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61.  進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 《ネタバレ》 一般常識的にやってはいけないこと、するべきではないこと。 それは映画内でこそどんどんやればいい。現実の場ではないのだから。 軍律的におかしな行動だろうが何だろうが、それが出来るのが映画の特権だ。 そもそもこれは荒唐無稽な『怪獣映画』の一種ではないか。 騒いで、性交して、規律違反して、トラブルを積極的に呼び込み、周囲をそれに 巻き込んでこそ戦争アクション映画のキャラクターの王道だ。 話題の前田某らは数々の戦争映画主人公のアナーキーな迷惑キャラぶりも知らぬのかと。 最前線での性愛シーンなどだって、普通にいくらでもあるだろう。 『英霊』、『内地』などの単語に大して意味は持たせていないようが、 そもそもこの未熟な軍隊の有様は図らずも現在日本の世代批評と見れなくもない。 ここで三浦春馬がみせる直情径行、情緒不安定、喧嘩早さなど映画史の中では実に可愛いものだが、 そのような性向の描写と彼に降りかかる理不尽とがあって、 クライマックスの呪詛と化身が一応はカタルシスとなるわけである。 と、誰でも批判出来る評判の悪い脚本をとりあえず擁護はしてみるが、 世評のよろしい空中飛行のショットはまるで不出来である。 夜明け前の設定によって照明は薄暗く、重量と飛翔の感覚も活きていない。 人間と巨人の、見上げる-見下ろすの視線処理も不全である分、恐怖感を削ぐ。[映画館(邦画)] 4点(2015-08-22 01:26:50)《改行有》

62.  白ゆき姫殺人事件 画面が物語の単なる絵解きなら、そこに溢れるTwitterのキャプションも単なる文字説明。しかもご丁寧なことに音読つきだ。 肉声の伴わない無機質な活字の匿名性と威力にこそ、ネットの恐ろしさがあるのでは ないのか。 文字情報を羅列し、それをそのまま「読み聞かせ」て良しとする。 それを延々と繰り返すのだから芸がない。観客は赤ん坊か。 そして安直な絵解き画面はラストで極まる。 画面左手に向かって灯をかざす貫地谷しほりのショットに続くのは 同じく画面左手に向かって視線を送る井上真央。 灯を交わし合う彼女らの切り返しはイマジナリーラインすら無視され、 その位置関係を意味上は把握出来ても、 二人は映画感覚としてまるで繋がり合っていない。 折角、言葉によらない交流のシーンを段取りながら、 最も肝心なところでこの繋ぎはないだろう。 [映画館(邦画)] 4点(2014-05-01 23:59:46)《改行有》

63.  書道ガールズ!! -わたしたちの甲子園- 前半に登場する、昔ながらの半紙作りをしている小さな製紙工場は実際の現場だろうか。その地味ながら年季の入った風情と生活感が非常に渋い。売れ残った半紙を燃やすドラム缶の炎なども印象的な画だ。 ローカル駅や、寂れた商店街、丘の一本道や煙突を望む海辺の風景など、地方色の出し方は『シムソンズ』のように定番的で地元FC任せの感もあるのだが、そのロケーション自体の魅力にかなり助けられている。 121分という冗長なドラマもオーソドクスというより、ただただ官僚的。秘されていた楽曲が判明する夜のシーンと、翌日の部室のシーン、話の流れとはいえ同じ曲を2回も立て続けに流すというのは、あまりに芸が無さすぎのような気がするが。岩代太郎の音楽も主張しすぎ。書道を映画表現するにあたって、半紙を走る筆の音をBGMで邪魔してどうするのか。せっかくの紙ズレの音がよく聞こえず、書道の感触が伝わらない。ヒロインの力感ある大筆さばきはとても素晴らしいのに。(体育館での書道の練習中、飛んできたバレーボールをレシーブで防いだ男子生徒の咄嗟のアクションもナイス。) それにしても、クライマックスでヒロインを見舞うアクシデントまで先行の劇場予告編で小ネタばらししてしまうテレビ的無神経は腹立たしいばかりだ。[映画館(邦画)] 4点(2010-06-22 21:47:18)《改行有》

64.  疾風ロンド 《ネタバレ》 疾風を感じさせるのは、かろうじて大島優子とムロツヨシのスキーチェイスのみ。 せめて話運びだけでもテンポ良くやって欲しいが、編集の間も悪く、タイトル倒れである。 レストラン家族の陳腐な人情噺など、小手先でパズル合わせしているのが露わで、 キャラクターはそのコマでしかない。柄本明の誇張芝居などは目を背けたくなる。 とぼけた味の阿部寛はなかなかいいが、もう少し主役らしい活躍の場が欲しい。[映画館(邦画)] 3点(2016-12-01 23:59:18)《改行有》

65.  シーズンズ 2万年の地球旅行 《ネタバレ》 追う動物と追われる動物、狙う動物と狙われる動物のショットが180度切返し編集で繋がれたりと、あからさまな劇映画である。 何台のカメラで撮っているのか知らないが、一連のチェイスシーンが極端な低位置での高速横移動や縦移動を織り交ぜながら マルチ・カムのごとく巧妙にモンタージュされていて見やすい事この上ない。 だが、そもそも野生動物同士の驚異的な知覚や鋭敏なアクション-リアクションを人間レベルのモンタージュに置き換えることには傲慢しか感じない。 ヒグマ同士の格闘や渡り鳥との並走など、ドキュメンタルな非モンタージュでこそ生き物の躍動を存分に伝えているだろう。 グローバルな戦争の世紀を経て、ヒトは再び自然との共存意識に目覚めました的な玉虫色の総括もやはり傲慢である。[映画館(吹替)] 3点(2016-01-22 22:52:26)《改行有》

66.  人生の約束 《ネタバレ》 何やら薄暗い詰所らしき場所で江口洋介らが力み切った絶叫芝居を繰り広げる冒頭からして、駄作臭が漂う。 劇場予告でも散々聴かされた西田敏行の「失って、(中略)、、人生は。」とかいう手垢のついた人生談義も鼻持ちならない。 テレビサイズの表情芝居とダイアログ、そして案の定、クライマックスには西田の泣き顔で釣ろうという辺りがやはりさもしい。 竹野内豊と高橋ひかるが携帯電話で語り合う背景に、それぞれ東京タワーと夜景、灯台と海が対応し合うのだが、だから何?と思う。 彼女が聞かせる波音が全く効果を発揮しない。 ホテルの一室でキーボードを叩く竹野内と、江口らの漁のカットバック。感動を要請しているようにも見えるが、だから何?。 絆とか繋がりがテーマの割に、画面はまるで相乗していかない。 祭りの最中、頻繁に入るスロー処理。だから何?。 思わせぶりではあるのだが、映画の感情はうねらない。 途中思い出したように、木漏れ日が人物に落ちたり、緑の丘に風が渡ったりするのだが、ドラマが付いていかない。[映画館(邦画)] 3点(2016-01-12 23:58:11)《改行有》

67.  シン・シティ 復讐の女神 《ネタバレ》 終始、悶々としているばかりのジェシカ・アルバ。 その煩悶をタメてタメて、クライマックスに遂に決起するという 感情の高まり、復讐の劇としての任侠映画的カタルシスが欠けている。 延々とメリハリなく愁嘆にくれ続けた挙句、 単にドラマが終盤にきたから行動した、というだけにすぎない。 ワイヤー感まる出しのアクションも非大胆、非アクロバティックだ。 [映画館(字幕なし「原語」)] 3点(2015-03-24 14:03:03)《改行有》

68.  地獄でなぜ悪い どういった仕掛けでヤクザ達と自主映画チームを遭遇させ、それをどう演出するのかと、 ダラケた展開をとりあえずその興味だけで見ていると、これが面白くもなんともない。 これがこうなってこうなりましたというだけの、視覚的な感興のまるでない、 単なる辻褄合わせだ。 「映画の外道、映画の非道を生き抜きたい」(『非道に生きる』)と語る園監督に それを「映画的でない」と批判したところで詮無いだろうが、つまるところ 面白くなければそれまでだろう。 堤真一の芝居は煩わしく、クライマックスの乱闘がまた無駄に長く、飽きる。 [映画館(邦画)] 3点(2013-11-10 23:45:22)《改行有》

69.  シャンハイ(2010) 《ネタバレ》 様々な形状のランプシェード、幻燈、ネオンサイン、暖炉、ヘッドライト。 あるいは、動乱の予兆ともいうべきマッチの発火に銃の発砲火炎と、暗闇に浮かぶ光の要素は数多いにも拘わらず、明暗のコントラストが際立たず、官能性にも欠ける。 結果として光も闇も共倒れの印象で、その辺りもラブロマンスとしての弱さの一因かも知れない。 ノワールなら、せめて濡れた路面への照り返しや、黒塗り車の艶光や、煙草の紫煙へのこだわりは欲しい。 ジョン・キューザックがコン・リーを尾行するシーンはほぼ起点と終点のみで、映画として肝心な経過の描写を欠き、上海駅ホームの群集シーンも同様に、追う・追われるのサスペンス醸成が拙い。 日本大使館前での暗殺シーンのカットバックも、クライマックスのショットガンの撃ち合いも編集が乱雑すぎる。 巷で騒がしい政治性論議などはどうでも良いとして、これでは乗れない。 [映画館(字幕)] 3点(2011-09-30 22:51:50)《改行有》

70.  四月は君の嘘 《ネタバレ》 このような臆面の無い安手の病と死で泣けといわれても困る。勿論、病と死の利用が悪い訳ではないし、 症状に整合性を求める訳でもないが、少なくともイイカゲン過ぎとかデタラメ過ぎとか思わせては駄目ではないか。 風と楽器の音色から導かれていく広瀬すず登場シーンがなかなか良く、ヴァイオリン演奏シーンも 頻繁なカット割りながら彼女の表情と運指を出来る限り同時にみせる意気がみえる。 その登場シーンや海辺のシーン、橋からの飛び込みのシーンなど、彼女の素足へのこだわりが窺がえて、その足が動かなくなる絶望感が 演出されていくはずなのだが、ならば前半でもっと足のアクションを充実させて欲しいところだし、 そもそも音楽家を苦悩させるのなら、手を不自由にさせるべきではないかなどと思ってみたり、 とにかくドラマのチグハグ感が半端ではない。 演奏シーンの途中で、いちいち口に出される台詞もほとんど不要。説明病に侵されすぎである。演奏中はお静かに願いたい。[映画館(邦画)] 2点(2016-09-13 23:57:50)《改行有》

71.  植物図鑑 運命の恋、ひろいました 《ネタバレ》 最近は「実は猫でした」みたいなファンタジーもゴロゴロあるわけだから、オハナシのあまりの非現実っぷりに当然こちらもその手のオチだろうと 高を括って惰性で眺めていたが、まさか人間だったとは、、。 映画開始から、主演男女のドアップづくしにうんざりし、観れば判る心情をご丁寧に説明する無駄なモノローグ(待ち人はこないとか、ショックだったとか)や劇伴に辟易し、そもそも味付けが濃い目なのは当然の居酒屋料理を引き合いに出して「味覚が変わった」みたいな台詞を言わせる作り手の食音痴ぶりに落胆させられたりするわけだが、根本的に恋愛の劇自体が悲しいほど薄っぺらいのである。有川という名詞がある時点で、推して知るべしだが。 ただ、ヒロイン高畑充希が大きく口を開けて美味しそうに杓文字についたご飯を頬張るショットはいい。食事を疎かにするアイドル映画が多いなかで、 ここでは料理をおいしく頂く表情の魅力が、かろうじて二人が抱く好意の裏付けということで説得力を持たせている。[映画館(邦画)] 2点(2016-07-27 23:57:09)《改行有》

72.  進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド 《ネタバレ》 前編ダイジェストが終わり本編に入ると、何やら強制捜査らしきシーンなのだが、暗い屋内で照明は最悪。 おまけに不必要にカットを割りまくるので見るに耐えない。 その見苦しい照明と、バランスの悪いシネスコサイズのレイアウトは最後まで続く。 三浦側と長谷川側が対峙する中盤シーンの人物配置など、かなりいい加減だろう。 世界観の謎解きはかなりつまらなく、 映画の被写体にはまるで見えぬ相貌の主人公はひたすら意味不明な喚き声を上げ続けるばかり。 クライマックスは壁面が舞台だというのに、高低の恐怖感も巨人の巨大感もまるで演出できず。 勿論、飛翔シーンの爽快感など微塵もない。 兵器自体は様々に登場するものの、弓矢もロケットランチャーも遂にアクションとしての見せ場にはならない。 大団円が夜明けならば、そこへ向けて夜明け前の時間推移を描写して欲しい、というのも高望みのようだ。 かつての『ガメラ2』にはそれがあったのに。 主人公とは違う意味で喚き、弾ける石原さとみ以外、ほとんど褒める点がない。[映画館(邦画)] 2点(2015-09-19 21:40:55)《改行有》

73.  しあわせのパン いくら寓話とはいえ、この度を越してメルヘンチックで空虚で生活実感のない 主人公夫婦のキャラクターの空々しいあり方は何なのか。 いくら絵空事とはいえ、この度を越して退屈で幼稚で深みのない 妄想エピソードの漫然とした並べ方は何だろう。 生計であるとか労働であるとかは、ことごとくオママゴト以下の描写でしかなく、 山や湖は単に観光向けの小奇麗な風景でしかない。 そしてカップに注がれるコーヒーを、皿に盛りつけられる野菜スープを 単に真上から撮って良しとする安直なショットからは、 食の魅力というものがまるで伝わらない。 そもそも肝心のパンが大して美味しそうにみえないという、 褒めどころのない映画である。 [映画館(邦画)] 2点(2012-09-10 22:45:13)《改行有》

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