みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. サイダーハウス・ルール この映画の主人公はホーマーだけどひときわ光るのはマイケル・ケイン演じるラーチ先生だろう。親のない子どもたちへの並々ならぬ愛情はしっかりとホーマーに受け継がれるのだが、ホーマーの心臓の秘密には大変驚いた。ルールとは誰のために何のためにあるのかを私たちに問うている映画だと思う。良作![DVD(字幕)] 9点(2015-04-01 09:32:41) 2. 3人のエンジェル とかく「プリシラ」と較べられるけど、芸術性では負けているかもしれないけど私はこっちの方が断然好き。オカマに抵抗のあった私ですら、気軽に楽しめた。三人三様の個性もよく出ているし、村人たちとの交流も良い。[DVD(字幕)] 8点(2013-11-20 12:00:31) 3. ザ・インターネット 1995年といえばWindows95が発売されたばかりの頃、モデムの設定が大変面倒でインターネットにもそれ相応の知識がないと接続できなかった時代だ。そのインターネット黎明期においてウイルスとかハッカーとか時代の先端を垣間見られることは大変すばらしい。コンピューター社会の恐ろしさ(情報流出など)も当時としてはそれ何?というのが普通だったろうに・・・。[DVD(字幕)] 7点(2015-01-22 22:46:29)(笑:1票) 4. 三銃士(1993) 少年頃読んだ原作や昔見た三銃士の映画とは随分趣が異なる。複雑な人物関係やストーリーを単純化(作り替え)し、善者(王と王妃側)と悪者(枢機卿側)をはっきり分けているので非常にわかりやすい。そしてまたコミカルな要素もふんだんでおもしろくさせている。貢献者はティム・カリーのリシュリュー枢機卿か。ただド・ウィンター夫人があっさり死んでしまうのがちょっと惜しいけど・・・。[DVD(字幕)] 7点(2013-02-28 22:28:09) 5. ザ・ロック オープニングの音楽といい音響効果といいすごい。すごくスケールの大きい映画なのだが、アルカトラズに潜入してからがうんざりするほど長く疲れる。それに終盤のハメル准将の仲間割れもよくわからないし、ラストの教会シーンに至ってはまるで・・・。 それにしても悪いのは米国FBIと首脳ら、人命を何とも思わぬ不当な扱いと醜さ、メイソンもハメルも皆被害者だと思う。それにしてもこの映画の主人公が元祖ジェームズ・ボンドだったとは、見終わった後知った。さすが貫禄。[DVD(字幕)] 6点(2013-01-30 19:28:48)《改行有》 6. 最後の賭け(1997) 《ネタバレ》 前半は結構退屈、のんびりしていて少しもサスペンスらしくない。だがムッシューKの登場とともに急に引き締まる。バックに流れるプッチーニのオペラ「トスカ」も効果的。こそ泥のくせにマフィアから半額だまし取るとは大胆不敵だが、命だけ助かったのは幸運だと思う。[DVD(字幕)] 5点(2013-05-11 08:35:36)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS