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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. JUNK HEAD 《ネタバレ》 ツイッターで凄いと言う評判を見て観に行きましたが、本当に凄く、面白かったです!ストップモーションアニメなのでもっとカクカクしているのかと思いましたがそんなことはなく、違和感は全くありませんでした。今回の映画は全10エピソード構想のうち1エピソードくらいとのことですが、全体のストーリーからみてまだまだ謎がありそうだなと思いました。赤いフードの女の子(?)が鍵を握っているような気がします。個々のエピソードや演出はベタ(正確には、いろんな映画で見たことある感じ)ですがそれがとても気持ち良く、見飽きた感は全然ありません。続きが非常に気になりますね。この映画の元になった30分の『JUNK HEAD 1』を作るのに監督1人で7年かかり、それが評価されて改めて作られた今作は数人のスタッフで3年かかったとのことですが、次作はもう少し早く見られたら嬉しいですね。あと、架空の言語をしゃべらせたのは大正解です。世界観の構築に大変役に立っていますし、公開する際に吹替しなくても字幕で済みます。最後にあえて言わせていただくなら、パンフレットのフォントの使い方がもう一つな気がします。素人が作ったような感じになってしまっている気がします。読み易くはあるんですが。[映画館(字幕)] 9点(2021-05-28 15:03:39) 2. シン・ゴジラ 《ネタバレ》 「邦画史上最高の、CGを駆使したSF・アクション系の映画」だった。ほぼ全編で出てくる肩書きや状況説明のテロップは作品にリアリティを与えることに成功している(まあ、ゴジラが実際にいるわけではないので、現実の再現という意味でのリアリティではないが)。加えて、ゆっくり読ませることなくすぐに消えるテロップは日本政治の事の進め方がいかに手続き重視かということを如実に物語っている。圧巻だったのはやはりゴジラによる東京の破壊の凄さだ。巨大生物が街を破壊するシーンを見て恐怖感や絶望感を味わったのは初めてだ。日本のCGもアメリカに肩を並べるようになったと思うと感慨深いものがある。成長(変態)するゴジラという設定にも驚いた。さらに最後の最後、尻尾がああいうことになっていることにもびっくりした。なるほど、無生殖での増殖ね。いい考えだ。ただ、石原さとみがアメリカ大統領特命大使ってのはいただけなかった。石原さとみが悪いということではなく(英語の発音とか悪いところがないわけではないのだが)、あんな若くてキャリアも浅そうな人間が特命大使になるわけがない。あと、こういうときアメリカは純粋なアメリカ人を派遣するように思えてしかたない。軍やCIAやNSAの動きを簡単につかむことにも違和感がある。そんな若干のアラはあるものの、この映画は絶対に映画館で見るべきだ。こんなに面白くて凄い映画なのに入りが半分くらいだったのは残念だ。受けた衝撃が大きすぎてうまく文章をまとめることができない・・・[映画館(邦画)] 9点(2016-08-02 20:31:03)(良:1票) 3. SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁<TVM> 《ネタバレ》 本国イギリスでTV放送されたものが日本では劇場公開という形になりました。日本的に言うと連続ドラマの2時間スペシャルですね。他の映画レビューサイトでは、TVムービーを劇場公開することを批難するコメントが見られますが、私はあまり気になりませんでした。スピルバーグのデビュー作「激突!」も日本では劇場公開されましたが、あれもTVムービーですからね。面白ければいいんじゃないでしょうか。さて、本作はシーズン3と今度放送されるシーズン4の間の話だそうです。私は、てっきりカンバーバッジ・ホームズのキャラを借りたスピンオフ作品だと思っていたので、これは意外でした。無理に現代の話にしなくても19世紀の話のままにしとけばいいのに、と思ってしまいました。21世紀の話にしなければならないから、ホームズが薬(ヤク)をキメてる間に頭の中で考えてた話という無理矢理な設定にしなければならなくなるんですよ。 私が思うにこの映画は、 1.シャーロック・ホームズが好き 2.カンバーバッジのSHERLOCKを全シリーズ見た。 3.カンバーバッジのホームズが好き この3つに全て(最低限1と2に)当てはまる人が見るべきです。[映画館(字幕)] 6点(2016-02-23 21:19:09)(良:1票) 《改行有》 4. ジュラシック・ワールド 《ネタバレ》 内容はまあまあ面白かったです。しかし、3D吹替で見たのですが、主人公2人のうちクレアの吹替をした木村佳乃(ちなみにエンドクレジットが出るまで天海祐希が吹替えていると思っていました)のセリフ読み(演技)が棒読み過ぎて非常にがっかりでした。クレアが甥っ子達と出会う際に「100年ぶりに会う(うろ覚え)」と話していたため、最初クレアがアンドロイドなのかと思っていました。それならば棒読みの演技もまあ納得です。ロボットっぽい演技ということで。しかし話が進むとどうもそうではないらしい、クレアは人間のようだ、とわかると吹替の棒読みっぷりが非常に下手に感じられました。もう一人の主人公オーウェンの吹替をしたのは玉木宏ですが、こちらはそれほど悪くない演技でした。ただ、玉木宏の声は特徴がありすぎるので常にクロレッツのCMが頭から離れませんでしたが。 あと、ジュラシックシリーズといえばCGですが、CGで何でもそこに存在するように見せることが出来る現在ではもうCGに驚きは感じませんでした。 ジュラシック・パークで生物のCG化に驚き、ジュマンジで体毛のある生物のCG化に驚いた後はもうCGが映画の見所になることはないですね。 3Dもその必要性はあまり感じませんでした。クレアの吹替が良ければ、あるいは字幕で見れば7点だったと思います。[映画館(吹替)] 6点(2015-08-06 15:31:52)《改行有》
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