので人質・容疑者グループにラッセルがいない事は直ぐに分かると思います。 そうなれば建物内に彼が残っているという事は勉強嫌いの小学生でも理解できます。 監督はスパイク・リー、出演者はビッグネーム揃い、映像はしっかりと撮られています。 これだけのものを揃えても脆弱な設定と脚本をフォローしきるのは難しかったようです。 また、貸し金庫の中身をナチの書類にした事や監督のいつもの人種問題を絡ました演出が作品を少し重たいものにしようとして返って迷走させています。 ナチの書類ではなく買収した政治家のリスト程度にして、人種問題等も極力抑えてスパイク・リー色を払拭した方が丁度良い軽さになって見易くなったと思いますし、本作はその位の娯楽作品に落とし所を見つけた方がすっきりとして良かったと思います。 スパイク・リーも割り切って撮った方がこの程度の娯楽作品に無理やりねじ込んだ人種問題等で中途半端に仕上がった印象を後世に残す事は彼の為にも良くないかと思いますし、前述した設定の甘さ等も目くじらを立てる程にならずに観客にとっても良かったのではないかと思いました。 作品の質を上げようとして色々と画策しても肝心の脚本や設定が追いつかない結果になってしまっています。 フレイジャーがケイスにダイヤの指輪を見せる時に中指にはめて指をおっ立ててるカットは良かったですが、私にとってはオープニングのミクスチャートライバルの音楽の使い方のカッコ良さで終了してしまった感じです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-21 21:11:00)《改行有》

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