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性別 男性
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1.  サンセット大通り (ネタバレ注意) 今となっては特に目新しい題材ではなく目新しい作りでもありませんが(古~い映画に詳しい人は色々と楽しめるらしい)、ラストの三段落ちには正直唸った。ウイリアム・ホールデンが死ぬのは最初に分かっていること。そしてグロリア・スワンソンの狂気も最初から分かっていたこと。しかし、執事が監督になることによって狂気と哀愁が増幅されるラストになっていたとは! いみじくもカメラの前に立つスワンソンに、実はスワンソン以上に過去にしがみついていた執事が「アクション!」をかける。狂人が演出する狂人の演技、こりゃいくら何でもブラック過ぎる…(その他諸々、ビリー・ワイルダーって人は相当性格悪いのか?)。この映画、ただ事じゃ済まされません、9点献上。9点(2002-06-06 00:11:27)

2.  さらば、わが愛/覇王別姫 陳凱歌という人は本当に欲張りな人だ。この一本の映画の中に無数のテーマを散りばめている。そして、それぞれのテーマを完全に描ききっている所が凄い(逆によくこの時間内に抑えたと思う)。きっとこの映画は、老若男女誰が観ても必ず心に突き刺さるテーマがあると思うので、万人向けとすら言える。特に日本人には感じる部分はより多い筈。「パール・ハーバー」に同じ時間を使うのなら、圧倒的にこちらの方がお薦め。騙されたと思って観てみてください、8点献上。8点(2002-02-13 19:48:24)

3.  猿の惑星 この名作はロッド・サーリングの(共同)脚本なんですよ(TVシリーズ「トワイライト・ゾーン」の製作者)。しかし、空気があって人間がいて猿が「英語」喋ってりゃ、ここがどこかくらい分かるだろう…とか、そんなことは問題にならないくらいの面白さ! 人類の独善性に対する大いなる風刺と警鐘。最終的に封建的な敵役・ザイアス議長の正しさを認識させられてしまうチャールトン・ヘストンの思いは、正に観客の思いそのものでした。しかし夢の21世紀を迎えても争い事は無くならない、このままではいつか猿に覇権を取って代わられそうです。そんなことを感じつつ8点献上。8点(2001-12-13 22:01:19)

4.  さらば友よ 一瞥も交わさない二人の男の間で、マッチの炎を介し交わされる雄弁過ぎる友情の絆よ、これぞ男の美学。【ちょうじ】さん、こういった哲学や美学は過去の遺物でしかないので、今後この手の映画は作られることはないでしょう(少なくともハリウッドでは)。何と言ってもドロンとブロンソンに8点献上。8点(2001-10-01 20:01:09)

5.  酒とバラの日々 《ネタバレ》 「酒とバラの日々」というのは、つまり「地獄と天国の日々」。酒をかっくらえば簡単に天国へ昇れ、切れれば途端に地獄へ真っ逆さま。しかし実際の二人はずっと地獄に堕ちたままで、束の間、天国の夢を見てるだけ。ラスト、夫は何とか地獄から這い出したものの、自分の直ぐ足元には、まだ暗く深い穴が大きく口を開けている。地獄から抜け出せない妻の登場こそ、その穴の底から聞こえる悪魔の囁き。「悪魔に耳を貸すな」というのは悪魔祓いの鉄則。彼に選択の余地は無かったのです。一番の見所はもちろんジャック・レモンと、特にリー・レミックの演技に尽きますが、「一般人」が「普通に」アルコール中毒になっていく様を、説得力を持ったディティールで描いた脚本・演出も素晴らしかったです、7点献上。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-04-22 00:02:41)

6.  殺人の追憶 サイコ・スリラーであるとか軍政時代を描いてるとかいうこと以前に、(実際の未解決事件ということで語弊があるかもしれませんが)純粋に「刑事モノ」として面白い。本当にこれが実話そのままなら余りにもドラマチック過ぎる。猟奇連続暴行殺人というだけで充分異常な話なのに、誤認逮捕、田舎刑事の拷問による自白強要、本庁から来た近代的な捜査官、知的障害者、変質者、学校の怪談、雨、謎のリクエスト、いかにもな最重要容疑者、証人の轢死、etc.…と、優れた脚本家でもまとめきれそうもない出来事や人物が次々と登場してくる。また、丁寧で重厚な演出は韓流の底力を感じさせ、ソン・ガンホの人間味が重い話のアクセントになってる。本作は辛さの向こうに複雑な味を持つ上等なキムチの様な映画です、7点献上。[DVD(字幕)] 7点(2005-10-26 00:04:55)(良:1票)

7.  サイドウェイ 正に「現代の」大人の為だけの映画。子供(つまり自活したことの無い人)が観ても面白くないだろうし、昔の大人(つまり今の高齢者。ま、老人も大人ですが…)が観ても面白くはないでしょう。大人と言っても、年を追う毎にその精神年齢は下がり続けてる訳ですが、21世紀に入って、その傾向はより顕著になってきてる様に感じる。その理由は情報過多。あらゆる情報に触れ、様々な事に目移りしてる内に成熟が遅れてしまうのです。昔ならその道の人にしか判らなかった様な事も、今では一介の英語教師が極められる様にもなった。しかし、友人にワイナリー経営を持ちかけられても端からその気は無く、教師でいることにも満足できず、小説執筆も諦められない。この中途半端な未成熟感こそ、現代の大人の姿です、7点献上。[DVD(字幕)] 7点(2005-07-17 00:09:31)(良:1票)

8.  魚と寝る女 世界中のファンタ系映画祭の世紀末をスペイン映画「ネイムレス」と共に席巻した韓国映画「the isle」が、「魚と寝る女」という邦題(観てみればこの邦題はなかなか秀逸)で公開されていたとは迂闊でした…。しかしてこの映像表現は一見の価値有り。ホラーなのかラヴ・ストーリーなのか、現実なのか幻想なのか、過去なのか未来なのか? とにかく物語も台詞も廃し、愛への渇望と埋められない孤独を静かに、しかし文字通り痛烈に描いた秀作(デビッド・リンチより遙かに面白いけど、「自虐」って世界的な流行なの?)。ということで、7点献上。7点(2002-04-28 18:07:45)

9.  ザ・プレイヤー ロバート・アルトマンって、いつからこのような長尺の群像劇ばっかり撮るようになったのですか? 誰か教えて。しかし、飽きずに最後まで観せてくれる手腕はさすがです。決して悪は罰せられない不条理劇で、ハリウッドの舞台裏を目一杯皮肉っています。わんさか登場のカメオ・スターに7点献上。7点(2001-10-02 14:37:42)

10.  ザ・エージェント ある朝、理由もなく正義に目覚めちゃうトム君。着いていくのは口ばっかりのフットボーラーと鈍くさい事務員だけ。でも、トム君の情熱にほだされて…。レニー・ゼルウィガーを初めて見ましたけど、好きです、こういう女性。さわやかな感動に7点献上。7点(2001-08-06 13:33:14)

11.  サイモン・バーチ はじめて原作の前に映画を観ました。これまでのように余計な先入観がないせいか、素直に楽しめました。「グリーン・デスティニー」じゃないけど、「信是真也」。本当の信仰とは何か、無宗教の私にサイモンが教えてくれたような気がします。従いまして7点献上。7点(2001-07-10 00:34:44)

12.  サイダーハウス・ルール ジョン・アーヴィングの大ファンである私は大河ドラマが大きくはしょられているのが気にくわないけど、アーヴィング自身の脚本とラッセ・ハルストレムの映像が物語の本質を突いていたとは感じました。【ちっちゃいこ】さんへ。私は季節労働者の寝泊まりする小屋のルールをメタファーに、人生のルールとは何か?を問うのがタイトルの意味だと理解しています(登場人物たちは皆、法律や不文律というルールを破って生きています。我々もそうだと思うけど…)。ということで7点献上。7点(2001-07-08 10:42:46)

13.  さよならみどりちゃん 《ネタバレ》 この人は「ロボコン」みたいなメジャー系に食指を伸ばさず、最初からこういう映画だけを撮ってれば良かったんだと思う。構図を固定したシーンでも手持ちカメラ、手持ちだから意味も無くカメラをパンさせる等、ドグマみたいな自主映画癖が直ればもっと良くなる筈。で、本作は地味な題材と地味な(稚拙な)撮影技法がマッチし、かなりリアルさを感じさせる恋愛映画に仕上がってます。それなりに濡れ場のシーンがあったのに全く裸を見せることなくきた主人公は、最後の最後に貧弱なヌードを披露する。つまりこれは、心も裸になって初めてユタカにぶつかった訳です。相手がどんなにダメ男でも、自分からは決して別れることが出来ないダメ女の逆説的別れ話。ぬるま湯の関係が心地良かった男は当然去っていく。思い切り歌が下手な主人公は、生き方も恋愛も下手。しかし生き方も恋愛も歌も「上手い」人なんて、そうは周りにいないもんですよね、6点献上。[CS・衛星(邦画)] 6点(2007-02-09 00:01:42)

14.  さよなら、さよならハリウッド 「ハリウッド」というよりも、「観客も含めた映画に携わる全ての人」への皮肉に満ちたバック・ステージ・コメディ。才能の枯れ果てた嘗ての巨匠、利益のことしか頭にないプロデューサー、言葉の通じないカメラマン(しかも中国共産党員?)、口八丁手八丁のエージェント、そして、盲目の監督が撮った駄作でも「芸術」の一言で許容してしまうアート映画信仰。こんな環境で「良い映画」なんか出来る筈がない。私は「フランスが存在してて良かった…」って台詞が一番笑えました。また、一見いい加減に見えるストーリー自体も、「安易な家族再生もの」や「都合の良いラヴ・ストーリー」への皮肉なってる。もしかして2002年度の作品でモノラル音声ってのが、現在の映画製作に対する最大の皮肉だったのかもしれません、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-02-03 00:03:01)(良:1票)

