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プロフィール
コメント数 825
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 前情報を出来るだけ仕入れずに観ることを心掛けています。評価の基準は、その時々によって変わります。辛めだったり甘めだったりと。なので広い心で受け止めてやってください。

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1.  ジョーカー 《ネタバレ》 実はバットマンと義兄弟かと思わせたとこが憎い! 治安が悪化している状況下で、なんの検査もなく銃をテレビ局に持ち込めるんかよ!(笑) 最後まで飽きさせることなく引っ張り続けた演出には感服した。 あの小さい道化師が後にペンギンにでもなるのかな?いや名前違うからそれはないか! てか結局なに?彼の妄想の話だったってオチなのか?そこが分からなかった。 音楽が終始不気味で、良い感じに映画の雰囲気作りに貢献していたと思う。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2020-02-02 17:35:54)(笑:1票) 《改行有》

2.  SING/シング 《ネタバレ》 「ズートピア」が動物たちの形を借りて、人間社会の縮図を描いたのに対して、この「SING」は、動物たちが動物たちとして描かれている点に非常に好感が持てた。コアラのムーンはその体を活かして洗車。ヤマアラシのアッシュは興奮すると針が飛ぶ。ブタのロジータには子供が23人もいる。ゴリラのお父さんはビルの上をジャングルのごとく疾走。事務員のイグアナのあの義眼もイグアナらしく、そして物語のキーアイテムにもなっている。ゾウのミーナは劇中、鼻を活かした描写がある。ホタルイカたちに関してはもうアメージング!の一言。とにかく動物たちを起用し、それぞれにちゃんと役付けされていることに感動しました。 個々のキャラクターたちの個々の物語をちゃんと描ききれている点も素晴らしい。ただ、イカサマをしたネズミのマイクだけはちょっと微妙でした。お金を返すかあの車を手放すかしてほしかったな~。 賞金というエサでコンテストを開催し、その賞金目当てで参加してきた動物たち。しかし、劇場が崩壊し、賞金がないことを知っても、ショーが好き、歌が好き、舞台が好き、お金以上に大切なものを見出して一つのまとまっていく終盤は、この映画がただの子供向けアニメで終わっていないと確信しました。 続編の製作も決定したみたいなので、次は絶対に劇場で観ます。はい! PS:やっぱりオリジナルは良い!だって"歌"を聴く映画ですから。[DVD(字幕)] 8点(2017-08-08 06:42:51)(良:1票) 《改行有》

3.  シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 《ネタバレ》 【超・ネタバレあり!注意!】 いや~めっちゃ面白かった!もうサイコーでした。思ってた以上にストーリーも良くって、なんだよいいじゃんかよ、でした。予告でいやっちゅうほど見せられてきたキャプテンとアイアンマンが戦う理由も、単に意見が合わないとかコイツ気に入らないとか、そんな単純なことだけじゃなく、裏で巧妙に罠を仕掛けていた奴がいたのには正直一本取られた気分でした。ここで私事ですが、この罠を仕掛けていた人物を演じたのがドイツの俳優でダニエル・ブリュールっていう人。この人がとにかくトビー・マグワイアにどことなく似ていて、何度もあれ?あれれ?ん?トビーなのか?ってなっちゃいました。だって今作には新たなスパイダーマンが登場するんですもん。そりゃあね、トビーが出てたらビックリこきまくりでしょ。もう鑑賞中は気になって仕方なかったです。帰宅して調べて違ってたんで、ホッとしたのとちょっぴりガッカリの何とも言えない気分になりました。 話がトビーで脱線しましたが、冒頭で発言したようにとにかくめっちゃ面白かったです。新キャラで登場するブッラクパンサーやスパイダーマンも人物描写に手抜きがなく、必要最小限の情報で上手くまとめてました。まあスパイダーマンはある程度知ってるテイですが。それに新シリーズも始まるのでそっちでどうぞ的な感じでした。エンドロール終わり後に告知があります。 そして一番の目玉であるアベンジャーズ同士のバトルですが、これがもう言うことなし!チームバランスもいいし、誰と誰がどんな戦い方をするのかもアイデア満載で飽きることがない!とくにアントマンがいい活躍っぷりなんですよ。小さくなったり大きくなったりをうまいこと利用して戦ってるんです。小さくした車を相手に投げて元の大きなサイズに戻したり、アイアンマンスーツの中に潜り込んだり、そして極めつけはな、なんと!巨大化ですよ!戦隊ものかよ!って思わずツッコんじゃいましたw この巨大化が予想外過ぎて、あたしゃニンマリが止まりませんでしたね。スパイダーマンが「帝国の逆襲」をオマージュした戦いを見せてくれたのも、さらにニンマリでした。この辺のコミカルさが、後に発覚するキャプテンとアイアンマンの因果な確執に対して、いい感じで清涼剤的な役割を果たしてくれて、明と暗のバランス良い仕上がりになってます。 でそのキャプテンとアイアンマンの確執ですよ、いっちゃんうわっ!ってなったのは。まさかね、ウインターソルジャーがトニーのお父さんとお母さんを殺害してたなんてね。ビックリです。これが裏で巧妙に仕掛けられた罠への隠し玉だったんですよ。ソコヴィアでのアベンジャーズVSウルトロンとの戦いで家族を失った普通の人間が、どうやって復讐をするのか。超人的パワーも待たない人間が。その答えがこれ、仲間割れ。同等の能力を持つ者同士を戦わせ破滅させる。トニーが家族との最後の別れのシーンを演説した件がここにきてうまい伏線となって効果を表すんですよ。もう感情は沸点に!聞く耳持たない状態に。アイアンマンの暴走がとにかく痛い、哀しい、切ない。アイアンマン、トニー・スタークも心のどこかでは分かってると思うんです。洗脳されてて仕方なかったってことは。ただその仕方なかったを素直に受け止めきれないんでしょうね。気まずいまま両親と永遠に会えなくなってしまったそのモヤモヤが、もしかしたら邪魔してるのかも。人間の弱さってやつですかね。 キャプテン・アメリカの冠が付いた作品ですが、これはもう立派な裏アイアンマン4です。はい。トニーが別れ際にキャプテンに言った「その盾は父が作ったものだ!お前に持つ資格はない!」もうね、この台詞が精一杯の抵抗で、ほんと、ここまでさらけ出した姿にたまらなく哀愁を感じちゃいました。 今回のこの作品で、アベンジャーズシリーズが提示したいテーマが分かった気がしました。正義ってなんだろう?ですね多分。人それぞれが持ってる正義がある。どの正義が正しいかなんて正直分からない。人の正義に従うのか。自分の正義を貫くのか。正義に対する責任はどうするのか。いろんな形の正義を問題提起として投げ掛け、観客に委ねてるんでしょう。わたしは優柔不断なので決めかねませんw さてさてアベンジャーズシリーズ、まだまだ新キャラ新シリーズ待ってるようですが、漫画漫画な面白部分と、深く暗く悩める人間ドラマ、その両方をうまいこと融合させていってほしいです。この「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のように。 最後に、もし前作「ウインターソルジャー」の内容を忘れてるようでしたら、見返すことをオススメします。なぜなら、誰だっけこの人?みたいな人物が何人か登場しますので。観ておいたほうが絶対いいです。あと出来れば「アントマン」も、ね。[映画館(字幕)] 8点(2016-04-29 15:38:52)(良:1票) 《改行有》

4.  幸福の黄色いハンカチ 《ネタバレ》 この映画、健さんが主演のように見えて実は、武田鉄矢が主演だと思った。本気の恋愛に臆病で、見栄や虚栄といった鎧で身を固め、極力傷つかないような遊び半分な恋をする。そんな男が旅で知り合った、不器用で無骨だけど愛に対して実直な男との交流を通して、最終的には本気で人を愛するようになる。武田鉄矢が演じた花田欽也の、まさに成長物語ですね。約30年振りに再視聴しましたが、当時とは比べものにならないくらい胸にグッときました。昔見た映画を、年をとってから改めて見直してみるのもなかなかいいものです。刑務所を出所してラーメン屋でビールを飲むシーン。もうねぇ、たまらんですよ。全身全霊で一杯のビールをすすっているその姿。このシーンだけでアカデミーもんです。あとね、ラストで黄色いハンカチが、さり気なく武田鉄矢の後方に見えるシーン。もうね、神がかってます。素晴らしすぎます。正直言って宣伝用のポスターでネタバレバレで、どうせハンカチあるんだから、ってそんな冷めた気持ちをあざ笑うかのようなこの演出。分かっていたのに、あんな風に見せられたらそりゃぁ感動せざる得ないですよ。と、そこまで感動しておいて水を差すようで申し訳ないが、一点だけ心に引っ掛かったことが。健さんが殺害してしまった男性に対する、明白な答えの提示がなされなかったこと。まぁそれをやってしまうとテーマの本筋からそれてしまう恐れがあるのは分かるが、渥美清との会話の中でもいいから、被害者への罪の意識を表現して欲しかったかな。くどくならない程度に。まぁそれでも結局はいい映画であることに変わりはない。出演者全員も文句なく素晴らしい!ほんと、見直して良かったです。[DVD(邦画)] 8点(2013-07-07 08:05:17)

5.  少年の君 《ネタバレ》 知人がめちゃくちゃ好きな映画だと言っていたので鑑賞してみた。まず見終わって真っ先に思ったのは、前科者でも教員になれるのか?でした。ごめんなさい。私あまり頭が良くないのでまずそこが気になってしまって...(^_^;) で調べてみたら未成年者は前科がつかないとのことだった。なるほどね。 スッキリしたところででは本題へ。かなり評価の高い映画だったので期待して観ましたが、たしかに悪くはないし良い映画だとは思う。でもどうしても気になってしまうことがまたあって良い映画とかの前に白黒つけたくなってしまいました。それはイジメの主犯者が階段から落ちて死んだのは事故であって殺人ではないはず、てやつ。だからなんであの時警察や救急に通報しなかったのかが気になって仕方がないの。よく他の作品でももみ合いの結果突き飛ばしたら頭打って死んでしまったとかあるけれど、どう見ても事故なのにどうして隠そうとするのかがわからない。そこでこれについても調べてみたら不注意で人を死なせてしまった場合は過失致死罪となり「50万円以下の罰金」に処せられるとのこと。つまり罰金で済んで前科もつかず刑務所も行かないでいいんです。一応日本の場合だが恐らく中国も似たようなものだと思う。確かに気が動転してとか、大事な時だから大げさにしたくないとか、まあ隠したくなる理由はあるかもしれない。あるかもしれないけれど、それでもやっぱり自分には理解が追いつかない。 全くもって映画の内容にふれないコメントになってしまいましたが、先にも述べたように良い映画だとは思います。はい。演出や見せ方も工夫されてるし、何よりも役者さんの演技力が半端ないです。丸刈りにまでしちゃうんですから。ただ主演のチョウ・ドンユイさんが元モーニング娘。の工藤遥さんにソックリ過ぎて、そのことも鑑賞中ずっと気にはなってしまってました。(^_^;) 最後に心に残った台詞を。大人になるための勉強はしたことがない。たしかに...。[インターネット(字幕)] 7点(2024-05-12 16:10:25)《改行有》

6.  シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 碇ゲンドウは現代人の闇そのものだった。観ていて胸の奥がチクチクと痛んだ。やるせなくて切なくて、そうだ、自分もゲンドウなんだって。他人と距離を置き、他人と関わらず、自分だけの世界にいることの楽さ。でも人は人を求めてしまう。愛してしまう。愛は強くその反面、狂気となる。わかっていてもどうにもならない、どうにもできない。 エヴァンゲリオンには人の全てがあった。 こんな奥深い作品をこの世界に産み落としてくれて、ありがとう。 ソーシャルディスタンスのせいで、人と仲良くなるおまじない、ができないことが悔しいです。 時間を置いてもう一度、観に行く...。[映画館(邦画)] 7点(2021-03-08 14:10:38)《改行有》

7.  しあわせの隠れ場所 《ネタバレ》 とっても不思議。何がって、これだけいい人ばかり出てくるのにちっとも嫌味に見えてこない。ほんと不思議。たしかにサンドラ・ブロックは博愛主義のいい人かもしれない。でも相手が誰だろうと言いたいことをハッキリと言うあの真っ直ぐさこそが彼女の信念であり、だからこそその信念が生み出す正義感はしびれるほど格好良い。旦那さんも、辛い過去をほじくり返すよりも有意義な未来を作っていこう、みたいなこと言うし、娘もSJもみんな格好良い。こういった格好良い人物たちばかりのせいで嫌味に見えるどころか逆に、清々しくって気持ち良い。 サンドラ・ブロックを良い女優だなあ~って思えた、記念すべき作品となりました。何の情報もなく観たので最後にこれが実話と知って、感動が倍増しちゃいました。ラッキー。[インターネット(字幕)] 7点(2019-05-16 22:17:23)《改行有》

8.  シュガー・ラッシュ:オンライン どんなに親友でも、追いかてける夢は違ったりもする。それを理解し合えてこそ、真の親友となる。このシリーズのテーマである「友情」をさらにステップアップさせ、見事に昇華させている。お見事としか言いようがない。描き出したらキリがないインターネット世界の描写も、ほどよくコンパクトにまとめていてこちらもまたお見事!二人の主役の性格も実に上手く物語を構築していて、ほんと、お見事のオンパレードです。 予告編で何度となく見せられたディズニープリンセスたちの登場。ウケやネタ的なものかと思っていたら、ヴァネロペが自分と向き合うキーパーソンとなっているから脱帽です。加えて新たに登場するキャラたちですが、過剰な性格付けをせず、それでいてしっかりとキャラ立ちしていて尚且つ、物語の進行に必要な要となっているから素晴らしい。1回登場で終わりじゃなく再登場に意味を持たせている。 もしも3作目を制作するとして、ゲームの世界、インターネットの世界、さて、次はどんな世界を見せてくれるんでしょう・・・。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2019-04-26 06:09:29)《改行有》

9.  ジャスティス・リーグ(2017) 《ネタバレ》 「アベンジャーズ」が、練りこまれた人間ドラマを主軸に展開していくのに対して、こちらの「ジャスティス・リーグ」は、どちらかといえば、ヒーローの活躍を描くことに趣をおいているよう感じた。泥臭かった「マンオブスティール」や「バットマンVSスーパーマン」とは違い、アメコミらしい明るく楽しいものとなった。地球征服に来た悪い奴を単純明快にただ倒すだけの映画。漫画らしく、これはこれでアリかな。 個人的に期待していた、バットマンの秘密兵器と超人の能力の連携技みたいのがなかったのが、唯一残念でした。 ただアクアマンの活躍、見せ場が、ちょ~っと物足りなかった。フラッシュはその速さを生かして人助け。サイボーグは機械操作や箱の解体。ワンダーウーマンは美とパワーで唸らせる。バットマンは裏方に徹してサポート役。で、アクアマン。特になし!(笑) やっぱり水がないと本領発揮できないんですかね? 悪役連中もチームを結成するみたいですが、超人揃いのこのチームにどう挑むんでしょうか。頭脳戦ですかね?第2弾も今から楽しみです。[映画館(字幕)] 7点(2017-11-26 19:56:43)(良:1票) 《改行有》

10.  ジュラシック・ワールド 《ネタバレ》 コンビニで雑誌を斜め読みするように映画を観るならDVDで十分。だけど映画の世界にどっぷりと浸かりたいならやっぱり映画館で観るべき!この映画はまさにそう。これ、DVDで観てたら絶対に感じかた違ってたはず。なぜならお話自体、あっ!と驚くような仕掛けがあるわけでもなく、お決まりのコイツ死ぬな~きっと、はほぼ高確率でビンゴ!正義の味方と化したT-REX&ヴェロキラプトルに関してはもはやリアリティなんかクソくらえと言わんばかりの、何でもありなハリウッド万歳!だけどそんな非常識な感覚を常識へと麻痺させてくれるのが、映画館のでっかいスクリーンと大音響なんです。観るか観ないか迷ったけど、やっぱり映画館で観てよかったです。 クリス・プラットは今後の活躍が期待できそう。目で語れる俳優ですな。[映画館(字幕)] 7点(2015-09-12 18:26:38)(良:1票)

11.  シュガー・ラッシュ 《ネタバレ》 素晴らしい!ブラボー!主人公ラルフの性格描写が半端なくいい!特にキャンディ大王にヴァネロペのレース出場を諦めるように説得される件から、壊してしまったマシーンを復活させてヴァネロペに謝るまでの一連の流れは、もはや超一級の演出テクニックと、私個人は大絶賛いたします。たかがゲームの中の話なのに、妙に人間チックで共感が持てるんですよね。是非とも続編作って欲しいです。それにしてもよくまぁあんなレトロなゲームがいつまでも置いてあるのには、正直オドロキを通り越して感動ですよ。でもきっといつかは撤去されてしまうのかぁ~・・・ってそれが2作目のアイデアになったりして。[DVD(吹替)] 7点(2013-07-20 22:33:26)

12.  SING/シング:ネクストステージ 《ネタバレ》 前作は一つ一つの事柄をコツコツと作り上げていき、最後に大きなカタルシスで幕を閉じ、各キャラの見せ場や描き方も実に綿密に計算せれていたように見えたが、今作は新キャラ達の登場もあってか、物語同様やや駆け足感が否めなかった。特に新キャラの3人、ホッキョクオオカミの大物社長とその娘、それとライオンの隠居暮らしをしていたロック歌手は、なんていうかそこまで個性的でもないしごくごく普通なのがちょっと物足りなかったかな。社長の娘に関しては心変わりが唐突すぎますよ~。 ただラストで見せてくれる宇宙探険のステージはなかなか見応えがあり、ミュージカル映画としての醍醐味は十分楽しめました。 なんだかんだで終わってみれば結局、事務員のイグアナさんの見せ場が印象深く残っているという・・・(笑)[インターネット(字幕)] 6点(2022-11-30 22:39:27)(良:1票) 《改行有》

13.  ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 《ネタバレ》 前作の「炎の王国」を見終わった時に、もしかしたら知能が発達した恐竜たちによって人類が奴隷にされ地球が「猿の惑星」よろしく、「恐竜の惑星」にでもなっちゃったりなんかして。と、めっちゃトンデモなことを思い巡らせていたけど、今回のサブタイトルが「新たなる支配者」なんて明記されてるもんだから、まさか!? そんなバナナ!? と、そんなトンデモなことになっちゃうのか!てな期待も持ちつつ鑑賞しました。 んで途中から巨大イナゴの大群が現れて、もしかして恐竜じゃなくて巨大昆虫によって人類滅んじゃうていうまさかの展開ですか!? て思考になって、考えてみれば昆虫ってそれこそ遥か太古から地球上に存在していたし、よく地球上で大きな大災害が起きたとしても最終的に生き残るのは昆虫みたいな話も耳にしたことあったから、それも有るのか!てなってしまった。 まあでもそうはならなかったし、恐竜に支配されることもなかった。恐竜に支配って、ぶっ飛んだSF設定過ぎますもんね。 恐竜に支配されるのか!? ていうのとは別に今回鑑賞する上で楽しみにしていたのは、世界中に散らばった恐竜たちと人間による戦いを期待していたんだけれども、よくよく考えてみれば近代兵器に所詮はデカイだけの爬虫類が敵うわけもなく、映画が始まって早々にある程度の恐竜は捕獲されてしまった。捕獲されてない恐竜たちは未だに世界中で自由に生きている。んで疑問なのは、海と空にいる恐竜たち。普通に危ないよね、襲って来るよね。あれらに対する対処がちょ~~~っと曖昧すぎたかな。だって都会のビルの上とかに巣を作ちゃってるんだよ。あのまま放置してたら人間を餌にされかねないよ。もうちょっとあの辺についてのフォローをしてほしかった。 話の大まかな内容としては私利私欲に走った人間によってまたまたひっちゃかめっちゃかになっちゃうっていう、今までと大して変わらないものだった。まあそれしか話を作りようがないんだろうね。だからこれといって斬新な展開等は特になかったかな。 ただただ動き回る恐竜の姿を大きなスクリーンで観て楽しむ!ほんと、それだけの映画です。エンタメとしてそれで十分でもあるけど、やっぱりもうちょっと創意工夫はあっても良かったと思うな。 そんな中でも市内を恐竜とカーチェイスするシーンは斬新で面白かった。たぶん映画史上初なんじゃないか、恐竜とのカーチェイスなんて。マジであそこのシーンは最高でした。 新しい学説に基づいた毛のある恐竜が登場したのは良かった。それと爪の長いあの恐竜もなかなか味があって良かった。そして「ジュラシック・シリーズ」といえばやっぱりT-REX!ロゴマークにもなっている看板恐竜くん。最後の最後に宿敵に勝っちゃうなんて、なかなか憎い演出でした。やっぱ恐竜の主役はT-REXだぜ! 「ジュラシック・シリーズ」の新旧キャストが勢ぞろいするのは本当に感慨深かったです。特にサム・ニールとローラ・ダーンはやっぱりそこにいるだけで絵になる。作品が引き締まる。クリス・プラットだって今や売れっ子で華はあるんだけど、なんていうか風格はやっぱりまだまだ彼らには敵わないかな。でもやっぱりなんだかんだ新旧全員が揃った時は、このシリーズのファンとしてはめっちゃ嬉しかったです。はい! 「ジュラシック・シリーズ」これで終わりかと思うとやっぱり寂しくはなります。本当に今までありがとう。感謝の意を込めて点数はオマケしちゃいました。[映画館(字幕)] 6点(2022-07-29 17:58:44)《改行有》

14.  地獄の花園 《ネタバレ》 なにこれ!めっちゃ面白いんですけどー!理屈抜きでこういう世界観を楽しんだもん勝ちやね。日常茶飯事で喧嘩はしていても、OLの業務はしっかりこなしているところとか好きだな~。蘭が空き缶を握りつぶした後のやりとりとかもいいんだよな~。てか、日本最初のOLの修行の一環がOLの業務っていうのもよかった。よくよく考えてみると大量の業務を的確に素早くこなしていくわけだから、たしかに喧嘩も強くなりそうだわ。あ!そういえば「ベストキッド」でも似たようなシーンあったな!そうなると全国で日々黙々とOL業務をこなしている彼女らを、決して怒らせてはいけないのかも・・・(^_^;) ただ個人的にはOL役は全員女優さんでやってほしかったかな。まぁわからなくもないんだけど、やっぱりさ「OLの世界観」をトコトン貫き通してはほしかったんだよね。女性だけの世界を。それだけ。[インターネット(邦画)] 6点(2022-06-22 22:12:51)(良:1票) 《改行有》

15.  シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 「シン・ゴジラ」にはリアリティがあった。そこで未確認の巨大生物が暴れ、人々の悲鳴や破壊された悲惨さがあった。でもこの「シン・ウルトラマン」からはそれらが伝わってこなかった。都心から離れた簡素な場所ならいざしれず、高層ビルが立ち並ぶ都会のど真ん中で、あれだけの巨体同士、ウルトラマンとザラブが格闘したにも関わらず、なんか大したことなかったみたくなってた。破壊されたビルの中には人々だっていたはずなんだよな~。それとやはりどうしても怪獣(あえてこの表記で)やウルトラマンのCGがテカテカ綺麗すぎて、そこに存在している、実在しているっていう実感が湧きづらかったし、バトルにしてもなんかゲームみたいで感情移入しづらかった。感情移入しづらかったのはこの作品全体にも言えます。とにかくやたらと理屈をこね回して謳い文句の「空想と浪漫」の「浪漫」は何処へやらです。今時らしさや庵野流とはいえ、もうちょっとハラハラドキドキするような、童心に返れるような「浪漫」があってもいいんじゃないかな。これじゃあ「哲学と崇高さ」だよ。 そもそも「ウルトラマン」はその世界観があまりにも馴染みすぎてしまってるせいで、「初代ウルトラマン」をそのままベースにしてそれをアレンジをするっていうのは無理があったような気もする。ネロンガやザラブやメイフィラスなどを登場させてもそこまでオリジナルからかけ離れたわけでもなかったし、どうせなら「初代ウルトラマン」とは完全に切り離して作ったほうが良かったのかも。デザインや名前等を含めて。そのほうが「庵野流ウルトラマン」として好き勝手やっても、すんなりと受け止められたかもしれない。もちろんみんなが勝手知ったる「ウルトラマン」を料理することが大前提だったのかもしれない。それこそが「シン」たるゆえんなのかもしれない。でもね、さっきも言ったように馴染みすぎちゃってるんですよ、ウルトラマンが。どうしてもなんか違うてなってしまうんです。世代じゃない人や一度も見たことない人には新鮮に観られかもしれないけど、幼少期にドップリと「ウルトラマン」が染みついてしまった私には、モヤモヤが残る結果となってしまいました。もっと単純明快に楽しみたかったな~。 あ!それと人間体の時のウルトラマン、つまり神永はどういった能力、力があるのだろうか。ザラブに捕まって拘束されてたけど、あれを外すことは出来なかったみたいだし、元々の神永の身体能力だけなのかな?その辺も軽くでいいから説明があればと思えた。だって救出に来た浅見がいとも簡単に解除してたから。なにか特殊な装置かと思ってたから外した時はへ!?てなっちゃった。ザラブは人類よりも高度な文明お持ちじゃなかったのかって。ネットや解説本などで知るよりちゃんと劇中内で完結して欲しいんですよね。取り立てて騒ぐことでもないのかもしれないけれど、リアリティにこだわった作風だからこそ気になちゃって。 辛口ばかりでなく、良かったところもいくつか挙げてみたいと思います。 「ウルトラQ」へのオマージュがあったのには感動しちゃった。オープニングでおお!てなり、ゴメス!マンモスフラワー!ペギラ!で、おおおお!!てなった。あれはズルいよ~ 長澤まさみさんの巨大化はそうきたかー!てなった。あれは予想できなかったし、まさかの所からパンチが飛んできた感じでやられちゃいましたね。 限られた上映時間の中でウルトラマンの登場から退場までを描ききったのはお見事でした。 さんざん文句を言ってきたけれど、時間が経って改めて見直してみたらまた違った感想を抱くかも。でもやっぱり初見での感想も大事にしたいので、この文章は改善しないつもりです。[映画館(邦画)] 6点(2022-05-13 15:04:12)《改行有》

16.  シャザム! 《ネタバレ》 シャザムに選ばれた彼の時はど~して純粋な心かどうか試さなかったんだろう~・・・? それって単にあの七つの大罪の目がなくなってたから? それに悪役の彼、父親や兄や会社の人達を殺したあと、いったい何をしたかったのかが分からない。世界征服?でもそんな風に見えなかったし、そもそもあの研究施設への出費はどうやって工面してたんだ?それに一番笑えるのが、家まで押しかけて義理の兄弟たちを人質にとっておきながら、彼らを解放したければ私に従えって言って、人質そっちのけであの魔術師のいた場所へと向かっちゃうところ。あれにはズッコケました(笑)わざとなんですかね? それに主人公が実の母親と再会できたってああなるな~ってもう分かりきってたしね。どうせなら逆にウエルカムにして、それでも育ててくれた親を大事にしたいって選択の方が格好良いと思うんだけど。 まぁ色々とダメ出しはしたけれども、そんなにつまらないわけでもないし、気楽に観るには十分楽しめました。それに今後のジャスティスリーグとの関わりも気になるし。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-09-02 19:03:34)《改行有》

17.  ジョン・ウィック:チャプター2 《ネタバレ》 700万ドルの賞金を掛けられ、N.Y.中の暗殺者たちに狙われることとなったジョン・ウィック。絶体絶命かと思われたが、命を狙う暗殺者たち誰も彼もがみんなバカすぎて、お話になりません。だってさ、暗殺方法なんていくらでもあるはずなのに、どうして小型銃でばっか襲撃してくんだろうか。スナイパーもなければ時限爆弾もないし毒殺狙いもない。暗殺者が暗殺者を狙う時って、なにかルールでもあるんですかね。1作目にあったのかな?ん~分からん。あと、ジョン・ウィックが美術館に乗り込んできて戦闘が始まったけど、手下どもがどいつもこいつもこれまたバカで、猪突猛進の一本調子。待ち伏せや不意打ち、催涙弾みたいのや煙幕、カモフラージュに仕掛け等、なんで頭を使わないのか。ジョン・ウィックが単に優れてるだけじゃなく、戦う相手がみなバカすぎるだけじゃん。唯一の強敵は、あのハゲの黒人さんだけ。まあ、てなことを言ってはみたものの、単純明快で逆にアホらしくスカッ!とするから、結局はおもしれえってことになる。いやいや恐れ入りました。なんなんですかね、中毒に似たこの感覚は?ほんと、ジョン・ウィック、恐るべし!あと、chapter3にはぜひ、ヒューゴ・ウィーヴィングを!w[DVD(字幕)] 6点(2018-01-22 19:39:59)(笑:1票)

18.  ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 《ネタバレ》 ド派手なアクションもなく地味な印象が強い。よくぞここまで硬派に作ったものだと逆に感心した。人を選ぶ映画ですね。ジャックと娘かも知れない女の子とのやり取りは、非常に良かった。ジャックの別の側面を見せることで、キャラに深みが増した。演出も憎らしいくらい粋でした。スキのないはずのジャックのポケットに携帯を忍ばせたとこは秀逸。それだけ彼が油断してた、つまり愛情を持ってしまったってことでしょう。あと敵役もいい。利益や命令とかそんなの結局関係なくなる。ただただ単純にジャックを倒したい。もう本能です。闘争本能。争いや暴力でしか生きていけない、゚悲しい退役軍人。なかなか野太くて無骨な、近年には珍しい映画でした。[DVD(字幕)] 6点(2017-05-05 19:35:50)

19.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 この映画そのものは良い映画だと思います。監督のこだわりも十分伝わりました。そしてゴジラに関しては、ケチのつけようがないほど最高の仕上がりでした。 その上で言わせてください。好みではないんです。どんなに名曲と言われる音楽でも、好みでないものは誰かにとっての名曲でしかないんです。この「シン・ゴジラ」も多くの方々にとっては名作なんでしょう。それは良いことだし、私だってできればそこに入りたかった。この映画を自分にとっての名作にしたかった。でも好みではなかったんです。悔しくて仕方がありません。めちゃくちゃ楽しめた人たちが羨ましいです。 では何が好みでないのか。それは喜怒哀楽。怒ったり笑ったり泣いたり。現場にも会議室にも怒号や悲鳴はなく、血や汗もない。ゴジラも人間もあまり感情的でない。めっちゃとんでもないほどの破壊活動をしてもなんかクールで冷静。まるでゴジラも人間もどっちも優等生みたい。優等生なのは別にいいけど、もうちょっと感情の起伏があったっていいじゃないですか。そこが結局好みの問題なんですね。 でもね、この映画は本当にすごい映画だし間違いなく歴史に名を残すと思いますよ。ただ・・・ただただ、好みではなかったな~・・・(^_^;) 私は『怪獣王ゴジラ』が好きなんだと、改めて知る結果と相成りましたとさ。ちゃんちゃん。[映画館(邦画)] 6点(2016-07-29 21:50:47)(良:1票) 《改行有》

20.  進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド 1作、2作と連続鑑賞しました。1作目よりはドラマ部分にそれなりの波があって、多少なりとも見るべき点はあった。ただ1作目であれだけわんさかいたはずの巨人たちがほとんど出てこないのには頭を傾げてしまいました。どこいったんだよアイツらは!謎の部分に関しての回答はまあこんなものかなと。ただどうして巨人化なのか?そこが曖昧すぎ。その辺も後々解明されてくんですかね?噂によるとまだまだ続きを制作するとか。どうなんでしょう?もし作られたら今度は劇場で観てみるかな。〇〇ランナーかよ!てツッコまないで済むことを願ってますw ps:脇役の人たち。生き残りそうな人と死ぬんじゃないかな人。まんまなのはどうにかならんですかね。 いーじょー![DVD(邦画)] 6点(2016-04-10 21:45:26)《改行有》

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