みんなのシネマレビュー
tottokoさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2005
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567
投稿日付順1234567
変更日付順1234567

21.  シャーロック・ホームズ(2009) ガイ・リッチーの思い切ったキャラ造形が、ロバートとジュードという適材を得て生き生きと動いている、そこが一番の魅力。“結婚するのー?”“まじで?”とワトソンにちくちく嫌がらせを仕掛けるホームズ。全く12才のガキのようである。楽しい。見るたびにかちーんと固まっている受難犬トレッドストーンも可愛い。そして音楽と美術、こちらも優秀。19世紀のロンドンを全身全霊をこめて再現したかのような見事さ。女性のドレスは優雅で、男性のスーツは化繊のてろてろ感の無い上質さ、ああ眼福でした。[DVD(字幕)] 8点(2013-11-11 01:10:18)

22.  白いリボン 鑑賞中は、異様な吸引力に息を詰めていた。観終わって脳が情報を整理するにつれて、じわじわとくる怖ろしさ。ナレーションが「村はいつもの平和に戻った」と何度も言うけど、いやいやいや、この村の病根のハンパないこと。陰惨で、閉塞で、それでいて苛烈な暴力。“白いリボン”は抑圧の象徴だ。一見優等生のクララの眼差しをあんなにも暗い狂気にしたリボン。怖い。冒頭で「この出来事は当時のわが国のありようだ」と語られた。この後、第一次大戦が勃発し、やがてナチスが台頭する時代を迎えるドイツ。戦禍に巻き込まれた形のヨーロッパ周辺国にとっては「やだドイツ訳わかんない。何考えてんの」という思いが数十年にわたって積もり積もってきたであろうから、この映画の不気味さにはカンヌの審査員達もなんかすごく諒解できるものがあったんじゃなかろうか。想像だけど。[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-09-25 00:26:41)

23.  ジャンゴ 繋がれざる者 165分、この長丁場の間ワタシの心臓はばくばくしっ放し。常日頃の1.5倍速で血流が体内を巡っていたと思われるわけで、身体にいいんだか悪いんだか。でも面白かった。凄く面白かった。長いのに中ダレしないのは、やはり脚本の力か。掴みの5分でこの話の虜になるし、全パートにわたってぴりぴりと緊張感がある。どの場面も、ストーリーに絡む“意味”がある。タランティーノ一流の無駄話シーンも健在。kkkの前身のような荘園の一味が目出し袋をめぐって阿呆を炸裂させる場面は個人的にこの映画の必見場面ベスト3に入る。そして、クリストフ・ヴァルツ。オスカー受賞おめでとうございます。遅咲きの名優、かのランダ大佐。大好き。この人は役を完全に自分のものにする。口から出る言葉が、完璧にこの人の思考に基づいて発せられている。“会話”が大きなポイントになるタランティーノの作品にあって、台詞を滑らかに筋に乗せることができるC.ヴァルツはまさに適任。Dr.シュルツが生き生きしてたパートまでなら10点あげたい。[DVD(字幕)] 8点(2013-09-15 01:00:07)(良:1票)

24.  シリアル・ママ 《ネタバレ》 これ、DVDにやっとなってくれたんだー!久々ママと再会。20年も前に、“でんぢゃらすじーさん”の精神が確立されていたのですねえ。なんせ殺られてしまうことに理の通った原因はほぼゼロ。がっつりと中年贅肉のついたK・ターナーが嬉しそうに嫌がらせ電話をする姿は戦慄のひとこと。でも、生活してると「あー死ねばいいのに」と殺意のわく相手が複数は存在するストレス社会に耐えるワタクシたちに成り代わり、ママがばっさばっさと“許されざる者”(ママ規範による)を成敗してくれるのだ。観てるこっちもついつい悪ノリ、「いいぞーママ!」などと思っちゃうのが我ながら怖い。注意点としては実話がベースだなんて思っちゃうと楽しめない。これはあくまでウォーターズオリジナルの、諧謔に満ち満ちた暴走コメディなのだ。[DVD(字幕)] 8点(2013-09-01 23:22:11)

