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1. シッコ
《ネタバレ》 マイケル・ムーアの新作です。
自身医療を施す側の立場の人間なので、
大変興味深く見ることが出来ました。
医療のレベルがとてつもなく進化し、
そこにかかるコストも青天井で登り続ける今、
アメリカの医療を至上とし、
そこに近づくこと=進歩という単純な思考では通じない世の中になってきています。
医療を受ける側から言うと、
日本の医療は他国に比べて非常に恵まれていると思います。
しかし恵まれすぎて、恵まれていることを自覚できていないというのも一つの問題。
腎臓が悪くなったら血液透析を受ける。
この日本人には当たり前の治療が世界ではいかに特別なことか。
ある程度前知識がないとアメリカを貶している映画、で終わってしまうかもしれませんが、
あの映画で描かれているアメリカの医療は将来の日本ではないでしょうか。[映画館(字幕)] 9点(2007-09-17 19:44:16)《改行有》
2. 守護神
《ネタバレ》 ほかの映画でこの映画のCMが流れるたび、みたいみたいと思ってました。
楽しみにしていただけに上映中はかなり引き込まれ、退屈しませんでした。
序盤の話の流れは
主人公は伝説の男 → 主人公のミスで親友が再起不能 + 奥さんに逃げられる →主人公荒れる → 主人公、後輩を育てる学校の教官に → 生徒との出会い・・・
という物です。
主人公の生徒に対する厳しい指導は、彼らの職務を考えると納得できますし、
卒業までの話は少し感動的でもあります。
しかし、冷静になって考えてみるとストーリーはチープ、
演技もそんなに良くなかったのではないかと。
では何が僕をそこまで引き込んだのか、と考えてみると、
それは大海原を舞台にした壮大なスケールではなかったかと思います。
海に放り出される恐怖は圧倒的。
人間は陸地では何とか生きていけますが、海に一人で置いておかれると死んでしまいます。
そのことをリアルに書き出しただけで、この映画ができた意味があったのではないかと思います。
あらすじを見て、興味がわいた人は見ると良いと思います。
余り多くを求めるとdeathるかも。[映画館(字幕)] 6点(2007-02-11 22:32:02)《改行有》
3. 幸せのちから
《ネタバレ》 ほんとは別の映画を見る予定だったのですが、上映していなかったのでこれを見ることに。
話の展開が全く読めず、実話に基づいたストーリーと言うことで緊迫感を持ってみれました。
ただこれは、事前の情報が全く無しで行ったのが逆に良かったのかもしれません。
話の筋がだいたいわかった上での話だとまた違った評価になってたと思います。
たとえば二回目をDVDでみるか、となると少し微妙。
話は主人公が落ちぶれ、底辺になってから証券会社の社員になるまでです。
もうちょっと先の方まで話作れば良いのに、とは思いました(^-^;
なんであんな尻切れトンボみたいな感じになったんだろう。
奥さんも結局戻ってこなかったし。残念。
三時間枠で作ってたらもうちょっと面白かったかなあ。
ただ演技に関しては上手です。さすがです。
みるときは是非、事前の情報無しでみてみてください。
(このレビュー矛盾してないか 笑)[映画館(字幕)] 6点(2007-02-11 22:21:09)《改行有》
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