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1. 座頭市(2003)
壮絶な殺陣、タップ、復讐姉妹のあでやかな舞い、そのアイディアの卓抜さ、豊穣さ、絵の美しさ、編集のうまさ、いずれもまさに映画的で舌を巻くほど素晴らしい。
ただし、ガタルカナル・タカを使った一連のコメディ・シークエンス。これらがいずれも凡庸でまるでおもしろくない。市のまぶたに目玉の絵を書いて笑いを取るなんて、そんな安手のTVコントみたいなシーンは必要だったのだろうか。満員の映画館もせいぜい「クスリ」というくらいで、ギャグというギャグは明らかにすべっていた。
でもたけし映画ってどれもそういう傾向ない?天才北野武の映画における唯一のウィークポイントが「笑い」というのがおもしろい。 9点(2003-10-16 22:58:20)《改行有》
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1 | 3 | 7.50% |
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2 | 2 | 5.00% |
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3 | 3 | 7.50% |
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4 | 3 | 7.50% |
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5 | 9 | 22.50% |
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6 | 4 | 10.00% |
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7 | 6 | 15.00% |
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8 | 3 | 7.50% |
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9 | 4 | 10.00% |
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10 | 1 | 2.50% |
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