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プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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1.  ジャンヌ・ダルク(1999) 《ネタバレ》 ま~、面白いかと言われれば、たいして面白くないわけですが。ジャンヌ・ダルクの話となると、どうしても宗教臭くなってしまいますし。しかし本作では、ジャンヌの神がかりを「まがい物」として描いているところが興味深いです。自分が信じているから信じられるんだ、みたいな。それが行き過ぎると狂信的になってしまうわけですが、ここでのジャンヌはそこまで行っていないのが中途半端というか、ある意味歯がゆい。もしかしたら、狂信的になってしまったほうが、面白い映画になったかもしれません。 それとこの映画、製作されたのが1999年だというのが興味深い。ジャンヌの神がかりによって兵士たちが鼓舞され、イギリス軍を破ってしまった。神を大義名分にすれば大衆は扇動されるということを、ものの見事に描いています。この映画の数年後から、神の名においての破壊行為が頻発するのですが、これは偶然なんでしょうか。テロリストの指導者たちは、しっかりこの映画を見ていたりして。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-04-20 21:45:54)《改行有》

2.  女子ーズ 《ネタバレ》 コメディではなくコント。コメディというのは、笑わせながらも最後にはホロリとさせる(時には泣かせる)ものだと思うのですが、この映画ではホロリとできないし涙などまったく無縁。だからコントなのですが、それならそれで徹底しないと面白くない。赤木の仕事関係の話は、展開上必要だとしても、あれほど大きく扱う必要があるのか。ましてや恋愛話など。中途半端に「ドラマみたいなもの」を入れたおかげで、ただでさえ大して面白くないものが、完全につまらなくなってしまいました。時折クスクスできるところがあるのと、なんと言っても女子ーズメンバーがカワイイので、オマケでプラス+1点。 ちなみに、劇中でネタにされていた宍戸錠さんが先般亡くなられました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。合掌。[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-02-05 21:35:56)(良:1票) 《改行有》

3.  仁義 宝石泥棒は面白いのですが、それ以外が伴わない。人間関係がちょっと煩雑に思える。最後のところはリマスターのせいか、夜の場面で誰が何をしているのかさっぱりわかりません。わからないといえば、『仁義』という邦題も意味不明。どこに仁義があるんだか……。[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-05-01 10:15:26)

4.  新婚道中記 《ネタバレ》 いわゆる「スクリューボール・コメディ」の代表にも挙げられるようで、ドタバタの行動と洒落た会話の落差が面白い。特にアルマンとジェリーが鉢合わせするところは爆笑。結局元の鞘に戻るというのは予想できるので、どういう展開になるのかがポイントですが、男女の心理の綾もうまく描写されていて、ただのコメディでは終わっていません。ちょっとドタバタすぎて(?)終盤ダレ気味なのが残念。しかし最後までサービス満点で、十分楽しめました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-21 22:14:00)

5.  シェーン 《ネタバレ》 改めてみて見ると、敵であるライカーが話し合いで解決したがったりと、典型的な悪人には描かれていないところが印象的でした。「銃なんて時代遅れ」と言いつつ、結局はその銃でしか解決できないあたりに、現実の難しさを感じます。そういう点ではアクション的ではなく、あくまでドラマ中心の作りになっており、なかなか見ごたえがありました。「子供の視点から描いたヒーロー」みたいなことが言われるようですが、むしろ大人側の物語が印象に残っています。 今回デジタル・リマスター版で見たのですが、夜のシーンが暗くて、本当に何をやっているのかさっぱりわかりません。これでは見ていてストレスがたまるだけです。ここがダメだったので-1点しておきます。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-01-26 10:44:09)《改行有》

6.  ジュリアス・シーザー (1953) 台詞回しは舞台劇らしくていいのですが、ちょっと眠くなる場面も。演説調の長台詞は、聞きごたえがあります。後半戦闘場面もあるのですが、あっさり終わってしまうのはご愛敬でしょう。話の筋よりも俳優の芝居合戦が見ごたえがあり、楽しめました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-09 19:43:34)

7.  ジャズ大名 《ネタバレ》 天下国家やお家の一大事をよそにジャズに興じるというあたり、原作者や監督の反骨精神を感じさせて楽しい。城が近道になっていてみんなが通っていくという設定もいいです。妹姫役の岡本真実さん(監督の娘さんらしい)が、なかなか利発で存在感がありました。ただし個人的にジャズは好みではないので、後半のセッションはちょっと飽きてしまいました。間にはさまれる上の騒動は、じゅうぶん面白かったですが。[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-08-08 09:52:29)

8.  新選組(1958) 《ネタバレ》 一応近藤勇が主人公ですが、鞍馬天狗や月形半平太、会津の小鉄も登場して、なんでもありという感じ。しかも近藤が公武合体派で、「武力に訴えてばかりでは不毛だから、話し合うべき」とか言うのを聞くと、戦後の思想というものが反映されているようで興味深いです。ただしその近藤も、京の町に火をつけるとかいうテロ行為が計画されていると知ると、池田屋に討ち入ったりするわけですが。このあたり、どこかの国と似ていますね。 話としては、近藤と新選組を抜けて反乱の首謀者となる関兵庫の関係が主軸のようですが、有名人をそれなりの人が演じており、見せ場を作らなければいけないためかちょっと散漫に思いました。近藤と月形半平太との関係なども面白く、あくまでフィクションだと割り切ればそれなりに楽しめそうです。[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-01-18 18:29:41)《改行有》

9.  ショウほど素敵な商売はない ミュージカルというかショー映画で、そのあたりはたっぷり堪能させてもらいました。特に前半の「アレクサンダーズ・ラグタイム・バンド」は圧巻。これがラストに効いてくるのもよかったし、締めの主題歌につなぐところもいいです。問題はお話がありきたりすぎること。あまりにも魅力に乏しすぎる。キャスト・演出はとてもよかっただけに残念です。[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-12-31 17:33:21)

10.  七人の侍 某テレビ局が黒澤明作品を大量に買い付けた時があって、それまでテレビではほとんど放映されなかった作品が次々と登場しました。私は主要な黒澤作品をこれで見た口で、評判だけは聞いていたものを、この目で確かめることができました。中でやはり傑作だったのはこの『七人の侍』で、なんとも面白い映画を作ったもんだなぁというのが、当時の感想でした。 その後数回見ましたが、今回改めてリマスター版を劇場で鑑賞し、面白いことは面白いのですが、はやり初見時の感銘には及ばないかと感じます。こちらが見慣れてきたということもあるのでしょうが、もしかしたらデジタル化したことと関係があるでは、とも思えます。映画の中に没入せず、やや距離を置いてクールに眺めてしまうところがあるのです。これはやはりそういう類の映画ではないだろうと思うので、こうして客観視してしまうのは、この映画を見る態度としては問題があろうかと思われるのですが、そこに少なからずデジタル化の影響があるように思えてなりません。たとえ傷があったり音がこもったりしていても、フィルムで見た方がより夢中になれるのではと勝手に思ってしまう次第ですが、まあそれは単なるノスタルジーによる思い過ごしかもしれません。「凄くて面白い」映画であることには、間違いないのですから。 内容的にはあれこれ考察することは可能ですが、そういうことをしてもつまらないのでやめておきます。「凄くて面白い」娯楽映画の傑作、これだけで十分でしょう。〔レビュー900本目〕[映画館(邦画)] 9点(2016-12-30 22:13:16)(良:1票) 《改行有》

11.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 MX4Dで鑑賞。以前にも書いたように、私は別にテーマパークのアトラクションを体験したいわけではないので、通常版で十分なのですが、時間が合わないのでしかたなくこれにしました。とりあえず、水がかかってくるのに閉口。 前半はなかなか面白く期待を持たせたのですが、中盤以降政治の話が頻出して失速。ずいぶんつまらないものとなりました。臨時閣僚がどーだとかこーだとか、どうでもいいんですけど。政治関係の話を話をカットしたら、かなりよくなったと思います。あとこの映画のダメなところは、登場人物の大半が政治関係者で、いわゆる「庶民の目線」がないということ。巨災対のメンバーは基本的に政治と関係ないですが、それでも庶民的とはいえないですなぁ。純粋に「被害を受ける側」が描かれていないということで。前半面白味を感じたのは、人間目線から破壊される街並みを描いたことが大きく、ゴジラが二足歩行になってからは当然空から捉えた画が多くなって、「庶民の目線」などまったく期待できなくなってしまいました。 さらにダメなのは、伊福部昭の音楽を使っていること。これまでのように「昔の続き」などではなく、1から話を作ったのだから、わざわざ昔の音楽を使うことなどないでしょうに。しかしこれは、ゴジラのキャラクターと関係しているように思います。本作に登場する「巨大不明生物」は、見た目と名前こそゴジラですが、中身は似て非なるもの。そもそも地球の生物だったのかすら怪しい。隕石に乗ってやってきたとか、次元の裂け目から現れたと言っても違和感がない、むしろその方が納得できるような存在です。そうしたものを「ゴジラ」たらしめるには、あの音楽が必要だったのでしょう。つまり、今やゴジラのアイデンティティというものは、あの音楽にしかないのではと思われるのです。それに、(無人とはいえ)バンザイ特攻みたいな場面で『怪獣大戦争』の音楽を使われるのは不快でした。それ以外にも冒頭の東宝マークとか、オールドファンを意識したようなところがあり、リスペクトといえば聞こえはいいのですが、そういう過去のことは気にせず作った方がいいのにと思います。本当の意味での新作を作るのであれば。最後も「またこのパターンかよ」って、失笑するしかないし。そのあたりが『シン』と名乗っておきながらも「新」になりきれていない憾みがありました。 あと本作の巨大不明生物は災害のメタファーにもなっているようですが、正直それは「怪獣映画」としてどうなんだ、と思ってしまうわけです。1984年版の轍を踏んでいるとしか思えない。もし本作の続編を作るとしたら、平成シリーズみたいな展開になるかもしれませんね……。改めて振り返ってみると、ギャレス・エドワーズ監督作品はちゃんと「怪獣映画」になっていたと思います。別に怪獣同士が戦うからというわけではなく。今の日本人が怪獣の登場する映画を作ったらこうなっちゃうんでしょうが、やはり「怪獣映画」としてはギャレス・エドワーズ版が一枚上手、という気がします。[映画館(邦画)] 7点(2016-12-07 09:49:18)(良:1票) 《改行有》

12.  ジャージの二人 《ネタバレ》 「スローライフ」といえば聞こえはいいが、要は現実逃避に田舎まで来ているわけですな。この手の映画では、「ゆるいふりをしてもっともらしいことをいう」ことがしばしばで、本作でもそういうところが見え隠れするわけですが、それをあからさまに出さないところがよい。それこそこの親子の口癖のように「なんかこう……悪くないんだよね」と言いたくなるようなところがあります。そう、いいんじゃなくて悪くないんですが、それが決してマイナスというわけではないことも、本作の魅力でしょうか。タイトルに「二人」といいながら、「一人」になってからいいことがあったりする。小説は完成するわ、「和小」の謎は解けるわ、妻は別居しようと言い出すわ。案外一人の方がいいんじゃないか? と思わせるところがユニークで、ありきたりを脱しています。なかなかの拾いもの。[CS・衛星(邦画)] 7点(2016-12-05 17:00:50)

13.  社長洋行記 《ネタバレ》 洋行というからヨーロッパにでも行くのかと思ったら、香港ですか。この時代ではこれが限界ですか。当時の香港の街並みを眺めるのにはいいでしょうが、香港に行くまでが長い。あいかわらず埒もないことを繰り返していて、笑えるところが少ない。興味深いのは、娘の中真千子の結婚相手が江原達怡だったこと。若大将シリーズも前年に始まったばかりで、この2人がカップルになるというのはこちらが先かも。というか、東宝が2人をカップルで売り出そうとしていたと想像できて、そこはちょと面白いです。[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-04-29 10:06:19)

14.  十戒(1956) 全般的に話に起伏がなく進行が単調。そのため特に前半は飽きてきます。モーゼとネフレテリの関係もメロドラマ風で、気宇壮大な本筋とは合っていないと思います。やはり見どころは特撮で、後半モーゼが奇跡を行うあたりから面白くなってきますが、話としてはやはり単調なので、それほど面白さは感じられません。聖書は何度か読もうとしてみましたが、いつも早々に挫折してしまいます。結局「お話として面白くない」のだということを、改めて実感します。[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-03-26 11:40:16)

15.  社長道中記 《ネタバレ》 このシリーズはコメディ(喜劇)だったと思うのですが、まったく笑えない。列車の場面はがちょっと面白いです。しかしそれもくすぐり程度で、それ以外は笑わせようとしてるみたいなのですが、ことごとくつまらない。本作は、浮気な社長と堅物社員との間の齟齬で笑わせようとしているようですが、そういう発想自体が古いのかもしれません。あと、サラリーマンものなのに仕事があまりにも適当で、浮気のおまけにしか感じられません。シリーズ終盤の『社長えんま帖』と『社長学ABC』の方が、まだ見られました。ちなみに、美人の按摩を頼んだら塩沢ときが来たのには驚きますが、実際に見るとたしかにお綺麗でした。美人の塩沢さんをもっと見たいかも。[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-03-17 19:32:18)