15.  THE 有頂天ホテル 複数のエピソードを羅列するだけでなく、これだけの登場人物をちゃんと「絡ませて」あるのは流石。完全な室内(屋内)劇であるにも関わらず、ホテル全体を網羅した空間的広がりのある作品にも仕上がってました(もしかしたら本作は、日本で最も効果的にステディカムを使用した映画かもしれない)。大爆笑や大感動こそ得られなかったものの、長丁場を飽きさせることなく、鑑賞後はほのぼのとした気分にもさせて貰える、充分及第点の娯楽映画だと思います。唯どうしても気になるのは、小劇場のわざとらしい段取り芝居的演技。特に川平慈英! 逆に舞台臭さを感じさせなかったのは麻生久美子嬢でした(舞台経験が無いのか?)。それにしても、公開からテレビ放映までの間隔が恐ろしく短くなってきてるなぁ…、6点献上。[地上波(邦画)] 6点(2007-01-04 00:04:22)

16.  サマータイムマシン・ブルース 昨日と今日をもの凄く軽いノリで行ったり来たりする、日本では非常に珍しいSFコメディ映画。見た目のスケールはかなり小さいですけど、決して時間に逆らわず、タイム・パラドックスを次々消化していく脚本は中々見事。佐々木蔵之介演ずる「研究助手」の解説も効いてました。25年後の風景(及び風俗)がほとんど変わってないという設定も、コミカルながら現実的。しかし、ストーリーはショート・コント的エピソードの羅列ばかりで、今一つ全体を通した大きな流れが感じられなかったので(もちろん、それもあるにはあるんですけど…)、皆さん程は楽しめませんでした。タイムマシンのデザインが2002年の「タイムマシン」の縮小版ということ以外、余りSFパロディ的要素が無かったのも物足りませんでしたね。という訳で、6点献上。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-08-21 00:04:25)

17.  サムサッカー スティーブ・オーデカークの「少林サッカー」の親指パロディ映画では全くなく、17歳にもなって「親指しゃぶり」の癖が抜けない高校生の自分探しを描いた青春映画。あることがきっかけで「注意欠陥多動性障害」と診断された彼は、落ち込むどころか、この診断に飛びつく。常々違う自分になることを望んでた彼は、自分に対する不満を「病気」の所為に出来るので、積極的に薬物治療に取り組む。彼は向精神薬の効果で一時的に「デキる」自分に変身するものの、それも長くは続かない。「思春期特有の漠然とした不安や悩み」という病気に特効薬は無いのです。クサい家族愛的なシーンが無かったことと、「まごころを君に」的展開で面白くは観れましたけど、ラストのキアヌ・リーヴスの陳腐な台詞は凄く余計でした、6点献上。[試写会(字幕)] 6点(2006-08-12 00:05:58)

18.  サイコ・ビーチ・パーティー いわゆる60年代ビーチ映画&C級ホラーの雰囲気にヒッチコック風スリラーを加味した、チープでポップでお馬鹿な低予算パロディ・ムービー。サーフィン、ゴーゴー、ダイナー、ドライブイン・シアターと、当時のアメリカ若者風俗が原色バリバリの毒を持って再現されてます。現代風にブラックな部分としては、ゲイネタと、連続殺人事件の被害者達が全員、身体的欠陥・健康的疾患の持ち主であるという点(主人公の女の子の設定は「マーニー」から来てると思う)。お約束ではありますが、ラストのどんでん返しに次ぐどんでん返しも気が利いてたし、中々楽しい映画でした、6点献上。[地上波(字幕)] 6点(2006-08-12 00:03:02)

19.  ザ・ビーチ(2000) 果たして「自由」とは何か? 自由を求めて集まった者達のコロニーではあっても、人間が二人以上集えば、それは社会になり、社会には「ルール」が生まれる。ルールに従って生活するのは余り自由とは言えないものの、「自由の幻想」を抱いてる未熟者達は、生活が楽しい内は全くそのことに気づかない。しかし一たび問題が生じると、自分達の暮らしは自由ではなく、厳然たる(しかも理不尽な)「ルール」に縛られていることを嫌でも思い知らされる。これは古臭いヒッピー・コミューンの現代版。「自由」と「無責任」は相容れず、自由は責任の上に築かれるものなのです、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-08-12 00:01:58)

20.  サイレントヒル 私も原作ゲームは知りませんが(この町は「煉獄」という解釈で良いんですよね?)、異空間に迷い込み→探索し→襲撃を受け→ヒントを収集し→ゴールし→秘められた真実が明かされ→そして阿鼻叫喚のクライマックスと、映画は如何にもアドヴェンチャー・ゲーム的定型の展開。しかし統一された世界観や不気味なクリーチャー達(ダーク・ナースがお気に入り)のお陰で、この手のジャンルとしては比較的長めの作品ながら、最後まで飽きずに楽しめました。特に、クライマックスの火炙りの表現は初めて見たと思う(文字通りジリジリと「炙られる」。これでPG-12じゃ甘いんじゃないか)。あと、私は「ローズ・イン・タイドランド」から間を置かずに観たので、ジョデル・フェルランドちゃんが随分大きくなってたのに驚きました、6点献上。[映画館(字幕)] 6点(2006-08-07 00:27:34)

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