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1.  地獄の黙示録 アメリカは何故ベトナムに負けたのか…?に対する、アメリカ人自身によるひとつの回答。アメリカ人は、己が創り上げた人工享楽物から切り離されると意外と脆い(伝統文化を持たない国の宿命か)。サーフィン→慰安ショー→ラジオ…川を遡って行くに従い、その切り離され具合が段々とアップしていく。そして全てを剥ぎ取られた状態で何が現れたか…という感じで、かなり興味深く観れました。これを観るとアメリカ人が何故「禅」やメディテーションに異様な関心を示すのかなんとなく納得できる感じ。  …評価の違いは「好き・嫌い」でなく、まず「何を言っているかがわかるか・否か」に拠ってくると思う。「プラトーン」的なものを求める向きにはあまりお勧めではないです…9点(2004-01-05 01:10:07)

2.  春江水暖~しゅんこうすいだん 何処にでもいそうな家族・親族のドラマが、地域開発、介護問題、障害児問題等々を織り交ぜながら淡々と描かれる様は小津安二郎を連想する。 本作は、そのドラマを軸としながら、舞台となる富春江の情景を描くことに主眼が置かれる。 富春江と言うのは、長江の下流地域、三国志の呉の本拠地でもあり、古代から中世にかけてその風光明媚さを幾多の著名な詩人や画家がその作品で賞賛したそうな。 本作においても、湾の入り組む美しい自然情景と、都市開発が進み大きく変わっていく様子が、様々な手法で描き出されます。 有る家族のエピソードからだんだんカメラが遠ざかって富春江の光景を映し出し、そのまま違う所に居る他の家族に再びクローズアップしてそのエピソードに切り替わる・・といった感じの手法が頻出。 デート中の孫娘が恋人から「父親に会ってほしい」と言われ、河畔を2人で歩き、途中で徒歩と遊泳の競争をしたりしながら、河口付近、父親の働く遊覧船に行き着き、船が出てそのまま湾の美しい風景に移っていく・・というシーンは10数分遠景のワンカット。(監督は山水画の絵巻物を映画で表現したかったそうな。) クラッシックな古き良き映画の中に、素人目にも「あ、面白いな」と思える手法が随所に使われ、斬新でとても気持ちが良いです。 音楽も現代プログレ~ポストロック系の電子音楽が、ゆったりとした画面に絶妙にマッチして良。 今どきの中国映画なんて検閲塗れのイメージであまり見る気になれなかったけど、本作ポスターのあまりの美しさ、感じの良さについフラフラと見てしまいましたが、 うん、良い映画でした。さすが中国は地力あるなぁという感じ。 日本もこういう映画をたまには創ってほしいものだけど、在日塗れの今の業界の状況では無理かな・・。[DVD(字幕)] 8点(2022-10-01 15:34:52)《改行有》

3.  処女の泉 マックス・フォン・シドーって晩年のスペクターのブロフェルド役くらいしか知らなかったけど、若い頃はこんないい感じの俳優だったのか。 この監督、他作を観ても、人生の苦難や死への恐怖に対してキリスト教的価値観でそれらをどう克服できるか・・を模索している風。 「神は何もしてくれない。どうしたらいいのか。」というのは昔遠藤周作の小説でも読んだような。あちらでは普遍的なテーマなんですかね。 欧米の歴史とは世界規模での侵略と虐殺の歴史。居ないとは解っていても「自分達の罪を許してくれる存在」を何か心の中に設定せざるを得ないのかもしれない。 良かったのは、おそらく小物にも神経を配ったであろう当時の生活様式の再現。 黒澤映画で海外の観衆が日本の中世時代(戦国~江戸時代)への想いを馳せるのと同様、ヴァイキング様式が抜けきらない北欧の中世時代に想像力が掻き立てられます。[DVD(字幕)] 8点(2016-07-23 07:21:04)《改行有》

4.  シャイニング(1980) 今見るとエレベーターから血が噴出すシーンなどはコケオドシのように見えますが、全体の骨格がしっかりしてるのであまり気にならなかったです。立体感のある映像が素晴しい。8点(2004-02-04 22:19:42)

5.  少林サッカー 総本山のアメリカで盛んでないせいか、サッカー映画ほんと少ない…そういう事もあってかなり面白かったです。何百メートルも離れた壁うち練習シーンなど本当に良くできてると思います。ギャグも結構ツボでした。ただ不必要な暴力シーンがあまりに多いのは確かに不快。バーで袋叩きに合うシーンをあんなにじっくり描かなくても…8点(2004-02-01 11:20:46)