16.  新幹線大爆破 《ネタバレ》 この頃の日本映画は外国映画の後追い企画が多く、これもパニック映画の映画の影響があると思っていました。しかし実際に見てみると、災害ではなく犯罪を扱っているため、どちらかというとサスペンスの要素が強い。製作当時ヒットしなかったのは、見る側の期待したものとは違っていたことが原因かもしれません。キネマ旬報ベスト10にも選ばれているし、決して評価が低かったわけではないようです。 とはいえ、サスペンスとして出来がいいかというと、そうとも言えません。「無理やり話を引き延ばす」ご都合主義で不自然な展開が多く、これでは見ていてサスペンスが持続しません。犯人側のドラマも、ない方がかえってスッキリしたでしょう。終盤での警察や国鉄をめぐるゴタゴタも含め、松本清張が喜びそうな「社会批判」を強く出したため、かえって白けました。新幹線のシステムの裏を突くというのはよかったですが。そんなこともあってか、これは映画よりもテレビ向きなんじゃないかと思います。内容的にも、わざわざ映画館まで足を運んで金を払ってみるほどではなく、テレビ画面での鑑賞で十分でしょう。今回もテレビで見ての評価なので、劇場で見たらこんなデタラメな話を高く評価できるものではありません。[CS・衛星(邦画)] 7点(2016-03-06 17:30:03)《改行有》

17.  社長学ABC 《ネタバレ》 今回は食品会社が舞台。社長が大社長に就任し、小林桂樹の専務が新社長になると思いきや、大社長はお預け。しかたがないので会長として社長室に間借りして……というお話。しかしあまり面白くない。なんとなく全体から覇気のようなものが感じられません。飲み屋での場面もダラダラ。香港ロケはまあよかったと思います。終盤池内淳子が会長といい仲になりそうなのですが、これもあまり笑えませんでした。今回は藤岡琢也が社員で、小沢昭一は中国人役なのですが、この方がしっくり来ていいと思います。[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-02-11 20:34:24)

18.  社長えんま帖 《ネタバレ》 シリーズでは終わりから4作目ですが、このシリーズはだいたい2作で前後編になっているので、実質最後から2番目ということになるのでしょう。私はほとんど見ていないので比較はできませんが、他愛のないコメディでそこそこ楽しめました。「あ~面白かった」で終わってすぐ忘れてしまうような映画、まさにプログラム・ピクチャーの鑑のと言えましょう。そんな中でも「ヘンな外国人」を演じた藤岡琢也はちょっとうるさすぎ、小沢昭一と一緒にドタバタどころかバタバタしたところがあって、あまりよろしくありませんでした。女優陣は内藤洋子と沢井桂子がとてもかわいく、特に沢井桂子は出番が少なくてとても残念です。ちなみに関西弁がうまいと思ったら、この方大阪出身ということで合点がいきました。舞台の会社は「マルボウ化粧品」で、カネボウのもじりなんでしょうが今だとちょっとまずいかもしれません。デパートではマルボウの隣にカネボウのブースがあったりして、タイアップなんでしょうがなかなか洒落ています。[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-01-24 14:36:33)

19.  自転車泥棒 《ネタバレ》 高校生か大学生の時劇場まで見に行って「つまんない映画だな」と思った記憶があります。今回約30年ぶりに見返しての感想は「やっぱり面白くない映画だ」 私が生まれたのはちょうど高度成長時代が頂点にさしかかった頃で、物があふれている時代。ちかごろでは「断捨離」だの「ミニマリスト」だの、物を持たないことが一種のステイタスになっているようですが、モノがいっぱいあることには変わりありません。そんな時代に、自転車一台盗まれて生活に困り、明日をも知れない人間の気持ちがわかるか? わかるわけないです。私もどちらかというと貧乏人ですが、そこまで切羽詰まってはいません。戦争後のイタリアよりは、今の日本の方が求人も多いでしょう。それにこの父親、必死なんでしょうがやってることがメチャクチャ。教会で騒ぎを起こしたりして、そこまでやる必要があるのかと思えてくるし、勝手すぎて同情する気にもなりません。最後には他人の自転車を盗もうとするわけで、結局「そういう人」だったのかと、そういう意味では納得できますが。 結局は、関係のない高みから、まったくの人ごととして、(無意識の優越感を伴って)「ああかわいそうだね~」と同情している人が多いのではないかと思ってしまいます。 街のあちこちにまだ空き地があって、戦争後間もないことを感じさせます。その一方で電車は走っているし車や自転車も少なくはないし、復興しつつある状態も感じさせます。そういった時代の空気はよく感じられました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-12-30 20:38:48)《改行有》

20.  新・猿の惑星 《ネタバレ》 前半はこれまでとうって変わって、ユーモラスな場面が多く見られました。特にジーラが「知能テスト」を受けるシーンは爆笑。人間の衣服に身を包んでポーズを取る2人(2頭?)もなかなか楽しい。しかし後半、ハスレインがなぜあれほど猿を排斥しようとするのか、そのあたりがどうも曖昧で話が強引に思えます。コーネリアスの話が本当なら(その保証はないわけですが)、彼らとその子供が死んでも、いずれ人間は猿に取って代わられるわけですから。この大元のところが納得できないため、不満が残ります。しかし前半がかなり面白かったので、点数は少しおまけしておきます。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-12-23 20:45:08)

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