みんなのシネマレビュー |
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1. 少林サッカー いかにも香港映画風のお決まりの脚本、展開、ギャグ.最後は好みの問題だと思うので、この点になりました.5点(2003-10-19 10:38:12) 2. シザーハンズ やはりJ. デップへの賞賛を真っ先に書きます.あのメイクを施しながらも、困惑や不安や哀しみが痛い程伝わるというのは、役作りへの情熱が半端じゃなかったのと、演技力がずば抜けていたのだと推測します.何年も前に観たのに、印象が薄まらないのはさすがです.9点(2003-10-18 20:42:38) 3. 12人の優しい日本人 これ何回も観たんです.「っもう、日本の笑い、日本のおじさん、日本のおばさん、」って連呼しながら.林美智子さん、二瓶鮫一さん、塩見三省さん、怖いくらい巧いですね.豊川悦司はすごい芸達者たちに囲まれて、科白廻しなどしごかれたらしいです.この映画は三谷氏らしい緻密な脚本と人物描写が抜きん出ているので、“怒れる~”とは別物としたいです.でも「ジンジャーエール」って・・・.8点(2003-09-29 21:47:27) 4. シッピング・ニュース 先祖の悪行も現代人のそれも、人間を苛み打ちのめすのは同じなのだ.J. デンチが兄の遺骨をトイレに流すところが圧巻で、センチな癒しなどの入り込む隙もない.自らは人を傷つけることなどあり得ない、K. スペイシーと J. ムーアもそのまっとうさ故に傷つき貶められ、そして再生していく.ハルストレムの目線がそこにきっちりと据えられていて、私はよかった. C. ブランシェットがものすごい弾けっぷりで唖然.8点(2003-09-28 21:50:41) 5. ショコラ(2000) 時代も場所も特定出来ないような不思議な雰囲気の中で、古い街並や店構えがとても美しく、周到に創られたメルヘンのよう.そしてJ. ビノシュが生き生きとチョコレートを作る様子もとても綺麗.L.オリンとの共演は「存在の~」とは全く別の役作りでいながら、なんだかとても懐かしかった.J. デンチはさすがの貫禄(この人大好きです).ストーリーは奇抜でいながら、ストンと落ちる内容で矛盾がない.7点(2003-09-28 21:31:31) 6. シャーロット・グレイ C. ブランシェットの映画なので楽しみだったのですが、全体に物足りなさが残りました.sayzin さんが仰るように、フランスに入ったらフランス語でしょうし、最後に必死にタイプした手紙もフランス語になるのでしょう.そして、敢えてフランス入りしたという動機が、あの設定では軽く思えてしまうのです.それにしても、あの教師役の俳優は顔つきからして卑しさが滲み出ていて、舌を巻きました.4点(2003-08-24 23:39:38) 7. ショーシャンクの空に T. ロビンス、参りました.脚本、とびっきりです.2時間半があっという間でした.最後の爽やかさは、やはり映画にはカタルシスとして、ときには欲しいです.伏線がたっぷりとあるな、と思って観ていくと、カチッとはまりこむところが快感.ああ、いい映画だった. 10点(2001-10-11 23:40:08) 8. ジョー・ブラックをよろしく クレア・フォラーニのコーヒーショップでの何気ない微笑みとか、会話でみせる表情とか、とても綺麗.エンディングの音楽、" Over the Rainbow & What a Wonderful world ! " のお洒落さ、後を引きます.9点(2001-05-19 09:59:11) 9. シックス・センス キーは“指輪”ですか? 最後のウィリスの息絶えるシーン、L.A. コンフィデンシャルのスペーシーの“ロロ・トマシ”後を連想してしまった.テーマは“愛”ですね.8点(2001-05-15 10:33:41) 10. シャイン 突然、フラっとレストランに入ってきたヨレヨレのおじさんが、「熊ん蜂」を弾き始めると、ヘルフゴットになる.その感動!爽快さ!このシーンのピアノ演奏は、G. ラッシュの自演だとか.本作品での入魂の演技をはじめ、他の作品での存在感を目の当たりにする度に、役者が天職なのだなと尊敬します.9点(2001-05-14 18:32:52)
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