6.  仁義なき戦い 広島死闘篇 寡黙なおっさんというイメージしかなかった千葉真一の若い頃がこんなんとはビックリ。シリーズ中一作しか登場しないにも係わらず最も強烈でした。さすがタランティーノのリスペクトを受ける事だけありますね。 8点(2003-12-14 00:39:06)

7.  ジェイソン・ボーン 《ネタバレ》 超大物の悪役ボスが死んで、後はターミネーターのような執念だけでボーンを追いかける殺し屋(ヴァンサン・カッセル)との対決を残すのみ…とワクワクしていたら、あれ、何で殺し屋の方が逃げてるの…? 指揮系統が消滅してボーンと接触できるおそらく最後の機会なんだから、殺し屋は必死にボーンを追わなきゃイカンでしょう。 百歩譲ってボーンに恐れおののいて逃げるというなら、誰にも気付かれずにこっそり姿を隠せばいい所、何でわざわざ装甲車盗んであんなド派手な逃走劇を繰り広げる必要があるのか。そもそも装甲車乗ってるせいでボーンに見つかったわけだし。 これもターミネーターのような、このシリーズらしからぬ超弩級の街破壊カーアクションも、その必然性の設定が甘いので今一つノリ切れなかったのが残念。 この殺し屋の執念はボーンが改心?して情報を公開したとばっちりで、素性がバレて敵地で2年の拷問経験を受けた恨みだったと思うけど、その辺をもっときっちり描いてくれたら、このシリーズが持つどことなく薄い偽善性をカバーしてそれなりに物語に深みが増したと思う。実はこの殺し屋が父親を殺した実行犯…て、なんかプロットが雑すぎます。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-02-04 12:07:17)《改行有》

8.  16ブロック 《ネタバレ》 一見頭が弱そうに見えて実は切れ者という、いかにも犯罪者っぽい黒人のキャラが良。それゆえ彼が改心してケーキ屋を目指すと言う・・これが最後までホントか嘘か判らないというのも良かったです。アクションの方は、ダイハードのようなアクロバティックな手法は使えないので、一体ここからどうやって脱出できるんだ、と結構ハラハラして楽しめました。 裁判所で証言してメデタシメデタシというラストは何だか物足りない。警察があれだけ腐敗していて、裁判所も汚れてないと何故無条件に信用できるのだろうか・・とは思いました。日本の酷い裁判事例見過ぎかな。[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-08-02 23:12:23)《改行有》

9.  審判(1963) 夢を彷徨っているような雰囲気。巨大な迷宮のような裁判所のセットがツボでした。そんな中オーソン・ウェルズの怪演も見事。「裁判」なのに「判決」シーン無しに即「刑執行」ってどうなの?とも思いました。[DVD(字幕)] 7点(2009-01-11 07:55:54)

10.  シービスケット 乗馬シーンの迫力は中々でした。感動できる良い映画とは思います。ただ前半どうにも入り込み辛く苦労しました。もう少し編集してほしい感じ。7点(2004-02-22 02:47:13)

11.  処刑人 《ネタバレ》 短絡的ながら気持ちは解るラスト。どことなく「沈黙の艦隊」みたい。ただデフォーは最後まで対決してほしかった。アクション映画なのにケルト音楽の軽やかなビートが新鮮。 7点(2003-12-13 23:40:22)

12.  シー・オブ・ラブ 《ネタバレ》 最後の数シーンで今までのもやもやが一気に氷解する、推理ドラマとしてはかなり良く出来てる方だと思います。 「二重人格」「自作自演」「被害者が加害者」のどれでもない「意外な犯人」というのはあまり見た事ない気がします。エンディングのトム・ウェイツ版ニューバージョンがカッコイイ。[ビデオ(字幕)] 7点(2003-12-01 21:04:14)

13.  処刑島 《ネタバレ》 孤島で若者が1人ずつ惨殺される…という話だと、犯人は大概はモンスターか、島に住む精神異常者か、仲間の1人が犯人か…のいずれかのパターンだと思いますが、そのどれでもない事が冒頭のエピソードで明示される。一人で島に住む怪しそうなオッチャンは最初の犠牲者だし、その殺され方はどう見ても凶暴な動物かモンスターだし、かと思えば隠れて口笛で訓練された猟犬を駆使して襲ってくる知性派だし、その時は同じ場所に全員が居たはずだし・・・犯人は分かってしまえばベタですが、それまでの「一体何なんだ」的ワクワク感が新鮮でした。本格ロケ風な島の映像は綺麗で良。ジャケが安っぽいCG感バリバリだったので、これは以外に収穫でした。 脚本はヒドイ。懲戒の島送りのはずが健康的なキャンプになってるし、主人公の人物描写が不足で感情移入できないし、一番の仇が一番の安楽死だし、お約束のように生き残ったヒロインは「あんた誰?」って感じだし・・。これなら全滅してオヤジが雄叫びでもハッピーエンドとして成立するような。「フロムダスクティルドーン」的な、前半ホラー・後半ランボーと全然違う映画にしても面白かったと思う。[DVD(字幕)] 6点(2011-12-05 00:57:19)

14.  市民ケーン 王様が宮殿に住んで豪華な暮らしが出来るのは、その分貧しく暮らさなければいけない人が居るから。主人公は「社会的弱者の味方」を標榜していたはずなのに、結局どうでもいいって事? また王様は国に対して全責任を負っているからこそ贅沢な暮らしが出来る。新聞記者は何の責任も負わずに他者の批判をしていればいいだけで、ある意味最もラクな立場。この点で新聞記者は宮殿に住む資格も無い。結局は偽善者というだけの話で、この映画がマスコミ関係者に評価が高いのは、いわゆる自虐かな?と思ってしまいます。[DVD(字幕)] 6点(2009-01-11 08:23:25)

15.  精霊流し 主役は「精霊流し」という祭・行事。様々な人間模様で繰り広げられる苦悩が「祭」に収斂され、浄化され、再生される…古来からの「祭」や「行事」が持つ機能をうまく描いており好感が持てました。問題はテーマ曲を含め全体的に湿っぽすぎる事。そういう点もう少し祭の様子をじっくりと荒々しい部分も入れて描いてほしかった気も。「長崎の女子衆」カッコよかったです。松坂慶子は演技がどうこうと言う前に脚本に違和感を感じました。6点(2004-08-15 22:18:16)

16.  写楽 《ネタバレ》 歌舞伎座~吉原を中心とした江戸後半の爛熟した町人文化世界の再現が素晴しいです。エンドクレジットに協賛として出てくる大手企業の数々…バブルならではの豪華・贅沢さ。お金かかってますね。美術と雰囲気において「薔薇の名前」の修道院世界や「アマデウス」の宮廷世界、「ブレラン」の架空の近未来世界…辺りにもう一息という感じで良。 しかし改めて観ると、豪勢なハードの割には日本人の感性があまり感じられない。日本的舞台に中身をお隣の国の人に置き換えたらこうなるって感じがしないでもない。こういう映画が作られてしまったのも時代ですかね。[ビデオ(邦画)] 6点(2004-02-01 10:51:47)《改行有》

17.  白い刻印 《ネタバレ》 炎上する納屋を見ながらの一服のコーヒー…今までの努力を全て水泡に帰して得る暗い開放感、この感覚はどこかで…と思ったらマルケスの「百年の孤独」のラストでした。シュールな描写は全く無いけど、「不条理もの」としてマルケスや安部公房辺りと同列に認識してしまう不思議な映画。 6点(2004-01-11 22:15:39)

18.  シン・ゴジラ 単純な怪獣映画ではなく政治ドラマをメインにするという発想は面白い。ただそれが裏目に出てしまった感じ。 1作目ゴジラは、ネットも無く、国際ニュースもお茶の間で見られることの無い時代。世界観が日本だけで完結しているからこそ成立した話だと思う。 今回は国際情勢をリアルタッチで絡めてしまった為「すぐお隣に日本よりも遥かに大量の原発を、遥かに杜撰な管理で運行している国々があるのに、何でそっちには行かないんだろう?」・・て事に頭が行く。世界最低ランキング日本の偏向マスコミで勉強する蒲田君? 製作者は極めて中立的立場で作ったつもりなんだろうけど(・・なのかな?)、まだまだお尻に殻をつけているような感じ。 それゆえ、俳優たちが真剣に演技すればするほど、何だかコントのような様相を呈してしまっているのが残念。 ゴジラの造形は良。示現流そのままのスタイルにて緻密な造り。幼生の蒲田君は、元来あった「シュールで気持ち悪い円谷怪獣」を復権させたようで良かったです。[CS・衛星(邦画)] 5点(2019-11-03 18:09:30)《改行有》

19.  ジェヴォーダンの獣 《ネタバレ》 一応テーマとなっている「啓蒙主義批判」は解らない事もないですが、徹底的に消化不良という感じです。娯楽性だけ見ても中途半端。もっと実在のアフリカの動物を連想させるものであれば良かったのに。個人的にカンフーアクションは要らないと思いました。美術、映像がやたらと重厚で凝ってるだけに、中身のチープさが際立っていて、何だか勿体ない。5点(2005-01-10 14:13:04)

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