みんなのシネマレビュー
眉山さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1251
性別

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234
投稿日付順1234
変更日付順1234

1.  最強のふたり 《ネタバレ》 いい話だとは思います。思いますが、ちょっと出来過ぎな感じがしないでもありません。生まれも育ちも対照的な2人が、それほどぴったりハマるものなのか。資産家が喫煙とか性感マッサージとか粗野な方向に引きずられるばかりで、ドリスは終始一貫何ら変わらなかったように思います。 特に違和感を覚えたのは、絵画や音楽や演劇など芸術全般をまるで理解しないドリスに対し、フィリップはすべて微笑で応じている点。これはフィリップにとって「実は自分も理解していない」という意味なのか、それとも「無知な人に教えてもムダ」という意味なのか。前者だとすれば「資産家だろ」とツッコミを入れたくなるし、後者だとすればやっぱり距離を置いているようで寂しい気持ちになります。実際には10年も関係が続いたそうなので、映画では描き切れないほど深い絆で結ばれていたとは思いますが。[インターネット(字幕)] 6点(2024-02-20 02:13:51)《改行有》

2.  30年後の同窓会 名優3人がどんなキャラでどう絡むのか、ちょっと楽しみだったのですが、まあ想定の範囲内というか。良く言えばそれぞれ個性が際立っていたわけですが、悪く言えば紋切り型な気がしないでもありません。お話としても、特にハプニングが用意されているわけでもなく、地味なロードムービーという感じ。 ざっくばらんな雑談のシーンが多めだったように思いますが、それによって30年の空白を埋め、旧交を温めたということを描写するために不可欠なのでしょう。しかし見る側にとっては、3人で盛り上がっているテーブル席の一角にたまたま座ってしまったような居心地の悪さを感じます。 おそらくそれは、知らないおっさん衆だからという理由だけではありません。端的に言えば、戦争に対する感覚がまるで違うから。第二次大戦以降だけでも、アメリカは朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争、それからイラク駐留、アフガン駐留など、ひっきりなしに戦争を繰り返してきました。従軍経験の有無はともかく、戦争が〝身近〟な存在だったことは間違いありません。そういう彼らどうしが語る戦争話は、さぞかし共感できるし、盛り上がりもするでしょう。 方や日本の場合、幸いにして約80年にわたって戦争はゼロです。戦場がどういうものかリアルには知らないし、親戚縁者や知人・友人が戦死したという記憶もかぎりなくゼロに近づいています。だから戦争の内輪話を聞かされても、像が浮かばないわけです。しかしそれはたいへん幸せなこと。こういう居心地の悪さは、ずっと大事にしたいなと思います。[CS・衛星(字幕)] 5点(2023-07-27 03:11:03)《改行有》

3.  サイコ(1960) 超久しぶりに再見。有名なシャワーのシーン以外、結末も含めてまったく覚えていませんでしたが、やはり傑作だと思います。これまでヒッチコックの映画をそれなりにいくつか見てきましたが、個人的にはこの作品がベストかなと。 前半は〝女の性と浅知恵〟(今どきこんな表現をするとアウトですかね)を感じさせる息詰まる逃亡劇、そして後半は一転して猟奇の世界。最後に脅かす気満々の〝人形〟まで登場して、バリエーション豊かなハラハラを楽しませてもらいました。 しかしこれだけ衝撃的な結末なのに、まったく覚えていない自分にも衝撃。人間は忘れる動物であるということを、あらためて実感させてもらいました。だから平気で生きていられるとも言えます。[CS・衛星(字幕)] 9点(2023-06-18 02:48:52)《改行有》

