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1.  シェイプ・オブ・ウォーター ギレルモ・デル・トロ監督作品。第90回アカデミー作品賞受賞作品。 デルトロの大好きなモンスターと口の利けない女性との恋を描いたダークファンタジーの傑作。 本作についてデルトロはこのようにインタビューで述べている。Shape of water is shape of love. つまり本作のタイトルであるシェイプ・オブ・ウォーター(水の形)とは愛の形であるということだ。水という物質は様々な形状に柔軟に変化でき、至るところに存在する。それは愛にも当てはまる。デルトロは愛も地域や民族、宗教、言語、性別など様々な壁を越えて存在する普遍的なものではないかという可能性を本作を通じて、我々に提示したのではないだろうか。そのメッセージを”水”を象徴物として用いて素敵なおとぎ話に内包させ、愛が枯渇した現代社会に届けたのだ。その手腕は実にあっぱれだ。現代社会へのメッセージ性も強く込められているため、アカデミー賞を獲ったのも納得である。 その表現方法も秀逸であった。時代は1962年冷戦下のアメリカ。アメリカとソ連が対立し世界中を巻き込んだ混沌の時代である。そして浮き彫りになるマイノリティーと権力者の対立構造。声の出ないイライザや政府の研究の捕らえられた半魚人をはじめするマイノリティーと対照的に高級車を乗りこなす当時の理想の姿であった役人ストリックランド。時代背景と、とりわけこの対立構造が作品の根幹をなしている。話の中心はイライザと半魚人の恋だが、外見が違うからこそ半魚人の心に潜む愛情がより強調されるのだ。 俳優陣の演技や映像、音楽も抜群である。特にアレクサンドル・デスプラの音楽は幻想的な本作の質を高めていると感じた。度々出てくるエロ・グロシーンは賛否両論あると思うが、自分的にはあまり気にならなかった。 愛の可能性や多様性をデルトロ流の世界観に乗せて届けた一作。今まさにトランプ政権下のアメリカから圧力を受けているメキシコの生まれであるデルトロ自身もある種マイノリティーの1人であるというのはでき過ぎだろうか。[映画館(字幕)] 10点(2019-09-17 02:01:27)(良:2票) 《改行有》

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