25.  シティ・オブ・ゴッド 《ネタバレ》 地球の裏側で起きている、信じ難いまでの暴力の炸裂。文明国とは思えないほどプリミティブ。なにせリトル・ゼときたらジャイアンそのもの。「お前の物は俺のもの」というジャイアン理論を銃を乱射しながら実践、このプリミティブ感に呆気にとられるんですよ、こんなに幼稚でいいのかと。他のギャング映画に見受けられるような組織のドンが持ち合わせてるフトコロの大きさや事象への目配り、すなわち“大人”の部分が無いんですな。他者の痛みが分からない想像力の欠如も、脳みそが幼児並だからなのか。親友が恋人と新生活を始めることに嫉妬し、自分が見捨てられると感じて周囲に八つ当たり。自己顕示欲が強くて、写真に撮られたがる。ガキである。14才くらいの。ガキなので子分にしていた連中にもあっさり掌を返される。恐ろしいのは、リトル・ゼが次の世代にもまだまだいるということ。「○○が邪魔なら殺せばいいじゃん」とゲームの話みたいに気軽に言うんだ。ああ簡単に手に入りすぎるよ銃が。銃よりも鉛筆を手にしてまず字を覚えるべき子供らの、この荒廃。気分は甚だ悪いけど、語り手のブスカベがどこかのほほんと呑気な空気を醸すので、奇妙なバランス感に助けられる。傑作だけど・・、キツイ映画だ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-06-30 01:37:31)

26.  情婦 なんだ情婦て誰だ誰のこと?この邦題のせいで目にしてもスルーし続け、クリスティー原作ということも、B・ワイルダー監督ということも数年気付かなかった。どうしてくれる。ワイルダーらしいさくさくした展開と、洒脱な台詞が聞いてて楽しい。特にウィルフリッド卿と裁判官の言葉のセンスが大好き。トリックの、時代を感じさせる古さは置いておくとして、役者陣の魂こもった演技に惚れ惚れします。こそこそ策を弄して看護婦を出し抜こうとする卿と彼女の終わりなき攻防には笑ってしまうし、ディートリッヒの隙を見せない、見せなさすぎがかえって妖しい佇まいといい。ああ、ドイツでの出会いはなかなか素敵だったなあ。こ、こうなるのかあ・・。[DVD(字幕)] 8点(2012-11-08 00:38:02)

27.  JFK 『誰か』が疑問を呈さなければ、ケネディ暗殺は共産主義者オズワルドの単独犯行だと、歴史に迷い無く刻まれたのかと思うとなんか空恐ろしい。登場人物である地方検事長をはじめ、“真実”を追究するために声をあげ、巨大な権力相手にひるまず闘った人たちのその姿勢に敬意を表する。もちろん、O・ストーンにも。[映画館(字幕)] 8点(2012-09-26 01:06:43)

28.  シャイン 《ネタバレ》 全く前知識なしに観たから、主人公が心を患っているとは知らなかった。いやあ、J・ラッシュが鬼気迫るというか、凄いんだけれども、青年期を演じたノア・テイラーの繊細な情感も良いと思います。才能のある人に特有のひ弱そうな、もろくて危うい感じにどきどきします。スケベ心がちょくちょく顔を出す中年以降のジェフリーより、ノア君の方が好き。パンツ忘れないようにね。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-02-28 01:09:26)

29.  シャンドライの恋 《ネタバレ》 怪しい贈り物と、こぼれ落ちるピアノの音。ぽろぽろぽろぽろ・・。加えて濃密な映像と螺旋階段に悪酔いしそうになった、中盤までは。あー、シャンドライはきっとこのヘンな男のせいでノイローゼになるに違いない、と思った私はとんだ青二才だった。ストーカーだと思っていたのが純度の高い愛に百八十度転換したそのときの衝撃たるや、もう・・。なんだか身動きがとれないラストも忘れ難い。[映画館(字幕)] 8点(2012-02-05 16:10:01)(良:2票)

30.  死にゆく者への祈り 当時観たM・ロークものではこれがNO.1。終始寂しげなM・ロークの佇まいも良いけれど、彼の殺害の命を帯びた同僚2人の葛藤と哀愁が脇役ながらぐぐっと胸に迫るのでした。[映画館(字幕)] 8点(2011-12-22 15:32:12)

31.  シックス・センス 肉体派のイメージが強いB・ウィリスが、隅々までひんやりとした画面に意外とはまっておおー、と思いました。子供が心に抱く恐怖心が切なく、すっかり感情移入。ホラー要素もやりすぎず、親子の苦悩を最後にすくい上げてくれたのは嬉しかった。ラストは腰が抜けるほど驚いたんですが。これ気がついたひとっているの??と興奮したものの、けっこうたくさんの方がわかってたみたいで・・ありゃ。[地上波(吹替)] 8点(2011-09-22 13:20:33)

32.  ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル 《ネタバレ》 映像技術の力で大いに楽しませてくれる一本。TVゲームの中に入ったらこうなる、という約束事を生身に反映させることのシュールさとか可笑しさを上手に娯楽化できていると思いました。決まり台詞以外喋らない案内人とか、自分の得意分野が明文化されて浮かび上がるとか。CGが進んだおかげで実に滑らかに鑑賞できて楽しいですねえ。 それに役者も巧い。ジャック・ブラックは完ぺきに女子高生だし筋肉無双のロック様が鳥の羽音とかにいちいちビビる、その姿だけで笑いが取れるというもんです。(比べる必要もないけどドウェイン・ジョンソンにあってヴィン・ディーゼルに無いものはこういうコメディセンスだと思うよね) 皆で力を合わせたことで人間力が上がったひと夏の思い出。ジュヴナイルものの定番テーマもきちんと押さえているのにも感心。 ところでわたしはシンディ・クロフォードと同時代を生きてきましたので久々にその名を聞いてちょっと上がりました。ほんと、あの頃は彼女全米一イケてましたからねえ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2024-01-09 23:41:53)《改行有》