4.  三文役者 今ではほどんど絶滅危惧種であろう無頼派役者の生きざまを、淡々と追った作品。特に起伏があるわけではなく、半分ドキュメンタリーとして見たほうがいいですね。 殿山泰司という役者は、けっこう幸せな人生だったんじゃないかなと思います。主役はほとんどないけれど、食いっぱぐれてアルバイトや転職をすることもなく、生涯役者で通したわけで。それに2人の奥さんと2人の血縁のない子どもがいて、この作品で見る限りは大して修羅場もなく愛され続けたようだし。ついでに言えば安アパートながらも赤坂のど真ん中に住めるなんて、今では考えられません。 他の方も指摘していますが、やはり荻野目慶子がいい感じ。いささか冗長な作品ながら最後まで見続けられたのは、竹中直人より荻野目慶子を見届けたかったから。それにしても、必要以上に〝露出〟が多かった。下世話な見方をすると、新藤監督の深作欣二に対するルサンチマンが込められていのかなという気がしないでもありません。[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-05-06 02:25:35)《改行有》

5.  サブウェイ123 激突 《ネタバレ》 ストーリーはともかく、トラボルタの犯行計画の意図がよくわからない。要するにカネ目当てのようですが、いくら1000万ドル(日本円で約13億円、仲間内で山分けしたとして4~5億円?)を現金でゲットしても、顔も素性も早々にバレることは容易に想像できるので、そう簡単に逃げおおせられるとは考えないはず。現金は荷物だし、いったいどこに隠れるつもりだったのか。それともアメリカの警察は、こういう犯人を取り逃がすほどマヌケなのか? さらにわからないのは、株だの金だので儲けようとしていたこと。地下鉄の1路線の1車両がジャックされただけで、どの株が反応するんだろう? たしか地下鉄は市営だし、1人や2人の殺人は茶飯事だし。むしろ警備会社とか保険会社とかの株が上がるんじゃないでしょうか。まして金の価格が上がるとすれば、それはドルの下落を狙っているということで、いやいやさすがに無理だろうと。不謹慎ながら、そういうレベルで市場を動かしたいなら、同時多発テロぐらい計画しないと難しいんじゃないかなと思います。[インターネット(字幕)] 5点(2023-04-11 02:36:35)《改行有》

6.  寒い国から帰ったスパイ 一貫して静かな緊張感に包まれています。面白いかと問われれば微妙ですが、こういう裏側のひたすら地味な駆け引きによって、表向きの世界は均衡が保たれるのでしょう。その最前線にいるスパイというのは、つくづく厳しい職業だなと思います。よほど愛国心と度胸と私生活を捨てる覚悟がないと務まらないでしょう。最初のほうで「長くやると神経が壊れる」とか言っていましたが、本当にそのとおりだろうなと。しかもそこまで尽くしてなお、国家にあっさり裏切られたりするわけで。 いずれにせよ、なかなか辛口のドラマでした。まさかこの後、スパイでありながら世界中の表舞台で派手派手に活躍する後輩が現れようとは、主人公は夢にも思わないでしょう。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-12-04 03:15:08)《改行有》

7.  砂上の法廷 《ネタバレ》 主役がトム・ハンクスでもトム・クルーズでもなく、キアヌ・リーブスであることが、唯一最大のネタバレでしょうか。キレイなだけの役をやるわけがないという意味で。しかしちょっとやり過ぎというか、まさかこうではないよなと想像できる範囲の〝まさか〟のオチ。「正義」なんてこんなもの、というシニカルな話は嫌いではありませんが。 それにしてもレネー・ゼルウィガーは見事の老けましたね。すっかり痩せて昔の面影が消えるとともに、昔の個性やオーラのようなものの消えてしまった気がします。この作品でも、十人並みの女優さんのようでした。[インターネット(字幕)] 6点(2022-11-12 23:40:56)《改行有》

8.  3人のゴースト 《ネタバレ》 個人的なツボは前半、クリスマスプレゼントとして(パイオニア製の)ビデオデッキとバスタオルのどちらを贈るか峻別するあたり。妙にリアルで笑えました。しかし、その後はとにかく悪辣ぶりを発揮するばかりでインパクトなし。それからゴーストが現れていろいろ見せられて、すっかり改心しておしまい。ビル・マーレイは熱演でしたが、道徳の授業を受けているような白々しさと居心地の悪さを覚えます。結局、あまり印象には残らないかなと。 それよりも驚いたのは、ほんの一瞬だけマイルス・デイビスが登場していたこと。そっくりさんがジョークとして演じているのかと思ったら、本人らしい。駆け出しの頃ならともかく、1988年といえばもう十分に「帝王」だったはず。しかもその横にはデビッド・サンボーンがいて、ラリー・カールトンもいて。しかもビル・マーレイに「下手くそ」とか言わせているのがすごい。どういう経緯で出演に至ったのか、ぜひ知りたいところです。個人的なつながりとかですかね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-11-04 20:18:30)《改行有》

9.  ザ・フライ 《ネタバレ》 超久しぶりに再見。やはり傑作だと思います。グロい印象しか残っていなかったが、やはりグロかった。しかしドロドロネバネバの変異体というのは、「エイリアン」その他のグロ描写の定番なので、さすがに耐性がついたというか見飽きた感があります。それだけ自分も大人になったということで。 それよりもグロかったのは、主要登場人物3人の心の内。まず、堕胎を阻止すべくヒロインを拉致するハエ男のエゴが恐ろしい。昆虫の本能と言われればそれまでですが、一方で学者としての知性も良心も残っているわけで、子孫を残すことが何を意味するか十分にわかるはず。エゴが知性を凌駕する瞬間をまざまざと見せつけられた感じです。これはハエ男にかぎらず、世間一般によくある事例かもしれません。まあ最後の最後に良心を見せてくれたわけですが。 それから、劣化し続けるハエ男を見守るだけのヒロインも恐ろしい。社会的影響を考えるなら、「おまわりさんこいつです」と通報するのが筋。惚れた弱みなのか、記者として一発当てたいという功名心なのか、中盤以降の行動にはやはりエゴを感じます。 結局、ストーカーまがいで憎まれ役だったはずの編集長がもっともまともだったということで。ハエ男のドラマではなく、人間のドラマとしてなかなか見応えがありました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2022-10-04 03:16:16)《改行有》

10.  THE INFORMER 三秒間の死角 アナ・デ・アルマス目当てで見ましたが、これはダメです。定番なサスペンスものに定番で登場する「健気な奥さん」というだけで、アナ・デ・アルマスが演じる必然性は何も感じられません。同じことは、ロザムンド・パイクについても言えます。定番なサスペンスものに定番で登場する「キレ者の女捜査官」というだけ。あの〝ゴーン・ガール〟が演じる必然性は皆無。それなりにギャラも高いでしょうに、すごくもったいない感じです。 で、主人公氏はやたら張り切っていましたが、終盤の急速なIQの高まり方は異常。いずれにせよド定番のサスペンスなので、間もなく忘却の彼方でしょう。[インターネット(字幕)] 2点(2022-09-14 23:27:07)《改行有》

11.  サイダーハウス・ルール 《ネタバレ》 タイトルのイメージから地味で退屈かと敬遠していましたが、すごくいい作品でした。テーマはタイトルどおり「ルール」でしょう。十把一絡げにルールを定めても、それが全員にとって都合がいいとは限らない。ルールを破ることで誰かが救われるなら、喜んで破りましょうというのが孤児院の話。たまたま先日、米国の連邦最高裁は中絶を認めないという〝画期的〟な判決を出しましたが、ラーチ先生ような存在がますます求められることになりそうです。医師免許の偽造やレントゲン写真の件も人を救うためのルール破り。経緯を考えれば、心に沁みます。 それからサイダーハウスにも杓子定規なルールはありますが、季節労働者たちはハナから守る気がないし、そもそも読めない。では無法地帯かといえばそうではなく、真面目に働くし、商品を汚した者には烈火のごとく怒る。近親相姦という究極的なインモラルに対しても、ある種の〝自浄作用〟が働くわけで。それから主人公とヒロインとの不倫も、きれいすぎるほど跡形もなく決着。 このあたりは宗教観も関係するのかもしれませんが、誰かにルールを押しつけられなくても、人にはそれぞれ自分なりのルールがあって、いろいろ間違いを犯しても結局は「善」に戻るのだというメッセージとして受け止めました。見終わった後に温かい気持ちになれたのは、そのためかなと。[CS・衛星(吹替)] 9点(2022-07-03 23:16:19)(良:1票) 《改行有》

12.  ザ・クリーナー 消された殺人 《ネタバレ》 まったく他の方々が指摘するとおり。珍しい職業の主人公だけに、前半はちょっとだけ期待したのですが、後半で萎みました。巨悪だの黒幕だの汚職だのという展開はよくありますが、そう思わせておいてチンケなオチ。これを工夫の跡と見るか、短絡と見るか。私も残念ながら後者ですねぇ。[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-03-06 23:15:59)

13.  聖の青春 原作は遠い昔に読んで感動した覚えあり。よくある安っぽいお涙頂戴ものの映画に仕上がっていたらイヤだなと思っていたのですが、よかれ悪しかれ〝静か〟な作品でした。特に最終盤の羽生さんとの対局シーンは、なかなか鬼気迫るものがあります。演技とかモノマネとか以前に、「いい作品にしてやろう」という2人の意気込みが伝わってくるというか。 ゲージツを解さない私にとっては、「こんなシーン必要か?」と思うシーンも散見されましたが、見て損はないという感じ。 まったく余談ながら、東出昌大はまだ若いんだし、不倫で非難されるのは仕方ないとしても、仕事まで奪われるのはかわいそう。芸能界の掟は知りませんが、そろそろ許してやったらどうかと思いますけどねぇ。[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-01-24 01:56:15)《改行有》

14.  3時10分、決断のとき 《ネタバレ》 クリスチャン・ベールとラッセル・クロウありきの作品という感じ。まあ2人がカッコいいだけで十分なんですが、ストーリー的にいささか無理がある気がしないでもありません。特に最終盤、ホテルから駅へ逃げながら走るラッセル・クロウは、なんだか身体が重そうで、それまでの凄腕の悪党のイメージとはちょっと違います。それにこのとき、当人はどういう決着を予想していたのか、すべて想定どりなのか、ぜひ聞いてみたい気もします。 ただ、イラストにまつわる前フリと回収は、ベタとはいえいいシーンだったなと。[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-11-09 02:03:08)《改行有》

15.  殺人の追憶 《ネタバレ》 これは面白い。基本的に陰惨な話で、しかも未解決のまま終わります。雨のシーンが多いせいか、全編にわたってジトッとした湿気も感じます。 でも、登場人物それぞれのキャラがしっかりしていて魅力的。日常にいかにもありそうな、ちょっと悲哀を感じさせる滑稽さも散りばめられていて飽きません。真犯人に迫っているのかいないのか、モヤモヤがずっと持続する感じもいい。特に最後の犯行シーン以降、主人公とソウルから来た刑事の立場が逆転していくのも、もう見事としか言えません。そして最後の最後に「ゾクッ」とさせるあたりもさすがです。すっかりのめり込んでしまいました。 韓流映画らしく暴力シーンは多めですが、見どころも豊富。一級のエンタテイメント作品と呼べるんじゃないでしょうか。[CS・衛星(字幕)] 10点(2021-08-12 01:56:58)《改行有》

16.  座頭市と用心棒 さすが、2大スターが登場するシーンでは画面が引き締まります。これを「華」と呼ぶのか「オーラ」と呼ぶのかわかりませんが、見る者の第六感に働きかけてくるものがあります。その正体を科学的に解明できたとしたら、エンタメ界は激変することでしょう。 ただこの2人だけではなく、まったく頼りない米倉斉加年とか、意外に早く退場する草野大悟とか、なんとなく不気味な常田富士男とか、後々にも活躍する役者の若かりし頃を見れて楽しめました。 そして何より、岸田森がいい。こんなに殺気立ったイケメンだったのかと初めて気づきました。惜しむらくは、もっと憎々しい悪役として活躍してほしかったかなと。 ストーリーとしては、まあこんなもんでしょうという感じ。 それにしても、「座頭市」の舞台になる集落は常に無法地帯で殺伐としていて、善人ほど早々に消え、ロクでもない奴しか残りません。もちろんドラマの設定とは知りつつも、絶対住みたくないですね。[CS・衛星(邦画)] 6点(2021-07-14 02:14:41)《改行有》

17.  サハラ 死の砂漠を脱出せよ 《ネタバレ》 マシュー・マコノヒーってインテリ系が似合う役者かと勝手に思っていたのですが、若い頃はふつうに脳筋系だったんですね。 まったく予備知識ゼロで見始めて、パンデミックというタイムリーな話かと期待したのですが、まさか脳筋が大活躍する作品とは思いませんでした。最初の診療シーンから、誰が最後のリゾートのシーンを連想できるでしょうか。やたらご都合主義だし。 過酷な冒険に出かけたと思ったら、実は遊園地のアトラクションでしたという感じ。[CS・衛星(吹替)] 4点(2021-07-07 01:57:23)《改行有》

18.  ザ・サークル ざっくり整理すると、2つの問題を提起していたように思います。1つは、巨大プラットフォーム企業が国家を凌ぐ権力を持つようになったということ。言論も、選挙も、一企業の意のままに操れるぞと。トム・ハンクスがかならずしも独裁者を目指す悪人ではないところに、この作品の良心のようなものを感じます。悪意がないからこそ、問題は厄介なんだよと。 が、現実としてFacebookにしろTwitterにしろYouTubeにしろこういう問題は起きているわけで、その経緯を追いかけたほうがよほどリアルで面白い。その矮小版をフィクションで見せられてもねぇ、という気がしないでもありません。 もう1つは、「知る権利」とプライバシーの対立。こちらも報道をめぐって昔からある問題で、誰もがスマホを持ち歩き、なおかつネットでつながるようになった昨今、事態はより深刻化するだろうというお話。まあ目新しさはありません。 妙にモヤッとした終わり方も含め、「もう少しがんばりましょう」というハンコを押したくなります。[CS・衛星(吹替)] 5点(2021-06-22 02:53:58)《改行有》

19.  さすらいのカウボーイ 《ネタバレ》 一つ一つのシーンが長いというかクドいというか。それでいて、そのシーンで何を伝えたいのか、今一つ絞り切れていない感じ。妙に叙情的なだけで、中身は薄味でした。だいたい主人公と相棒がどういう関係なのか、長く置き去りにした妻子をまた捨ててまで助けに行くほどの間柄なのか、そこに苦悩や葛藤はなかったのか。このあたりが一番の見せ場だと思いますが、深くは描かれていなかったような気がします。 ピーター・フォンダが監督した作品は後にも先にもこれ一本だったようで。さもありなんという感じです。[CS・衛星(字幕)] 3点(2021-05-06 01:53:28)《改行有》

20.  ザ・センチネル/陰謀の星条旗 いっそキーファー・サザーランドが「すまないと思ってる」と言いながらマイケル・ダグラスの脳天を撃ち抜くとかしてくれたら、もう少し盛り上がったと思うんですけどねえ。別につまらなくはないが、ごくごくありがちなサスペンスでした。[CS・衛星(字幕)] 4点(2021-03-12 22:01:42)

040.32%
1110.88%
2453.60%
31098.71%
414611.67%
519815.83%
624019.18%
722417.91%
820616.47%
9574.56%
10110.88%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS