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評価順1
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1.  ザ・ギフト 《ネタバレ》 ストーリーが進むにつれ、登場人物への評価が変化していく作品です。 最初はいい奴だと思ってたけど実は悪人だった、怖い人かと思ってたら実はいい奴だった、とゆう逆転現象で、まぁよくある設定ですが。 ヒロインの旦那のゲスっぷりが徐々に際立っていくにつれて、精神不安定でお人好しなヒロインの腹が決まって強くなっていくのがいいですね。 それにしても、いじめっ子って、故郷に帰るのが怖くないんでしょうか。 だって、かつて自分がいじめたせいで人生を滅茶苦茶にされた同級生が、たぶんいまだに自分を恨んでいるんですよ。 「俺は勝ち組であいつは負け組だ」って奢っているけど、相手は失うものがないからこそ、全力で復讐しに来るかもしれないのに。 他人を平気で傷つけ踏みにじる人間は、世の中や他人を甘く見ているって事なんでしょうか。 ラストの、「子どもの父親は果たして誰なのか」という問題は、ヒロインにとってはまったく問題ではありません。 間違いなく自分の子である以上、生物学的な父親など、母親とのつながりの前では、とるに足りない事なのですから。 彼女の瞳がそう物語っていたのが、印象的でした。 派手ではありませんが、いじめ問題を扱った良作なサスペンスです。[インターネット(吹替)] 5点(2020-06-10 15:41:41)《改行有》

2.  サウルの息子 《ネタバレ》 息子を何としても弔いたい。 それは、同胞の死体処理をさせられているサウルの無意識が生んだ欲求なのだろう。 彼が弔おうとしたのは、本物の息子ではない。息子に象徴される「毎日殺されていく仲間たち」なのだから。 自分の命を危険にさらしても何としても息子(仲間)を弔う。 そうすることでしか、彼の精神は均衡を保てなくなっていたのだろう。 全編通して音楽はない。彼の背中越しからの映像が淡々と続く。 これが現実だったのだから、脚色などせずそのまま撮るのだ、という制作側の決意がうかがえる。 彼の背中越しから、彼の目を通して残酷で惨い世界が淡々と映される。 彼の心のバランスが崩れ、彼が息子の弔いのために奔走しだしても世界は淡々と残酷に続く。 救いは、見知らぬ少年を彼が息子だと信じて死んだことだ。 息子は生きていた、そう思い込んで彼は死んでいく。 でもそんな事が、果たして救いになるのだろうか。 そうこの作品は問いかけているように思った。[DVD(字幕)] 6点(2016-12-17 21:12:50)《改行有》

3.  THE LOST ザ・ロスト 失われた黒い夏<TVM> 《ネタバレ》 ケッチャム原作という事で見てみたんですが…特に目新しいものは何もなかったなぁ…。 登場人物たちは、なーんも考えないで生きている、怠惰で刹那的で目の前の誘惑(ドラッグ、セックス)に弱くて暴力衝動が強い、頭の悪い若者たち。犯罪を犯すのは見え見え、というクズ予備軍? 主役の男は、少々他のクズたちより見目かたちがよく、輪をかけて暴力的な、スペシャルクズ男。 そして異様にプライドが高い。クズ男のプライドの所以は、他のクズたちに輪をかけて暴力的ゆえ「ボス格である」という事と、見目がいいので「女にもてる」という事だけ。 まあこの二つは野生動物だったら雄として評価されるものなのかも。強いからボスになり雌たちを従える、という。 でもさ、一応人間に生まれたんだから、頭脳を使えよー。頭、悪すぎだろう(苦笑)。 で、主役は「女にもてるオレ」というプライドを脅かす女たちを、絶対に許せない。 この薄っぺら~いプライドにすがって何とか生きているわけだから、プライドが粉々に砕け散ったら精神的に死ぬのと同じだから。 女たちに壊されたプライドを修復するため、もう一つの武器である「暴力」を使い、女たちの支配者になることで男であるプライドを満たそうとした、というのがこの映画のお話のようですが、クズ男が最後の砦である「男」というプライドを守るために女を殺す、というのは、現実でもよくある話なのではなかろーか。 そこら辺を含めて、「八つ墓村」の原作となった「津山33人殺し」という実際の事件を思い出しちゃいました。 あれに比べれば、まだ被害者の数は少なめかな…。 結論としては、「小人閑居して不善をなす」は本当だ。 しょーもない輩たちには、犯罪を犯す暇な時間を与えちゃいけません、と改めて確信いたしました…ってこの結論、なんだかな。[DVD(字幕)] 4点(2015-06-18 16:40:28)《改行有》

4.  さらば冬のかもめ コメディと言われればコメディタッチではあるのだが、それは人生の首根っこを巨大な何者か(軍、権力、貧しさ、etc)に押さえつけられている彼らの、表層的な明るさというかヤケというか、刹那的にでも楽しまなくちゃやってられないじゃないか、という土台の上での悲しい笑いだ。 ジャック・ニコルソン演じるバッド・アスの立ち位置は、「グリーンマイル」のトム・ハンクス演じるポールと同じだ。しかし、バッド・アスは自分にできる精一杯を冤罪の少年にしてやるのに比べ、ポールは冤罪の死刑囚に同情して泣くしかせず、ワタシは観賞中に非常に苛立ったものだ。しかしバッド・アスは、反抗すること、楽しむこと、怒ること、他人に要求すること、それらを自分のやり方で少年に教えていく。最後にはナゼか感動するいい話にまとめてしまった「グリーンマイル」に比べ、「冬のかもめ」はラストも非常にリアル、そしてライト。ライトといっても、理不尽がまかり通るのが世の中である、というやりきれない共通認識と諦めがある上でのライトなので、それがまたリアルなのだと思う。 ポールは誰にでもできる役だが、バッド・アスはジャック・ニコルソン以外にはできないだろう。精悍で野性味にあふれた若い頃の彼を観れて、非常によかった。 タイトルのかもめ…というのは、水兵さんの事か。 水兵さんの制服がセーラーカラーの元祖とはいえ、セーラー服といえば女子中高生、という刷り込みのある日本人のワタクシには、最初微妙な違和感が。 私自身も中学はセーラー服だったが…今考えても意味のわからない制服だ。軍服を制服にするなんて、考えてみればヒジョーに危ないのではないだろうか。 [DVD(字幕)] 6点(2015-01-24 16:32:49)《改行有》

5.  サンゲリア 《ネタバレ》 「ゾンビ好きなら一度は観るべき古典であろう」と思って観賞してみたところ、自分はゾンビ映画は好きだがゾンビ本体はそんなに好きではない、という事に気づかされた作品でした。 いくらゾンビの造形がスバラシくても、心を動かされないのです。ゾンビ映画初期の作品なのだから、ストーリー展開や登場人物たちの設定がユルくてもヌルくても、それは当然のこと、仕方がない。 しかしその点を考慮しても「イマイチだなぁ…」と思ってしまうのは、人間ドラマがまったく描かれていなかったから。かろうじて島の医者夫婦の葛藤が描かれかけてはいたものの、美人妻はアッという間に殺されてしまいました。(だから言わんこっちゃない、アホ医者め。)4人いる主要人物たちも、なんのぶつかりあいもなく、人間の善なる部分も悪なる部分も出すことなく、普通に殺されていきました。も、盛り上がらない…。 自分は「極限状態での人間ドラマ」をゾンビ映画に求めていたのですが、残念ながらこの映画は、徹底的に「リアルゾンビを披露するための映画」だったのです。 監督と映画クルーの職人技が映える、魅せるゾンビが主役のゾンビ映画。ゾンビの造形にこだわりのある方は、ぜひご鑑賞を。[DVD(字幕)] 5点(2014-12-22 20:42:39)《改行有》

6.  サイレントヒル 《ネタバレ》 映像美術に力を入れるあまり、コスチュームまで気が回らなかったのか? お母さんがブーツとミニスカで走り回ってるのが、変…。いや、お母さんはミニスカ着ちゃイカンと言いたいのではなく、キャラに合っていないのに、「この役はこのコスチュームね」って言われて無理して着てるような、不自然さを感じました。(つまり、似合っていないのです…) ストーリーも展開も意味不明なのですが、「そーゆうゲームの映画化なんです!」と言われれば、はぁそうなんですかと納得するしかなく。 ゲームへの愛はわかるのですが、作品への思い入れ度と、ストーリーの作りの粗さが、なんともバランスが悪い。 そういえば、諸外国(米、欧州)は、養子に激しく思い入れする母親、という構図をよく描きますが、そーゆう感覚が一般的だからなのか、それとも珍しいから描かれるのか、気になるトコロです。 そして、そーゆう母子モノに出てくる父親の存在はないに等しく、あったとしても、母親の行動を阻止しようとする邪魔者的存在だったりする。 この映画では、見事にゼロでした。 邪魔もしないけど、役にもたたんという。なんでわざわざショーン・ビーンを使ったのでしょう?勿体ない配役です。 それでも5点を献上したのは、描かれた「サイレントヒル」の世界がすごくよかったから。素晴らしく完成された映像でした。 サイレンが鳴るたび、人間味や可愛気を1ミクロンも感じさせない圧倒的な暴力と殺気で、恐怖と生命の危機をつきつけてくるクリーチャー。 宗教で頭が狂った街の人間たちによる、問答無用のオソロシイ処刑。 観賞中に「あの、こわいんですけど!」と思わず抗議の声を上げたのは、この映画が初めてかもしれません。 ホラーな怖さではなく、生命を脅かされることに対する、動物としての本能からの恐怖というか。 そこは、本当に大したものだと思いました。 最後、オタク心をくすぐるエンドロールでしたね。 悪くはナイし、魅力がナイとは言いませんが、一般の人には「妙に凝ってるな~」と思われるだけかも。 ワタシはゲームはあまりしませんが、感覚がオタク寄りなんで、「おお、このエンドロールが一番いいね!」と思いました。 ストーリーはイマイチなのですが、あの世界をもう一度体感してみたい…と思わせる魅力のある映画です。[DVD(字幕)] 5点(2012-09-07 23:47:54)(良:1票) 《改行有》

7.  ザ・ビーチ(2000) 《ネタバレ》 ディカプリオなんで、きっと面白くないだろ~と思って吹替で観始めたら、これが意外と面白かった。 私自身はネイチャー系と真逆の人間なんで、「この世の楽園のようなビーチ」と言われてもまったくピンとこず、「なんでそんな場所へ行きたいんだ?」と首をかしげました。 都市生活に飽きて疲れて、自分探しの一人旅?そんでもって、自然へ回帰?なーんか陳腐だなぁ、その発想と展開…なんて思いました。 それと、そんなに「伝説のビーチ」って、魅力的なの? アメリカ人だけじゃなく、フランス人にも?もしかして、日本人にもそういう人いるの? 旅の途中で時間も暇もあるから行ってみただけじゃなくって、そこへずーーっと住み着きたくなるくらい、魅力あるの?サーファーでもないのに??? それが全然わからないので、登場人物の皆さん達にまったく共感ができず、困りましたよ…。 私が一番共感できたのは、大麻畑を武装して守るオッサン達。 「ここは楽園~」なんて、頭に花を咲かせている能天気な外国人たちに対し、違法行為をしながら国の家族へ送金しているオッサン達のまともなことったら。 現実逃避してないで、サッサと自分の居場所へ帰って、キリキリ働かんかい!と思ったよ。 あと、気になったのが、ディカプリオの吹替の声。 なんかゲーマーの男の子みたい…と思ってたら、そのまんま、ゲーマーという設定でしたか!なんだ~。 歯医者へ行かせてもらえず力づくで抜歯される仲間に対しての発言や態度を見て、「おたくっぽいな、コイツ」と思ってたんですが、ゲームおたくは、アメリカでもやはり同じようなパーソナリティーなんですねぇ。 途中で頭が煮えちゃって、完璧に現実からゲームの世界へ入っちゃったのは、意外な展開で、面白かったです。 ラストはね…。 脳化しすぎた現代社会へ、ただ戻るだけ?痛みと楽園の記憶を抱えて…とか尤もらしい事、言ってるけどさ~。 もう少し、進歩とは言わないまでも変化はないの?あんだけ、やりたい放題やっといて~。と、無理やりいい感じで終わらせた感のあるラストがちょっとね。 最初から最後まで、ディカプリオはじめ皆さん、全くいい御身分だ~。現実逃避して、能天気に浮かれて遊んでいたら、オッサン達に怒られて、しょんぼりして帰ってきたよ。バカか? というお話でした(笑)いや、面白かった。 [DVD(吹替)] 6点(2012-06-06 23:26:12)(良:1票) 《改行有》

8.  THE JUON/呪怨 日本版はひとつも観ておらず、『呪怨』はこの作品が初めてなのですが、とてもハリウッド的だな~と思いました。 全体にこわ~い雰囲気を漂わせ、ドキッと驚かせる技を小出しにし、最後は『ペット・セメタリー』、みたいな(笑)。 外国人が描くと必ずついてまわる、勘違いジャパーン!がどこにもなかったのは、成功だと思います。 しかし、いかんせん、インパクトがない。とゆーか、弱い。日本的なおどろおどろしさを出すため仕方がないのかもしれませんが、あまりにも全編おなじトーンで進んでいくので、ハッキリいって途中で飽きます。 日本的ホラーって、慣れちゃえば怖くないんですよね。インパクトが弱くてジワジワくる恐怖で、地味だから。 それに、せっかく複数の呪いの幽霊(ヘンな表現‥しかし他になんて言ったら‥)が出てくるんだから、誰かひとり親玉といえる位の強烈な幽霊がいてもよかったんじゃないかなぁ。 みーんなおんなじで、そんなとこ日本人的に平均化してどーなるんじゃ。と、そこら辺がちょっと不満。 あと、主役のバフィー‥じゃない、サラを見てると、ついつい「吸血鬼や狼男をバッタバッタとなぎ倒しているくせに、ユーレイは駄目なんかい!」と突っ込んでしまうのもいけませんでした。はい。 4点(2005-03-14 20:56:36)《改行有》

9.  サイン タイトルロールが長い。ちょっと早送りしたい。みなさん酷評ですが、私はそれなりに面白かったです。監督が「シックス・センス」の人だとすっかり忘れて見たのもよかったのかも。  妻を突然に奪われた事により、信仰だけでなく人生の意義さえもを失った牧師。しかし、その妻を奪った「何者か」は結局「神」なわけで、「奪われた」と思っているらしい主人公は、最初から信仰は捨ててないって事じゃん。これでは、よい方向へと現れなければ神を信じられないって言っているのと同じではないのか?と、これはちょっと深読みでしょうか。 まぁ無宗教な人間なので、この映画の主題のひとつ「信仰」については、どうしても頭でしかわからない所です。あまり考えすぎない方がいいのかもしれません。  それと同じで、「なぜ宇宙人なんだ?」と気がついてしまうと、映画自体がとてもしょーもない様に思えて来てしまいます。決してしょーもなくはないのですが、取り合わせが珍妙なのです。そこに気づいてしまうと、「オイオイ」な気持ちになってしまいます。ヤバイです。 とりあえず、「宇宙人はほんのエッセンス」と思った方がいいかもしれません。そうすれば、ひとりの人間の人生の、家族の、信仰の、悲劇と挫折と悲しみからの再生の物語としては、なかなかよいと思います。 それなりにユーモアもあり、映像はなかなか美しく、また娘役が超かわいいです。7点(2004-04-20 00:18:14)《改行有》

10.  誘う女(1995・米) 雨の中に飛び出して「イヤォ!」とか叫んでミニスカートまくりながら踊るニコールが焼きついてます。可愛いっつーより、コワイ。にしても、ニコールの夢というか野望があまりにも「ちっちぇえ~!」って感じがする。アイドルになりたい日本の中高生レベル?局アナになりたい女子大生レベル?そんなのが幸せなのかね~?と悲しくなる。自分が現代という病におかされているのに気づかず、「これが自分の夢!」とか思い込んでいるニコールの分身は、日本にもそこかしこに大勢いるだろう。現代というか大都会というか文明の中で壊れちゃったような女の子たち。主役もそのひとり。なので彼女のやった事は悪事には違いないが、とても哀れに感じた。 それにしてもニコールは適役!彼女は美人には違いないが、マネキンくさいっつーか、整形くさいっつーか、とても人工的なので、この役はピッタリですね。最後に氷の下に沈められた彼女の顔がキレイなままなのも、現代の病を暗示しているような気がしてならない。6点(2004-03-21 04:11:28)(良:1票)

11.  猿の惑星 《ネタバレ》 ラストを知っていた事と、あまりにも間の長いシーンが多かったため、この評価で。もちろん公開当時に観ていたら、「おおっ!」と衝撃を受けたかもしれないけど、それはかなわぬ夢‥。あの長すぎる”間”は、行間が読めて登場人物たちの心理を想像するのが楽しいっつー人じゃないと退屈でしょう。つい余計なこと考えちゃうよ。「あ~もう一本ビール飲みて~」とか。観終わって、アメリカ人ならきっともっと感情移入できるんだろうなぁ、と思った。日本で作るなら猿はやっぱり日本猿で、自由の女神じゃなくて奈良の大仏で!きっと味があってカワイイぞ(笑)。しかし、昔の映画はキャラクターの描き方にどこかユーモアがあっていい。余裕があるっていう感じ。今だったら、猿をもっと迫力出して怖くする方向へ行くだろうなぁ。最近のショッキングな描き方に慣れた身には、すごく新鮮だった。6点(2004-01-08 23:48:56)

12.  ザ・リング 怖くなかった。もちろん、リメイクだから先がわからない怖さがないってのもあるでしょう。でもでも、全然貞子‥じゃない、サマラが怖くないんですけど~。死ぬ前は可愛いフツーの女の子だし、死んでからは瞬間移動して追っかけてくるし(笑)。向こうは幽霊も活動的でデジタルだよなぁ。曖昧さがなくて輪郭がハッキリしすぎの幽霊や呪いって、ど~なんでしょう?アメリカのユーレイものって、結局モンスターが人を追っかけて殺す話になっちゃう。笑えこそすれ恐怖はなかった。唯一日本版より怖かったのは、みなさんの死に顔です。さすがに特殊メイク技術はスバラシイ。5点(2003-12-14 00:32:11)

13.  サウス・キャロナイナ/愛と追憶の彼方 《ネタバレ》 映画館で、ラストの音楽と映像の美しさに包まれてジーンとした事を忘れられません。ストーリーもいい。役者もいい。ニック・ノルティがつらい過去を抱えて生きている中年男性を好演。最後のほうでバーバラに別れを告げるため、彼女のオフィス前の通りを行ったり来たりしながら待つシーン、表情だけで彼のつらさが伝わってくる。うまい。彼の母親の性格が私の母親とよく似ているので、子ども時代の生き難さと大人になってからのつきあい難さが非常によくわかり、激しく感情移入(笑)。何度見ても心に強くて温かいものを残してくれる映画。9点(2003-12-03 02:00:37)

14.  ザ・ウォッチャー もしかしてキアヌって演技ヘタ?!と思っちゃったよー。ヘタまでいかなくても、演じられる人物の幅が狭いのは確かだ。まったく怖くないし、凄みもないし、深みもないし。何のために連続殺人してるんだ。快楽殺人かと思えばそーでもないし。孤独な女性を選ぶのと殺人の動機をシンクロさせてキアヌの孤独を表現するのかと思えば、そーでもないし(なので、最後の被害者をカウンセラーにした設定も生かされてな~い)。ほんなら、スペイダーへのストーカー的執着心から女殺してるって設定をもっと生かせばいいのに、そこら辺も表現不足。タイトルの割りに、たいしてウォッチしてないじゃーん!もう何もかも煮え切らない中途半端。[DVD(字幕)] 4点(2003-12-02 01:26:57)

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