33.  ジェントルメン(2019) 《ネタバレ》 初期のガイ・リッチー作品好きな方にお待ちかねの一本。わたしもその一人。 ちょっと真っ当じゃない色んな職業や立場の連中が次々関わりあって事態をくるくるとあらぬ方向へ転がしてゆく。先の読めなさとお話の饒舌ぶりは初期のガイ・リッチー味健在で楽しいです。語り手がヒュー・グラントってのもまたぴったり。無責任にじみ出るチャラい演技は、彼のお手の物ですからね。 ギャングものですので物騒な話には違いないのだけど、ガイ・リッチーはいつもトボけた筆致なのでそこが好き。強面のおっさんたちも脚の速さでは悪ガキに翻弄されてしまって、スーツと革靴で汗だく。一見正義の人に見えるコリン・ファレルは困惑顔しながら、やってることはエゲツないし。相続した建物の莫大な維持管理にいっぱいいっぱいの現代貴族事情もシナリオに織り込んでるあたり、英国の香りがふんぷんとしますね。 鑑賞者にとって生き残ってほしいキャラがきちんと勝ちを収めるのも大変喜ばしいです。勧善懲悪では決して無いですが。 最後にどんでん返しが2,3あるのですが個人的にはちょっと返しすぎに感じてしまったな。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-12-27 15:02:54)《改行有》

34.  女王陛下の007 《ネタバレ》 ボンド俳優にジョージ・レーゼンビーという名前があるのを初めて知りました。他の5名は耳にしていましたが。 本作のみのボンド役、レーゼンビーはまずまず及第点とは思います。スタイルは良いしアクションも動けてるし。しかしいかんせんアクの強いコネリーの後任ではハードルが高過ぎました。獅子奮迅の働きをしてもレーゼンビーではせいぜい総務課長が頑張っている、という印象になってしまうのです。冒頭海から女を助け上げて「やあジェームズ・ボンドだよ」と自己紹介したとき、おそらく世界中が激しく違和感を抱いただろうと推測します。 お話の方は、終盤のコネリー版の能天気な馬鹿っぽさが払拭されてきりっと引き締まりました。吊るされた同僚の姿とか、ラストの非情さは007シリーズの中でも異彩を放つエッジの切れっぷりだと思います。 スキーでの追走劇は素晴らしい撮影技術で、画のブレも無くスピード感も堪能できますし、おそらく007の名を冠していなければレーゼンビーのアクション代表作として彼ももっと評価されたのではないでしょうか。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-02-13 17:14:28)《改行有》

35.  死霊館 《ネタバレ》 王道を行く正統派ホラー。や、これは怖いです。すっかりホラー免疫がついて多少のことではビビらない齢になりましたけど、夜中に観たことを後悔しましたもん。 監督、上手いですねえ。「静」と「動」の切り替え、そのタイミング。人間が生理的に怖く感じる瞬間を正しく突いてくる。出るぞ出るぞ、と身構えていたら斜め上の演出で出てくる。手「だけ」なのにあんなに怖い。 引き画も多い。遠くを見通せるってことは視界に捉える情報量が多いせいか、妙に緊張します。 ホラー作品には珍しく人物をきちんと描いているのにも好感します。5人の娘さんらは可愛くて素敵な家族だなと思いますし霊感夫婦もキャラ立ちがしっかりしている。 ‶生活している市井の人たち”の姿は隣人としての共感を呼びます。この作品がただのお化け屋敷映画にならず、ちょっとした「格」すら感じさせる所以かと思います。[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-10-14 22:36:44)(良:1票) 《改行有》

36.  16ブロック まず、わーブルース・ウィリス老けたなあ。役作りもあるんだろうけど、目周りの疲れ具合とか身体全体のくたびれ&下がり感がはんぱなくて、ぱっと見ブルースとは分かんないくらい。 でもね、ちょっとこの作品はB・ウィリス当たり役かもしんない。観終わってそう思いました。ブルース・ウィリスといえばダイ・ハードのジョン・マクレーンが強すぎて、その後実にたくさんの作品に出演してますけど正直どの役も「彼でなければ」というのが無い(個人の感想です)。そこへこの16ブロック。バディ・ムービーの変化形のような作品ですが即席で作られた相方との呼吸がうまいこと合わせられており、ブルースは余裕すら感じられるベテランの演技を見せます。人に説教などできぬ過去を持つ男の苦悩と、決断した時の腹の括りぶり。ロートル警官の哀切すら感じさせるブルースの新境地ぶりにほう、と感じ入りました。 ところで、バリー・ホワイトってタイヤ泥棒だったんすか。エンドロールと共に流れる彼の歌声に聞き入りつつ、「ええ声してる泥棒」というシュールな画を思ったのはワタシだけですか。[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-02-07 23:43:17)《改行有》

37.  人生はシネマティック! 《ネタバレ》 戦時下という国難の時代でも、制作に意欲を燃やした映画人の奮闘ぶりが胸を打ちます。テーマが国威発揚に限られようが、細かい注文が軍関係部署からもたらされようが、良いもの=Finest を作ろうという気概はこちらの背をもしゃんとさせてくれるほどの勢いがありました。 仕事と家庭のバランスに苦労するヒロインの脚本家の抱える課題は、今日にも通じて現代的でリアルです。 ピークを過ぎた老名優の滋味溢れる存在感はビル・ナイ本人そのもの。 戦争の悲愴感をぎりぎりまで抑制しながら、生きることの喜びも哀しみもとつとつと語りきった、品のある作品です。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-12-04 20:16:47)《改行有》

38.  真実の行方 殺人事件と真犯人探しのミステリー、さらに法廷劇の要素もあって濃い脚本ではあります。描くことが多いわりにはちゃんと整理されてテンポの良い展開も見易い。面白かった、と思います。 だけどこんなに手をかけているわりに、この映画猟奇系ジャンルの「羊」や「セブン」ほどの格を獲得していない(個人の感想)のは、妙に軽い喉ごしだからでしょうか。そしてその”軽さ”の責任はほぼR・ギアにあるような。ローラ・リニーの肩に力入りすぎの演技もちょっとどうかなと思うけど、とにかくギアが敏腕弁護士に見えないのがつらい。女と見ると目じりを下げてべたべたしたがる。これではいつものリチャード・ギアじゃないか。こうへらへらされては事件の深刻さが三割減してしまいます。 E・ノートンとF・マクドーマンドのキャスティングはそのままに、検察と弁護側の二人を別キャストで撮り直してはいかがでしょうか。どちらも男性でいいと思う。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-06 17:15:51)《改行有》

39.  ジュラシック・ワールド 《ネタバレ》 いやこれワタシ良くできていると思います。これは今の子どもらの「ジュラシック・パーク」なんですよ。30年前にジュラパを経験した大人にはそりゃ当然物足りない。同じだもの。 でも「ワールド」が恐竜ムービー初体験だったら、そんな10才が私はとても羨ましい。映画ってすごいな楽しいなと思うだろうな。まず訪れたテーマパークの造型が素晴らしいじゃありませんか。客を飽きさせない最先端の観光地。千葉にディズニーランドができるずっと前、少女雑誌でフロリダのディズニーランドの記事を読んだ時に感じたときめきを思い出しました。行きたいなあジュラシック・ワールド。お土産たくさん買ってしまうだろうな。もっとも、本物を再現できるのに恐竜のホログラムはいるのか?とは思いましたが。 肉食恐竜のおっかなさを余すところ無く描き、子どもにはちょっと刺激が強いくらい。人がなかなかえげつない死に方しますよね。いい塩梅にユーモアも散りばめてますし、娯楽大作の看板に偽りなしです。[DVD(字幕)] 7点(2019-03-07 17:19:06)(良:1票) 《改行有》

40.  シェフとギャルソン、リストランテの夜 《ネタバレ》 アメリカで一旗上げようと意気込んでレストランを開業したイタリア人兄弟。商売の厳しさをいやというほど味わわされます。味音痴のアメリカ人に本場イタリアンを拒否され、このへんは昔日本の商社マンが醤油をかの地に売り込むのに苦労した話なんかも思い出されます。 話は苦い終わり方をするのですけど、さほど悲愴感が漂わないのは楽天的で暗くなり過ぎないイタリアン気質な兄弟のキャラがちゃんと描けているからでしょうか。天才肌の兄は頑固だけど好きな女性の前では中学生レベルの要領悪さが微笑ましいですし、経営者の弟は借金を頼みに行った地元顔役の女をちゃっかり寝取ったりしている。しかも二股(!!) 披露される料理の数々も美麗で見事です。フレンチとはまた違った、家庭的でボリュームのある暖かさ。兄弟の奮闘記とキュイジーヌムービーが合わさったような、印象に残る作品です。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-28 17:42:06)《改行有》

030.15%
1120.60%
2261.30%
3693.44%
41406.98%
528314.11%
653826.83%
752526.18%
826913.42%
9944.69%
10462.29%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS